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2011年11月12日 (土)

「カーネーション」 第6週 意気に感じる、ということ

(おことわり この記事事実誤認があったため一部削除、及び重要なオチを書いてなかったため書き足しました。 スミマセン…)

 相変わらずこのドラマ、なにものも恐れていない思い切りの良さを感じることが多いです。

 この週、糸子は父親善作(小林薫サン)の口利きで紳士服店に勤め出すことになるのですが、ここの描写がスッゴク荒っぽい。
 あっという間でしたよね。
 まるでだんじりがかどっこを曲がるような大胆な場面転換だと感じました。

 そして毎週のように、その週を象徴するゲストがとっかえひっかえ忙しい。
 先週の心斎橋百貨店支配人の國村準サンは影も形もなく、なんや遠い昔の話みたいに思えてくる(はや関西弁)。
 話のダイナミズムがすごい。

 さて小原呉服店の名を借りて洋裁を本格的に開始した今週の糸子の前には、ふたりの顧客が現れます。 そのふたりの顧客をめぐって、ドラマは 「プロとは何か」「商売とは何か」ということを浮き彫りにしようとしていた気がする。

 最初の客は、吉田奈津(栗山千明サン)の料亭に出入りする芸妓(げいこ)、駒子(宮嶋麻衣サン)。

 駒子は注文の段階から、ちょっと浮かない顔をしています。 というのも以前、心斎橋で洋服をあつらえてもらった際にかなり失望したらしい。 どうやらその洋服は駒子のコンプレックスを助長するような作りだったようです。 そんな駒子に、糸子は自分がこれだ、と思ったイチ押しのスタイルを勧めます。 「うち、ほんまこういうかいらしいのが好きやねん」 と心を開く駒子。

 もうこの時点でこのふたりは友達のような雰囲気に。
 「お客さんがごっつうれしそうに笑てくれたよって、ほんまに、必ず、必ず、似合うように作っちゃろと思いました」
 糸子のモチベーションも全開の模様です。

 糸子は善作から、生地代2円50銭を無理言って前借りし(そもそもそのお金、どうやら糸子が独力で成し遂げたこないだのパッチ代みたいでしたが)、生地を買おうとするけどどうもどれが 「顔が明るく映えるようになるか」 が分からない。 今で言う 「商品サンプルカタログ」 みたいなもの?を店屋から借りて駒子のもとに行き、合わせようとすると駒子がおしろいを塗ってて分からない。 「あかんわ…全然分からへん…」。 笑いました。

 同時にここで進行していくのは、吉田奈津の父親が病気で寝込んでしまった、という話。

 それを駒子から聞いた糸子は、勘助の働く和菓子屋に出向き、奈津に見舞いを差し入れしようと饅頭を物色します。
 勘助は 「奈津は昔から糸やんとごっつ張り合うてるから見舞いなんか持ってったら余計落ち込むで」 となかなか的確なことを指摘します。 「ほんならあんたが持ってって」 と糸子は勘助に頼んで、饅頭1個分の代金だけ払ってはいちゃーしていく(笑)。

 このドラマを見ている限り、糸子は奈津に対してあまり対抗意識というものを抱いていません。
 いじるとオモロイ、程度の認識しかない。
 だから奈津の性格の悪いのも、糸子は全く気にせず奈津と付き合うことが出来る。 そして結局、奈津のまわりに気心の知れた同級生の友達は、糸子しかいてない、ということに、結果的になっている。

 この構造は見ていて面白いなあ、と感じます。

 この糸子の奈津に対する意識の低さは、勘助によってあらためて糸子も気づかされることになるのですが、そんな勘助も、こと自分に関しては冷静な判断が出来ない。

 その話は置いといて。

 駒子と糸子はますます親密度を深めていき、「糸ちゃん」「駒ちゃん」 の間柄に(笑)。
 糸子は親しい友のために仕事に全力を傾けます。

 そして出来上がった洋服。
 駒子は糸子の想像以上に、感激しまくるのです。

 「おおきに。 …ほんま、…おおきにな…」

 涙ぐんでくる駒子。

 「駒ちゃん…そんな、泣かんかて…」

 「うん…けどな、ほんまにうれしいねん。
 糸ちゃんには分からへんやろかもしれへんけどな。

 うちは芸妓やろ。
 器量の良し悪しでぜんぶ値打ちきめられてしまうよってな。
 どんだけ芸磨こうが、本読んで勉強しようが、べっぴんやなかったら、馬鹿にされても文句言われへん。
 そうゆう仕事やさかい。

 …そやから…。

 こんなべっぴんに見える洋服作ってくれたんが、…(泣きだす)…ほんまにうれしいねん!」

 その言葉に感激した糸子は、駒子をその格好のまま外の商店街に無理やり連れ出します。
 初めは戸惑っていた駒子。
 けれども道行く人から口々に 「きれいやぁ」 と言われると、うつむきがちだった姿勢が、自然としゃんとしてくる。

 コンプレックスを持っているからこそ、外見が変わるだけでも、自分の人生すら変えていく。
 世の中が違って見えるとき、人生というものの醍醐味を味わうことが出来る。
 しかもそれまでつらい目にあった場合にこそ、それは最大限に享受できるのだと思うのです。

 自分の仕事が、そんなとてつもない価値を生むことが出来た。
 そんな感激に浸った糸子は、駒子からその洋服の代金を受け取ることを、拒否してしままいます。

 それはビジネスの観点から考えると、いわばあいさつ代わりで、今後ますます注文を取りつけるためのサービス、という意味合いを持っているものとも思われるのですが、これが父善作の逆鱗に触れてしまう。

 その場面は映しませんでしたが、糸子は左目の下の部分を激しく殴られた模様。
 その場ではちょっとだけ赤くなっていましたが、夜になってその部分がますます赤くなっている、という芸の細かい見せかたをする。

 「お前どんだけアホなんじゃ、慈善事業でもやってるつもりか! 情けない情けない情けない!」

 善作の怒りは情けなさを伴う性格のもので、糸子はみんなが寝付いたあと善作が妻の千代(麻生祐未サン)にすがりついて泣いているのを見てしまいます。

 「半人前が、…やっと、…モノになったと思たら…このザマや…うっうっ…情けないぃ~…」

 糸子はかなりのショックです。 「泣くて…」。 糸子は暗がりで絶句します。

 「(『金は要らん。喜んでくれたらそんでええ』。 なかなか言えんことを言うて、うちは自分を立派やと思いました。
 けどよう考えたら、なんでそれがなかなか言えんことかゆうたら…。

 …そんなもん、商売とちゃうからでした)」

 「お前が商売すんのは100年早い、もういっぺんよその店で一から修業して来い」 と、善作は隣町の紳士服店に糸子を追いやります。

 さっきも言いましたが、話の転換が早い…。

 ここの店主(団時朗サン)はおそらくヅラ(笑)、それはともかくとても性格が悪い。
 従業員もひとりを除いてはほぼいけ好かない奴ばかり。 そのひとりも、どことなく下心見え見え、みたいな(んー、ちょっと判断に迷うけど登場時はそんな感じでした)。
 「(名前、なんやったかな、この人? たしか、むぅ~~…村田?)」「オイ川本」「(あっ、川本や…)」(笑)。

 けれども糸子はあんまり店の雰囲気が悪くてもそのことでめげたりしない。 ブスっとはしますけど。 これってたぶん桝谷パッチ店の厳しさにさらされていたからだと感じます。 だてに冷たくあしらわれていたわけじゃなかった。

