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2012年1月26日 (木)

「平清盛」 第2回 どこかで見たような話ばかりだが…

おことわり 第3回分のレビューと一緒に、この記事もアップさせようと考えていたのですが、連日なかなか不規則な出来事の連続で第3回のレビューまで至らず、とりあえず完成させたこの第2回分だけをアップいたします。 何卒ご了承ください。




 いよいよ松山ケンイチクン登場の 「平清盛」 第2回。
 だいぶ遅れのレビューとなってしまいますがご勘弁を。
 この松山クン、画面いっぱい動き回り、中井貴一サン、伊東四朗サンという 「ふたりの父親」 にも対等に演技で勝負しようという気概がはっきりと見てとれて、清々しい限りであります。

 ただ、成長してもグレたまんまの松ケンクン。

 振り返れば、自分は本当は伊東四朗サン演じる白河法皇のご落胤である、ということを知ってしまった前回(第1回)終盤。
 育ての親である平氏の棟梁、中井貴一サンから言下に 「おまえは平氏に飼われている犬だ」「死にたくなければ強くなれ」 と一刀両断されていました。
 前回のこの中井サンの説教の際に、父親によって大地に突き刺された剣を力いっぱい引き抜いて、親の思いを子は受け止めた、と思っていたのですが。
 違うんですよね。
 「オレはいったい何者なんだぁ~っ!」 という葛藤はあるのですが、オヤジの説教をどう受け止めているのか、というつながりが希薄かなあ、なんて感じました。

 まあそれはそれとして。
 この第2回に関しては、どうもストーリー的に、なんか 「既視感」 が付きまとって仕方がありませんでした。

 グレたまんまの松ケンクン、博打をやって賭場でも大暴れで、相手を撒いて落とし穴に落として、その落とし穴に阿部サダヲサンがはまって、それを助けたら、その人が宮中にいる中流貴族で。
 松ケンクンは元服の義でも駄々をこね続け、清盛となったあとでも義憤に駆られて伊東サンに直訴しに行き、逆にやり込められて。
 その伊東サンの前で剣舞を舞ったら今度は伊東サンに剣を突き付けるとか。
 それを見ていた阿部サダサンが 「あの者はいつぞやの…」。

 なんかどこかで見たような話ばかりだったんですよ。

 韓国時代劇かな。 剣舞で相手を突き殺そうとするとか、「チュモン」 でありましたよね。

 いや、もとをたどればまた日本に戻ってきたりして。

 私がそれでも、第2回までを見ていちばんしびれたのは、ドラマを貫く荒々しいまでの 「力」 です。

 粗野で下品で薄汚くて、ちっとも風呂に入らないような体臭の匂いがぷんぷんし、排尿や死骸の匂いが漂ってきそうな画面。

 どこぞのお偉いさんが苦情を述べたくなるのも道理とも思えるような、野卑さが画面を充満している。

 これってやはり、黒澤映画を彷彿としてしまうんですよ、私なんかは。

 限りなく野獣的。

 黒澤映画の傑作が立て続けに制作されたのも、戦後まだ10年やそこらの塗炭にまみれた時代でした。
 そこで作られる時代劇の数々は、その時代にさかのぼる大昔もかくや、と思われる野卑さに満ち溢れていた。

 このドラマには、それと同じ匂いがする。

 ここを鑑賞できないと、件のお偉いさんみたいになってしまう気がするのです。

 そしてこの野卑な世界の対極にあると思われるのが、伊東サン扮する白河法皇のいる宮中だと思うのですが、そこでの雅な表現のなかにも、とても無骨なものを感じる。

 佐藤二朗サン演じる藤原家の貴族にしても、いきり立つ松ケンクンに対して慇懃無礼な口を聞きながら、その力を誇示しようとする。
 藤原家というのはもう平安末期には権勢を失っていたかと思うのですが、そこらへんのいびつな権威の残骸構造が見てとれるし、また見てくれがしっかりお歯黒していて(笑)気味悪いし。

 その真骨頂に位置していると思われたのが、伊東四朗サンの、その表情の映しかた。
 ライティングの妙もあるのですが、もう伊東サン、そこにいるだけで、顔自体が芸術品みたいな造形であり(笑)。
 これには正直、参りました。 何なんだよ、この威圧感。 存在感。 いるだけでいいっていうのは、ルール違反だっ!(爆)

