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2011年10月10日 (月)

「江~姫たちの戦国~」 第39回 もう回数がないわ!急がなきゃ!

 今回の 「江」 はまさに、この題名の通り。
 話が2年後3年後に、スッ飛ぶスッ飛ぶ。
 秀頼はあっという間に17とか19とか(えーと…笑)。
 竹千代もあっという間に成長。
 竹千代の弟、国松もあっという間に生まれ、あっという間に剣の稽古。 いつの間にやら姫ももうひとり生まれてるし(笑)。

 あっけにとられました、正直。

 なんじゃコリャ(笑)。

 例えて言えば、夏休みの間なんにもせずのんべんだらりと過ごしてきた小学生が、休みの最終日になって母親から 「宿題はどうしたの?」 と言われ、猛スピードでそれをなんとか収拾しようとしている様に酷似しています(爆)。
 その小学生に責任があることは言うまでもないのですが、母親もその責を免れない。 という論理からいけば、脚本家に責任があることは言うまでもないが、NHKにそのおおもとの責任がある、ということになりましょうかね(ハハ…)。

 コメント欄を通じて当ブログでも再三申し上げてきたことですが、秀吉と茶々の恋愛話に、そもそも時間を割きすぎなのです、このドラマ。 それがメインの話だけではなく、そのことを描き始めたときから換算して、正味20回はやっていたと記憶している。

 この原因は、脚本家自身が、全体的な話の構想を、統括的な予定表として作成していなかったことに尽きる、と感じる。

 江の人生をトータルで考えれば、そして彼女の人生と歴史とのうねりの交わりを考慮すれば、秀吉亡き後(1598年)から豊臣滅亡(1615年)までの17年ほどの話にウェイトがおかれるべきです。
 そしてさらに言えば、豊臣滅亡から江の子竹千代が三代将軍家光としてその座につく(1623年)までの8年間を第2部的な動向として描くのが適当と思われます。

 話的な面白さでいけば、江と淀との関係の変容こそが大河ドラマの話としては適当であり、さらにわが子家光と春日局との確執が描かれるのが適当と思われる。

 しかるにこのドラマは、7歳児から大の大人を登場させてきたにもかかわらず、そのへんの話をうろちょろし続け、信長との交流に力を注ぎ、秀吉との猿蟹合戦に神経を費やし、あげくの果てに主役をほっぽり出して秀吉茶々の恋愛話ですからね。

 このドラマを見ていて強く感じるのは、脚本家先生が好きな人物に関してはしつこいくらいに掘り下げるのに、興味のない人物に関しては一切描こうとしない、という点です。

 脚本家先生がご執心なのは、信長であり、秀吉であり、秀忠である。
 そしてその 「興味のないこと」 の筆頭に来ているのが、江、であり、江が産んだ子供たち、なのではないか。
 ダメドラマになるのは必定。 「江」 というメインタイトルなのに、「江」 を描いていない。

 今回も江をめぐる話以外はそれなりに面白い。
 ところが江と来たら、またしてもブンむくれて、衆人環視のなか国松に授乳し(呆れた…)、竹千代なんか徳川にくれてやったから私の子じゃないくらいのことを平然と…いや失礼(笑)竹千代を奪われた怒りを家康に直接ぶつける。 「お前の産んだ子供は徳川の子じゃ」 と言う家康に、「いいえ、私の産んだ子供は竹千代以外はみんな私の子供です」 と言い張る江には、失笑を通り越しました(…)。 「やれやれ、どいつもこいつも」 と呆れる家康。 その呆れぶりは、すなわち視聴者が見ている呆れぶりと繋がるのです。

 まあそういう話にするのはいいのですが、その話こそメインにすべきじゃないんでしょうかね。 もっと腰を据えて。

 これが1年後、2年後、3年後のブツ切りの話として出てくるから、見る側は呆気にとられるしかなくなるのです。
 で、連想したのが、「夏休み最終日にウンウンうなって宿題をしている子供」(笑)。

 今回冒頭、おおばの局が 「御台所」 という地位をことさら強調する話をし出す。
 つまり、「あなた様は徳川最初のファースト・レディなんですよ」 という話。 「ファーストレデーだろーがわが子も抱けないなんてイーミなーいじゃーん」 と返す江。
 万事がそういう発想から出発してるんですよ、このドラマ。 セレブだのイケメン萌えだのファーストレディだの。 みんなワイドショー的発想じゃないですか。 バブリーだとか言われる源流ですな。