 そんなとき、糸子は勘助が家に給料も入れんとどこかに入り浸っているのではないか、という話を勘助の母親(濱田マリサン)から聞き、勘助を探し当てます。

 その場所は 「カンカンホール」 というダンスフロア。 そこにいる踊り子のサエ(黒谷友香サン)に熱を上げ、勘助は入り浸っていたのです。
 「お前どこまでアホやねん。 初めからお前に資格なんかないんじゃ! お前はまず、(和菓子屋の)おっちゃんに義理果たす。 おばちゃん(母親)に孝行する。 それが何より先なんじゃ!」
 それでもまだ往生際の悪い勘助を、糸子はどつきます。

 「このボケナス!」
 糸子は勘助を張っ倒します。
 
 「腑抜けんのもええ加減にせえっ!
 どの頭が!そこまで腐っとうねん! 見せてみ! 見せてみ! ほら!見せてみ!」
 暴れまくる糸子。

 ふたりはその店の、まんまその筋と分かる支配人のオッチャンの前に連れて来られます。 そこで糸子は 「こいつがここで踊るんは、100年早いですわ」 と捨てゼリフを言うのですが、それって糸子が善作に言われたこととまるで一緒。
 いや、さっきの勘助を罵倒するセリフが、まんま善作の糸子への罵倒の言葉と重なるのです。

 つまり糸子は勘助に自分の姿をそのまま透かして見てしまうからこそ、なおさらイライラしてしまうのです。
 勘助は結構、自分のことも冷静に判断しているつもりでいる。
 自分がダンスホールの踊り子にトチ狂っている、というのが分かっている。
 だからこそ余計に物事の本質が見えなくなっている。 深いです。
 勘助は結局、カンカンホール出入り禁止の憂き目に。

 しかしこのことがきっかけで、糸子は今週、2人目の顧客を得ることになるのです。
 それがその、ダンスホールのサエ。

 彼女は、糸子にイブニングドレスを注文します。
 この2人目の顧客は相当わがまま。 糸子のモチベーションは駒子の時と打って変わって最悪なのですが、「商売のため」 この実入りのいい仕事を割り切って遂行していきます。

 しかしこのサエ、わがままではあるとはいえ、ドレスを作りたい、という動機には、駒子と同様のコンプレックスが潜んでいる。
 サエは自分が気になっている上客に馬鹿にされ、それを見返してやりたい一心で、糸子にドレスを注文しているからです。
 糸子が神戸を訪ねたり千代のアドバイスを受けたりしてとりあえず作った見本の状態のドレスを、サエは 「これでいい」 ととっとと持って帰ろうとします。 反駁する糸子。

 「ごちゃごちゃ言わんとこれで売りよ!」

 「いやや」

 「はぁ?」

 「あんた最初に、なんぼかかってもええからええもん作ってちゅうたんちゃうか?」

 「そやから誰も安うせえとは言うてへんやんか!
 これで高売ったらええやろ!」

 「こんな安物高うなんか売れるかいな!
 うちの仕事はな、詐欺師ちゃうんや、洋裁師や!」

 「はぁぁ~~?!
 強情やなあぁぁー!」

 止めに入るテーラー店主。 しかしふたりのあいだに入れる隙間はーありま~せ~ん~(分かる人だけ笑ってください)。

 「…あんな。
 あんたかて玄人やろ?」 と糸子。

 「は?」

 「玄人の踊り子なんやろ?

 うちは玄人の洋裁師や。
 あんたがダンスホールの真ん中で踊ったときに、いっちばんよう映えてきれいに見える。 そういうドレスを作らなあかんやん。 分かるやろ?」

 せせら笑うサエ。

 「アホか。 めでたいなあアンタ。

 あんなとこで踊てる踊り子が、そんな立派な玄人なわけないやろ?

 男とくっついて適当に踊って金もらう。 そんだけや」

 そんなサエに、糸子は 「ほな帰り」 ときっぱり言うのです。

 「…そんな女が着るドレス、うちは作りたない。

 うちは本気で作るんや。

 本気で着てもらわなイヤや!

 …あんたになんか作れへん。 …さっさと着替えて帰って」

 威勢のいい啖呵を切ったものの、大金の入る仕事を断ってしまった糸子。
 当然帰ってきたウルトラマン、じゃなかった(笑…なんかこのギャグ、「不毛地帯」 のときもやったよーな…)テーラー店主(今回役名がないんですね、団サン…)は口角飛ばして糸子をどやしまくります。
 しかし善作の理不尽なまでの躾に慣れまくっている糸子は全く動じずケロッとしたもんです(爆)。
 糸子を心配したむぅぅー村田、じゃなかった、川本(駿河太郎サン…駿河、と聞いて駿河学、すなわち鶴瓶サンの息子じゃあるまいな、と思ってウィキで調べたら、当たりでした…笑)(ゲッ、鶴瓶サンの息子かっ)にかき氷をおごられながら、糸子はしかし、反省するのです。

 「う~ん…そやけど、うちの悪い癖なんですわ。

 …すぐ儲けっちゅうもんが、頭から飛んでしまう。

 うっとこのおとうちゃんにも、それで散々しばかれてんのに、またやってもうた」

 糸子は駒子のときもサエのときも、自分の意気に感じて仕事をしています。 そのスタンスは全く変わらない。 しかしそれでは商売にならないことを、自覚している。 ここで糸子は、自分が成長するためのステップを一歩、踏んでいるような気がするのです。

 そして次の日の夜、雨の降るなか、糸子のもとに、サエが再びやってくる。

 「言うとくけど、昨日言うたことは取り消さへんで。
 どっちにしたかて、うちは場末のダンスホールの踊り子や。

 けどひとりだけ…。

 『あんたの踊りは、ほかの子とちゃう』 てゆうてくれたお客さんがいてたんや。

 …そのへんの男とちゃうで。

 それなりの道で大成してる、立派な玄人の人や。

 その人がうちに、『あんたには踊りのカンちゅうもんがある。 ちゃんと修行積んだら、もっとええとこまで行けんで』 って、ゆうてくれたんや。

 そやのにうちはなんもせえへんかった。

 『そんなもん。 うちに修行なんかつめるかいな』 思て。

 毎日おんなしように、適当にダンスホールで男の相手だけしちゃった。

 そしたらその人…だんだんうちを指名してくれへんようになってしもたんや…」

 サエは、イブニングドレスを着たくらいではなにも変わらないけれど…と自嘲します。
 そんなサエに、糸子は再び、きっぱりと言い放つのです。

 「変わるわ。

 …人は着るもんで変わるんや。

 …

 分かった。

 よう分かった。

 あんたみたいなアホほど、うちはやる気出るっちゅうねん。
 うちが、ほんまの本気で、ドレス作っちゃる。

 ごっつい上物の、一流のドレスや。

 あんたはとにかくそれ着い。

 毎日着て、毎日踊って、ちょっとずつでも、うちのドレスに釣り合うだけの踊り子になり!」

 落雷。

 テーラーは停電になります。

 そこで握手する、糸子とサエ。

 今週糸子のもとにやって来た2人の顧客は、それぞれ身長が大きく違います。

 駒子は糸子より背が低く、サエは糸子より、かなり大きい。

 けれども2人に対する糸子の気持ちは、心意気に感じる、という点で、まったく変わらないのです。

 そして逆に、糸子の仕事に対する心構えは、駒子よりサエが大きくなっているのと同様に、かなりの成長を遂げている。

 この、「糸子をはさんだ2人の顧客の身長差」、というものには、そんな意味を感じてしまいました。

 ところでこの週、イブニングドレスの調査をするために向かった神戸行きで、糸子は夏風邪をひいている貞子(十朱幸代サン)の姿を見たことをきっかけに、時の移り変わりを生まれて初めて実感することになります。

