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2011年5月12日 (木)

日本を覆っている見えない闇

 上原美優サンが亡くなったそうですね。 未確認なんですが、どうも自殺だと。
 彼女は 「貧乏ネタ」 を売り物にしているタレントさんで、私の場合特に 「さんま御殿」 とか 「から騒ぎ」 にゲストで来ていたときをよく覚えています。 「このコ意外と恋愛のネタ持ってる、から騒ぎのメンバーよりもよほど面白いんじゃないか?」 と思った記憶がある(そのときの記事はこちらhttp://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2009/11/post-03df.html)。
 最近はバラエティもとんと見なくなったので 「貧乏キャラ」 からどう脱却しようとしていたのか存じませんが、ビンボー以外の大きな可能性があったことは言える気がします。
 憶測で大変申し訳ないのですが、恋愛でものすごい精神的なダメージがあったのかな…。
 私の場合も上原サンと同じ24歳あたりで大失恋をして、冗談ではなく死にたいと考えた時期がありますので。
 精神的に参っているところに、ここ数日のどんより雨模様でしょ。 天気も彼女の鬱状態に拍車をかけたんじゃないのかな。 ニュースで小耳にはさんだブログの内容とかを聞くと、そんな気がします。
 でも、憶測ばかりでものを言ってはいけないですね。

 しかし人生は、晴れたり曇ったり土砂降りだったりです。
 いい時もあれば悪い時もある。
 生きてりゃ何とかなります。
 面白いことに、生きてりゃそのうち何とかなるんですよ。 まずここまでひどいことはないだろう、とうちのめされても、何かしら面白いことはその先に待っている。

 同時に神奈川県の茶葉から規定値以上の放射能が、というニュースが。
 東京とかを飛び越して、というのは考えにくいですよね。
 規定値、というものにどれだけの危険が潜んでいるのかは分かりませんが、特に壊れた原発のある東日本全域に関しては、蓄積されていくものって、計り知れないんじゃないかって思えてくる。
 政府にしたってその危険性がどれほどのものであるか、まったく把握できてない感じですしね。
 よく彼らは 「未曾有の大災害」 とか言う。
 「未曾有」 が免罪符にでもなってる感じだ。
 民主党政権にとっては、「今まで自民党主導で行なわれていた政治によって原発が推し進められてきたっていうのに、なんでオレたちがその尻拭いをしなきゃいかんのだ」 という感じなんでしょうけど。
 東電の社長とかも 「なんでよりによってオレが社長のときにこんなことになるんだ」 みたいな感じ。
 いずれにしたって責任感が、まるで上の空なんですよ。
 出会いがしらの事故としか考えてない。

 ここ数日降っている雨も、台風がもたらした雲によるものだから原発とは関係がないのかもしれませんが、どんだけ放射能が含まれてんだろうなーなどと、ぼんやりと考えたりします。 チェルノブイリの時なんか、ガキどもはそんな噂話を好んでしていたものです。 頭ハゲるぞーとか。
 それと同じ目に見えない恐怖が、今の日本を覆っている。

 テレビでよく知っているタレントさんの自殺、なんていうのも、結構見えない精神的なダメージを、知らない間に国民は受けていくものです。
 私の場合はキャンディーズのスーちゃんでしたが、彼女の場合病魔のせいですから彼女に責任はないとはいえ、やはりそのニュースを受け止めるこちら側としては、かなりまいりました。 大震災からこちら、こんなニュースばかりですからね。

 やはり私たちひとりひとりが、今は精神的に支え合っていかなければならないんだ、そう感じます。
 ひとりが折れてしまったら、ほかの複数の人の気持ちまで、折れてしまう。
 しっかりと生き続けていくことも、ほかの人々に対する自分の責任だと思うんですよ。
 どんな人間だって、完璧に世間から孤立した、たったひとりの人間じゃないんですから。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

上原さんは津波の映像を見ても涙していたそうですから、
お母さんを亡くしたことなど複合的にダメージはあったんでしょうね。
あまりにも人から必要とされたいという気持ちが強かったのだと思います。
ちょっこしボランティアにでも参加してくれば気持ちも変わったかもしれませんね。
もったいない。

俳優の田中実さんのこともありましたが
ほんとにもったいないですなぁ
『温泉へ行こう!』どうするの。

震災後の先月、友人が出産してまして(笑)
連休前後は出産祝いの産着を縫っていました。
明るいニュースです。
難儀な時代に産まれおちてしまったワケですが、これからのニッポンを頼むよ!と。

今頃メルトダウンを認める…。
もう二カ月放射性物質ダダ漏れですが
東京・神奈川の下水汚泥からも放射能汚染が見つかってますよ。
このまま続くとマジで子供たちへの健康被害は大きいと思います。

投稿: マイティ | 2011年5月14日 (土) 01時12分

マイティ様
コメント連投下さり、ありがとうございます。

政府にもこれがいかほどの問題なのか、具体的に分かってないんでしょうね。
おそらく放射能の人体に及ぼす影響が判明するのは、実際にそうなっちゃった人が現れてからなんだと私は確信しています。 遅すぎますけど、こういうのは後手後手に決まっとる、というのが私の考えです。 甲状腺機能への影響とか、血液の異常とか。
いたずらに危機感をあおるのも考えものですが、必要以上に 「安心です安全です」 と根拠のないなだめすかしというのも無効であります。 問題が起こったときに、「大丈夫だ」 と言った連中の責任はどうすればいいというんでしょう?