 同時に冒頭、またしても竹千代を隔離する福(春日局)とのちょっとしたやり取りもある。
 コメントをいただいた方からのご指摘にもありましたが、「どうしていつも竹千代は病気がちなのじゃ」 と、福の養育責任を追及してもしかるべき場面なのです、ここは。 それを 「またか」 みたいな呆れようで江は済ませてしまう。
 この話をもっとメインに据えるべきなんじゃないでしょうかね。
 でももう無理です。
 今回を入れて、あと7回ですから(笑)。

 つまり女どうしの確執なんて、この脚本家のかたは書きたくなくて仕方ないのです。
 脚本家のかたが書きたいのは、イケメン向井理クンのカッコイイ秀忠像。
 今回もイケメン秀忠は、伏見入りして豊臣擁護の姿勢を打ち出していくのですが、父親のやることには相変わらず冷静なアナライザーで、的確な解説に終始する。

 そして今回のメインは、成長した秀頼が民衆から大いに受け入れられている模様と、その当人の実力が底知れぬものを秘めていることを家康が実感する、というくだり。
 秀頼に家臣が家康との接見の際に針を仕込ませようとするのですが、秀頼は 「その必要なし」 と柱にそれを突き刺す。
 その針を回収した家康が同じように自分の手元にあった台にそれを突き刺そうとするのですが、それは虚しく転がり、家康は手のひらに、小さなけがをする。
 ここらへんのドラマ的な面白さは、確かにございました。 イチャモンをつけようと思えばつけられますけどね(だいたい目立つところに針を突き刺すなよ、とか…笑)。
 そして家康との接見に応じた秀頼の演技が、ヤケに激情的すぎるのもちょっと気になったけど(笑)、「ただものではない」 と家康に認識を改めさせるほどのものだったことも、ドラマ的には面白い。

 ただその裏で進行していく三姉妹の話は(裏なのか?)、初が夫の京極高次を失う話から、ようやく淀と江との間を取り持つネゴシエイターとしての役割を演じ出すところとか、いかにもやっつけ仕事的。
 もっと丁寧に出来るでしょう、というより、丁寧にやるべきなんじゃないでしょうかね。
 江と淀との関係修復とか、話をいくらでも膨らませることが出来るでしょうに。
 というより、「江」 が主役のドラマなのですから、今まで大河で繰り返されてきたことをやるより、そっちがメインになるべきなのではないでしょうか。

 しかも秀頼との間に千を差し置いて、側室があてがわれ、その側室との間にいつの間にか子まで出来ちゃってる。
 なんじゃソリャ。
 はしょりすぎでしょ、だいたい千姫が出てこないし。 まさか芦田愛菜チャンを使うわけにもいかないでしょうけど、どうして側室に子が出来たといって千の悲しむ姿をやらないのか、甚だ理解に苦しみます。 どうも次回は出てくるみたいですけど、大人になった千が。 ポッキー娘らしいですが。

 つまり話が飛びすぎて、いきなり大人になった千を出すわけにいかない、というのが実際のところなのではないか、と思われます。
 でも秀頼も急にワイルドな大人になってるしなァ(爆)。 その推測は違ってるかも。

 それを総括しながら、「江をめぐる内と外にも、淀をめぐる内と外にも、問題が降り積もっていったのでございます」 みたいなナレーションで事を済ませようとすることに、「宿題が出来なくて結局問題を解いたようなふりをしてテキトーなことを書き殴ってる小学生」 というものを、私などは連想するのでございます(爆)。

 話の細部にわたってツッコミを入れようと思ったのですが、なんか飽きてきた(ハハ…)。 面白いですけど。

 面白いんですよ、結局、このドラマ。

 ツッコミどころが多過ぎて(爆)。

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コメント

 6年越しの対面なので、時間が過ぎていきました。ナレーション大忙し。さすがに出産シーンはなくて、授乳でしたが、あてつけのようで。家康に子供の事を言ってる時も、共感できないし。「竹千代もあなたの子でしょう」「自分の思い通りにできない子は捨てるのか」と竹千代の代わりに言いたい。せっかく直訴のチャンスなのに、子を奪われたわが身の事しか考えてないし。

