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2011年6月16日 (木)

「鈴木先生」 第8回 夏休みなんてキライだ…

 ずいぶん遅れてこのドラマを見始めて、毎回々々過激な激白シーンがあるので、今回の展開はちょっと穏やかに感じました。 物語が夏休みに突入するために、生徒も先生もどこか浮かれ気味。 毎回水も漏らさぬ論理を繰り広げる主人公鈴木先生(長谷川博己サン)も中学校の屋上でノンアルコールビールで乾杯、なんだかんだで夏休みも忙しいと恋人の麻美チャン(臼田あさ美サン)に言いながら気分はオフモードであります。

 しかしそのなかで仕事一筋の足子先生(富田靖子サン)のストレスはたまるいっぽう。 教師たちの 「早く帰ろう運動」 も 「帰りたい人はどうぞ」 と意に介する様子がない。 教師も生徒たちも夏だ!祭りだ!アバンチュールぜよ!(あ番組違うか)とばかり夏ひらく青春(百恵チャン)を謳歌しているというのに、彼女に優しくしてくれる岡田先生(山中聡サン)は同僚の先生と付き合っていたためにはかなく恋やぶれ、はた目にはニコニコしてるけど目が笑ってない、目が(笑)。

 足子先生の膨張していくフーセンのごときストレスが、今回の穏やか~なドラマのひとつの導火線となっていることは容易に分かるのですが、もうひとつ鈴木先生ラブの丹沢(馬淵有咲チャン)という生徒の動向が、なんとなく気になる。 今回序盤で彼女との会話のなかで、鈴木先生が 「丹沢」 と意味もないのに彼女の名前を呼ぶことから、このコは話の中心に来そうな気がしてました(また可愛げのないドラマの見かたしてますな)。

 案の定丹沢は今回ラストで、夏祭りに来ていた麻美チャンがつわりのために気分が悪くなったのを鈴木先生が介抱している場面に遭遇してしまい、「道徳だなんだと偉そうなことを言っておきながら自分はなんなんだ」 と完全にまっぷたつのハートマークの残骸を踏みつけながら(笑)「鈴木先生憎し」 の足子先生にすがりついて恨みの涙を流すのであった…オワリ(笑)。

 や、終わんないって(笑)。

 今回笑っちゃう場面が多かったです。 特に富田靖子チャン。
 岡田先生に優しくされてそれまで鉛の足取りだったのがルンルル~ンってなっちゃうし(BGMが 「ヤーッホーホトランランラン」 って爆!)、淡い恋が破れた、というお決まりのパターンをまさにこれぞ王道、という感じで演じるし(笑)、なにしろ顔が笑ってて目が笑ってない、という精神乖離の演技が可笑しくてしょうがない。 「江」 で春日局をやるという噂が立っておりますが、このエキセントリックな芝居を完璧にこなせる演技力を、あのドタバタラブコメ時代劇(辛辣…)で大いに生かさない手はない、と強く感じます。

 さらに喫煙室でくつろぐ先生方を 「恥を知れ 禁煙できない ダメ教師」(笑)という標語で柔らか~く首締めにかかったり(笑)、「フザケンナヨ」 と小声で通り過ぎたり(笑)。
 そんな足子先生の究極の一発が、夏祭りのパトロールに駆り出されて 「すいませんお忙しいのに来ていただいて」 と恐縮する鈴木先生に 「本当は来てほしくなかったんじゃ?」 と軽ーいジャブで鈴木先生を硬直状態にさせておいて(笑)、満面の笑みをたたえながらとても優しく言い放った一言。

 「…アンタなんか、…死ね♡」

 鈴木先生は緊張のあまり泡を吹いて(なかったか…)その場に気絶してしまうのです(あ~マンガだ、マンガ原作だけど…笑)。 笑いました、ココ。

 そして鈴木先生の恋人孕ませ話を暴露しすがりついて泣きじゃくる丹沢を慰めながら、丹沢の背中でニタァ~っ!と笑う足子先生。 鈴木先生、麻美チャンの妊娠を確認しながら 「(なんてこった!夏休み始まって早々にブチかましたのは、このオレだったあっ!)」 花火がど~ん。 爆笑です。

 そのほかにも、小川(土屋太鳳チャン)が 「金魚に、うちに来て下さいって語りかける」 とやたらと金魚がすくえるとか(鈴木先生 「(どんだけ金魚すくってんだ小川!)」)いうのも笑えましたし、なんかこちらも知らないあいだに夏休みモードになってしまう、そんな回だった気がします。

 でもそのなかで、自分が子供のころ夏休みに抱いていた感情も、ちょっと思い出しました。

 ドラマのなかで先生たちが危惧を抱いているように、夏休みになると、群れから放たれた動物のように、いきなり変わってしまう友人がいる。 まあそんなに極端ではないですが、学期中同じクラスのなかで、その箱のなかでおとなしくしていたクラスメイト達が、一様にはしゃいで浮かれだす。
 鈴木先生のA組ではない2年B組の神田マリ(工藤綾乃チャン)は、ことあるごとに裏からみんなを焚きつけるネガティヴ思考の女の子なんですが、彼女が少々倒錯っぽい関係の女友達、入江紗季(松本花菜チャン)に、こう話します。

 「私、夏って嫌い。

 みんなヘラヘラ浮かれてさ、バッカみたい。

 …

 どうにかして、懲らしめられる方法ないかな?