 「『ただの風邪や』 ておばあちゃんは言うてたけど、今日は、あんだけ好きなお菓子も、あんまし食べんと、あんまししゃべりもしませんでした。

 (岸和田商店街を歩く糸子)あっこのおじいちゃんかて、ちょっと前は、あっこまで年寄りちゃうかった。

 あっこのおねえちゃんは、よう見たら、…もうおばちゃんや。

 …うちらが大人になった分だけ、

 大人も歳とっていくんやな…」

 こういう経年表現というのは、テレビドラマであんまり見たことがない気がします。

 人は、誰もが避けられず、歳を取っていく。

 「2人の顧客」、という大テーマを扱いながら、こうした時の流れをさりげなく入れるこのドラマの手法に、私はますます感心の度を深めています。
 今は大河ドラマをやっても、誰ーも簡単に歳を取っていかない。
 昔は特殊メイクまでして、歳を取らせたもんですよ(「独眼竜正宗」 を見よ)。
 今は役者が嫌がるのか、白髪にする程度で終わってしまう。

 アンチエイジングが主流すぎて、人は歳を取ることの美徳を忘れている。

 そして精神的にもますます子供の 「こども老人」 というのが、今後は珍しくなくなるのだ、という気がしています。

 流れていく時の象徴のように、今週ラストで、吉田奈津の父親が、亡くなります。




 重要なオチを書くのを忘れていた…(大汗)。

 サエがイブニングドレスを着て颯爽と立ったダンスホール。
 誇らしげな彼女に近づいてきた 「それなりにその道で大成した玄人」 とは…。

 や~な予感がしたのですが、やはりあの人でした(ハハ…)。

 中村春太郎(小泉孝太郎サン)…。
 サエに強く促されてその場にいてた糸子は、激しく落胆するのでした(爆)。

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コメント

いつも読み応えのあるドラマ評をありがとうございます。
初めてコメントいたします。

糸子さんは髪結い屋さんでイブニングドレスについて教えてもらったとき、
「なんや、普通のドレスか」
というような言い方をしているので、
ドレスがわからなかったのではなく、「イブニングドレス」がわからなかったのだと思います。

投稿: さんご | 2011年11月12日 (土) 21時42分

さんご様
はじめまして。 ご指摘くださり、恐れ入ります。

注意深く見ておりましたのに、まったく見逃してしまいました。 該当の部分は全面削除いたしました。 お礼申し上げます。

それから、スッゴイ重要なオチを書くのも、すっかり忘れてました。 文末に書き足してございます。

あ~大恥…。

投稿: リウ | 2011年11月12日 (土) 22時59分

いつも楽しく拝見させていただいてます。
「リバウンド」のレビューがきっかけでここに
たどり着いたのですが、深い考察にいつも
肯かされております。

私もカーネーションにハマってます。
1回15分という短い尺の中に、緻密かつ濃密な
構成が成されていて、しかも1週間通して見ると
更にそれが顕著に表れる。
脚本家や演出家の力量は凄いですね。

ところで作中の糸子と奈津の関係なのですが
糸子は奈津にとって見くびり倒していても
どうしても気になる存在というのは確かですね。

で、糸子から見た奈津なのですが、普段はほとんど
意識していないように見えても、先に洋服に近づかれて
地団駄踏んで悔しがったり、女ったらしの春太郎と逢い引きしてるのを見て忠告したりと、糸子にとってもやはり唯一の幼なじみの女の子だと思うのですね。
でも糸子、今で言うちょっとKYな所があって、春太郎の件でも
泰蔵兄ちゃんの件でもけっこう無神経な言葉を奈津に向かって
投げかけてしまっている。
それがまた奈津の神経を逆撫で、みたいな流れができていますね(笑)

でも渡辺あやさんのことですから、ただ単純なライバル関係、という枠には収まらない展開がこの後もあると想像しています。

投稿: fuku | 2011年11月12日 (土) 23時45分

再アップお疲れ様です。待ってました!早速拝見致しました(再アップ以前のものもcoldsweats01

糸子を挟んで二人の顧客の身長差を糸子の商人への成長を絡めてる、の指摘、さすがリウさん。そこまで気づきませんでした。

前回火曜日の回が参った…と思ったのは、理不尽極まりない父善作が、千代の膝にすがり『情けない』と泣く姿でした。
特に女性に多い傾向かと思いますが、過去において酷い仕打ちをされたことを『忘れない』嫌な記憶ほど色濃く残っている。だが、そんな一方的な正当化が、あの弱々しい善作によってグラグラしてしまったからです。いつまでも強いわけじゃない。そんなの頭では理解してますが、ふとした加減で頭をもたげてくる。そんな自分を正直見たくない、認めたくない…いつまで拘ってる?と。
そして、更に今週は人の命の移ろいを、リウさんの言に倣えばテレビではついぞ見たことがなかった、糸子が神戸からの帰り道で虚ろな表情で岸和田の道を歩きながらのモノローグの場面。ここで私の感情は振り切れてしまいました。その回では泰造さんちのかいらしい子ら、木ノ元のおっちゃんちの新しい命を映すことで鮮やかな対比を演出していたように思います。
堪らず、母に電話してしまいました。『善作が老いてく姿がなんかもう堪らんわ』『あぁ。そらおまん(あなた)いろいろあったすけなぁ…でもじぃちゃん、近頃米研ぎしてくれんがだわ。若い頃はそんなんなぁ。まぁとしょり(年寄り)どうし助け合わんとな。おまんもそろそろ許してやんない』ボロボロですわ。
極めて私的なことであいすみません。まさかドラマで…いや優れたドラマは人生を変える力があるのかもしれません。

変えるといえば、サエさん。糸子の啖呵によって変わりましたね。仕事に貴賤はないとはいえプライドを持ってやる仕事じゃない。どうせ若く綺麗な時しかチヤホヤされず、向上心なんかなかったサエ。ただ見返してやりたい(ほんとは『私を見て』『認めてほしい』)との思いしかなかったのに糸子の『本気』に出会い糸子のドレスで再デビューします。それでも不安だったんでしょう。糸子に踊ってる姿を見て欲しい。これ、すごく解る。大事な場面に大事な人に立ち会って欲しいって。ウンウンと頷いてもらうことで自信の火が灯る。

そして、やっぱりか?やっぱりなのか?春太郎!!(笑)

常々BGMには感心してましたが、それまで乙女のワルツ的な音楽が春太郎登場でコミカルに!その後すぐ、奈津の父臨終の場面は無音。奈津の背中で『つづく』わらかしとしてズドン!でしょ?
ほんとに翻弄されます。それが心地よい。とっても。

さて来週はまた糸子の悔し涙?奈津も心配です。こりゃ当分翻弄されまくりですわ(笑)


