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2011年10月15日 (土)

「塚原卜伝」 第2回 錯綜する思惑と 「か~るいボクちゃん」(笑)

 「旅は何が起きるか分からぬほうが面白いから」 と中尾彬サンの好意を断り、紹介状もなしに徒手空拳で(刀は持ってるか…)京入りした新右衛門(のちの塚原卜伝、堺雅人サン)。
 「腕が鳴るぞぉ~~っ!」 と意気揚々たるものですが、次のシーンで 「腕ではなく腹が鳴った…」 とグウグウ鳴る腹を押さえる(笑)。

 「なんのあてもないなんて、だから中尾サンの申し出を断るべきじゃなかったのです」 とブチブチ文句を言う供の左門(平岳大サン)。 「当てもなく都に上るなど、潮路も知らず船出するようなもんですよ」 と痛いところをつかれ、渋面の新右衛門。

 ところがこの導入部、新右衛門が次に対戦する相手の評判 「海内無双の剣士」 の、ひそかな呼び水になっている。 「海」 つながり、つーか(こじつけかな?)。

 同時に 「あてもない旅」 にもかかわらず、冒頭部分で京入りしたばかりの新右衛門たちが助けた武家の娘が、京ことみサン(シャレか?…笑)。 ここから新右衛門は鹿島流の名を上げる鉱脈をはからずも探し当てる。

 で、その京サンの父親が風間杜夫サンで、大内家の家臣。 そこに納品する商人の娘が有森也実サン。 さりげなく 「ゲゲゲ」 ファミリーが固めております。
 その大内家が細川家と対抗して将軍足利義尹(本田博太郎サン)の前で御前試合をするというので、それに新右衛門は駆り出されることになるのです。

 この冒頭部分だけで、結構いろんな情報(裏情報も含め)が詰まっている。
 しかもこのドラマの標榜するスタンス、というものを、さりげなく打ち出している。
 「飄々と、勝負の世界を描写する」、というスタンスです。
 そこにはご都合主義(ぐーぜん大内の家臣の娘を助けたとか)も存在し、しかもギャグ的要素も織り交ぜる。

 このギャグ的要素のなかに絶妙(でもないか?…笑)に組み込まれているのが、新右衛門を演じる堺雅人サンの、「なんとな~く軽い」、「か~るい卜伝、ボクちゃん」 なのです(笑)。

 このボクちゃん(笑)、風間サンからの御前試合の申し入れにも、ふたつ返事で 「い~ですよ」(笑)。 同時に風間サンお抱えの草の者の尾行を新右衛門がそれとなく見破ったことも描写し、ボクちゃんの 「飄々たる手練者」 を表現していくのですが。

 どぉ~もこの、なんつーか(笑)。

 ボクちゃんは 「勝てば鹿島の名が上がるなァ! 天下一っ! 天下一っ!」 と左門とふざけ合う。 なんかもう、自分は勝つに決まってるとばかり思っている感じで、しかもノリが軽い(爆)。
 新右衛門の反応が軽すぎて、「すごい自信家だなこの男」 と思うと同時に、御前試合の重大さが、伝わってこんのです(笑)。

 かえって物語の語り部が神経を注いでいるのは、どちらかというと風間杜夫サンが演じる、平賀丹後守の虚々実々の思惑。 この男、ただものではない、ということを作り手は強調しようとしている。
 そしてそのただものではない男が、東国の田舎剣法だと思っていた鹿島流の認識を改める場面を挿入することで、か~るいボクちゃんのすごさがまた際立っていく。

 しかしそれにしても。
 大内と細川が復権に肩入れしたとはいえ、足利といえば将軍でしょ。 御前試合ともなると、すごい大イベントじゃないっスか?(笑)
 しかも義尹役の本田博太郎サン、白塗りにお歯黒だし(カンケーないか…笑)。
 いずれにしても御前試合の重大性をもっとアピールしてもよかったのでは?

 ともかくまあ。
 その試合が近づくにつれ、新右衛門は自分の体がヤケに重いことに気付きます。 相手は「海内無双の剣士」 で20回負けなし、しかも真剣勝負を所望している。 緊張が、知らず知らずのうちに、新右衛門を蝕んでいたのです。
 鹿島の海を懐かしむ新右衛門。 自分の原点を、見つめ直そうとしているのです。

 このシーンを見ていて、500年も前の人物が、やはり故郷を懐かしむ、ということに、ある種の感慨を禁じ得ませんでした。

 自分にとっての懐かしい場所は、自分の原点。

 昔はいまなんかと比べ物にならないくらい風流な時代だっただろうに、やはりそれでも、京の汗ばむ重苦しい空気のなかで、思い出す自分の故郷がある。

 そこに遭遇した、風流踊り。 無病息災を願って行なわれる都踊りの輪に、新右衛門は故郷鹿島の祭りを思い出し、加わります。

 「のう左門。 俺はいつの間にか思い詰めていたようじゃ。
 勝とう。 勝たねばならぬ。
 試合が決まってからそのことばかり考えておった。
 だが、思い詰めては心が固くなる。 心が固くなっては、身が締まらぬ。