 はしょりすぎのお話で、秀頼に側室ができたのに、千姫が出てきませんでした。淀が暗い中「これでいいのか」と繰り返しているのを見ていて、正室がいるのに側室をめとる事を言っているのだと思いましたが、不気味で、淀が息子を失いたくないのかと思ってしまいました。無事、家康との対面から帰ってきた後の抱擁も危ない親子に見えてしまいました。私の頭が危ないです。

 秀頼有能説でいくようですね。秀頼も秀忠もみんな有能だから、主役がお馬鹿なのかもです。不憫すぎる江ちゃん、収録もほとんど終わったみたいだし、お疲れ様と言いたいです。秀頼が清正に針を渡された時は、仕掛け人、藤枝梅安かと思ってしまいました。秀頼くん、あんなところに針を刺しちゃ、危ないです。家康さんもいい年なのだから、針なんかで遊ぶのはやめましょう。小道具さん楽しませてくれてありがとう。江ちゃんのシーンより秀頼の印象の方が残ったのは、先生はイケメンがお好きと言う事ですね。(笑)

投稿: ささ | 2011年10月10日 (月) 17時07分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

なんか邪推かもしれませんが、ささ様のため息が聞こえてきそうなコメントとお見受けいたしました(笑)。 突っ込むべきところすべてに突っ込んでいただき、記事が補完出来た気がいたしますhappy02

ホントに江は、自分、自分、自分なんですなぁsad

表面上で展開する理由に加えて、「子供なんかもう厭きるほど生んだから、竹千代なんかもうどーでもよい」 という部分も見受けられる。 これ見よがしに竹千代の前で授乳するのも、春日局やおおばの局、そしてその向こうに見える家康への 「抗議」 なのでしょうが、それが 「あてつけ」 にしか見えてこない。 そしてその江の眼中には、竹千代のことなんか微塵もない。

確かに過去の大河でもこれと類似したシーンはまま見受けられた記憶がございますが、ことこのドラマに関しては、主役は江。 過去のいろんな大河でも、主役がやってきた非道なことは、主役にそれなりに苦悩や逡巡を強要させ、致し方ない、という理由づけを無理に行なってきた。 だのにこのドラマは、江を突き放すばかり。 まあ作り手に主役への愛情などないのですから、当然と言えば当然かgawk

気のせいかもしれませんが、向井理クンは初登場時からますますイケメンに磨きがかかっているように、私には思われます(メイクさんも気合入れてんのかなー…笑)

投稿: リウ | 2011年10月11日 (火) 07時13分

はじめてコメントさしあげますconfident
いつも大河の感想を楽しく拝読しております。
わたしは1話で脱落して以降、このようにみなさんのブログでの呆れぶり…もといご感想を読んでいるわけですが。。。
テレビ欄の題を見るだけでも、時間のすっとびようが分かりますものねcoldsweats01
田淵さんは本当に初という人物に魅力を感じておられるのでしょうか。
茶々を書いたらもっといいもの出来たかも、ですね。

投稿: やんたん | 2011年10月11日 (火) 14時45分

やんたん様
はじめまして。 コメント下さり、ありがとうございます。

このような面白いドラマを見ていないのは実にもったいないです(笑)。
ただこのドラマは、ひとりだけでは堪能できません(ハハ…)。 怒りがたまって健康によろしくない(爆)。 このようにコミュみたいなところで 「ひどいねぇ」「バカだねぇ」 と言い合うのが、正当な楽しみ方だと思うのです(笑)。

