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2011年9月 7日 (水)

「ザ・ヒットメーカー~アイドル伝説 作詞家 千家和也」 ここではないどこか

 NHKBSプレミアムで放送された、「ザ・ヒットメーカー」。 千家和也サンが取り上げられました。 案内役は渡邊あゆみサン、ゲストコメンテーターに鳥越俊太郎サン。 千家サンもスタジオに招かれました。

 私にとって千家サンは、なんと言っても山口百恵チャンの歌手活動前期の作詞家サン。 その話はのちほどじっくりとすることにいたします。

 最近のJ-POPからは失われつつある叙情性ですが、千家サンの作る歌詞は、その対極にあると言っていい。 番組では麻丘めぐみサンが 「私小説」 と表現されていましたが、まさしく千家サンの作るヒット曲の歌詞の特徴を言い得ている気がいたしました。

 その 「私小説」 の源流に位置していると思われるのが、千家サンが作詞家を志したきっかけとなった曲、菅原洋一サンの 「今日でお別れ」。
 この曲の作詞をしているなかにし礼サンに果敢に自分の詞を持ちこみ、千家サンはデビューを果たしたと言います。

 この 「今日でお別れ」 の歌詞で千家サンが心を打たれたのが、特に2番の歌詞だったらしい。
 「最後の煙草に火をつけましょう 曲ったネクタイ直させてね」。
 感情だけを歌っている1番に比べて、別れの情景が目に浮かんでくる構造です。

 千家サンの作る歌詞にも、なかにしサンの 「情景写実」 の手法は色濃く影響がなされている。

 たとえば奥村チヨサンの 「終着駅」。
 千家サンの作詞方法は曲が先というパターンらしいのですが、はじめ浜圭介サンの作った傑作メロディを聞いたとき、千家サンは終着駅を歩いていく女の肩に、落ち葉が舞い散るという情景を連想したそうです。

 この曲は当時の歌謡曲が到達した最も深遠なる傑作だと私は考えているのですが、曲もすごければ歌詞もすごい。
 「落ち葉の舞い散る停車場は悲しい女の吹きだまり だから今日もひとり 明日もひとり 涙を捨てに来る」 という歌詞は、実は歌い手本人の心情を歌っているものではありません。
 この歌の主人公は、とても客観的にこの場面を俯瞰している。
 けれどもリフレインの歌詞で、一気にそれは自ら内省的な後悔の内容を帯びてくる。

 「一度離したら 二度とつかめない 愛という名の温かい心の鍵は」

 これも一般論を歌っているようでいながら、愛を 「温かい心の鍵」 と表現することで一転、かろうじて歌い手の心の寒さを描写するのです。 ここだけなんですよ、この歌のなかで歌い手の心が描写されているのは。
 けれどもこのワンフレーズだけで、歌詞全体が自分のことを歌っている、という別ステージへと、この歌は転回するのです。 「よく似た悲しい女」 というのは、実は自分なのだ、というような。

 今回の番組を見ていて私が感じたのは、いま述べたような、千家サンの作る歌詞が持つ 「別ステージへの跳躍」、という特徴でした。

 「終着駅」 をはじめとして、千家サンの作る歌詞には、「駅」 とか 「バス停」 とかが頻出する気がする(まあ全体の割合から見ればさほどではないですが)。
 麻生よう子サンの 「逃避行」、平浩二サンの 「バス・ストップ」。
 百恵チャンの 「ささやかな欲望」 も、バスに乗って去っていく女性が主人公です。

 それは作り手つまり千家サンが、「ここではないどこか」 に辿り着きたがっている象徴のような気がする。
 麻丘めぐみサンの 「私の彼は左きき」 という歌も、キャンディーズの 「年下の男の子」 も、既存のカレシのイメージから逸脱しようという気概が見られます。
 番組内で鳥越俊太郎サンが千家サンに 「どうしてそういう思いもつかないイメージチェンジに到達したのか、いきさつを知りたい」 という内容の疑問をぶつけ、千家サンも 「書けてしまったんだから」 と言い澱んでいたときに、案内役の渡邊あゆみサンがいみじくもその本質をずばりと解明されていました。
 「どれも今までにはないパターンだった」 と。

