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2011年5月21日 (土)

「おひさま」 第6週 「思い込み」 が時代を引っ張っていた

 1週遅れですが女学校卒業前後を描いた先週の 「おひさま」 について。

 いや、さんざん泣かされました。 1週間分まとめて見るので、1週間分泣かされた(笑)。 つまり毎日のように泣かせる場面があるんですよ、困ったもんだ。 「ゲゲゲ」 でも1週間に1ぺんだった気がする(笑)。 見たあとはしばらく放心状態。 目が腫れぼったくて参った。

 教師になるため師範学校の受験を受け、帰ってきた陽子(井上真央チャン)を待っていたのは、育子(満島ひかりチャン)が本当は東京女子大の受験に落ちていた、ということ。 怒る陽子でしたが、これは受験に臨む陽子の気持ちをくじけさせないための真知子(マイコサン)との申し合わせだったのです。

 育子は陽子に告白するまで自分の悔し涙を封印し続けていました。
 育子は陽子が試験を無事に頑張れたことを確認します。

 「じゃあもういい?」

 うなずく陽子。

 「…あたし落ちた…! …落ちちゃった…!」

 それまで気丈にしていた育子でしたが、陽子にすがりついて泣き崩れてしまいます。 ダメだ、また泣けてきた…。

 でももし陽子が合格しても、私に気兼ねして喜ばないなんてダメだとくぎを刺す育子。

 「絶対よ。 絶対だからね。 『バンザーイ!』 ってね!」

 女学校に試験の合否通知が授業中やってきます。
 陽子は見事合格。
 その瞬間クラスはプリントの紙が舞い上がり、蜂の巣をつついたような騒ぎに。
 ここ、朝ドラの歴史に残る名シーンのような気がしました。
 そして陽子は育子との約束通り、全身で喜びを表現するのです。 まるで育子に贈るエールのように。 育子が嫌悪している 「つつましやかな女性」 という常識とまるで対決するかのように。

 「バンザーイ!」。

 クラスメイト全員も、オクトパス(近藤芳生サン)も、一緒に 「バンザーイ!」 です。

 そして茂樹(永山絢人サン)が予科練の二次試験のために旅立つ日。

 そこで受かればそのまま行ったきりになってしまうので、下手をするとこれが今生の別れになってしまう可能性がある。
 それが分かっているために、陽子も良一(寺脇康文サン)も悲しみを内に秘めながら、兵隊を出すことの名誉と涙はゲンが悪いとの思いもあるからか、努めて明るく見送ろうとします。 茂樹も家族を心配させないために、笑顔の自分を覚えておいてもらおうとするからか、ずっと過剰な笑顔のまま、旅立つのです。
 けれども感情を抑えきれず、陽子は雪交じりのぬかるみの中、一度別れた兄を追いかけてくる。

 「茂にいちゃーん! 茂にいちゃーん!」

 泣き顔のまま思いきり手を振る陽子。 敬礼をして、また満面の笑みで去っていく茂樹。
 ここも泣けた~。
 でもここで、その茂樹がその笑顔を忘れてしまうことになる、という若尾文子サンのナレーションが。 戦争の影が忍び寄ります。

 そして陽子の卒業式の日。

 式のあいだじゅう陽子が泣きっぱなしだったのをからかいながら、育子も真知子も 「白紙同盟」 の場所となった便所では本当に泣いてしまう。

 「私、一生忘れないわ。 3人で一緒だった時のこと。 絶対忘れない。 一生の宝物だわ」
 「私も忘れない。 ずぅーっと友達でいようね! ずっとだよ。 おばあちゃんになってもずっと!」
 「ええ、ずっとよ!」

 オクトパスから、「女性たちよ、よき人生を!」 という言葉を贈られる3人。 「女のくせに」 と言い続けたオクトパスでしたが、最後にいいとこ見せてくれました。 ずっこけてましたけど(笑)。

 育子は卒業を機に家出をし、東京へと旅立つ決意を陽子と真知子に語ります。
 「家を出る」 ということが当時、いかに大変なことだったか。
 しかも地方でしょ。
 東京行きの日。
 何度も後ろを振り返りながらその断ち切りがたい思いを振り切る育子。 育子の小さな弟と妹がもうかわいかったんで、ひょっとすると東京行きをあきらめるか?なんて思ったんですが。
 だからこそ育子の苦渋の選択が、こちらにもストレートに伝わってくるんですよ。
 駆けていくその足を止めて振り返った育子。
 アメ屋のある通い慣れた横町のむこうに向かって、叫びます。

 「陽子ーー! 真知子ーー! 行ってくるよーーー!