投稿: みち | 2011年11月13日 (日) 00時37分

リウ様、おはようございます。
感想UP、お疲れ様でした。

番組を視聴しつつ、改めて奥行きの深さに関心しました。

ヒロインの家、裏口までセットで拵えて有り、しかも御町内風に構成されている作りが見事でした。糸子と八重子さんの和服も、一見地味に映りつつも秀逸な柄模様ですし、おまけにロイド眼鏡。
画面の此方で、番組を視聴しているヤングミセス達の、装飾意欲を掻き立てる一助を担っているのかなと、思考しました。
スタッフ、流行を操作している(笑)

それと番組冒頭から感じていましたが「遠慮会釈無く、娘を殴る頑固親父」描写をストレートに表現してますね。この番組。
「ゲゲゲ」でも、源兵衛氏が同時代を生きていたのに、怒鳴り付けるだけで思春期の子供でも殴る場面が無かったのが、物足りなかったです。
「親に口答えするか!!」ボカッ、バシッ。
打ん殴られて倒れる次女、鼻血ツーッ。
DV描写と誤解される事を恐れた? 人生通にしてドラマ通の視聴者なら、愛情とDVの峻別は可能かと思いますが………。

父親や神戸の祖母の姿に、老いを意識させる演出。
自分は未だ未だと思っているのに、時間は容赦無く過ぎて行く。視聴者にも実感させるヒロインの独白。細かい演出でした。

しかしラスト、出て来た男の正体にスコーン。泰蔵兄ちゃんを意識していた自分、見事にコケました。
NHKで吉本新喜劇を作ったら、こうするのお手本でした。

投稿: M NOM | 2011年11月13日 (日) 04時03分

fuku様
はじめまして。 コメント下さり、ありがとうございます。

本文中では糸子が奈津に対して対抗意識があまりない、みたいに書いてしまったのですが、やっぱり全くないかと言うとそうではないですよね。

このドラマ、糸子の同級生の友達で深く絡んでくるのが、奈津と勘助(もそうですよね)くらいしかいない、というのもどことなく興味をひかれています。 この週では糸子が勘助を探し出すときに勘助の友達も出てまいりましたが。

つまりfuku様のご指摘のように糸子って、KY的な部分がほかの同級生から疎まれ気味だったのかも、という気もするんですよ。 喧嘩っ早いし。

学校時代には、クラスメートのおやつをさりげな~く横取りなんかもしてましたしね。

こうやって考え出すと、次から次から引き出しにいろいろ詰まっていて、このドラマってなんか底が知れない省略部分に満ちている、という感じがいたします。

そして毎週毎週の物語の趣向が、見事に違うというのも感じています。 先週はちょっとしたサクセスストーリー物、今週は 「2人の顧客」 という比較設定。 週ごとに趣向が完結していると同時に、翌週への橋渡し的なエピソードも入れている。
今週は、時の移り変わりを糸子が感じる、という部分が橋渡しされているのを、来週の題名から感じるのです。

そのなかで糸子と奈津との関係も、もっと掘り下げて見えてくる気がいたしますよね。

投稿: リウ | 2011年11月13日 (日) 08時57分

みち様
コメント下さり、ありがとうございます。 毎回ご自分の内情をお聞かせ下さるコメント、恐縮です。

再アップ前のものもお読みでしたか~。 お恥ずかしい限りですbearing

このブログをやってると、こういう凡ミスというのはたびたびやらかしてまして。 そのたびに恥ずかしい思いをしております。 「完璧な人間はいない」 という目で見てくださるととても助かります。

私も糸子がイブニングドレスについて八重子が持ってきた新聞の写真を見て 「ふーん、なんやこれか」 みたいに反応していた部分はきちんと見ていた気がしていたのですが、なんや糸子、もうちょっと自分の原点的な部分を思い返して、あの異人たちの舞踏会のことを懐かしく思ったりせえへんのかいな(笑)と思いながら見てしまったため、あんな考察をのっけから入れてしまいました。

とにかくみち様が複雑な思いをいたしていた善作の行動について、とりわけ注意して見ていたのですが、みち様がショックを受けたのは、善作が弱さを見せたところだったのですね。

私もあの部分は糸子と同じで 「泣くて…」 って思いました。 考えられるのは、善作が酒に呑まれ始める、ということの導入のエピソードだったのではないか、ということ。 あの夜更け、善作が酒を飲んでなかったとは考えにくい。 酔っ払っていた、と考えれば、善作がなぜあのように自分の弱さを曝け出すようなことをしたかが、説明がつくと思うのです。

いずれにしても、強権発動的な頑固オヤジに限らず、自分がそれまでの人生で頼り切っていた親が、弱さを見せるというのは、子供にとってかなりショックな出来事であることは論を待ちません。

ただそれは親の立場から考えると、まあこの場合善作は弱さを糸子に見せたくてやったわけじゃないでしょうけど、子供に自分の弱さを見せる、というのは、子供がそれだけ、親の自分と対等な立場に立ってくれたことへの、いわば気の緩みとも呼べる行動でして。

人間だもの(みつお)どんなに威張りくさっていても、弱さはあるんですよ。 いや、弱さがあるからこそ、威張りたがる傾向にある。

昔気質の男がそんな空威張りばかりの人間が多い、というのは、日本の教育が儒教的に忠孝の道を教えながら、もっと内面的な心の強さを教えてこなかったことの表れだ、なんて私は考えてますけどね。 形式ばかりで、心の強さが伴ってないんですよ。 肝心なのは、心です。

今週の駒子とサエには、それぞれの 「乙女の真心」 が秘められてましたね。
いろんな人間と出会いながら、糸子の仕事への意識も、高まっていく。
相変わらずレビューは大変ですが、気力の続く限りは頑張りたいと思います。

投稿: リウ | 2011年11月13日 (日) 09時31分

リウさま、毎回素晴らしいレポ、ありがとうございます。
そして、このブログに集まる皆様のレスも、読みごたえありますね。
うんうん、そうそう、とうなずきながら読ませていただきました。

で、例の善作の泣きすがり場面・笑
以前に書いた、一方的に善作をドメステイックオヤジにしない、微妙なさじ加減、って、ここです。
夫婦二人になったら、意外と善作、甘えん坊ですね、きっと・笑

ぼやっとしているお母ちゃんのほうがしっかりものって、バレバレです。
で、今回はお母ちゃんの育ちの良さが、糸子の大きな手助けになる。
成功する人って、自分一人の努力で成功するわけではない。
お母ちゃんや泰蔵兄ちゃんのお嫁さんみたいに、手助けしてくれる人がいて、成り立つ。
ここを忘れていないのが、いいですね。

お金のことですが、これを見ながら夫と、
「きっと糸ちゃんがこの家族を養っていくんだね」と、話していました。
一家の中で成功した子供が親と兄弟を養うのは、当然ですから(この時代は)。
それが糸ちゃんの結婚と、どう結びついていくのかな。
糸ちゃんの結婚が持ち上がったら、もっと盛り上がりますね、ここ。
もう、ご近所のおばちゃん、おじちゃん状態で・笑

春太郎は、予想通り、糸ちゃんの落胆も予想通り。
スパッと決まるから、気持ちいい。
孝太郎クンまで出して、このままで収まるわけがありません、きっと糸ちゃんと運命のつながりがあるんでしょう。
どこでどうからまっていくか、楽しみです。