脚本家先生が好きなのは、淀だけですね。 江も初も、どーでもいいと思ってる。

行き当たりばったりなのはその都度じゃなくって、全体的にそうだった、というのが今回は、しみじみ分かりました(はぁぁ…)。

投稿: リウ | 2011年10月11日 (火) 16時55分

リウ様のおっしゃるとおり、夏休みの絵日記を、大慌てで書き起こしてる感じですよね。
そして毎日ちゃんと書いてないから記憶がテキトーであんまり覚えてなくて、「きょうはプールにいきました。」「きょうもプールであそびました。」みたいなスカスカした日記になってしまう。ごまかして2・3日はすっとばしてもバレないんじゃない?とすっとばしてとりあえず体裁を整えてるという。(整ってるようにはとても思えませんが)
自分大好きというよりも「あたしって可哀想でしょ」オーラ満々の江ちゃん。授乳のあれこれももっとしおらしくしていたら哀れを誘う格好の題材になるのでしょうが、制作側に主人公への愛がないと、こんなヒドイ描き方になるのですね。
高次が倒れるシーン、観てなくても息遣いがおかしくて、あ、こりゃ倒れるんだな、そんで死んじゃうんだろうな・・・といういわゆる「フラグ立った!」という演出で、酷いものだとおもいました。
こんなに三姉妹のうち淀殿にしか興味ないなら、なんで原作まで書いて引き受けたんだろう。先生。

投稿: さり | 2011年10月11日 (火) 21時53分

さり様
コメント下さり、ありがとうございます。

絵日記は相当ごまかしが効くので(笑)、私が想定したのは、算数ドリルをさもやってるようにメチャクチャな数字を羅列してる感覚(爆)…まあいずれにしてもさり様のおっしゃる通りかなりテキトー、ですcoldsweats01。 それにしても2、3年スッ飛ばす絵日記というのは、スッゴイですねぇ~。

自分ってこんなにカワイソウ…って、少女マンガのノリみたいな気がしてます(昔のです…池田理代子サンの 「白いエグモント」 だったっけなー)。

でもそれって、江の悲しみに、作り手が正面から向き合っていないことの表れなんだと思うのです。

初にしても、あんなにラブラブだったのに、もっと紅涙絞るような高次との最後の日々を描いたってよさそうなもの。
でも田渕サンにとって、初は単なるアイドルオタクでお菓子大好き女。
自分でそう設定しておいて、そのうえで見くびってる。
初の抱いた悲しみに、やっぱり正面から向き合っていないんだなー、この脚本家サンは。

原作がまともだ、というのは漏れ伝わってまいりますが、ホントにその原作だって、自分で書いたんですかね? ここまで面白おかしいドラマを見せられると、甚だ疑問に感じてきます。

投稿: リウ | 2011年10月12日 (水) 07時10分

 先生も江ちゃんも上面だけのセレブじゃ、上品さがでないと言う事でしょうか。(いきなり毒ですいません。)

 江ちゃんも樹理ちゃんの年齢を超えて、6人の子供の母上なのに、ぺらぺらの着物(衣装さんすいません。)を着ていた頃からとたいして成長がみられません。ずっと「私はかわいそうなお姫様よ」ですから。ずっと視聴者を「かわいそう」状態にしておいて。誇りは信長の姪ってことだけ、でもね、秀忠の御台所の方が地位としては上なのです。セレブなら、太平の世の大義を唱えるなら、御台所の高貴さを見せて欲しいです。あてつけで授乳したり、家康に泣きごといってないで、毅然としてほしいです。繰りごとですいません。こういう女々しい自分が嫌だわ。

 「姫たちの戦国」ですから、ずっとお姫様だし、ずっと戦国時代よ、江戸時代は来ないのです。ちゃんとサブタイトルを読めと言われてるみたいです。お子様大河のまま来年に引き継ぐみたいですね。来年は海賊王のようですから。大暴れしてもらって、本格大河戻ってもらいたいものです。でも多分、江ちゃんほどは見ないでしょう。不憫な子は見捨てられないけど、出来のいい子(清盛、がんばれ)は放っといても大丈夫ですから。「龍馬伝」で充電したエネルギーを江ちゃんで使い切ってショート寸前です。

投稿: ささ | 2011年10月12日 (水) 08時09分

ささ様
コメント再びお寄せ下さり、ありがとうございます。

ささ様のコメントを読んでいて、「出来の悪い子供ほど可愛い」 という言葉を思い出しましたconfident
いや、子供というより、姑の心境なのかな? ダメ嫁が産んだ子供にDQNネームをつけられ(爆)、年端もいかないというのに髪を染めたりピアスさせたり、平気で真夜中にコンビニとかに買い物に駆り出したり(事例が具体的だ…爆)。 いくら小言を言っても嫁は屁の河童。 自分で産んだ子じゃないから修正が効かない(ドラマももうクランクアップしちゃってるし…笑)。

「姫たちの戦国」 に込められたほうの意味を読み取れ、と田渕女史もおっしゃりたいんでしょうかね。 いつまでたっても成長しない、姫のままの江の話だ、な~んて。

女性の視点に立って女性がメインの大河を書こう、という意図なんか、私の場合このドラマからはあんまり感じられませんね。 却って女性を貶めている論調が、支配している気がする。

それにドラマの初期、あれほど 「私は信長の姪」 と見栄を切っておきながら、最近じゃ全くそれが芽を吹き葉を茂らせ実を結んでいる、という様子がない。 「天下布武」 の印を秀忠にやっちゃったから、もう自分のなかには信長は生きてない、とか?