まっ、そのときには政権も交代してるからへーきだ、と考えてるんでしょーけど。

大震災後からこっち、震災以外のいろんなダメージが、日本を襲っている気がします。 今回のことでも、若い世代の人たちはとてもショックだったと思います。
でも要は、ダメージを受けたときに、「これは自分のことを試す試練、修行なのだ」、とそのネガティヴファクターの正体を見破ることなんだと思うのです。

この時期に生まれた子、そしてこれから生まれようとする子。

その子らは、大人たちを笑顔にさせ、そして震災後の日本を作っていく舵取りを任された、使命ある子たちなんだろうな…、そう感じるのです。

投稿: リウ | 2011年5月14日 (土) 06時51分

先が見えない暮らしって確かにしんどいです。今まで当たり前に享受してきたことが、そうでもなかったりして。想定外のことが続きますが、神様にはこれも予定どおりなのかもと思うようにしています。神は人間が耐えられない試練はお与えにならないそうです。キリスト教では。JINでも言ってますね。どこかに逃げ道が用意されてるのかなと。原発事故も明らかにできないことがまだいろいろありそうです。日本の経済発展の陰で、目をむけないできた、原発の安全性というものと向かい合う時が最悪の状態で来たということでしょう。若い頃原発反対のデモに参加したことがありますが、世間は冷たかったです。これからの子供たちに安全な社会を渡してあげたいですね。タレントさんの自殺は心痛むものです。彼女の故郷の種子島は遠いです。一度鹿児島に出て、それから東京です。簡単には帰れない場所で、彼女もすごい覚悟で東京で生きていたと思うので、自殺を選んだのはきっとどうしようもない苦しみがあったのでしょう。10代の子供を持つ親としては、彼女のお父さんがお気の毒で、彼女のご冥福をお祈りするしかないです。震災後、疲れがでてきました。でも高校生になった娘は、生まれた年に阪神大震災とオウムの事件があって、幼稚園の遠足では雹が降ってきて、中学校の入学式は春の大雨で、卒業前に地震にあい、中学の卒業式は大震災の影響で、体育館の天井の一部が壊れて式場が変更になったりしたけど、それでも乗り切って高校生になれたのはついてる。すごいよね。と申しています。何が凄いのか全く根拠がないのですが、日々の暮らしができていることをよしとして、先が見えなくても生きていくしかないです。守りたい者がいますから。

投稿: ささ | 2011年5月14日 (土) 23時16分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

原発というのは、究極的に言えばなくすべきだと考えます。 少なくとも今回、地震大国の日本に耐性のある原発というものは存在していない、ということが露呈したんじゃないでしょうか。 どうせ作るなら、「想定外」 などという甘っちょろい考えは撤廃すべきです。 震度10でも耐え、しかも原発だけではなく周辺施設も完全に耐震性にし、しかも自家発電装置も万全であり、大前提として津波の心配がない、…そんなのって出来るの? ムリじゃないのかな~。

いずれにしたって50くらいの原発すべてに、今までよりもかなりキツイ耐震基準を設けて耐震工事を進めることが、現実的にはまず最初にやらねばならないことでしょうね(浜岡原発停止も大事ですが)。
でも代替エネルギーのめどがつくのであれば、別に原子力なんか、欲しくない。 即解体ですよ、こんな危険なもん。

こんな見えない闇のなかに日本がすっぽり覆い尽くされてしまうなんて、考えてもみませんでした。 「神は乗り越えられる試練しか与えない」、ですか。 私はそのドラマのその部分、「ちょっとそれは違う」 と思いながら見てます(笑)。
死んでいった人たちは、じゃあ乗り越えられたのか?ということなんですよ。
結局人間、死ぬ時ゃ死ぬ。 それは信心のあるなしに関わらず、です。 今回のように地域・街ごと消失、なんてことになると、もしそれが神の思し召しならば、見境なさすぎですよ、神って。

もし 「乗り越えられる試練」 がある、とすれば、それはいきていればこそ、です。

ささ様の娘さんのように、何事も前向きにとらえようという気概のある人は、すごいです。 こうした複合的な不幸ばかり、毎日ニュースで見せられるとさすがにやはり相当気が滅入りますよ。 そこからちゃんと自分を見つめ、前に歩いていこうという発想を持っている人は、何事にも強いです。

願わくは、生き延びた人々が皆、そんな前向きな発想を持てますように。

守るべき人がいる、ということは、それだけでも大きな財産だと私は思います。

投稿: リウ | 2011年5月15日 (日) 00時38分

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