 ここらへんのやりとりは、テレビ番組の刺激的な部分を堪能したのですが、とにかく左利きというのも社会的にはマイノリティだし(かく言う私も左利きですが)、「年下の男の子」 も、当時としては女性は年上と付き合うもの、みたいな縛りが結構あった気がします。 「姉さん女房」 なんて、ちょっと侮蔑が入り混じっていた印象がある。 千家サンの発想は、その逆を行っている。

 まあ 「みんなが考えないようなところを考える」 のがこういうお仕事だとは思うんですが(笑)、そんな部分を究極まで押し広げたのが、千家サンにとっての 「山口百恵」 という実験場だった気がするのです。

 千家サンが百恵チャンと最初に出会ったのは、デビュー前。

 「『こういう子がいるから見てくれ』 って言うんで。
 僕は基本的に相手のかたとは会って、この子はどういう子か、あるいはどういう人なのかを見てからでないと書かないんですよ。
 でそのときに行きましたらば、スタジオの隅に、セーラー服着て、カバン持った女の子が、ちょこんと座ってたんですよね。
 山口百恵さんも僕のこと知らないし、僕も知りませんから、『あ、これは関係者のお子さんかなんかがスタジオ見学かなんかで待ってるんだろうな』 って思った。
 そしたら、約束の時間遅れて、プロダクションとか、製作者の人たちがバタバタと入ってきて、『千家さんゴメンナサイゴメンナサイ、遅れました、あ、この子なんです、いい子でしょう』 って言うから、お互いに、『あ、どうも』。
 それまでずっと10何分間いたわけですけど」

 そんなオーラも全くなさそうな女の子を、千家サンは 「とってもいい子」 だと感じ、そのイメージのまま、デビュー曲の 「としごろ」 は作られたそうです。

 「ですからデビュー曲というのは彼女そのものを書いた歌だったんです」。

 「としごろ」 はその後の百恵チャンの路線を考えるとまったく別物の、恋に恋する純粋な、はち切れそうな若さ爆発、といった趣の曲なんですが、実際レコードジャケットの彼女も、顔がパンパンで(爆)。
 ただ今回、ずいぶん久しぶりに、あらためてこのシングルのジャケット写真を見たのですが、彼女が右手を添えているのが、ミニスカートから見えるむき出しの膝小僧なんですよ。 今まであんまり注目したことがなかったけど。
 つまりただ健康的、じゃなくって、健康的なお色気、を目指していた次回作以降の路線変更の萌芽を、ちょっと感じたんです(ツマラン分析だ)。

 ともあれこの曲はその後の、その路線変更により、彼女にとって極めて特殊な曲になった気がしています。
 基本的に山口百恵という人は、マイナー(短調)の曲を歌う人、というイメージが強いのですが、このデビュー曲 「としごろ」 はメジャー(長調)。 その後メジャーの明るい曲調の曲が彼女のシングルとして登場するのは、「夢先案内人」 を待たねばなりません。 つまりデビューの次から2年もの間マイナーのシングル曲を、我々は聞かされ続けていたわけです。

 「(「としごろ」)これは曲が先だったと思いますね。
 僕のなかで初恋の女の子がいて、その子が描く世界はこんなんじゃないかと思って、書いたものを山口百恵サンと合わせてみた」

 そんなデビュー曲は、正直なところまったく売れず。
 私は 「スター誕生」 を見てましたので、彼女がデビュー時ミニスカートで客席からこの曲を歌うところも見ていました。 その後も頻繁にデビュー曲を歌う場面を見ていた記憶があります。
 だからあんまりこの曲が売れなかった、という印象がない。

 けれどもチャート的には伸びなかったらしいので、レコード会社側としては2曲目で早くも路線変更。
 「青い果実」 です。

 番組ではお決まりのスポニチ映像が登場しました。
 そこに出てくる百恵チャン。
 千家サンの言っていたと思われる?セーラー服姿で、笑顔を振りまいています。

 今回この映像を見ていたら、な~んか誰かに似てるなあ、と思われてなりませんでした。
 誰かと思ったら、笑い顔が武井咲(えみ)チャンによく似てる。 咲チャン来年の大河ドラマにお出になるらしいですけど。
 それはさておき、この曲の歌詞をあらためて番組では検証していきます。

