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2012年2月 4日 (土)

「平清盛」 第4回 ものごとの本質を理解できること

 上皇の警護を担当する、という 「北面の武士」。 要するに近衛兵みたいなもん、などと前回説明いたしました。
 しかし 「近衛兵」 などというと、「ベルサイユのばら」 のオスカルみたいなもんを想像してしまうのですが、この部署に入ってきた松山ケンイチクン演じる清盛(松山ケンイチクン)は、相変わらずの乞食ルック(乞食乞食と書いておりますが、私はこの言葉、忌避するには当たらない、と考えております)。 まあ 「北面の武士」 の制服(笑)は着ておるのですが。 どうも清盛だけが群を抜いて野暮ったい。

 どうして前回、源義朝(玉木宏サン)から屈辱を受けて北面の武士になったというのに、松山クンの身なりがそのままなのか、という点から、まず論じなければなりません。

 このドラマ、毎回毎回、「少年」 清盛を成長させるファクターが積み重なっていくのに、なかなか清盛は目に見えた成長をしていきません。

 それは清盛が、世の中の情勢とか(当時の)人間のなりわい、そして本音と建前の交差する浮世、というものを、本質的にまだ理解していないことからくる。
 このドラマを見ていて、私はそう感じます。

 平安末期当時、教育というものがどれだけ世に浸透していたのかは分かりません。
 しかも新興台頭勢力である武士、という階級にとって、体系的に学問、というものを学ばせる機会というものはまだ確立していなかったと思われる。

 特にアウトローとして少年時代を送ったと思われるこのドラマのなかでの清盛にとって、ものごとの本質を見極める目はじゅうぶん備わっていなかった、と作り手は設定しているように、私には思われるのです。
 清盛の生きていくうえでのもっとも大きな判断基準は、この時点では 「くだらない世の中で、自由におおらかに生きていきたい」、というもののように感じられる。
 それは、「遊びをせむとや生まれけん」 という亡き母親の呼び声に導かれているような姿勢であります。

 しかし少年清盛には、「遊ぶために生まれてきた」、というのは、言葉の上っ面だけをとらえた理解にとどまっている。
 「テレビゲームで遊ぶために生まれてきた」、みたいな(笑)。

 それを象徴しているシーンのように思われたのが、璋子(たまこ、檀れいサン)や堀河局(りょうサン)ら、上皇の女房たちによって開かれた歌合わせの場で、堀河局の詠んだ歌について、清盛がすごく表面的な解釈をしていたところ。

 「長からむ 心も知らずわが袖の 濡れてぞ今朝は ものをこそ思へ」

 同じ北面の武士でエリートの佐藤義清(藤木直人サン…蛇足ですがどうもこの人と玉木宏サンの顔が似ていて混乱する)(私だけですかね)によって、この歌はこう直されます。

 「長からむ 心も知らず黒髪の みだれて今朝は ものをこそ思へ」

 その通りにしっとりと髪の毛を濡らした璋子サマは、鳥羽上皇(三上博史サン)の 「白河法皇の子供(崇徳帝)を産んじゃったことを私に謝れ」 という命令に、素直に応じてしまう(笑)。
 鳥羽上皇にとっては、誰の子か正直分からなかった崇徳が、やっぱり白河の子であったことが分かってしまったんですから、カマかけが成功したとは言え(笑)尋常でいられるはずもなく(笑)。

 なんつーか、この璋子サマ、天然ボケなのか意図的なのか、どっちにしても何食わぬ顔して恐ろしすぎる(爆)。 また檀れいサンがこの役、合ってるんだよな~。

 まあ私は王朝のことについて別にあまり興味がないのでこの辺にしておきますが、ともかくこの 「濡れた」 歌を表面的に解釈してしまう清盛は、やはり物事の表面だけを見て浅い判断をしている段階なわけであり。