とにかく、なぁ~んにも考えてないみたいに見えますよね(爆)。

投稿: リウ | 2011年10月12日 (水) 12時53分

 出来の悪い子ほど可愛いです。(笑)

 田渕先生は違うようで、イケメンが大事。女の子で好きなのは茶々。きれいなお姉さまには華があるから。だったら、淀主役でいいのじゃないかしら。江ちゃんにしたのは、イケメン秀忠を出す為じゃん。ついでに初ちゃんのダーリンもイケメンだし。

 でもイケメン好きを前面にドラマ上に押し出されると、少女まんがのお星様きらきら、お花畑でかるーくなっちゃって、それを50作目の記念大河ドラマで堂々とやっちゃう厚顔無恥に、嘆くより呆れてしまいます。やり切った先生の暴挙はある意味称賛もの?NHKはこれで、「篤姫」の呪縛から解放されて、良かったでしょう。先生のわがままから解放されます。

 くだらないドラマと思いつつも、でも衣装とかお庭とか小道具とか、スタッフの気概が見え隠れする時があります。今回、江ちゃん、初ちゃん、淀の方の打ち掛けはそれぞれきれいでした。お金かけているのでしょうね。刺繍とかあって。

 ぐだぐだが長所?だったのに、展開が間に合わなくなって、はしょってはしょって、大忙し。ナレーションで進めようですね。(茶々と秀吉の恋愛だって、半分はナレーションでまとめて十分だったと思います。恋愛にこだわる先生の情熱に制作側が負けたのだろうけど。)

 出来の悪い子だけど、愛しい「江」、今更何かが変わるとは思いませんが、この際最後までダメっ子のまま、終わってほしいです。私の希望としては「信長おじさまと二人乗り、もう一度」で大笑いしたいです。少女まんがちっくで涙がでるくらい笑えたシーンでした。懐かしいです。


 

投稿: ささ | 2011年10月12日 (水) 23時06分

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

江が子供たちを突き放している(ように見える)のは、ほかならぬ田渕サン自身が、江を突き放しているのと同義のように、思えてまいりました。 ひょっとすると自虐なのかも。 わが子(自分の書いたドラマ)に対して愛情が持てない。 その後ろめたさに背を向けて、イケメンと享楽の日々を送りたがる(おどろおどろしいな…爆)。

今年を象徴する一字、というものを清水寺でやったりしてますけど、ことこのドラマに関しては、「呆」 に尽きますネ(爆)。
「怒」 も 「嘆」 も通り越して、ただ呆れるのみ。
当ブログのこのドラマの記事でも、何度この文字を使ったことでしょう(笑)。

それにしてもNHKが田渕センセイのわがままを断ち切るために仕掛けた罠だというささ様の推測は、相変わらず背筋が凍りますcoldsweats01

まあタイトルもなんもかも決まって、「やっぱり江は無理だ、茶々でいく」、ったって、修正効かないですもんね(爆)。
「江じゃ話にならん」 と感じたときの、田渕女史の絶望した様が、目に浮かびます(嗜虐だ…)。