 「あなたが望むなら私何をされてもいいわ いけない娘だと噂されてもいい」

 鳥越サンは 「今だって、自分の娘がこんなこと言ったらバカヤローって言いますよ」 と反応していましたが(笑)、正直この曲は我々の世代にとっては、百恵チャンの最初のヒット曲、というアイコンでイメージが固定化していて当たり前みたいに感じていたのですが、ここでこうしてあらためて詞だけを吟味すると、「今のJ-POPでもここまであからさまなことは歌わないんじゃないか」 という気さえします。 まるで娼婦宣言みたいにも聞こえる。

 ここで渡邊あゆみサンが百恵チャンの引退前の著書 「蒼い時」 を朗読、この曲を始めてもらったときの百恵チャン自身の衝撃をあらためて紹介していましたが、この曲をあらためて考察すると、詞のドロドロさとは逆に、全体的に曲調がとても明るいことに気付きます。
 この曲が出来たいきさつを、千家サンは番組でこう語っていました。

 「あの当時中3トリオっていうのがいて、桜田淳子さん、可愛いですよね、で、歌の上手な森昌子さんがいて、でもうひとり、歌はそんなに上手でもないし、…百恵さんもしかして聞いてたら怒るだろうけど、可愛さも比べたらちょっと劣ってしまう女の子がいて、なおかつ 『としごろ』 は、その当時ヒットしなかったんですよね。 で悔しいわけですよ。

 これ(「青い果実」)も曲先なんですけどもね、曲聴いたら明るいんですよコレ。

 あの、ロシアのコサックみたいなもんです、ターンタ・ターンタ・タタタタタッ、タタタ・タタタ・タタタタタタタ、ヘイ!(笑)なんて、そういうメロディなんですよね。
 だから、その、都倉(俊一)さんのピアノ終わって譜面見てたら、こういう詞が、それこそ万年筆から出てきちゃったんですよ。 だから意図してどうだとか、この歳の女の子にこういう歌を歌わしていいかどうかっていうの、まったく考えてませんでした」

 この曲がロシア民謡みたいだという千家サンの視点は今回目からウロコだったんですが(なるほどそうだよなー)、曲の明るさに引きずられて、センセーショナルな歌詞がポンと出てしまった、という調子良さみたいなものが、この曲のイメージをいやらしいものから救っている。
 これは 「ひと夏の経験」 の 「あなたに女の子のいちばん大切なものをあげるわ」 という衝撃的な歌詞にしても同じ。
 これを歌っている百恵チャンを番組では、よく見かける紅白歌合戦バージョンであらためて流していましたが、そこでの百恵チャンは、まずこのAパートではシリアスな顔をしながら歌い、「愛する人に捧げるため守ってきたのよ」 というBパートでは一転して微笑みながら歌う。 そしてサビの 「誰でも一度だけ経験するのよ」 の部分ではその微笑みの度合いを潜ませながらも、振付を加えてくる。
 この3段階の演出効果、というものを百恵チャン自身が考案したのかどうかは分からないのですが、こうすることで歌詞の内容についての下卑た批評を封じ込める効果が得られている気がするのです。

 鳥越サンはこのVTRを見て 「ベタベタ歌ってなくて、わりと正統派に、普通にきちっと歌っている。 だからあんまりいやらしく聞こえてこない」 と評し、千家サンは 「明るく歌えるんだよね。 これを思いを込めて歌われたら困りますよね」 と感想を述べている。

 そして番組で取り上げた百恵チャンの次の曲は、「冬の色」。

 この曲はねー。
 私の中では1、2を争う曲ですね。 シングル曲と言えば。
 それはたぶん刷り込みのせいでもあるんですけどね。
 当時 「おはよう!こどもショー」 だったと思うんですが、確かウィークデーじゃなかったと記憶してますけど、歌手の人がゲストで出る曜日があったんですよ。 そこに出てきた百恵チャンが 「『冬の色』 がいちばん好きな歌」 ということをしゃべってたんです。 「そうか、百恵チャンは 『冬の色』 がいちばん好きなのか、じゃあ自分もおんなじだ」 というガキの思い込みといーますか(笑)、それ以来特別な曲ですね、自分にとっても。