このドラマ、講談社から原作本が出ているんですね。先日、広告が出ていました。

追伸)
昨日、呉服の展示会に行き、このドラマの話になりました。
担当は時間的に見ることができないけど、うわさは聞いていると言っていました。
ちなみにこの呉服屋、日本橋つづれ屋という老舗で、
いま、宮沢りえちゃん、仲間由紀恵さん、壇れいさんの着物を担当しています。
りえちゃんのはお茶のCM,仲間さんのは紅白の振袖、壇さんはNHKの花鳥風月です。
・・・・・ていうと、なんだかすごいお高いみたいに思われるかもしれませんが、意外と意外なんです。
そこが東京という町のおもしろさ。

投稿: マーシー | 2011年11月13日 (日) 09時40分

M NOM様
コメント下さり、ありがとうございます。

吉本新喜劇って、さわりの部分だけで私、まともに見たことがないのですが、春太郎登場の瞬間は、テレビ桟敷の全員がスコーンとズッコケる(笑)という図式でしょうかねhappy02

それ以外にも、サエが雷雨の夜再びテーラーロイヤルにやってきたとき、店主の団時朗サンが 「いらっしゃ~~い」 って言ったのも、「三枝かよ」 みたいなツッコミしたくなる場面でした(爆)。

善作が糸子を殴る瞬間は、さすがに割愛されてましたけど、このドラマは糸子も勘助をどついたり、まあ 「ボーリョク反対」 の風潮に真っ向対立している気がいたします(同じNHKのドラマでDV夫、というのもやってますけどね、今)。
DVということを前面に出せば問題のない暴力描写でも、それが分からないと簡単に抗議に出てしまう、そんな無粋な人々によって動かされる世論があってはならないと、自分は考えています。 堅苦しい話ですが。

それにしても、ロイド眼鏡にまで注意を払って御覧になっているとは、皆さん細部にまでちゃんと注意を払って鑑賞していらっしゃるんですね。 私なんぞはまだまだです。

番組HPでは大道具、小道具のこだわりもすごくよく分かる話が掲載されていて、このドラマの奥行きというのは、こういうセットでも、実際の話でも、でてこないところが深いからこそ表現できているんだな、というのが、とてもよく分かります。

投稿: リウ | 2011年11月13日 (日) 09時48分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

善蔵の泣きシーン、先のコメントでは善作が酒に呑まれていく導入なのでは、と書いたのですが、マーシー様のお考えにも一票happy01です。

ここでの善作、結構コミカルな部分も表現していたと感じますよね。 それを見た糸子がドン引きする、という構図(笑)。 見る側の気持ちによっていろいろな見方が出来て、そのどれもが言えてる、というのは、ドラマ自体の懐が深いんだろうな~と感じます。

お母ちゃんの千代も、かなりボケてはいる気もしますが(笑)存在感ギリギリのところでちゃんと意味を醸し出していて。 いきなり試作段階のドレスをまとって社交ダンスを懐かしそうに踊ったかと思えば、ドレスを合わせる方法…忘れた、とか(笑)。

そのほかにも、レビュー中では割愛した部分でも、結構重要シーンって多くて、最初コンパクトにまとめようとしたのですが、結果的に長い記事になってしまいました。 どうにも難しい。 しかも間違ってるし抜けてるしwobbly

先週のミシン購入で商品棚空っぽ、に始まって、今週いっちゃん最初のお灸?商売開始から、善作の方向性って完全に先を見失っている感じですよね。

糸子が駒子の代金をいただかなかったことにしても、これで購入層拡大につながってくれれば、と考えずにただ問答無用でぶん殴る。 いかに逼迫してるかを考えると、テーラーロイヤルという販売好調な紳士服の店をあっという間に探したのにも、なんとなく合点がいく、といいますか。

だから糸子が家計を支えていく助走が、この時点からもうついている気は、いたしますよね。

春太郎登場の瞬間は、最初つえをついていたので初老の紳士かな…とも思ったのですが、どお~もあの白いスーツ、いや~な予感がする…って考えてたらそうだった(笑)。 あのオチが念頭にあったら、サエの激白にもあんなにカンドーしなかったでありましょう(爆)。

ホントに和服ってお高いっていうイメージが強くて。

さすがにユニクロ並みとは参りませんでしょうけど(笑)、ユニクロ並みに気軽に買える和服があってもよさそうな気はいたします。 まあ品(ひん)とのせめぎ合いになっちゃいますけど。 もっと身近になればなあ。

だって日本の服、なんですもんね。

投稿: リウ | 2011年11月13日 (日) 11時01分

リウさま、はじめまして。いつも楽しみに拝読させていただいております。

春太郎のオチには、私も登場の後ろ姿にムム?となったクチです(笑)

ですが、そこにもこのドラマの深みを感じています。
春太郎とて、サエの言う通り、歌舞伎という道の玄人ではありますし、身近にお能など芸能の継承者が何人かいるのですが、求められる鍛練は幼い頃からそれはそれは尋常なものではなく、春太郎がいくらチャラ~っとしてるとはいえ、例えば勇くんクラスの苦労知らずのボンよりはよっぽど言葉に信憑性はあるでしょう。サエがドレスを誂えるきっかけとなったエピソードが全て台無しになった訳ではない。そこが笑いの後にも味わいを残していると思います。
(※現代のどこぞの歌舞伎の継承者は好みませんよ)

それにしても、週初めの『枇杷の葉温灸』での、お父ちゃんの声かけに続く、お客の「熱っ!」の絶妙な間の取り具合、真夜中までミシンをかけ続ける糸子がおばあちゃんに「はよ寝り!」と言われ、音楽も止まって退散するかと思いきや、カ、タ、カ、タ、カタ、カタ、カタカタ・・・という二段オチ、細部にまでこだわったこのドラマのリズミカルな造りにしびれます!
ウルトラマンレオの無理矢理な「そ~なんだよ~」も♪

投稿: クッカ | 2011年11月13日 (日) 11時30分

クッカ様
こちらこそはじめまして。 コメント下さり、ありがとうございます。

春太郎の側にも寄り添ったコメントをお寄せ下さり、ますますこのドラマ、奥が深いなあ~と感じております。

神戸の勇クンとの比較まででてくるとは、もうこのドラマ、そんな細部まで見ていらっしゃるかたがたか続出してるんだなあ…。 まあ勇クンには勇クンの、やわな優しさ、というものがありますけどね(笑)。

それと、真夜中のハルおばあちゃんとのせめぎ合い、いったん止まったBGMが再び鳴り出して…という演出の妙も快感でしたよね。 ホントに重要シーンばかりでレビューの取捨選択に困ります。

でもこのお話の最大のいいところは、時計代わりに浅く見ても深く見ても、話の面白さというものが変わらないように見える点ですね。

コメントを下さる新規参入のかたがたが多いのも、このドラマを見ていると何か、他人に話したくなる、ここもよかったあそこもよかったと話したくなる、そんな魅力にあふれているせいだ、と感じます。

投稿: リウ | 2011年11月13日 (日) 12時15分

訂正です。
レオちゃう!帰ってきたほうのウルトラさんでした。幼い頃の記憶の曖昧なこと。失礼しました。一度の投稿でこれですからリウさまの訂正打率など全くもって問題ないと思います。
お恥ずかしい・・・

投稿: クッカ | 2011年11月13日 (日) 12時19分

クッカ様
あっ、そうでしたか。 レオって、真夏竜サンだったっけな?出てたかな、このドラマ?と思っていたのですがcoldsweats01

私のいちばんの大ポカは、BSで先行放送していた 「坂の上の雲」 を一回スッ飛ばした状態で見てしまって、そのままレビューしてしまったことです(ハハ…)。 それを恥じて、それ以来 「坂の上の雲」 のレビューはしておりません。

それに比べれば全然恥じることはございません…。

投稿: リウ | 2011年11月13日 (日) 13時19分

リウ様、レス有り難う御座います。

朝のコメントで書き漏らしましたが、糸子の成長した3人の娘役。モデルとなったコシノ3姉妹の存在感に、勝るとも劣らないキャスティングを考えると、以下の女優陣はどうでしょうか?