 …女性たちよ、
 よき人生を!!!」

 あ~もう、満島チャンには泣かされっぱなしだ。

 同じころ真知子は育子のその進取の気風に後押しされて、親が決めた結婚に必死に抵抗する(ちょっとクロスオーバーしまくりの場面だったので順序がワヤになっております)。
 真知子は陽子の家にやってきて陽子と共に便所に立てこもります。
 父親(平泉成サン)が戸をガンガン叩く中でふたりは、今頃汽車に乗っているであろう育子のことを思い出し、互いに自らの自由のためにエールを送る。

 「がんばれ、育子!」

 「育子さん、頑張って!」

 そのときに 「春樹兄さんもたぶんあなたが好き」 と真知子に伝える陽子。
 真知子は自分の初恋が叶った喜びに胸を熱くするのですが、彼女の抵抗はここで、無理やり収束を余儀なくされてしまう。 彼女は春樹の愛がほしかったのではない。 親に何でもかんでも自分の生き方を拘束されるということに、異議を表明したかっただけだったのです。
 もともと便所に立てこもり、なんてまったく先が見えている抵抗。
 現代じゃとても考えられないあっさりとした結末なのですが、この時代においてはこれがぎりぎりの妥協点だったのでしょう。
 だからこそこのシーンは、人の胸を打つのです。

 この一連の出来事のなかでまず浮き彫りにされるのは、この3人の友情がかなり強固なものであるということ。
 見返りを一切求めない、という意志を3人が積極的に行使することによって、逆風に遭うたびそのきずなを固くしていく性質のものである、ということ。

 この3人、深刻なケンカというものをしたことがありません。

 それは3人が、互いに相手の欠点を受け入れていることが大きいと思われます。
 だから相手の悲しみを自分の悲しみとして受け止めることができる。
 そんな度量が備わっているのです。

 翻って現代では、たとえ友人同士の間柄でも、ひとりひとりが互いの醒めた(そして時には辛辣な)批評者であるケースが多いような気がします。
 それは現代が、友情なんかより面白いことで氾濫しすぎているせいかもしれません。
 だから友情がとても流動的で、危うい気がする。
 ちょっとしたトラブルで仲が気まずくなってしまうことには、相手の欠点をウザいと考えて認めたり受け入れたり出来ないことがベースにある気がします。

 だから執拗に、互いの気持ちを確認したがる。
 メールというのはそんな現代人の希薄な友情を埋めるための道具になってしまっている気がしますね。

 昔はケータイもテレビもないから、友情を深めることくらいしか、やることがなかったかもしれません。 けれどもそれゆえに人にとって大切なものが、ちゃんと大切にされてきた。

 と同時に、世の中を達観できるような醒めた目を持ってしまった現代に比べて、昔の人ほど物事に熱くなる性質を有しているような気がします。 シラケとか三無主義とか、そんなものに時代が毒される前の人々です。

 そんな 「物事に熱くなる性質」、ファナティックな力が、時代を強い力で牽引していたということも、言えるかと思う。 真知子の父親もこういう政略結婚に何の疑問も抱いていない。 だからこそフライパンだろーが杵(きね)だろーがお構いなしに使って他人の家の便所を破壊しにかかる(笑)。 その躊躇のなさのパワーは、すごいです(笑)。 そしてちゃんと弁償しますと言って須藤家を出ていく(笑)。 須藤家に上がり込む時も散々ボーリョク的なことをしといて、ちゃんと靴を揃えて上がっていたし(爆)。

 そして陽子の手元に残ったのは、そのときに破壊された便所の取っ手(笑)。 真知子と半分こなのですが、真知子にとってもそれは、自分が自由のために戦った記念品。 ちょっとバッチイですが(笑)。 でも 「お便所同盟」 もとい 「白紙同盟」 の記念としては適当かな、と。 若尾サンも現代までちゃんととっていたみたいだし(笑)。