しかし話になんか、いくらだってなるんですよね。 シロート感覚で見たっていろいろ思いつく。 「シロート感覚がいけないのよ!」 って一喝されそーですが(笑)。

まあ、このドラマ自体が 「シロート感覚」 丸出しですが(自分で煽っといて逆襲しとる…)。

「信長との相乗り」 場面は、江に信長の精神が受け継がれた瞬間を象徴しているような感じで、私としては結構感動したのを覚えています。

ただそれがその後、「私は信長の姪じゃ!」 と威張る道具にしかならず、「伯父上は戦をやめさせるために」 などと戯けたことを言い出すに至って、「こりゃダメだ」 と。

ただトヨエツサンが、自分が勢いづかせたドラマがこんなていたらくになって、いまさら出たいと思うかな?…あ、いや、もうクランクアップしたんだった(笑)。

投稿: リウ | 2011年10月13日 (木) 07時27分

 NHKって女性の脚本家を結構使い捨てしてるでしょう?大石静さんと橋田先生くらい。今も残って、民放でも通用するのは。横綱審議委員になった方もいますが。「天地人」の方も朝ドラの成功で起用されたのだろうけど、次はないでしょう。先生も篤姫が当たったけど、今回ので縁切りじゃないかな。とてもじゃないけど、民放はお呼びじゃないだろうし。三谷さんのように、オリジナルでも、群像劇が書ける構成力がないと長丁場は持たないです。組織ってかなり薄情だと思うのです。だから再来年の方も「ゲゲゲ、、、」で起用されたけど、ダメだったらすぐ手のひら返されると思います。

 トヨエツが少女まんがの白馬の騎士よろしく、江ちゃんを助けにきたのを、素直に感動できてたら、私ももっと江ちゃんに優しくなれていたかも。信長が気安くイケメン扱いされたのが気にくわなかったからか、呆れて大笑いしてしまいました。おじ様ったら、死ぬ前に江ちゃんを思い浮かべるし。「ありえねー」。でもあの頃は江ちゃんの扱いも今より良かった気がします。先生は秀吉の時代になって、茶々に乗換てしまいました。でも不憫で出来の悪い「江」、最後までのぐだぐだに期待しています。(笑)回数あと少ししかないし。見届けたら、がんばった自分に乾杯します!

投稿: ささ | 2011年10月13日 (木) 21時21分

ささ様
またのコメントを下さり、ありがとうございます。

内舘サンも使い捨てでしたか…coldsweats01

それにしても 「切るためにあえて使う」、などとゆーことを、受信料を使いながらやらんでもらいたいですね、もし事実だとすればwobbly

旦那さんが亡くなって、結構同情すべき状態だと思ったんですけどもね、田渕サン。
このドラマを見ていて、「ああこの人に歴史物はダメだ」 とは思いますが、それ以上に感じるのは、「知識なんかなくたって、ドラマの脚本家ならそれなりに話を作れるだろうに、この人はそこまでグダグダだ」 ということです。 申し訳ないですけどね。

加賀サンも富田サンも、期待した自分がバカだった、というほどのつまらない使われようですけれども。

昨晩の 「大竹しのぶのオールナイトニッポン」 で、しのぶサンがこのドラマの打ち上げに参加出来なくてとても後悔してる、みたいなことを言ってました。
自分のクランクアップ時に、裏方の人から表彰状みたいな感謝状をいただいたらしいんですよ。 1年以上頑張ってきたのに、それをねぎらう場に参加出来なかったことが悔やまれる、と。

つまり、上のほうはグダグダだけれども、手足となって働くほう(裏方さんや俳優さんなど)は、一生懸命このドラマをいいドラマにしようと、頑張っていたんだろうなって、思ったのです。

特に大竹サンクラスのすごい役者さんになると、このドラマのアラも見えすぎるくらい見えるのだろうと思うのですが、一切不満など口にしない。
立派だな、と感じるのです。

残された数回は、そんな人たちの頑張りを見ていこうって、そんな気になってます。

投稿: リウ | 2011年10月14日 (金) 07時37分

 もちろん切るために使ったのじゃありません。欲しかったのは篤姫続いて二匹目のどじょうでしょう。でも、NHKのドラマでしか成果を出せない人は局にとってお手軽で、小粒でも制作側の補佐でそれなりにできるし、切りやすくもあると言う事です。意地悪書いてごめんなさい。

 先生の場合ちょっと篤姫で調子に乗りすぎたのではないかしら。あれはちゃんと宮尾さんの原作があるので、切り取るのも創作を付け加えるのも大丈夫だったのでしょう。(篤姫はほとんど見ませんでしたが、原作は読んで感動しました。)先生は江ちゃんの場合、1年を通した構成を作り切れなかったようです。作られていたのでしょうけど、作品としていきあたりばったり。恋愛の比重が大きすぎたのも、歴史物としてまずかったですね。源氏物語じゃないのだから。