 浮かれてる、バカどもをさ」

 ここまで極端ではありませんが、縛りつけとかないと勝手気ままに青春を謳歌しまくってしまう友人がいることに、ちょっと私もあんまりいい感情を持っていませんでした。 「自由だ、何をやっても許される」 という開放感をそのまま受け入れてしまうことに、少々抵抗があったのです、自分の場合も。 だから青春を謳歌できる友人たちを、どこか醒めた目で見ていた。 かえって自由という時間と空間を与えられたことが、不安だった。 それに慣れっこになってしまったときに、2学期が始まるんですからね。 こういう生活のペースの変化って、あまり好きじゃないんですよ、私(まあ連休からまた仕事、というのも未だに嫌ですけどね)。

 私の場合水泳もあんまり得意じゃなくって(体育の科目として)、その点でも夏は嫌いだったなあ。 小1のとき溺れかけて、あの塩素臭のきつい水を鼻でしこたま飲んでしまったのがトラウマで。 学校のプールって、特に塩素臭かったなあ。 アレが大嫌いで。 今ってどうなんでしょうね。 私が小学生くらいのときは、公害のピーク時でしたからね。 今は改善されてんだろうなあ。

 しかしこういう、夏休みに対するネガティヴな感情を描いている学校ドラマって、なんか記憶にないですね(私の記憶も最近あやふやですが…笑)。 おそらく神田と同じような感情を夏に抱いているであろう足子先生、次回どのような逆襲を仕掛けてくるんでしょうか。

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コメント

リウ様

笑いましたね。
自分にとって夏休みは「宿題」の記憶ばかりです。

(なんてこった!夏休み始まって早々にブチかましたのは、このオレだったあっ!)
今時、早熟な子どもたちが多い中、
実際自分はSEXしちゃっても、先生は別。
って思ってる子多いんですかね。

スズセンheart01な丹沢ちゃんはそれとして
麻美ちゃんのあの状態をみて、みんな妊娠が思い浮かぶなんて、時代はちがうね。

と、まあ今回は話の本筋とは違うところばかり、気になってしまいました。

投稿: みり | 2011年6月16日 (木) 22時17分

みり様
コメント下さり、ありがとうございます。

宿題、もそうでしたね~。 中学くらいになるとそのペースというものが把握できてくるのですが、小学校時代は最後の3日間くらいは地獄で(爆)。 泣きべそかきながら自由課題の工作をオカンに手伝ってもらったりしてましたsad

「うっ…」 で口を押さえるのは、もはや妊娠を表す代表的なジェスチャーかと…(笑)。

つけない主義でいたしてしまうのはその人と添い遂げる覚悟がなければならない、と生徒たちに話してましたから、鈴木先生にはそれなりの覚悟もおありになったのでしょうが(笑)「オレは麻美さんと添い遂げる覚悟ができた。だからいたした」といちいち生徒たちに報告するわけにも参りませんしね(爆)。

私が気になったのは、鈴木先生の妄想に出てくる黄色いビキニの女性は果たしてあさみサン本人だったのか?…って、やはり私もオトコです(笑)。

投稿: リウ | 2011年6月17日 (金) 06時32分

足子先生、めんどくさーい!
…でも、自分が正しい!と信じていて、周囲にも強要しがちなマジメな人っていますよね。
そういうのが息苦しいから、男性教師陣は喫煙室や屋上で羽根をのばしているのだけど
そこにまで貼り紙もって来るとは…w

「死ね」とまでクチにしてしまって、今後、ぐっさんのように爆発して壊れるのか?
たぶん麻美さんの妊娠を武器に、鈴木先生をメッチャ攻撃してくるんでしょうね。

暑さにやられて具合悪くなることだって多いのに(ワタシも大人になってからしょっちゅうです。低血圧なもんで、血管が広がる夏は脳に血がいきとどきません。)
麻美さん、本当に妊娠してましたね。
さーさーさー、ホントに責任とれるのか、
鈴木先生!

投稿: マイティ | 2011年6月17日 (金) 13時54分

マイティ様
返信が大変遅れてしまいました。 申し訳ございません。 コメント下さり、ありがとうございます。

妊娠以外にも低血圧で暑さに参ってしまうことがあるんですね! ご自愛くださいませ。 私は暑いのは嫌いです(みんな同じか…笑)。 気温を克服する方法がないからキライ(笑)。 冬はいくら寒くても、厚着とかすれば防げますし。 てゆーか日本の夏は暑すぎ! マレーシアとかより暑いんですよ! これをなんとかしてくれたら、菅政権だろーが金政権だろーが大いに支持いたしますですよhappy02

ぐっさんが壊れたときも、こんな前触れだったんですか? 富田靖子チャン、顔の表情と言ってることが完全にバラッバラで(笑)、スッゴイ演技が楽しそうだったcatface。 丹沢を抱きしめながら、ニマ~っ!って笑って、「あの調子乗ってる男をひねりつぶす日が来た」 って顔をしてましたもんね(笑)。

それにしてもこのドラマ、たぶんあと2回くらい?なのに、話がどうやって終わるのか、ちょっと見当がつかないワタシです。

投稿: リウ | 2011年6月18日 (土) 07時07分

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