 ただのびやかに、おのれの剣を振るえばそれでよいのじゃ」

 思い詰めるな。

 のびのびと自然に振る舞えばよい。

 これは現代にも通じる人生訓になりえる重みを持っています。
 だけどボクちゃんが言うと、これがか~るくなっちゃうんだな~(笑)。

 そして試合当日。 新右衛門は鞍馬流を操る相手の男の剣の重さにひるみ、丹後守の部下との腕試しの際に相手が使っていた、「剣を後ろ手に持ってどちらの手でもってそれを使ってくるか分からなくする」 という方法を使ったり、ちょっと悪あがきをします。

 この 「どちらの腕に刀を持って攻撃してくるか分からなくする」、というのは、白土三平氏のマンガによると(笑)相当相手が嫌がることなようでして、それを 「カムイ伝」 の抜け忍カムイが発展させた技が、変移抜刀霞切り(懐かしい…オッサンだオレも…笑)。

 この試合。

 前回(第1回)から共通して、スローモーションでやっている部分は、やはり実際にもゆっくりと演技してるんだろうな、というのが分かって、ちょっと興醒めの部分もありました。
 ただこの、相手の技に対して自分がこう仕掛けていく、という駆け引き。
 そして劣勢に立たされた側の主君、大内と細川の表情の変化。
 それらがとてもよく描けていた。
 こういうのに、男の子はシビレルのです。

 「虚実に惑わされるな。

 風を思え。

 天を思え。

 地を思え――」

 風流踊りがフラッシュバックします。
 鹿島の海が、フラッシュバックします。

 「ただ心を、のびやかに――」

 新右衛門の構えが変わります。
 新右衛門はまったく力を抜いたままの状態で、相手の重い剣をさばき、舞を舞うように相手を翻弄する(まあもうちょっと華麗にやってもいいよーな気もいたしましたが…笑)。
 無念無想の境地のまま、新右衛門は勝負に勝つのです。

 うーん、欲を言えばキリがないが、なかなかよかったぞぉ~っ。

 ここで立ち会った者たちの表情を克明に追うことで、ドラマ的なカタルシスは最高潮に達するのです。 使い古された方法ではあるが、ドラマを魅力的に見せる王道だと感じます。

 ところがこの勝利の余韻も消えぬうちに、京ことみサンが父親の風間杜夫サンに向けて、負けた者の恨みがぶり返してくること、そして新右衛門が勝利に驕ってしまうことの危惧を打ち明けるのです。 次回に向けた興味が、これでまた持続することになる。

 か~るいボクちゃんのおかげで話がいたずらに重たくなることはないのですが、その分却って気楽に見ることができ、しかも勝負の面白さもひき立っている。

 佳作レベルの常道を目指した肩の凝らないドラマ、と言える気がします。

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コメント

 実はこの回は、バイトに行った娘を迎えに行ったので、見れませんでした。第3回は、見ました。リウ様のレビューを読むと、見たつもりになれるので大変ありがたいです。おかげで、風間さんが出てきてもしっくりお話についていけました。ありがとうございました。

 先日は娘も見ていて、「上野樹理より堺さんの方が大河らしいよね。」とほざいておりました。「江が大河らしくないのは、樹理ちゃんのせいではないぞ。」と私は言い返したのですが、作品の出来が悪いと、役者さんの演技力の差がさらに拡がって見えるのは仕方ないかもしれません。この作品の堺さんは、ひょうひょうとかるーく剣豪のぼくちゃんを演じていて楽しそうです。痛快時代劇っぽいのも楽しいです。

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

ちなみにこのドラマ、土曜日の午前11時から、再放送しております。 私はそちらを見ておるのですが…。 日曜の夕方6時ごろ、と言ったら家族にとっては結構リキの入った晩餐タイム(もしくは休日モードでショボイ食事…笑)(いずれにせよ夜勤の私にはあまりカンケーありませんが)なので、見るのが難しい時間、とも言えますよね。 「サザエさん」 見たい人もいるご家庭も多そうだし(笑)。

堺サンは、うーん、大河の主役としてはちょっと線が細いかな、という気はいたしますね。 群像劇の中心人物であれば立ちいくかと。

却って 「南極大陸」 で冷たい悪役をやっている落差に驚きます。

ただそんな冷たい役をやっていても堺サン、どことな~く目が、笑ってるんだなコレが(ハハ…)。

 娘は堺さんのニコニコ顔が好きみたいでして。女子高生ですから、若い女優さんには厳しいです。前田敦子さんのイケパラも「あっちゃんは可愛すぎるから、面白くない。男装してもバレバレだもの」と言ってました。土曜の11時の再放送を見るという手があったんですね。なるほど。でも見損ねた時は、これからもリウ様のレビューでお勉強させていただきます。ちゃっかりでごめんなさい。

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

おおっ、じょしこ~こ~せい…(「めぞん一刻」 の四谷サンみたいな反応をしてしまった…笑)。

あっちゃんは可愛すぎる、という意見には賛同いたしかねますが(爆)、堀北真希チャンがやっていてもバレバレだったよーな気もいたします(「イケパラ」、前田版も堀北版もどっちも見てないのですが…)。 仲間由紀恵サンでさえ、宦官ったって、バレバレじゃね~の、とか思っていたくらいですから(爆)。

このドラマ、見逃してもさほど困らなそーなので(笑)、頼りにしてもらっても結構なのですが、私もこのドラマに関しては、常に書きたいという欲求が突き上げてくる感じがいたしませんので(ハハ…)、本編をご覧になられたほうがよろしいかと存じます…。

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BOOKS

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    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

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    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
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  • ザ・ビートルズ -

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    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

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    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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