・長女……渡辺 えり
・次女……山村 紅葉
・三女……寺島しのぶ

下手に演技力は二の次で、綺麗処をNHKスタッフがキャスティングしたら「そんなもんかい!!」と、テレビに突っ込みたくなりますが……。

投稿: M NOM | 2011年11月13日 (日) 15時18分

M NOM様
再コメント下さり、ありがとうございます。

コレ、現在のコシノ三姉妹のインパクトそのもので、笑ってしまいました。
ただこのキャスティングでやってしまうと、尾野真千子サンが完全にかすんでしまいますよネ(爆)。 全員キョーレツすぎます(笑)。

でもドラマを見ていて、小篠サンたちの母親、というだけの度胸とキップ、というものは、まだハタチにならない糸子から、じゅうぶん感じますよね。

こういうバイタリティで生きていたいなぁ、とドラマを見ながらいつも感じています。

投稿: リウ | 2011年11月13日 (日) 16時59分

>善作が酒に飲まれていく
うう~~~ん、そうだったんですね。
ちょっと考えてみれば、アルコール依存症になる条件、そろっていますよね>善作

ひっ迫しているのに、子どもを女学校に通わせるとか、
このあたりは神戸への意地もあるんでしょうけど。

かなり悲惨な状況だと思うんです、現実は。
そこをぎりぎりのところでコミカルに描いて救っているのは、何度も繰り返しになりますが、渡辺さんの手腕でしょう。

>白いスーツ
そのうち春太郎がロイヤル紳士服に来たりして?

時間のある時は、朝2回、昼、夜、
何度も繰り返して同じ回を見ていても、飽きない。
新しい発見がある。

すごいドラマですね。

投稿: マーシー | 2011年11月13日 (日) 17時22分

横レス失礼します。

マーシー様の考察、いつも目の付け所に感心しております。
着物は夏に娘の成人式のために、ショールームに行き目の保養になりました。ただ素人の悲しさでどれがどれやら…いかに普段着物を手にしていないかを思い知らされ、リウさんがおっしゃるように日常から離れてしまっていること、殊更感じたことでした。
着付けとか、帯とか、これからもいろいろ教えてください。

土曜スタジオパーク、私も録画で見ました。やっぱり、この小林薫あっての善作だったんですね。そこに確かに存在した人となりを表現するのは脚本の力もさることながら役者の力量がものをいう。
善作が手をあげるだけでなく『ギュギュやで〜』とちゃんと愛情表現し、また近所のオッチャン達とのコント?で愛嬌ある姿や、家族を守る家長としての威厳や、一人の人間として綾を織るように矛盾も何もかも内包している人物を妥協せず表現している。だから、善作ファンが増えるのでしょうね。
役者を本気にさせる。画面からこれでもかと本気が迸る。だから目がはなせず、虜になってしまう。
さすが!と感心しきりなのであります。

投稿: みち | 2011年11月13日 (日) 19時10分

マーシー様
再コメント下さり、ありがとうございます。

この週の序盤で確か、チラシをみんなで見ているときだったかな、善作が昼間だというのに酔っぱらっていた、というのがちょっと引っかかっていたんですよ。 なんかしゃべりっぷりがおかしい、あ、そうか、昼間から飲んでるのか、みたいな。 糸子も 「お父ちゃんはこの頃酒癖が悪なった」 とナレーションしてましたし。

でもお母ちゃんにすがってオイオイ泣いていたのは、よく分かりませんね、酔ってたかどうかは。 自分で考察しといてナンですが(笑)。

状況を冷静に考えてみると確かにマーシー様のおっしゃる通りで、経済的に逼迫した状況をコミカルに描いていることで、深刻さをかなり軽減している気はしますね。
現実は、もっと陰々鬱々としてるところに来て、糸子のモデルである長女が強気の物言いをして、家族全員が 「どないかせんと」 という焦りの気持ちがいっぱいだったのかも。 けっしてドラマにできるような、「まだ未来に救いがある」 ような状況ではなかったんじゃないかな。

確か糸子が電車の中だったか、期待していた娘もパッとせず、とかモノローグしてましたよね。 私が1週間分見ていてちょっと感じていたのは、「今週はなんかずいぶんドラマ全体が沈鬱している、落ち着いている」、ということでした。

ホント、深すぎますね、このドラマ。

投稿: リウ | 2011年11月14日 (月) 08時04分

みち様
再コメント横レス下さり、ありがとうございます。

あ~この時間、またみち様の 「カーネーション」 の1週間が始まっていますね。 私はまた1週間おあずけ状態です。

小林薫サンの善作を見ていて思うのは、理不尽に家族に当たり散らすくせしてなんとなくお調子者としても振舞いたがっている、ということです。

これって家族がどっちをお父ちゃんの本質にとらえるかで、お父ちゃんに対する家族それぞれの感情もあからさまに違ってくるように思えます。

お調子者のおとうちゃんを本質としてとらえたら、厳しく当たるのも親の愛情だ、なんて差し引いちゃうところがあるけど、「理不尽に当たり散らす」 というほうをお父ちゃんの本質だととらえてしまうと、調子よくニヘラニヘラしている様子さえ嫌悪してしまうように思われるのです。 「なにをいい顔しようとしてるんだ」、みたいな。

いずれにしてもドラマ途中で亡くなってしまうみたいなので(番組HPだったか、このドラマ糸子が何歳になるまでを描くのかまだ決まってないみたい…もう決まったのかな?)、善作の行く末には注目していきたいですね、今後も。

投稿: リウ | 2011年11月14日 (月) 08時16分

>みちさま
いえいえ、私こそ、皆様の色々なご意見を楽しみに読ませていただいております。

先週の流れで思ったのは、芸者さんにしろダンサーにしろ、自分で稼いで経済力を持ち、しかも美しく見せる職業の人が、まっさきに洋服に飛びついたということ。
神戸だったら先進的な街だから抵抗ないでしょうが、岸和田くらいだったら(関西のことはよくわかりませんが)、普通の家の奥さんや娘が洋服を着て歩くなんて、とんでもないという時代だったんじゃないでしょうか。
あっという間に噂になって、後ろ指さされるくらいの。

流行をリードするのは、いつも経済力のある女性なんだなと思いました。

そして着物ですが、
以前に駒ちゃんが羽織を方から滑り落ちそうにして着ていました。杉村春子さんが、「羽織は肩から滑り落ちそうに・・・」とおっしゃっていたそうなので、「ふむふむ」と思いながら見ていましたが、今日のなっちゃん(リウさまは未見ですね、すみません)は、きちんと着ていました。

