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2011年6月11日 (土)

「江~姫たちの戦国~」 第21回 置いてかれ感…

 今回、茶々と江がわだかまりを抱きつつもふたり抱き合って号泣し仲直りをするラストシーンを見ていて、限りない 「置いてかれ感」 を抱きました。

 茶々の心が完全に秀吉サイドになってしまった最大の要因が、どうもこのドラマでは子供を宿したことにあるらしい。
 茶々に泣きつかれてふたりを取り持つためにやってきた初も、その事実でいっぺんに 「しかたあるまい」 と茶々容認派に鞍替えします。 初は要するに、秀吉のおかげで京極高次と一緒になれたことで、完全に骨抜き状態になっているから、秀吉に対してもはや悪感情などさらさら抱いていないことになります。

 しかし問題なのは、茶々がどうして親のカタキになびいてしまったか、なのであって、どうして子供など作ってしまったのか、ということではないのです、少なくとも江にとって。 出来ちゃったから許してよ、って話なのかなあ?

 子供ができる、ということは、すなわちいたしてしまった、ということ。
 いたしてしまって子供ができたからもう仕方ないだろう、という論理など、少なくとも私は容認できないのです。

 どうして私が江の気持ちをここまで考えるのか、というと、やはりこのドラマにおいては、秀吉はサルでしかないからです。
 秀吉がこんな下卑た男としてこれまで描かれ続けてなかったら、まだ甘ったるい茶々との大恋愛巨編にも付き合っていられた。
 秀吉がもっとちゃんとしておれば、茶々が秀吉になびくのにも一定の理解ができた。

 ここ数回秀吉はほとんどシリアスモードなのですが、私に言わせれば、もはや遅すぎる。
 江が秀吉のことを 「サルサル」 と言って憚らないのも、この下卑た秀吉が大前提だからこそ成立しているものだと考えます。 そんな猿がいきなり純情男になってしまって茶々を手篭めにした、となっては、もはや江は 「自分は信長の姪」 モードで見下していたのにいきなりハシゴを外されたも同然なのです。

 というわけで今回私は、このハシゴを外されて孤独感に陥る江に少々同情気味なのでありますが、その江も最後には、「秀吉とのことは許せないが、自分の姪か甥ができることは喜びたい」 と無理に自分を納得させながら姉と仲直りをするのです。

 せっかく面白くなりかけたのに、仲直りなんかするなよなー(笑)。

 で、江と泣きながら抱き合う茶々は、もうただひたすら、「すまぬ、すまぬ…」 と江に謝るしかすべがないのです。
 この気持ちも分からぬではありませんが、どうしてもっと、作り手のかたは具体的な言質を茶々から引き出せないんでしょうか?
 カタキなのに、秀吉を好きになってしまった罪悪感。
 その秀吉と、いたしてしまったことの自分のいたらなさ、はしたなさに対する謝罪。
 母親の秀吉への書状を裏切ってしまったことに対してもひと言あるべきだし、同じような書状を前の輿入れのときに秀吉に書きつけた江にも、しかるべきことを言ってから謝るべきなのではないでしょうか。
 それができずにただ 「すまぬすまぬ」 で奥ゆかしく話を収めようとするから、話がますます薄っぺらくなるんじゃないかと、

 …不躾ながらそう作り手のかたにはご意見差し上げたいのです。

 はたから見ているだけの者がここまでのことを書くこと、誠に申し訳ございません。

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テレビ」カテゴリの記事

コメント

 仲直り編で1回使うとは、トホホの回でした。これは、大阪の陣の予行演習なのでしょうか。見所は大竹さんの演技ぐらいしかなかったと思います。実は初めの10分見てないのですが、多分変わりないと。何か大事な事を見落としているでしょうか。      赤ちゃんで解決というのは、1話で運命の赤ちゃんだった江ちゃんの時と似た感じがして、またかと思いました。この後、秀頼や竹千代、千姫などなどみんな運命のお子様なのかしら?少子化を防ぐため、できちゃった婚も推奨なのかしらとか下世話な事を考えました。敵と言いながら、秀吉に絆された茶々の気持ちはよくわかりませんでした。無理矢理とか、妹二人の身を守る為とかだったら、納得できたと思いますが。だって、秀吉がずっと嫌らしい男なのだもの。男として、魅力的なところあったかな。私が一番気に入らなかったのは、豊臣の側室ではなく、妻という扱いになった事です。江ちゃんの言うように側室でしょ。作者様は、恋愛結婚による妻にしたかったのでしょうね。でもお腹様であっても、正室がいる場合側室です。おね様ができた奥方で良かったですね。                                      仲直りは理解できました。江ちゃんは許す許さないより、心が安らかになる事を選んだという事でしょう。姉のした事ではなくて、姉の存在を選んだのでしょう。私は子供を持つまで、そういう心境には至らなかったダメ人間ですから、つい江ちゃんに感心してしまいました。