 そんな清盛は、父忠盛(中井貴一サン)が 「殿上人」 になってしまったのが、気に食わなくて仕方ない。 「殿上人」 とは、よーするに偉くなった、とゆーことです(笑)。
 でも見かけ上は自分も北面の武士となって 「ケッ!ケッ!気取ってんじゃねーよ」 と黒猫ジジくんみたいにクサりながらもお務めを果たしている関係上、精一杯皮肉たっぷりの顔をしながら 「おめでとうございます」 と御挨拶するしかない。

 そして藤原摂関家のドンである藤原忠実(國村準サン)のお召しで参上した宴の席で舞を舞わされ、あからさまな妨害に遭って貴族たちの物笑いの種にされる父忠盛を、清盛は怒りと情けなさを持って認識しようとするのです。

 これも物事の表面しか清盛が見ていないからの反応であり。

 見る人が見れば、この場面は実に、忠盛の反応が立派であることが分かります。

 いや、分かりやすすぎ、とも思える。

 だからこの父親の立派さに清盛が気づかないのは、いかにも清盛に思慮が足らなすぎるのではないか、という気も見る側に起こさせる。 でもそれが、作り手の狙いなのです。

 舞いを舞う、ということ自体が武士にとって不得手なことであることは自明なのですが、忠盛は舞の素養まで、きちんとつけていた。
 だから國村サンは意地悪して、伴奏をメチャクチャにして舞いにくくさせたばかりでなく、貴族たちに盃の酒を忠盛に浴びせさせ、ついには忠盛を転ばせて大笑いする。

 藤原忠実の関白としての地位をめぐる鳥羽上皇との駆け引きも事前に織り込み、薄暗闇の中からバカ殿メイクでしらっと意地悪指令を下す。 なかなかに見応えがありましたね、このくだりは。

 そしてやはり、この屈辱にもかかわらず、「未熟な舞にて、とんだお目汚しとなり、申し訳ござりませぬ。 皆様のお言葉を肝に銘じ、ますます、精進いたしまする」、と言い切った、中井貴一サン。 いや、脱帽です。

 その毅然としたたち振る舞いに、國村準サンは、ほぞを噛むのです。

 しかし。

 またもや同席していた藤木直人サンによって、「これはただの宴ではない、まつりごとだ。 みなそれぞれの思惑があってここにおる。 お前さんのお父上とて同じだ」 と諭されていたにもかかわらず、清盛にはその、ものごとの本質、というものが把握できない。 「くそっ!」 と実に、煮え切らない父に怒り心頭なのであります。

 ここで忠盛がヘラヘラしてご機嫌でも取ってたら、清盛のイライラにも少しは説得力が生まれたんでしょうが、作り手はあえてそのことをしない。
 やはり清盛を未熟に見せたいんだ、と感じましたね。

 その清盛をまたひとつ、成長させる出来事が起こります。

 毅然とした忠盛の存在は、要するに武士、という新しい時代の台頭を象徴づけています。 だからこそ腐った貴族の象徴である國村サンは、中井サンを潰そうと画策する。 藤原家と深いつながりのある源氏の棟梁である小日向文世サン(源為義)を呼びつけて、「中井貴一を殺せ」 と、…あ~違う(笑)。

 このドラマの視聴率が悪いことについてなんですけどね、いきなりですが(笑)。

 名前が分からんのですよ、見てて。

 えーと、為義が小日向サンで、忠盛が中井サンで、忠正が豊原功補サンで、家成が佐藤二朗サンで、家盛が大東駿介サンで…。

 藤木直人サンと玉木宏サンは顔が似てるし…。

 まあそんなにこだわることなく見てても分かるんですけど、セリフ中に 「○○はこう言った」 とか出てきても、役者のイメージがわいてこない。

 名前が分かんない、っていうのは、視聴率の上がらない最大の原因であるよーな気がいたすんですよ。 結構人物相関図とかも当時の事情が分かってないと分かりにくいし。

 もとい。

 で、因果を含められた為義(小日向サン)が忠盛(中井サン)を単身襲うのですが、そこに駆けつけたふたりの息子、清盛と義朝(玉木サン)。 何で止めないで物陰から様子を見とんのか(笑)。