 というより、やはりそれまでのいたずらに刺激的な路線とは違って、彼女の生真面目さが投影されたような歌詞がやはりいいんですよ。

 「おんなじ路線って、『ひと夏の経験』 で、『(もう)いいわ』 っていう、気持ちの中ではありまして。

 僕好きですよ、自分でも。 百恵サンも、(曲を)渡したときに、『早く歌いたい、早く歌いたい』 って言われたことを覚えてます」

 「冬の色」 を歌っている百恵チャンのVってなくて、私も当時の映像って、当時以来見た記憶がない気がするのですが、この曲が流れているのを聞きながら、千家サンが述べた感想。

 「うまいなあと思いますね。 歌い方が変わってますよね、それまでより。 それまでは音を、歌ってたんですよね、『あなた』 でも 『あ』 っていう音と 『な』 っていう音と 『た』 っていう音、それは、『あなたから許された』…『あなた』 っていう歌い方が出来ている。 好きだからこう歌えるんでしょうね」

 この番組の山口百恵パートの最初に出てきたVTRは、「夏ひらく青春」 だったのですが、それは 「ひと夏の経験」 のおそらく1年後の、紅白歌合戦の映像。 1年前と比べて、格段に大人になった印象です。 メイクが 「白い約束」 のころだよなあ、と思いながら見てました(かなりマニアックな見方…笑)。
 そのバックでは紅組のメンバーたちがスクラムを組んで百恵チャンを応援していたのですが、そのなかのひとりに、キャンディーズのスーちゃんがいました。 「夏ひらく青春」 をそらでちゃんと歌えていたみたい。 当時はヒット曲をみんなで歌えた、いい時代だった気がします。 それでも多忙なキャンディーズも、百恵チャンの曲をちゃんとチェックして歌えていた、というのは、ちょっと驚きのような気もします。

 そんなキャンディーズにも、千家サンは曲を提供していたのですが、それは彼女たちのブレイクするきっかけとなった曲、「年下の男の子」。
 実はその前の曲、「なみだの季節」 から千家サンはキャンディーズのシングル曲に携わっていたのですが、そっちのほうの言及は番組ではなし。 とーぜんか、売れませんでしたからねえ(笑)。

 でも番組で取り上げられなかった 「なみだの季節」 は当時、自分的にはとても好きな曲で(売れようが売れまいが、ガキどもは 「全員集合」 で彼女たちのシングル曲は全部覚えてましたからね)。
 結局スーちゃんセンターのシングル曲の、いちばん最後の曲となってしまったのですが、この曲もそれまでのキャンディーズのシングル曲にはなかった、マイナー調の曲でした。
 つまりキャンディーズの新たな方向性を、この曲は模索している、そんな気概が感じられるのです。
 これから書くことは、おそらく千家サンは 「なみだの季節」 のころの話も混じってると思うのですが、番組的には 「年下の男の子」 誕生秘話のほうが見てくれがいいから、そんな感じで番組で流れてました。

 「人気はあるんだそこそこ。 かわいいんだ。 だけど歌が売れないんでなんとかしてくれ(と言われて)。
 年下っていうと17とかですよね。
 (この曲では)『あいつ』 っていうのがキャッチになったと思うんですよね。
 『あの子はあの子はかわいい年下の男の子』 っていうんだったらたいしたことなかったと思うんですよ。
 この曲も時間がかからなかったと思いますね。 この子たちそのものを書けばいいんだと思ってましたからね。
 しかも3人ですから、『あいつ』 って歌わせても、むしろ抵抗がなくなっちゃうんじゃないかと思う。 ひとりの女の子がこれ歌って 『あいつはあいつは』 って言ったらば、キツすぎるんじゃないかなって思うんですよね」

 鳥越サンは千家サンの歌詞の特徴を、「時代に楯突いて、斜に構えている」 と表現していましたが、私はやはり、「普通の視点で物事を見ていてはダメだ、そこから次のステップにあがらないと」、という気概を感じましたね。 それが先に述べた 「駅」 とか 「バス停」 のイメージと重なるようなところがある。