肩から滑り落ちそうに・・・というのは、色っぽくなるんですね。ですから、堅気のなっちゃんはきちんと着る。
ここまで意識しているとしたら、衣装さん、すごいですよ。

>善作
複雑なキャラですね。見栄っ張りだし、小心者だし、ストレスに耐え切れなくてわめいたり暴力振るったり。それを憎めない魅力的な人物にしてしまうというのは、すごいです。

糸ちゃんの機転の利かせ方、天才ですね。
縫製の技術だけじゃ、ここまではできない。職人肌の気質は、やっぱりお父ちゃんのDNAでしょうね。

投稿: マーシー | 2011年11月14日 (月) 08時56分

すみません、長くなりますのでこちらで。

>みちさま
お嬢様、来年が成人式ですか?
うちの長女と一緒ですね。
いいお振袖に巡り合えましたでしょうか。

我が家は、長女、次女ふたりに似合うものを見つけ、10月に前撮りしました。
着付け、写真ともに大満足の出来で、ちょっと幸せです♪
私は成人式の写真、大失敗だったので・苦笑


ブログ主様差し置いて横の情報ですが、
都内の老舗呉服店が集まって、春、秋に大きな赤札位置をします。
「呉盟会」で検索すると、わかると思います。

先日着物初心者の友人を連れて行ったら、30万の正札の小紋が3万でGETでき、コート用にお買い上げしていました。
販売員がうるさく付きまとうことがないし、似合うものをきちんと見立ててくれます。

着物って、信頼できる呉服屋さんがなかなかありませんし、値段もあってないようなものです(だから消費者が離れちゃったんですよね)。
一見敷居が高いような老舗のほうが、適正価格だし、安心してお買い物ができます。

投稿: マーシー | 2011年11月14日 (月) 09時05分

マーシー様
再コメント下さり、ありがとうございます。

最近はデフレの世の中なので、価格が高い、適正価格が分からない、となると、なかなかとっつきにくいのかもしれませんね、消費者にとっては。 余裕を持って和服も品選びできるような世になればいいのですが。 無理かなぁ、ギリシャ発の世界恐慌の兆しあり、ですからね。

ただ感じるのですが、(ちょっと話がずれてしまいますが)世の中あまりに経済的に切り詰める傾向に陥りすぎて、粋とか心の余裕、心の豊かさを享受しようとする気持ちも喪失しているような気もするのです。

外食するよりも同じ値段でいいものを買って家で作ってしまう。 外で飲むより家で晩酌を済ませればすごく節約になりますしね。

着物も同じで、普段着を和装にすることだって出来そうなのに、ユニクロでいいや、とか考えてしまう。
私が子供の時代(1970年代)は、和服を着た30代くらいの男性、結構おりましたよ。 自分も大人になったらああいう着流し、っていうんですか?粋な格好をしたいなぁ、なんて思ってたんですけどね。

精神的に豊かになる感じじゃないですか、やっぱり何事も多少お金をかけると。

着流しで飲み屋で一杯、なんて、お金によほど余裕がない昔でも当たり前のようにやってたんですよね。 デパートで高いものを買い物するのだって、結局品質がいいから銭失いにはならないし。

結局何なんですかね、年金制度が破綻してるから、「後生楽だ」 なんて思えなくなってきたのが大きいのかなあ。

投稿: リウ | 2011年11月14日 (月) 13時48分

赤札市の情報ありがとうございます。

デフレの時代。そうですね。マーシー様のご友人が3万円で購入できたと喜んでいらっしゃったこと、本来ならば上代のままの価値があったはずですものね。ものの値段がかれこれ20年も上がってないというのは(逆に下落している)それまでの成長期の価値観では異常なことです。

丁度娘が生まれたころから、なんでしょう…様々な価値観が崩れてきたように思います。
多分リウ様もマーシー様 も私と同世代かと思いますが、私達は貧しい日本を知っている最後の世代だと思うのです。そしてバブルで浮かれまくっていた狂騒の時代の正に中心にいた。

その頃から例えば、家族というコミュニティが徐々に変質していったような…
カーネーションを支持している世代の多くがドンピシャリで嵌まるのはそんな時代の変遷の中で、家族という最小のコミュニティさえも崩れていく音を確かに聞いているからなのでは?だから小原一家に熱い想いを致すのかしら?などと思っています。

今確実に増えている孤独死も、その最たる姿ですよね。実際、私も娘ばかり三人いても将来『家』という概念はなく各々がせいぜい迷惑かけずに暮らしていくことが当たり前になっています。となると日々の暮らしも国に頼ることができないなら自助努力するしかなく、子供に迷惑かけずに生きてゆくためには蓄財もやむ無し(それさえままならずwobbly)消費する方向にはなかなかいけない。

でもリウさんがおっしゃるように精神の豊かさは?

どうも、とりとめのない話になってしまい恐縮です。答えなどどこにもないのかもしれません。
そう言えばまた祖母の話ですが『どうしても答えを出さなきゃならんならな、自分にきくしきゃないんだわ。自分んのなかにいる神様に聞け!』この言葉、ことあるごとに
自分の指針になっていますがほんとはよくわかりません。

……グダグタになってしまいました。(T_T)
きちんと考えを纏めて書けばいいのに、みなさんの読解力に甘えてしまいました。

投稿: みち | 2011年11月14日 (月) 15時27分

みち様
再コメント下さり、ありがとうございます。 返信が大変遅れてしまいました。 ゴメンナサイ。

心の豊かさ、なんて、結構言い古された言葉なんですけどねcoldsweats01

ただ私が思うのは、生活を切り詰め節約するということで失っている心の豊かさ、というものもあるのかな、ということです。 そりゃ外で飲まなきゃお金は浮くんですけど。 でも貧しい時代でも、当たり前のようにお父さんたちは外で飲んでた。

まあ、ケータイ代とかその他にお金のかかることが増えちゃった、というだけのことかもしれないんですけどね。

「カーネーション」 の場合、善作を中心とする家族の話に、私はなんだか、見ていて結構暗黒の部分を感じるんですよ(これって私だけの感覚かもしれませんが)。

家族としての体裁は現代と比べればとても強固であることは確かです。 あの時代、核家族などという形態などありえようがなかった。 ハルおばあちゃんだって当然のように家族の中で暮らしている。 小原家は無味乾燥な関係の家族などではけっしてありません。

ただ、コミカルな表現や、糸子の前向きな姿勢によってドラマ的に隠されている闇、みたいなものがなんとなく見えてくる感覚。

百貨店の制服を作った、なんて言うと、フツーに考えるととてもそれって自分のネームバリューを売るための要因となるはずなのに、まったくなっていない。

つまりこれって、ドラマ的に心斎橋百貨店は高島屋とか大丸とか大きいデパートがロケの舞台だったけど、実はそんなに大したことのない百貨店だったのかもしれない、と感じてしまうのです。

善作は糸子の制服が採用された後その百貨店をウロウロして仕事にありつこう、とドラマでは笑いを取る描写をしていたけれども、実はこれもかなり深刻な話です。

つまり百貨店側の思惑としては、無名のデザイナーに目の覚めるような制服を作ってもらってしかもほかに発注することなく自主製作までしていただいてこりゃもう渡りに船、という話であり。

しかもデパート火災後で制服チェンジの機運が高まっていたからタイミング的にもドンピシャリ、であり。

結局二流以下のデパートにいいように利用された、という構造が、なんとなく見えてくるんですよ。 「期待した娘がパッとせず」、という糸子のナレーションには、そんな闇を感じる。