 そのやんごとなきお方が、自分が白拍子に孕ませた不肖の子である薄汚い清盛が、謁見を賜りたいとアポなしで突撃して(ヨネスケか)くるのに、いったんは断りながら 「ふむふむ面白そうだ」 と会おうとする。

 この第2回の白眉は、その白河法皇と清盛の対峙シーンでした。

 殺生禁止令などという悪法の触れを出す白河に対して、清盛は 「あなたは現世に生きるもののけだ」 などとかなり人の失礼省みず、やってきました電線…いや違った、命知らずの物言いをします。

 これをリアリティの観点から、「そんなこと言えば自分がどうなるのかを考えてなくてあり得ない」 と見るのは間違っている気がする。

 清盛は、目の前の人物が誰であるかを、きちんと把握しているんですよ。

 そのうえでその人物に、どことなく甘えようとしている側面がある。
 自分が直訴すれば親友の父親は救われる、という甘い考えが、彼のなかにある。
 さらに自分はどうなったっていいんだ、という自殺願望みたいなものも見てとれる。
 彼がまだ年端もいかない、判断力に欠ける、ただまっすぐである、少年であることが、この命知らずの物言いにはベースとしてあるのですが。

 それを聞いた白河。

 薄暗い奥座敷からのっそりと出てきて、「死刑っ!」(こまわりクンか)とかいきなり怒りをぶつけると思いきや、「おまえが今座っているそこはな、おまえの母親がわしによって射殺された場所なんじゃよ、や~い」 と、嫌がる清盛に対して最大限に憎々しげにのたまうのです。

 その白砂を、母親を求めるかのようにまさぐる清盛。
 「なにゆえ私は…生きておるのですか…」。

 実の父親に対する甘い考えが完全に裏切られた格好の清盛が、白河に涙ながらに問い詰めます。

 「…それはの…。
 そちにもこのもののけの血が、流れておるからじゃ…。

 …分かったか…。

 清盛ぃ!」

 親に叱られたように顔をしかめる清盛。

 そりゃ、あの芸術的彫塑のような伊東サンのアップで言われたら、見る側もただただ圧倒されます。
 しかし言わばそれが、最高権力者の威圧力なのです。
 それが、最高権力者の権謀術なのです。 したたかさなのです。

 「ふははははは」 と、嫌味な笑い声をあげながら、退場していく白河。

 このシーンを見ていて、「今回のドラマは脚本的な小細工とかあまり重要視しない、力任せの部分が大きいなあ」、と感じた次第であります。

 この伊東サンはこの第2回であっけなく退場してしまいます。 もっと見たかったなあ…。

 いずれにしても、「オレは親父のようにはならぬ」 と申している清盛が、オヤジである中井貴一サンのどこが気に食わないのかがちょっとあいまいだよなあ、と思ったのですが、第3回ではそこらへんの理由づけなどどうでもいい、まさに骨太の展開が待っておったのです。

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コメント

なんだか、鬼平の若いころとグレ話と同じだなあと思いながら見ていました。
清盛のあまりの青臭さに、ちょっと辟易だったんですが、
これも作者の計算と思えばなんとか我慢、我慢。

周囲の役者さんがいいですよね、
大河ってだいたい、若いころの主人公の青臭さを、周囲のベテランが支えて、中盤くらいから主演も成長して、1年乗り越えるって感じでしょうか。

継母の「宗子」が、たいそうな人物で、後ろ盾もすごかったそうです。
この人が例の「池の禅尼」です。
その伏線もしっかりはっていますね。

例の知事さんにどこぞの知事さんも物言いをつけて、これは話題つくりなんでしょうか。
まあ、そう思えば・・・・。

2話のレビューお疲れ様です。元服前のお子様から主役登場と、前作をちらっと思い出しましたが、我慢しました。

 というか、私、清盛より、朝廷の権力と陰謀と色と欲のどろどろが楽しいです。2話では白河さんが凄い存在感で圧倒してくれましたが。おかげで、とんでもない剣舞も、御曹司の悪あがきにしか見えなかったし。清盛力いっぱい頑張ってたけど、あれ、息子に甘い父ちゃん二人(忠盛と為朝)が警備担当だから、許されているんですよね?清盛の怒りと法皇の大きさと、清盛へ武士の子として生きる道を開く為の場面なんでしょうけど。後、頼朝くんたちはいつまで工事しているのか。毎回出るんでしょうか。ハンサムだから嫌いじゃないしナレーションも頑張ってますけど、なくなった家盛に似ていて池禅尼が命乞いしたというエピソードがあるから、家盛がいる頃からずっと出るのかしら。頼朝を助けたのが清盛の最大の失敗だけど。法皇も武士の子らしくて良かったと言って、生きる道を繋いでくれたわけですから、清盛も敵を助けるのかしら。などなど考えました。