 でも、たまに良い回があったりします。だけど続かないし、近頃はダメっ子だという先入観が視聴者に植えつけられてしまったから、取り返せないです。私たち?のようにダメな子だけど見捨てられない人しか、くさしながら楽しめません。文句をいくらでも気軽に言える、そこは長所です。大河ドラマだからという、高い壁がないので、こちらも好き勝手です。役者さんとスタッフさんはずっとがんばっています。プロです。(転んでばかりの乳母さんも)セット、衣装、凝ってます。大竹さんや北大路さん、秀吉の岸谷さんの怪演、素敵な信長のトヨエツ、豪華に楽しめるのが大河らしいところですね。樹理ちゃん、がんばれ。

 

投稿: ささ | 2011年10月14日 (金) 19時53分

ささ様
再レス下さり、ありがとうございます。

いや、「源氏物語」 だよなぁ、と思ってましたよ、秀吉と茶々の話のころは(爆)。

「篤姫」 をほとんどご覧にならなかった、というのはちょっと意外でしたが、やっぱりあの作品でも、「田渕流」 の笑わせ方が存在していました。 加賀サンの 「ウ~ヤ~タ~」、じゃなかった(元ネタ古い…)、「エイ!ヤー!ター!」 も、その源流には松坂慶子サンのコミカルな部分があったし。

でも宮尾サンの原作という屋台骨がしっかりしているからこそ、「篤姫」 の場合物語に破綻がほとんど見られなかった。 田渕サンがいくら主役の女の子(宮崎あおいチャン)をこころよく思わなくても、原作が主人公中心でまわっているから、いじくりようがない。

それに比べて、北大路サンや大竹サン、岸谷サンのまわりにはいつも華があるように思えるのに、上野樹里チャンがひとり画面を占領するシーンになったときの、あの寒々しさ。
樹里チャンにはあの乳母さんしか、味方はいないように見える。 ほぼまったくの孤軍奮闘です。

このドラマを見ていてやはり強く感じるのは、樹里チャンがこの歴史の大きな輪のなかで、ひとりのけものにされているような感覚です。 秀忠はそれを救うべき存在なのに、ここ数回は単なる解説者になり下がっている。

どこまで樹里チャンをいじめれば気が済むのかな。 私もささ様と一緒に、樹里チャンを応援したいと思います。 ガンバレrock

投稿: リウ | 2011年10月15日 (土) 07時31分

篤姫の時と味付けは大きく変わっていないかもしれないけれど、原作という素材が破綻していたというのはあり得るかもしれません。
「あたしって可哀想でしょ」という作りの内容とは別の意味で、このまま傍観者・文句たれのまま江という女性のドラマが終わってしまうのかと思うと、樹里ちゃんも天国?の江さんも可哀想だなぁ・・・と思います。江さんだってそれこそ戦国の世の中を一生懸命生き抜いてこられた方なのですから。
あと7回、クランクアップはしたようですが、樹里ちゃん、キャスト・スタッフの皆様、そして視聴者、がんばれ!

投稿: さり | 2011年10月15日 (土) 18時57分

さり様
再コメント下さり、ありがとうございます。

400年前の女性がまだ転生もせずにあの世にいるかどうかは分かりませんが、脚本家先生に先人たちへの敬意が感じられない、ただ冒涜するのみ、という態度があることは、どうも見ていて否めないように思われるのです。

特にこれまでドラマで主役になどなったことのなかった御江与(って呼ばれていた大河もありました)サンがもしこのドラマをあの世から見ていたとしたら、ずいぶんと失望されるだろう、と私もさり様と同様に思います。

はからずもクランクアップ後にみんなからガンバレコールを受けてしまっている樹里チャンたちですが(笑)、脚本家先生が歴史の神様から祟りでも受けなければいいと心配してしまう今日この頃であります。

投稿: リウ | 2011年10月15日 (土) 21時02分

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江~姫たちの戦国~ 日曜 20:00 NHK 2011年1月9日~  【キャスト】 上野樹里 宮沢りえ 水川あさみ 豊川悦司 鈴木保奈美 向井理 平岳大 AKIRA 大地康雄 萩原聖人 ミムラ 鈴木砂羽 斎藤工 柴俊夫 草...... [続きを読む]

受信: 2011年10月10日 (月) 23時30分

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