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

見落としはありません、たぶん(笑)。 確か家康との語らいのなかで、茶々と結ばれたことは織田家と結ばれたも同然とか、なんか確かそんなことをやってたような気がします(もう細部が思い出せない…)。

出来ちゃったんだからしょうがないでしょ、という論理は、やはり見ていて承服しかねます。 子供ができれば、みんなそっちに同情してしまって、子供への愛情がすべてを許してしまう。
都合11回ばかりこのことに物語を使っておきながら、結論はそこか、と。

ここで11回、というのは番組HPであらためて個人的に考慮したのですが、実質的に市が亡くなって三姉妹が秀吉の庇護のもとになってから江の輿入れそして離縁、秀吉の天下人へののぼりつめ、初の結婚など、メインがいくらそっちでもずっと物語の中心に居座っていた、という意味で、です。

長すぎる。 20回そこそこの話のなかで、半分ですよ。

前回のささ様とのやり取りのなかで、春日局との確執なんかさらさら書く気はないんじゃないか、という危惧を申し上げましたが、大変なことに気付いてしまいました(別に大変でもないか…)。
春日局の配役が、まだ正式に発表されていないのです。
毎年大河というのはだいたい8月がクランクアップですから、今はもう2カ月を切ろうか、という時期であります。
そこで正式な発表がない(噂だと富田靖子チャンらしいのですが)、ということは、やはりこの11回ほどにしつこく書く気はないんだろう、と。

このドラマを見ていてとても感じるのは、女性のための大河、子供向けの大河、というわりに、話がとても下卑ている、ということ。 結局下ネタ中心で話が回っているから子供にも見せられないし(別にい~ですが…笑)、結局女性を小馬鹿にしている感じだし。 まあ女性の脚本家様ですから、「自虐的」、と言ったほうが適当なのですが。

「サラリーマンNEO」 とかそーゆー枠でやっとった方が適当なのではないでしょーか?(笑)

 楽しいお話です。2013年の大河ドラマは福島出身の教育者、新島八重さんが主役のお話だそうです。急に決まったそうですけど、今作の春日局より早く発表されるとは、今年の大河へのNHKの忸怩たる思いが感じられますね。同志社大学の創始者新島襄先生は名前だけは知ってますが、奥様は全く知りませんでした。福島のジャンヌダルクだそうですが。                  先週江ちゃんをBSで見ていたら、高1の娘から、「もっとましなのを見ようよ」と言われちびまるこちゃんに替えられました。江ちゃんは夕食を囲みながら見るにはふさわしくないようです。        これから、田渕先生はどこへ行こうしているのか想像もつきませんが、3姉妹のお話は当分続きそうですね。春日様は10月頃出てくるのでは。大阪の陣どころか秀吉の死も遠いですから。関が原とかCGで済ませて5分とかでスピードあげて行かないと春日様は出番なさそうです。再来年を楽しみに、これから、江ちゃんの恋愛大河ドラマを見届けたいと思います。見るのをやめると言ったのに、ちびまるこの方がましと言われても、見捨てきれないものがこの大河にあります。怖いもの見たさに似たちょっと違うものが。

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

やー、知りませんでしたね、私も故郷が福島ですが、新島八重さんのことは。 再来年の大河ですか。 福島出身の著名な女性というと、「智恵子抄」 の高村智恵子サンくらいしか思い当たらないかな~。 「独眼竜正宗」 で正宗の正室だった愛姫(めごひめ…後藤久美子サンが演じてました)は私の生まれた三春出身なのですが。 大河で復興支援、というわけなのかな?