そこに来て、善作が酒におぼれていく前兆、ですからね。

冷静になってドラマ的な面白さを省いていくと、ずいぶん悲惨な状況が見えてくる。 神戸、という存在があってまだ後ろには余裕のある気はするのに、それも実際はさほど当てにできないレベルに思えるし。

なんかみち様のお話とは別の方向に行ってしまって申し訳ないです。 でもこのドラマ、なんとなく怖い部分もある、なんて感じながら見てます。

投稿: リウ | 2011年11月15日 (火) 11時32分

>なんとなく恐い部分
そうですね~、しかも時代的にはどんどん不況になり、戦争に突入していくわけですから。

>みちさま
私が一番年上であることは、多分間違いないでしょうが・汗、

言わなくてもなんとなくわかる「匂い」がありますね。それを感じられる最後の年代かもしれません、私たち。

善作が糸子にイライラする原因ですが、
糸子は、商売人の神戸のおじいちゃんには、あまり似ていないようで。
経営者、事業主って、冷酷な部分もありますけど、糸ちゃんにはそれがない。

逆に職人肌、納得する仕事をしていればうれしい、というお父ちゃんからの遺伝子はたっぷり受け継いでいる。
善作にはそれが見えるから、イライラするんじゃないでしょうか。
ただの頑固親父、というのと違う気がする。

で、自分が商売に甘いのも、それゆえ、神戸から顰蹙買っているのも自覚している。
能力があるのに、世渡りがうまくいかない。それゆえひがむ、いじける。
そんな男の悲哀を善作から感じます。
憎まれ役を演じれば演じるほど、ごひいきになってしまいます。

投稿: マーシー | 2011年11月15日 (火) 17時49分

マーシー様
再レス下さり、ありがとうございます。

善作、すっかり共感持たれまくりですねcoldsweats01。 

しかし、昔はいくら甲斐性のない男でも、ちゃんと大家族を率いていられましたよね(経済的にどこまで頼りになるかは別として)。

今どきの男も情けないと言う点では善作と同じなのですが、そういう男はまず、最初から家庭を持とうという気がない。
「あ、無理だから」 と最初からあきらめちゃうんですよ。

結婚したあとの煩わしさを必要以上に考えちゃうんでしょうね。
頭がよすぎるから考えすぎるんだと思うのですが、結果、なにも考えてないヤンキー系の男どものほうが簡単に家庭を築いてしまう(意見には個人差があります)。

でもどっちが立派か、と言えば、自分ひとりで生きてる気でいる男よりも、家族のために生きている男、ですなあ。

…すっかり別の話になってしまいましたcoldsweats01

投稿: リウ | 2011年11月16日 (水) 07時16分

ぶしつけなコメントに誠意ある対応をしていただき、ありがとうございました。
また読みに参ります。

投稿: さんご | 2011年11月16日 (水) 11時32分

さんご様
いえいえ、お知らせくださって有り難く思っております(冷汗も出ましたけど…爆)。 これに懲りずにコメントをいただければ幸いですconfident

投稿: リウ | 2011年11月16日 (水) 14時35分

今週は…

安易に言葉にできない…

凄いです。

(泣)
風邪ひいてしまいました。こんな体調の時に観るんじゃなかった。
リウさん。
お疲れと思いますが、レビューお待ち申し上げております。

投稿: みち | 2011年11月18日 (金) 22時56分

みち様
今週のご感想をお知らせくださり、ありがとうございます。 ちょっと爆睡してしまって、録画したものをこれから視聴、という形ですが、また頑張って今日中には?レビューを仕上げたいと存じます…。

御風邪をお召しとのこと、くれぐれもご自愛くださいませ。 寒暖の差が激し過ぎるので、体もついていけませんよね。

投稿: リウ | 2011年11月19日 (土) 10時37分

「梅ちゃん」関係で重い雰囲気の中、再見レビュー行きます。

木之本ジュニアに関しては既に指摘されていますのでワリカツ。糸子が貞子さんの体調を気遣う(→里香&70代糸子)一方で、ハルさんが一人で朝のラジオ体操(→90代糸子)をしています!第3週、4週と糸子達が体操する場面を先に入れる事(=ラジオが珍しかっただけで皆、飽きた)で、ハルさんの自分の健康という目的意識(=「まだまだ頑張らなアカン」という気概)や一時の流行に惑わされず良いものを見定めていくスタンスが感じられます。イブニングドレスの事で「灯台下暗し」と糸子が言いますが、コレは偶然?人生のゴールは一番、身近にあるというオチ。

結局、晩年編まで見据えていく勝負はこの頃から始まってます。伏線や布石をどれだけ拾い、時代や世代の移り変わりを丹念に描く制作側の気概を感じられるか?私には、このスタッフが現代社会に身を置く晩年の糸子を描くことから逃げるのが想像できません。

ただ、そこまで考えない人には娘達の独立を見届けた辺りまでで纏めて欲しい人が多かったのでしょうね。実話ベースをどこまでやるかは難しく、「おはなはん」は長男が評論家として成功してドラマ化が現実化するまでと、まさに「カーネーション」の源流。私の地元の「なっちゃんの写真館」(1980年、役所広司さんや萬田久子さんのデビュー作)は次男が日本有数のカメラマンですが昭和27年まで。ただモデルとなった方は糸子とほぼ同い年で子供も3人、生涯現役(放映当時は存命)と共通点多しです。
「おはなはん」はダイジェスト版とはいえ50時間分のフィルムが、「なっちゃん」は商品化されてないもののフルサイズで残っていて95年頃にBSで再放送されたそうです。綾子さんがNHKに詰め寄ったのは、これらを観て「ならウチも!」と思ったかも?

投稿: 巨炎 | 2012年5月27日 (日) 00時45分

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

つくづく 「カーネーション」 の余波だ、という気がいたします、今回の騒動は。
このドラマがすごすぎたから、「梅ちゃん先生」 が必要以上にけなされている、との思いは消えません。

ところでこの第6週のレビュー中に、特殊メイクまでして主人公を老けさせた 「独眼竜政宗」 のことを書いてましたけど、このドラマもそのリアリティを最後に夏木サンで追及いたしましたね。

私が記憶しているのは、このドラマが始まった当初の、渡辺あやサンのインタビューです。

渡辺サンは、少なくともこのドラマが始まった当初、この物語をどこまで書くかを、決めていらっしゃらなかった。

だのに夏木サン交代は当初から決まっていた、というNHKの言い分には齟齬が生じるのですが(笑)、まあ夏木サンを使って糸子が死ぬとこまでやろうかどうかを迷っていたことになるのかな。 そういうことにしましょか(笑)。

ハルおばあちゃんがラジオ体操をしていた、という部分は忘失してましたね~(笑)。

いや、ホントに夏木編では、結構尾野編の焼き直しをしているんですよね。

まさに時代はめぐる。

夏木糸子が見ていたのは、確か 「いちばん太鼓」 でしたよね。 オハラ三姉妹のネームバリューを考えれば、まさに綾子サンの一生は朝ドラに適していた。

ただ彼女の人生、不倫問題とかいろんな軋轢も、あったのでしょう。

それをクリアするのには、今回も避難がごうごうとわき起こりましたが、渡辺あやサンの手腕というのが必要不可欠だった気がします。

そしてその巨大な影響は、未だに去りません…。

投稿: リウ | 2012年5月27日 (日) 10時35分

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