 松ケンくんは頑張っていると思います。役に馴染むのは10話くらいまではかかるかしら。こっちも見慣れないし。まだ若い役だからわざと青臭くやってるのかもしれませんが、上川さんと芝居したりするとあらが目立つんです。相手がうますぎるからだけど、大河の主役は誰も容赦しませんから、画面の雰囲気でごまかさず、芝居で納得させないと、仲代さんの清盛を知ってるだけに、比べる気はありませんが、コーンスターチに負けないでほしいです。せっかく羅生門ぽく平安末期の雰囲気を作っているのですから。

 なんといってもこのお話の私のおすすめは天然の悪女、たまちゃんです。たまちゃんと鳥羽ちゃんの夫婦の会話、3話はもっと凄いです。それを見守っているりょうさんも怖いし。韓国の王朝ドラマよりこわーいですから。3話のレビューも楽しみです。頑張ってください。腰はMRIの検査をする羽目に。検査をすることより検査料を取られるのがショックです。電気代も上がるらしいし。税金もかよ。でも払う元手もなくなっているけど。清盛の時代じゃないけど、庶民は生きるので精一杯です。

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

いやいや、みなさんお詳しいですね…。
私もこの時代のドラマはいくつか見ているのですが、そのたび忘れちゃってますね。

特に平氏に関しては、泡盛とか特盛とかてんこ盛りとか(悪ふざけが過ぎますね、私も…despair)、なんとか盛ばかりで、数年前タッキーの 「義経」 で阿部寛サンが演じた印象的な人の名前も、よく覚えていなくて。

で、今ウィキをつらつら眺めていたら、んなんと、タッキーの正室役が、尾野真千子サンだった!

いやー、「外事警察」 で初めて見た、と思っていたのですが…。 あらためて調べたら、竹野内版 「人間の証明」 とか 「芋たこなんきん」 とかに出てた…。 里芋のルーツが 「芋たこ」 だったのか?って違うでしょ…。

あ、ちなみに阿部寛サンは清盛の子供、平知盛でした。
誰が誰やら分からん…。

知事さんはつまらんところで名を売らないで職務に没頭していただきとう存じます。

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。 分からないように直しておきましたので大丈夫です…って書いちゃったらバレバレやん!coldsweats01

池禅尼、つまり和久井映見サンに関しては、細かいところを知らなかったか忘失していたんですが、なかなか彼女をめぐる話も因果が絡んでいるようですね。 結局頼朝も、命乞いをしてもらったおかげで平氏滅亡後もそのゆかりの子孫を重用したらしいし。 結局完全なる滅亡を防ぐのに一役買っている、ということになるんでしょうか、和久井サンは。

ラジオ深夜便で聞いたか何かで読んだかしたのですが、結局平氏って、あまり無用な殺生とかはしなかったようですよね。 源氏のほうが土地べったり主義だったから、身内にとても厳しくて、どんどん血の粛清をしているって。

松ケンクンに関しては、髪を前に垂らした顔しか見たことがなかったので、何だ結構ひたいが広いぞ、それに結構アクの強い顔をしとるな、などと完全に今までのイメージが塗り替わってます、私のなかでは。

ただ、第2回を見ていて感じていた、「どうにも未熟」 という印象は、第3回のためのいわば前フリだったんですネ。 未熟に見せなければ第3回の、若き清盛の味わった屈辱が生きてこない。

私はかように、「王家」 のことよりやはり清盛に注目しています。 男の子ですし。 だから第3回のレビューも、清盛中心になってしまうと思います。 んー、たまちゃん本人よりも、たまちゃんを演じる檀れいサンが、もはやどーでもいいとゆーか…。 王子様の妻でしょ?面食いでしょ?みたいな(僻み根性だ)。

