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2011年11月13日 (日)

「土曜スタジオパーク」 小林薫サン登場

 「カーネーション」 昨日アップ分のレビューを執筆中、「土曜スタジオパーク」 に善作役の小林薫サンが出演されると知って、見てみました。

 小林サンは登場時から、顔は笑っているけどかなりイヤそーな感じで(爆)、こういうバラエティものにお出になるのは嫌いなんだろうな、というのがすぐ分かる。 ここらへん、気難しいおとうちゃんを彷彿とさせる感じでしたが、司会進行のビビる大木クンを意地悪そうに牽制し、「ホントに分かっててうなづいてんの?」 みたいに大木クンを芸名通りびびらせまくる(笑)。

 「カーネーション」 、今年5月から撮影が開始され、ご自分のクランクアップはもう終えたらしいのですが、その話を振る大木クンに 「これが知られたら善作が死んじゃうことが視聴者にばれちゃうけどいいの?」 という内容の脅しをさらにかける(笑)。

 番組では、「カーネーション」 で小林サンが演じていらっしゃる、主人公の父親善作の性格分析へと進行していきますが、「娘思いのクセにボーリョクをふるう」「仕事に厳しい癖にズボラ」「威張っているのに小心者」(だったっけな) などという矛盾しまくりの性格を、ご本人も分かんないなりに 「自分だって矛盾した性格だから」 と楽しんで演じていた様子が伝わってきました。

 ここで脚本の渡辺あやサンからのメールが紹介されたのですが、実在の人物である善作のモデルとなった人も、脚本を書いててまったく自分も理解が出来なかった、おそらく小林サンならなんとかしてくれるだろうと、そのまま丸投げしたらしい(笑)。

 でも、「人間というのは本来矛盾してるし見る人によって印象だって違うもんだから」 と、この矛盾点を受け入れて小林サンが演技したことで、善作という人のリアリティというものはかなり増しているように私は感じます。

 その後、ご自分の過去の、NHK出演作VTRを見るというコーナーでも、かなりイヤがって。

 この人は、今自分がしていることに全力を傾けるタイプで、もうできてしまったものを振り返る、ということはしたくないんだろうな。 だから 「ふぞろいの林檎たち」 のファースト・シーズンで中井貴一サンの兄役としてあんなに印象的な演技をなさったのに、続編にお出にならなかったのかな、なんて考えました。
 それにしても 「イキのいい奴」 のVTRは懐かしかった。 ハマりましたですよ、当時。 続編も作られたのですが、もっと続編を続けてほしかった。 「ふぞろい」 と同様、続編には難色を示すタイプなのかな。
 いま続編をやってる 「深夜食堂」 というのはその点、ご自分が前面に出ていらっしゃらないし、もしかするとライフワーク的な作品にしようとしているのかもしれませんね。

 「カーネーション」 撮影中のこぼれ話もいくつか。

 泰蔵と八重子の結婚式のとき、小林サンは謡を一節うなるのですが、ここの場面は善蔵が謡の先生をやっている、という設定もあって、かなり粘って撮り直しをしていました。
 小林サンの、「今の仕事に全力を傾ける」、という姿勢を垣間見た気がします。

 さらに妻の千代役をやってらっしゃる麻生祐未サンのお話。
 神戸に千代がお金を借りに行ってダメだったとき、きれいな櫛を土産にもらってきたのを喜々として髪に差そうとした瞬間、怒った善作がそれを取り上げて2階から外に投げ捨ててしまう、というシーン。

 そのきれいな櫛は見事に割れてしまって、かなり動揺した、と(笑)。

 画面では後ろ姿で千代を怒鳴り続けるのですが、顔が引きつってた、とか(笑)。

 いずれにしても小林薫サン、ニコニコしてるけど結構厳しさが漂っていて、木之元電キ店の店主をやってる甲本サンの話だと、辛辣なことをポロっと言う、とか。

 大昔はテレビのバラエティ的な番組に出ても、気難しくて司会者泣かせの役者さんが大勢いた気がするのですが、小林サンは顔じゃ笑っているけどその系統を強く継ぐお人柄のようにお見受けいたしました。

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コメント

今晩は。
土曜スタジオパーク、見逃しました、残念。

私にとって小林薫と言えば、「ナニワ金融道」の大阪のギンギラおっさん、桑田です。
緒形拳が亡くなったので、このシリーズ、もう続編は望めませんが、中居とのコンビは絶妙で、大好きなドラマでした。
性格、態度、あくが強い金融屋ですが、主人公に絡む、魅力ある人間になっていたのは、彼の風貌や語り口のせいでしょう。

カーネーションの父親も、結構そのあたり、似ている気がします。
彼を最初に知ったのは、向田邦子ドラマで、朴訥な青年役でした。
あれから数十年、良い味の出せる、貴重な役者になったものだと、感慨深いです。

勇者様
コメント下さり、ありがとうございます。

私がこの人を知ったのは、たぶん 「ふぞろい」 だったと思うのですが、そのころから妙な吸引力に引っ張られて、昔はかなりお気に入りの役者さんでした。 このところあまり私の見るドラマにお出になっていることがなくてご無沙汰していたのですが、「カーネーション」 は久々に印象に残る役ですよ。

昔のNHK出演作プレイバックで、「峠の群像」 も流れていたのですが(この大河は私、未見です)ここでも大石蔵之介の緒形拳サンと絡んでおいででした、小林サン。 赤穂浪士の一員で。 「ナニワ金融道」 も未見ですが、緒形サンとは結構共演していたんですね。 中居クンが主役だというのだけは私も存じ上げておりましたが。

もう来年?還暦になられる、ということで、え~もうそんななんだ、とちょっとびっくりいたしました。

ご無沙汰してます。以前一度だけ「それでも、生きていく」にコメントを寄せさせていただきました。
小林薫さんが出てきたので、再度お邪魔いたしました。私、この人とは長い付き合いになります。(もちろん面識もなにもないのですが)
初めて小林薫を見たのは忘れもしない1973年唐十郎率いる状況劇場の「海の牙」という芝居でした。当時赤テントは根津甚八が人気絶頂で、小林薫はまだまだという感じでしたが、そのみずみずしさは今も忘れられません。そのうちみるみる頭角を現し、「蛇姫様」という芝居で凄まじい怪演を披露し、間もなく劇団を去ります。その後の活躍は言うまでもない(比して根津の凋落は悲しい)のですが、小林薫の原点はあの荒々しくも叙情性溢れていたあのテントの中にあると思います。人間が内包する矛盾など訳もなく乗り越えてしまう荒々しさこそ、この役者の真骨頂でしょう。

虎治様
コメント下さり、ありがとうございます。

以前はどうも、お世話になりました。 またコメントをお寄せくださってうれしく存じます。

ウワ、もうかれこれ40年近い前ですよね。 赤テントご出身でらしたんですね、小林サン。 「土スタ」 で流れていた 「峠の群像」 時代の小林サンは、長髪で(カツラでしょうか?…笑)気を吐くような演技ですごかったです。 若さあふれるころの小林サンも、もっと見てみたい気もいたしました。 虎治様はそんな時代の小林サンに接しておられたのですね。

根津サンは確か、引退なさいましたよね。 この役者さんも昔は結構好きな役者さんでした。 二枚目とかいうのが売りだった気もするのですが、演技力も確かで。 中村雅俊サンと刑事役で共演していた 「誇りの報酬」 あたりがいちばん好きだったかな~。 残念ですねthink

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    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

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  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

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    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

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    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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