「ちびまる子ちゃん」、ずいぶん長寿番組になってますよね~。 私は開始から2、3年くらいのいちばんパワーがあった時期は欠かさず見ていたのですが。 さくらももこサンとはなにしろ世代がかぶるんですよ、ヒデキとか百恵チャンとか。

「江」 をこれだけクサしてるのにどうして見続けるのか、レビューを書き続けるのか、自分でも不思議なのですが、たぶんどんだけひどいのか見てやろうという興味と(悪趣味…笑)、見くびって見てカンドー出来たらもうけもの、みたいなところもあるのと、長年見続けている枠だからというのと、話が簡単だというのと、ひどいドラマのなかでどれだけ出演者やスタッフが自分の実力を発揮できるのかに興味があることと、
…思いつく限りのことを羅列してみました(笑)。

リウ様
初めまして。
「49日のレシピ」の時、こちらのブログを知り、
ドラマ批評が、的確で判り易く、魅了されました。
それから時々、お邪魔して、楽しみに読ませてもらっています。

今回の大河ドラマ「江」
最初から、不満タラタラで、見ていました。
戦国時代の女たち、今までとは違う視点から、との、うたい文句でしたが、あまりにも、勝手気ままな姫で。(苦笑)
秀吉始め、石田光成も、なんとバカな描き方かと。
感情面は現代の感じでも、当時の武家のしきたり、男女の人質事情など、可笑しな事ばかり。

信長、光秀、家康、秀吉、利休、彼らのすべての重要場面に、江を立ち会わせるという、有りえない演出。
そして、まったく役に立たない、側に居るだけの侍女たちも。

「篤姫」の時は、まだ、母や、乳母や、教育係のしっかりした女性が居たのに、江には、注意する者も居ない。

時代劇の男は、それなりに魅力的じゃなくては、務まりません。
このドラマの男たちは、役の魅力が、乏しすぎます。
結果的に、彼らに惹かれる(はずの)女たちも、貧しい感じに。(笑)
3人姉妹の絆だけでは、話が持たないと思います。

春日の局との紆余曲折、少しはドラマを期待しますが(笑)
彼女が出てくる前に、終わらせる様な気もします。

初コメントで、長々と、失礼しました。

勇者様
こちらこそはじめまして! コメント下さり、ありがとうございます。

最初に当ブログをおほめ下さり、重ねてお礼を申し上げます(実はほめられるのはかなり恥ずかしい…)。

石田三成の描き方は、私も不満ですねぇ…。 こんな恋愛巨編にしてるのだから、三成が茶々に対して横恋慕していることは、もっとマジメにやってもいい気がするんですが。
確かこの回も秀吉におちょくられていたみたいでしたよね。 ホントに、まるで秀吉のタイコ持ち、ですからね、三成。

家康、利休、おね…。 みんなすごい役者さんで、このどーしよーもないドラマでそれなりに何か光ってやろう、というぎらぎらとしたものを見たりもするのですが、田渕ワールドに回を追うごとに飲み込まれている気がいたします(爆)。

「このドラマの男には魅力がない、だから女も貧しく見える」――、鋭いご指摘ですね!
もはや修復不可能な秀吉、ただのお人形さんみたいな京極高次、野性味が売りのホストみたいなエグザイルサン。

ただ、ここまで破壊され尽くした秀吉、というのもかえって後世に残るインパクトなのではないか?(笑)とか、「チェイス」「最上の名医」 での名演を押し殺してただ明鏡止水の心境になっている斉藤工サンとか、それなりに自己主張はなされているかも?(笑)

こんにちは。
なかなかコメできませんが、いつも読んでいます。
時代背景を考えれば、子供が出来たあとはどうかは知りませんが、茶々が側室になる時は秀吉との間には恋愛感情なんて皆無だったと思います。
そうしなければ女性は生きていけない時代だったはずですから。
だから、尚更脚本に無理があるんですよね~。
別に視聴者は、恋愛ドラマを見たいわけじゃないですから。
ところで、ウチの娘達もさっさとこのドラマに見切りをつけていたのですが、「向井君が出てきたらまた見る~」と言っています。
向井君一人で、今後どれだけ視聴率が上がるんだろう?って思います。
私は向井君がどんな風に樹里ちゃんの尻に敷かれていくのか、それだけを楽しみにしていきます(苦笑)

chie様
コメント下さり、ありがとうございます。
いつもお越しいただいているとのこと、重ねてお礼申し上げます。

確かに子供ができたら秀吉はもうメロメロで、「子供のためならなんでもする」、という感覚なんですよね。

茶々もそんな秀吉の姿にほだされていく、というなら話は分かるのですが、「子供ができたから」 江よ許せ、おねも嫉妬ばかりしてないで覚悟せよ、って話じゃない、と思うんですよ。 すごく価値観が変なところで女性蔑視になっている。
女性を見くびっている。

そもそも茶々が恋してしまうような造型をしてないんですからね、秀吉のキャラについては。

確か昨日が向井クンの初登場だと思うんですが、私もはやこのドラマを再放送枠でしか見てないのでまだ先です…。

それにしても土曜の昼下がりに見るには最適です、このドラマ(爆)。

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  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

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    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

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  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

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    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

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    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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