鱸丸を演じる上川サンは、私よりわずかに年上、確か同学年。 つまり松ケンクンとは親友同士じゃなくって、親子でもいいくらいの年齢差。 つくづく若いなぁ~って、思います。

どうにも気になるのが、豊原功補サン。
「新選組血風録」 の時も感じていたんですが、セリフが聞き取れないんですよ。 うまい役者さんなんですが。

MRIですかぁ…。

私なんかも、仕事でけがをしても容易に病院にすらいけません。 休めばそれだけ収支は悪化するし、労災なんか使うと仕事が回ってこなくなっちゃう気がどうしてもするんですよ。 もう、戦々恐々としてますです。

地べたに這いつくばっている庶民の代表みたいなもんです。

 検査したら2個目のヘルニアが見つかりました。新しく見つかった方にブロック注射することに。懐は寒いです。1月の収入はないのに。つれあいさんの事業が行き当たりばったりですから、超どん底経済です!元気になって稼ぐしかないですよ!

 清盛の成長物語は大河の王道らしいお話ですから、私には目新しさはないです。画面は凝っているけど、脚本はオーソドックスだと思います。演出で漫画的だったりしますけど。緩んだ情感のもどかしさを、懐かしさとか、大河の古き良き伝統と受け止められる度量がこちらにあるかで、視聴率とかは変わるでしょう。王政ロマンも絡めた展開で一定の支持はつくと思います。

 たまちゃんをミッチー王子の奥さんなんて思っちゃつまらないですよ。(笑)少なくとも金麦のCMの愛らしさはたまちゃんにはありません。ここに、将来松雪さんも絡むんですよ。清盛や義朝がとても純粋に見える!武士の方がまっとうに見えるからこそ、武士の台頭、政権交代の必然性が見えてくるわけで、はるか平安の混沌が現代社会に問いかけてきてますね。たまちゃんは西行も惑わしたという噂が。可愛い顔して怖い女です。清盛くん、妖怪に食われないよう、頑張って海賊王目指してほしいです。被災地が舞台じゃなくても希望を届けられるという、松ケンくんの意気込みに期待しています。

 

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

自営業にとって正月休み、ゴールデンウィーク、盆休みが絡む月は出来高の落ち込む月でして。 休みなど有り難くないです。 心身ともに休みモードになってしまうし。 土日休みでも決まった給料が出て、しかもボーナスをもらえる人なんてホントに羨ましいですね(長くなりそうだからやめよう…)。 お互い頑張りましょう!

で、現実から離れてドラマのほうですが。

ささ様と私とでは男女の違いで興味のある部分が分かれるのかな?なんて考えると面白いですね。
私は第3回を見ていて、たまちゃんの天然ボケなのかスゴイ嫌味なのか、というあのセリフを聞いても、「こーゆー女っているよなあ…」 という感想くらいで、却ってそれにワナワナ震える三上サンのろう人形メイクが(?)怖かったりしました(前倒しで第3回のレビューを書いてしまっている…)。

ただいま冒頭だけを書いている第3回のレビューも、千秋先輩に受けた屈辱に対する松ケンクンの反応が、感想のメインであります(予告)。

男の子はこういう話に弱い。 何度も見たような話なんですけどね。
男にとってプライドってすごく大事だから、それを傷つけられることにはとても敏感です。
…あ~もう、レビューのほうに書かせてくださいまし(笑)。

今日はまた 「カーネーション」 浸りになってしまうので、レビューは後日になってしまいそうですが…。

 清盛というと、「新平家物語」の仲代さんで満足している私には、今、清盛の成長物語に乗れないんですよ。その点、王朝の話はとっつきやすかったりします。まだ清盛がお子様で、駆け引きとかしない馬鹿だってこともあります。新平家物語と仲代さん以上の清盛話がやっぱり無理だろうなというのがあります。松ケンくんのファンには申し訳ないですが、大河として、お話と役者の力量が違いすぎてて、見ていてつらいです。(私は年寄りだから、昔が良く見えるのかもしれません)
たまちゃんは個人的に好きな女優さんでもあるのです。三上さんのマゾチックな上皇様が、大好きです。たまちゃんにいじめられて、内心恍惚感でゾクゾクしながら、忠盛とかに鬱憤ばらしをしている様が、三上さんらしくって楽しいです。

