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2011年10月 4日 (火)

「カーネーション」 第1-2回 NHKのセット力

 毎回毎回リタイアしているNHKの朝ドラ。 何度も何度も書いてますけど、どんなに良質のドラマでも、1週間分1時間半の話を見続けるのは、私みたいな怠け者の場合大変にきつい。 「ゲゲゲの女房」 がいかに、優れた朝ドラであったか。 まあ15分ずつ見るのがいちばんいいんでしょうけど。

 で、また恒例行事のように初回を見た感想を書きたかったのですが、どうもいいこと浮かばなかったので、2回目まで見た感想を書かせていただきます。

 まず目を引いたのは、「龍馬伝」 みたいな画質だなあ、ということ。
 画質に高級感が満ち溢れているんですよ。
 そして舞台が大正時代の大阪岸和田。
 この町のセットがまた、とてつもなくグレードが高いと思わせる。
 話はだんじり祭りから始まるのですが、目を引いたのは、電線。
 この時代、電線くらいとっくにあったんでしょうけど、その電線の数の多さと、電信柱のレトロ感あふれる作り。
 居並ぶ日本家屋は、その内部に至るまで再現率が異常に高い。
 受信料使いまくっとんなー、というのが正直な感想です。

 そして次に目を引いたのが、主人公の女の子。

 率直に申し上げて誠に申し訳ないのですが、この女の子の器量がよろしくない。
 これって、すごいことですよ。
 まあ主演の尾野真千子サンが登場するまで短い間なんでしょうが。
 器量が悪いから、インパクトがかなり大きい。
 その女の子が、男まさりに暴れまくる、のは朝ドラの常套、のような気もしますが。
 その子はいくら問題を起こしても屁の河童。
 でもその子が最も怖がるのが、小林薫サン演じる父親。
 2回までを見た限りでは、やはりなんと言ってもこの女の子の存在感に、皆が気圧されている感覚がする。 そしてこのカミナリ親父の小林サン。

 そこに 「大阪発ドラマ」 常連の正司照枝サンが祖母役、「JIN」 での母親役も記憶に新しい麻生祐未サンが、この子の母親役。

 ただひたすら、「まっとうな時代もの」 を作ろう、という気概が画面からあふれ出ているドラマとお見受けしたのですが、ドラマ的な仕掛けとかカラクリとかは、これからお手並み拝見、といったところでしょうか。

 また1週間分を見た時点での感想も、書きたくなったら書きますのでよろしく。

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コメント

リウさま、こんにちは。

私も「おひさま」とはカメラワークが全然違うなって思いました。
それと、子役の女の子が庶民的。
最近の子役ちゃんはみんな美人だから「おっ!」って思いました。
確かに、モデルのコシノ親子もインパクトのある大阪的な顔立ちですもんね。
大阪で制作する朝ドラは、基本的に面白いので、今回も期待してます。
小林さんの、ダメおやじぶりも良い感じです。

投稿: chie | 2011年10月 5日 (水) 10時41分

chie様
コメント下さり、ありがとうございます。

子役の層って、だいぶ厚くなっているんだなあ、というのは感じますね。 ちょっと見てくれは悪くたって(失礼)演技力があれば台頭できる。 こういう子はおそらくもてはやされて育つことがないと思うので、将来が余計に楽しみなような気がします。

2回まで見ていた限りでは、すごく丁寧に作られてると感じるいっぽう、ちょっとひねりがないかな、という気はしています。 ただこの様式美。 深読みするようなドラマではなく、じっくり腰を落ち着けて見られるドラマなのかな、という気はしています。

投稿: リウ | 2011年10月 5日 (水) 17時09分

はじめまして。
ブログを拝見してRSSリンクさせてもらいました。これからもよろしくお願いします。ドラマ記事を書いたらぜひトラックバックしてください。
もしよろしければリンクしていただけるとうれしいです。アクセスランキングにも表示されますのでリンクしていただければ上位になりやすいです。ブログパーツも用意しています。(記事に直接関係ないコメントですいません)