 番組ではこの後、千家サンの書いたヒット曲を次から次から流していったのですが、西川峰子サンの 「あなたにあげる」 を聞いていて、「これって 『ひと夏の経験』 をそのまま演歌バージョンにしてるな」 っていまさらながら気づきました(笑)。
 「逃避行」 を歌う麻生よう子サンを見て、田中美佐子サンを初めてテレビで見たときに、「誰かに似てるなー」 と感じた長年のモヤモヤが解消しました(爆)。 似てるんですよ、このふたり(どーでもいい話だなあ)。
 殿様キングスの 「なみだの操」 は、千家サンの書いた歌のなかでも最大級のヒットだったらしいのですが、「パチンコ屋や、都会の雑踏の中で流れているようなイメージ」 で歌ってくれと言われた、という宮路オサムサンの話は、興味深かったなー。 まさにそんな感覚ですよね、この歌。 西のぴんからトリオの 「女のみち」 に対抗して東の 「なみだの操」、という位置づけも、すごくよく分かる話で。 当時はこんな女唄を男が歌う、という、もうバタ臭いの極致みたいな歌が多かったですよね。 今はないよなあ。 「全員集合」 で加トチャンが、「わ~た~し~んがあああ~ささ~あ~げ~ったあ~」 って歌って自転車こいでましたよね、牛乳ビン底メガネで警官姿で。 オヤジの典型的なイメージたったんですが(爆)。 「昭和枯れすすき」 なんてのもありましたよねえ(これは千家サンのではありませんが)。 「貧しさに負けた~このまま死のうか~」 なんて、今じゃ自殺推進の歌として放送禁止ですよ、このインパクト。 時代にパワーがあったよなあ。

 私もカラオケで、ダミ声でこれらの歌を歌いたくなってきました(爆)。

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コメント

『全員集合』懐かしいですね。あたしはピンクレディー世代なのでキャンディーズはあまり知りませんが、当時のアイドルは礼儀正しくて美しかったと思いますね。

曲にのせる歌詞というものは、詩とは違って物語をコンパクトに収めていて短編小説の様ですね。
責任とか節度とかが皆の芯に当たり前にあった時代の歌は胸に沁みます。

投稿: ちゃも | 2011年9月 8日 (木) 01時05分


リウ様、こんばんは。つい最近スナックで「終着駅」を熱唱して来たばかりの希代加です(笑)。千家さんの詞、本当に良いですよね。リウ様の記事を読みながら、数々の名曲が頭の中を流れ、思わず「良い時代だったなあ・・・」と、言いそうになっちゃいました。余談ですが、私も左利きです。あ、どうでもいいですね。リウ様とゴールデン街あたりで飲んでみたいです。

投稿: 希代加 | 2011年9月 8日 (木) 03時03分

リウ様

この番組は見ていませんが、飛び入りします。
昔の歌って、どれもこれも詩の内容が大人の世界でしたよね。

聞いている世代の共感というより、この先のあこがれ(失恋はあこがれではないけれど、大人になって恋をして・・・・という意味で)の部分を歌ってくれていて、時代とともに未来に希望を与えていたように思います。

たぶん、今よりプロの方たちが意識高く楽曲を作っていたんだろうな。

だから、昔聞いた歌の歌詞がしみる体験もできたりするのかな。

少し前、久しぶりに学生時代の友人たちと学生街のカラオケスナック(まだあるんだなこれが)で集まったとき、「年下の男の子」歌ってましたよ。ほぼ大合唱、振り付け付き。その瞬間みんな恋にあこがれていた女学生でした。

投稿: みり | 2011年9月 8日 (木) 08時10分

ちゃも様
コメント下さり、ありがとうございます。

まあ、アイドル歌手に限らず皆さん、礼儀正しかったよーな気もいたしますが…coldsweats01、アイドルがアイドル然としていた時代でしたよね。 自分たちはトイレにも行かない、みたいな。