 リウ様から、男の子的なドラマの楽しさをレビューで教えてもらいたいと思います。そう言えばもう聖子ちゃんは出ないのでしょうか?不思議な存在感でした。

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

レビューが遅れて申し訳ございません…。 今さっき、仮眠を取り仮眠を取りしながら 「カーネーション」 の記事を書きあげたところでして…。 もういけませんね、このドラマは。 「スペース・バンパイア」 でハダカの女性型の宇宙人に生気を取られてしまった男みたいになっとります(ハハ…)。

女性のかたは王朝ものに心惹かれる部分があるのかな、なんて感じています。 あくまで個人的な見解ですが。 「源氏物語」 とかに興味を示すのも女性ですし、女性による口語訳が多いですしね(確か谷崎潤一郎あたりも口語訳を書いていた気がするのですが、あまり傑作との声を聞かない)。

「新平家物語」 、そんなにすごいんですかぁ~。 まあ昔のドラマということで差し引いてみなければならないところもあるかもしれないですが、思い出補正をしてもすごいドラマが、やはり大河には多かったですよね。

ただまあ、松ケンクン、擁護するわけではないですが、これからですよ、これから! いつまでもコーンスターチにまみれているわけでもないでしょうしね。

松田聖子サンは一人二役だ、という情報を得ておりますので、今後まだまだ出番はあると思いますよ。 視聴率が振るわないので濡れ場をあらたに作ったとか、愚にもつかない下世話なニュースがネットでは流れていますが。

>新平家物語
時代劇チャンネルで時々放映しますけど、これは必見です。
とにかく、セリフが美しい(平岩弓枝さんですからね)。
俳優女優が美しい。
所作も何も、言うことなしの大傑作です。
昔のものだから、記憶が美化しているというレベルではありません。
機会があったら、ぜひ若い人たちに見ていただきたいと思います。


>清盛くんの成長物語
ちょっとここの部分は、かなりつらかったです・苦笑
かろうじて他の俳優陣の重厚な演技で、救われたって思いました。

>さささま
私もたまちゃん、大好きです。
壇さんはいま、Eテレで「花鳥風月」のレギュラーですね。あのキャラのかけらもない、じっとり、ねっとりのたまちゃん、大好きだし、三上さんもすごくいい。
このふたりが演技する場面は、にたにたしながら画面みていますよ(気色悪いね・苦笑)。

>叔父子
と言い出して崇徳を毛嫌いしたのは鳥羽なので、たまこから言い出すのは違和感がありましたが、これも女の開き直りという演出と思えば・・・。

天真爛漫に御所を駆け回っていた崇徳が、怨念の塊になっていくのは、楽しみでもあります。青年期の崇徳は、誰なんでしょうね(と、すでに清盛から話題がずれていますが・苦笑)。


>リウさま
横の話題で恐縮ですが、今回の再々放送で、「大聖堂」、やっと全部完全に鑑賞いたしました。
で、一番心ひかれたキャラは、
レミジウス!!!
でした☆

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。 返信がだいぶ遅れてしまいまして、誠に申し訳ございません。

レミジウスって誰だ?って思って、自分の過去レビューをおさらいしてしまいました(笑)。 あ~、ウェイルランと結託していた目のまわりクマだらけのあの人かぁ~(笑)。 目の付けどころが違いますね、マーシー様。 あの人、どこかの映画でも見たような気がしてならないんですが…。

「新平家物語」、そんなにいいんですかぁ~。

こりゃ第3回のレビューアップも、考え直さないといけないかもしれませんね。 私が感動した、「少年時代の挫折」 も、皆様に 「『新平家』 に比べりゃ」、と思われては…。 まあ自分の思った通りにレビューするか…いやいや、まったくそっちまで手が回らない! 「カーネーション」 の感想で、フヌケ状態になってしまって…。

やっぱり女性のかた、王朝サイドに肩入れしてますねぇ。 私はあんまり興味がないのですが(ショージキに書きますねぇ…笑)。

ああだけど、第4回も終わってしまったし、「運命の人」 はまだ第2回見てないし、今週はなんとかせねば…。

でもこうして皆様からたくさんコメントをいただくと、喜々として返信している自分もございます。 ネットのなかだけですけど、知り合いのかたが増えていく、というのは、いいもんですね。

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    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

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    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

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    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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