「おひさま」 に関する当ブログほかの記事

第1回 情緒に訴える形のドラマ
http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2011/04/1-4227.html
第1週 まっとうに生きるということhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2011/04/1-f504.html
第2-4週 現代の価値観で昔を見ることの愚かさhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2011/05/2-4-b6a4.html
第5週 「深刻」 のスルーhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2011/05/5-e2b3.html

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コメント

私も合格バンザーイから育子の家出(しかも出版社で働いてない!)、
トイレ立てこもりまでは泣きましたわー。

>「家を出る」 ということが当時、いかに大変なことだったか。

そうなんでしょうね、集団就職じゃないですもんね。
(だとすると、宇野千代さんの行動力は…破格)
地方のコだから東京に夢を見るってのはあるんでしょうけどね。それこそテレビも無いから、少女雑誌の記事などで銀座に憧れたりするわけです。


>たとえ友人同士の間柄でも、ひとりひとりが互いの醒めた(そして時には辛辣な)批評者であるケースが多いような気がします。

あるある。
「あの人のココだけがどうも理解できない」っていう関係、多いですね。
で、失ってもイタくない存在だと、ちょっと地雷踏んじゃうと終わり。
もっと深いところで繋がっている友人もいるんですけどね。

リウ様、

このドラマも朝ドラの王道、「きちっと」してますよね。

この時代の娘さんが、プライベートなど要求せずに
家では家の中の役割をきっと守って生活してる。
だから、卒業式からの余白の時間を今の時代みたいに
友達と遊びまくるようなことはなく、
それぞれの家で自分の時間の流れを過ごしていました。
そういう部分の描き方にかなり気を遣っていると思います。

毎朝、陽子が台所に立つということも
さらりと描いていますが、その頃の食事の支度の大変そうなこと。火加減とか、竃の生活など考えもつきません。

で、女学校がいかに大切で重要な時間であったかは
師範学校の飛び方でよっくわかります。
師範学校だって2年間の友達はいそうなものなのに
すっかり省かれて。。。。(ちょっと笑いました。)

これからはまた違う人間関係での展開も出てくるのでしょうけれど、
育子サンも真知子サンのその後もきちっと出てきて欲しいです。

マイティ様
コメント連投下さり、ありがとうございます。 ちょっと時間差の返信になってしまいました。 長門サンのニュースを見たあとどうにも眠くなって…。

宇野千代サンの場合は、女流小説家、という生き物、と言いますか…(笑)。 岡本かの子サンもそうですが、みんな小説のための肥しみたいな感覚、なのかな~。 さすがに現代女性でもあそこまでの人は…。

育子が東京にあこがれる気持ち。 モボモガの時代ですからねー。 しかも中央と地方の格差は、現代の比じゃないですから。 外国に行くような感覚だったんじゃないでしょうか? 満島チャンの演技は、そんな深刻さに満ちていて秀逸。

欠点も何もかも全部許せる親友、というのはなかなかいないかな~、私の場合。 いや、というよりちょっと疎遠になりすぎてるかな、このところ、そんな友人たちと。 仕事の付き合いばっかりですなあ、最近どうも…。

みり様
コメント下さり、ありがとうございます。

いや、先週のうちに見ておかなかったのが悔やまれました。 1週遅れのレビューって、やっぱり乗り遅れ感が…(笑)。 でも1週遅れでもレビューが書きたい、という気にさせてくれるほどのドラマになっておりました。

「それぞれの家で自分の時間の流れを過ごしている」、まさにその感覚を私も感じておりました。

ぼんやりしている時間のなかで、午後の陽ざしを感じていたり、自分の部屋のなかの匂いに包まれていたり。 そういうときが、自分にもあったことを思い起こさせてくれる。

ドラマでこういう感覚を表現できるというのは、考えてみればすごいことです。
なにしろ、なにもなければドラマとして成立しない、という強迫観念で、詰め込み過ぎる傾向にありますからね、ドラマの作り手って。

このドラマが半年でなければ、師範学校の生活も描かれたんでしょうね。 つまり作り手の人には、もっともっと描きたいことがこの先たくさんある、というのが見えてきて、かえって期待感が増してきます。 そりゃ戦争に突入していくし、そば屋にもならなければいけないし(?)、陽子のやることはこの先山積みって感じがいたします。

みり様の言われたように、ここまで固い友情が描かれたのですから、やはり女学校卒業後にその友情が疎遠にならないことを私も願っています。

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    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

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    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

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    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
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    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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