千家サンの歌詞に限らず 「私小説」 という概念が、当時の歌謡曲にはありました。 「3分間のドラマ」、なんて表現をよく聞いたものです。

それに比べると、今の流行り歌って、みんなメッセージだけ、という気がいたします。

投稿: リウ | 2011年9月 8日 (木) 08時22分

希代加様
コメント下さり、ありがとうございます。

左利き同志って、妙な連帯感がある気が勝手にいたしております(笑)。 テレビで食事シーンなどで、「あっこの人も左利きだ」、なんて。 ハサミが実は右利き仕様だ、というのは、ずいぶん大きくなってから気付きました。 それまではどうしてこんなに持ち手が疲れるのだろう、なんて思っていて。

私は飲むとただひたすら明るくなるタイプなのですが、最近はお酒の量も極端に減って、酔っ払うまで飲めなくなってきました。 またしこたま飲んでみたいものです。

投稿: リウ | 2011年9月 8日 (木) 08時45分

みり様
おひさしぶりです。 今クールは冬眠とのことでしたけど、もうすぐ明けますか? コメント下さり、ありがとうございます。

昔の歌って、「そんな歌歌っちゃいけません」 って親によく言われたモノが多かった気がします(笑)。 私たちガキどもはそれを意に介することなく、意味も知らずに 「別れにゃ~ならない~女の~意地なの~」 などと歌ってました(爆)。

いまの歌は自分の言いたいことばっかりで、情景もなにもあったもんじゃない。  仕方ないか、みんなパーソナルな時代ですからね。 大衆、なんていう概念が、もう過去の遺物になってしまっているんでしょうか。

「学生街の喫茶店」、じゃなくって、「カラオケスナック」、ですか(笑)。 カラオケが出始めたときは、確か8トラック?(爆)歌本を見ながら歌ってた気がします…って、いつの時代だよ!(爆) 念のために申しておきますが、これは私のオヤジの時代です(ハハ…)。

歌も振付も、みーんな覚えてる時代、でしたよね。 あんな連帯感を味わうことが出来ない現代の若者は、なんとなくかわいそうな気もいたします。

あ、サッカーの国際試合テレビ観戦とかで連帯感を味わうのか。

投稿: リウ | 2011年9月 8日 (木) 09時05分

失礼します。
姉が百恵ちゃんのファンで、「ささやかな欲望」から
ラストシングルまで集めていました。篠山紀信の写真集と『蒼い時』も本棚にありましたね。コンサートも一緒に行きました。私は歌を聴くより、なぜかカメラのシャッターを押すのに必死でしたが。百恵ちゃんの人気をあそこまで押し上げたのは、三浦友和とコンビを組んだ「赤いシリーズ」のドラマと主題歌の影響が大きかったと思います。

ところで、「夜のヒットスタジオ」のリハーサルにピンク・レディーが間に合わなくて、百恵と淳子の二人が代理で歌っている映像をわりと最近観ました。桜田淳子は照れながらなのに、百恵ちゃんは振付も結構完璧にこなしていて、さすがだなと感心してしまいました。

私は阿木耀子さんの作詞より千家さんの頃の方が好きでした。このBSの番組は録画したままですが、特に「冬の色」のVTRとスタジオの千家さんを観るが楽しみです。ジャーナリストとしての鳥越氏はどうも苦手なんですが、「アイドル研究」に関しては第一人者なんですかね。

「昭和枯れすすき」も懐かしいです。幼稚園ぐらいでしたが、レコードもよく聞き、歌っていました。
近年、いろんな世代が知っている「流行歌」って少なくなってきましたね。今年のレコード大賞も誰が受賞がするか、見当もつきません。

投稿: レイ | 2011年9月 8日 (木) 11時06分

今の歌は、情景が浮かんでこないですよね。あの時代の歌詞は作り込まれていたというのか、表現力があったというか、心に沁みるフレーズが多かったと思います。

今は歌、歌い手(グループ)の流行り廃りのサイクルがとても早くて追いつけないですし、歌い継いでいくような素敵な歌が少なくなっている気がします。

あの当時の歌には商業ベースの中にあっても、その業界に携わっている人たちの想いが組み込まれていたような気がします。

投稿: rabi | 2011年9月 8日 (木) 11時56分

レイ様
コメント下さり、ありがとうございます。

私も前期の百恵チャンのほうが好きですねー。 後期に入ってくると、ヤケに作られたイメージが先行するようになって。
まあ振り返れば、悲劇のヒロインであった前期のイメージも、作られたイメージではあるのですが。
でもガキだったぶん、作られたイメージにのめり込んでしまった、ということなんでしょうね。 私にとっても百恵チャンは、「赤い疑惑」 の大島幸子、という部分も大きいのです。