投稿: ドラマQ | 2011年10月 8日 (土) 15時58分

こんにちは

見る気がなかったのですが、こちらの批評を拝見して、見てみました。
丁寧な作りで、なかなかいいと思います。

が、着物の着付け!
袴なのに、あんなに襟を抜くなんて、ありえない・苦笑
なんでも襟抜けばいいってもんじゃないです。女学生なんだから、らしくしてほしい。

「おひさま」でも最終回、陽子が子供の入学式に出るのに、普通の羽織着ていましたね。
あの当時なら、黒の絵羽、紋付の羽織でしょう。

NHKだからこそ、見る目が厳しくなります。

投稿: マーシー | 2011年10月 8日 (土) 18時32分

ドラマQ様
こちらこそはじめまして。 コメント下さり、ありがとうございます。

私、すごくヘタレなので、リンクの仕方が分かりませんcrying。 トラバをつけていただくのは一向に構わないのですが。

ご期待に添えず、まことに申し訳ないですっ!
m(_ _)m

投稿: リウ | 2011年10月 8日 (土) 22時24分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

ウワ、着付けがなってないんですか!
見る人に見られると、ドラマ作りっていうのも気が抜けませんよネ!

「おひさま」 は結局リタイアしてしまった私、今回もちょっと心許ないのですが、1週間分見てきて、ちょっと期待がもたげかけています。 着付けはともかく(笑)、なかなかよく出来たドラマだと感じています。

「おひさま」 ってでも、陽子の一代記をやるってドラマじゃなかったんですね。 井上真央チャンが中年以降の役を、どうやってやるんだろうって思ってたんですが。

投稿: リウ | 2011年10月 8日 (土) 22時46分

リウさま

>着付けがなっていない
いえいえ、NHKの着付けは素晴らしいんですよ。
だけど、ドラマですから、ほんらいは年代や仕事によって、着付けの仕方、変えなくちゃいけない。
日本髪だって、そうでしょう。
ひとめみただけで、どの階層、どういう仕事、女性の場合は既婚、未婚もわかる。
って、それくらい厳密でしたから。

「どんと晴れ」の草笛さんは、素晴らしかったです。
角川映画の時に比べると、着付けの仕方が変わっていましたね。

襟芯が出てから、襟をやたらに抜きたがる着付けが目立つんですが、女学生に色気はいりません。
昔の人なら「水商売じゃあるまいし」って、言われますね。
特にこの時代、襟芯なんてありませんから。

もっと突っ込めば、近所のおかみさんたちの着物の着方が、きれいすぎることも、ちょっと気に入らない。
が、このあたりはまだ我慢して、大目に見ます。

特に素人の娘、奥さんと水商売とは、厳密に分けるべきです。

「おひさま」は私もほとんど見ていませんでしたが、知り合いから樋口さん、若尾さんの着物がいいというので、ちょっと見ました。
若尾さんはさすがでした。

蛇足ですが、
テレ東のドラマ枠、なくなっちゃうんですね。
「鈴木先生」の2%がきつかったそうです。
現場は頑張っていたのに、商売だから、難しいですね。

投稿: マーシー | 2011年10月 9日 (日) 06時47分

マーシー様
再コメント下さり、ありがとうございます。

ありゃ、着付けじゃなかったんですか! どうも着物に関しては全く疎くて、たびたび煩わせてしまってスミマセン。 日本髪に関しても、花魁の髪形は分かるけれども、ほかのバリエーションがどのようなTPOで結われるのかが分からないので、やっぱり見る人が見るときになって仕方ないんですよね。

ケースは違いますけど、拳銃に関してもその手の達人がいて、マンガなどでちょっとでも間違って描かれるともう気になってしょうがなくなっちゃうらしいですね。 拳銃はともかく着物や日本髪など日本人のたしなみとも言えるのに、それについての知識がない自分が恥ずかしくなります。

そもそも、襟芯、って何なのかが、分かりませんので私bearing。 ちょっと勉強したいと思います…。

近所のおかみさんたちも、アッパッパに関してはプロでしたが(笑)、そんなに身なりがきちんとしてたんだ~。 ただアッパッパ、というのも、私初めてそれがいかなるものなのかがここで分かった次第。 被服の成り立ちも学べるドラマだよなあ、と思っていたのですが…。

テレ東のドラマ枠がなくなるとは!
結果を迅速に求めすぎるのも、ことテレ東に関してはどうかと思いますが。 ほかの民放と比べて、放送ポリシーがきちんとして揺るがない、という印象の強い局だったので。

「モテキ」「勇者ヨシヒコ」 にしてもそうですが、優れたドラマには、必ずコアな支持者がついてまいります。
月10枠の失敗はさておき、深夜枠でそうした、玄人筋をうならせるドラマを、作り続けてほしいものですね。

投稿: リウ | 2011年10月 9日 (日) 21時20分

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