「夜のヒットスタジオ」 の映像、私もちょっと見てみたいですね。 百恵チャンは何をするにも、誠実な部分が多かったような気がします。

鳥越サンは結構ずれた話が多い人のよーな気がしていますが(笑)、この記事中に書かれた、渡邊あゆみサンの鋭い指摘の場面でも、なんか自分の思ってることを喝破されちゃって悔しそーな部分が見えたりして…(笑)。 でもそこが、人間的にかわいいな、なんて思っちゃうんですよね、私の場合。

レコード大賞なんか、その題名からしてレコードなんて死滅してますんで(爆)。 恣意的に決められてもねえ…。 順当にいけばAKBなんでしょうけど、絶対ありえない、というのがすごく見えちゃうんですよね。

投稿: リウ | 2011年9月 8日 (木) 14時23分

rabi様
コメント下さり、ありがとうございます。

個人の趣味が細分化する過程というものを、私どもの世代は見せつけられているような気がしてならないのですが、そのなれの果ての、そのまた先にあるのが、今の流行り歌の現状なのではないでしょうか。

CDという媒体からも解放されて、今は音楽、というものの実態がない。 空気みたいなものです。 あえて言えば、信号?

そんななかで、自分の考えだけの、頭の中だけで作られた空っぽの音楽が、うつろに響いている。

これはとても近未来的な話ですが、実はそんな段階に、我々は少しずつ、足を踏み入れているのかもしれません。

投稿: リウ | 2011年9月 8日 (木) 14時41分

 お久しぶりです。
 ようやくブログの世界に戻ってまいりました。私的な報告をするのは気がひけ、また『それでも、生きていく』にこうしたコメントを寄せるのは失礼(だからこの記事ならいいのか!とお叱りを受けるのもごもっともです)と考え、ここに書くことにしました。
 9月に入り、ようやくブログを再開しました。しかし、『冬のサクラ』最終回を録画したにもかかわらず視聴から遠ざかって以来、ドラマをほとんど見なくなりました。休止してからは2,3本のバラエティを除いてはニュースと関連の特集番組ばかり見ています。今月に入り復活したものの、やはりドラマ関連の記事は書けそうになく、現時点では断念することにしました。大河と朝ドラと木曜劇場は毎回録画してるのにどういうこと! ホント、突っ込みお待ちしています。ブログを書けば書くほど、リーンの興味は震災関連に行ってしまいます。はやく、ドラマについて書きたいのですが……。
 最近はこちらにコメントをお寄せくださる方の顔ぶれが変わったのですか?こちらはもはや浦島太郎状態です。よろしければまた、こちらにもお寄りください。みごとにガラパゴス化したブログになっています。また、コメントいたします。では。

投稿: リーン | 2011年9月18日 (日) 23時28分

リーン様
お久しぶりです。 復活いたしましたか!

年下の私が申し上げるのも不遜な話ですが、男って仕事や生き方など、状況が変わるケースが、とても多いですからね。 このブログにいらっしゃる方々でも、男性が一貫して訪れてくれる、というのは、とても稀な気がいたしております。 それは仕方のないことだと考えます。

ドラマのことを書くのは平和な証拠だ、という考えで、自分はドラマの記事を書いておりません。 ドラマというものは、人間の問題点を誇張して映し出すものだ、と考えておりますので。 そこで蒸留された人の本当の気持ち、というものに巡り合うときもあります。

ただ震災から半年たつというのに、どうしようもない壊滅状態のままの土地もあることは事実です。 リーン様は自分の思うがままに、ブログをお書きになったらよろしいかと思います。

書きたいことがある、ということは、伝えたいことがある、ということ。
言いたいことがある、という自分の気持ちを世界中に発信することを、怖がってはいけない、と感じるのです。

またリーン様のブログにも訪れたいと思います。 気が向いたら(笑)コメントなんかも入れてみようかと思いますので、そのときはよろしくお願いしますhappy01

投稿: リウ | 2011年9月19日 (月) 00時22分

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