 もとい。

 小日向サンは、これが、自分が父親として義朝にしてやれる唯一のことなのだ、という覚悟で来ていた。 
 ここで中井サンは小日向サンに、お互いに決着をつけるのは、武士の世の中になってからでよかろう、と諭すんですよ。
 「自分は王家の犬で終わるつもりはない」、と。
 結局為義は目的を果たせずその場を去っていったのですが、この場面もふたりの思惑が火花を散らした、見応えのある場面でした。

 ここで清盛は、「武士と貴族」 というふたつの勢力の力関係の本質を、身をもって学んだ、と思われるんですよ。 王家の犬と蔑まれながら、その王家を飲み込もうとして勃興していく武士という勢力と、自己保身に汲々として世間の動向から遊離し、衰退しようとしている(まるで現在の政治家みたいな)貴族、という勢力。
 清盛は貴族のほうがずっとエライ、とばかり思っていたからこそ、「王家の犬」 という表現を、侮蔑されている意味で使っていた。 でも実態は、違っていた。 義朝の 「本当は逆だ、武士が王家を守ってやってるのだ」 という言葉の本質を、清盛が実感した瞬間なのだ、と思うのです。

 そのうえで、貴族の頂点にあった白河法皇の血をひいている自分の存在の重要性まで清盛が気づけたか、というとまだあやしい部分はある。

 「清盛は平氏にはなくてはならぬ男だからだ」、と言っていた父親の言葉を、清盛が真から理解している段階ではない、と私には思えるのです。

 いっぽう義朝は、為義の覚悟を真から汲み取り、父の無念は自分が晴らす、と宣言する。

 このコントラスト。

 清盛は父親の思いの一端を理解することで、父親に対する思いをまた新たにしていく。

 ここでようやく父と息子は、互いに笑いながら語り合うことができるのですが、そのときに清盛が持っていた、エクスカリバー、じゃなかった、あのぶっとい剣(なんて言いましたっけ?)(確か三種の神器だったような覚えが…)。

 あれっていつも、清盛は手にしている。

 あのエクスカリバーが清盛にとっては、父親への思いそのものなのではないか、なんて感じた、第4回の 「平清盛」 なのであります。

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コメント

 忠盛パパがとにかく素晴らしい回でした。でもちょっと頼りない小日向さんの源氏のパパも素晴らしかったです。

 清盛が未熟、そうですね。毎回玉木くんに自分の恵まれている様を教えてもらっているくらいだし。やっと忠盛パパの深い思いを見聞きして、心通じたようなので、少しは変わるでしょうか。

 視聴率が振るわないのは、コーンスターチのせいではないと思います。リウ様のご指摘のように登場人物の名前が覚えにくいというのはあります。似たよう名前が多いし。大河らしいとっつきにくさもありますし。(江ちゃんと違って、ちょっと敷居がお高いです)お話が散漫な時のゆったりさが、画面はきれいなんですが、間延びして感じる時があります。

 たまちゃんの天然ぶりは鳥羽ちゃんを傷つけて今週もときめかせてましたね。しかも、后のつとめで鳥羽ちゃんの側にいると言ってるし。白川法皇の子である帝と清盛、どっちが幸せか、考えてしまいます。帝は「叔父子」と呼ばれ、厭われているのに、清盛は忠盛パパに平家にとってなくてはならぬ男と大事にされていて、物語として面白いです。これから、殿上人としてのし上って行く清盛を楽しみにしています。

投稿: ささ | 2012年2月 4日 (土) 22時16分

ささ様
コメント連投下さり、ありがとうございます。

璋子サマはやはり王朝のなかでは筆頭の注目株、ですよね。 かわいこぶりっこを意図的に演じているのか天然なのか、という檀れいサンのキャラが、そのまま乗り移ったかのようなたまちゃんのキャラ。 鳥羽サンが怒って出てっちゃったあとにすぐさま寝所に入ってくるりょうサンも素敵(笑)。 監視していらっしゃるんですねcoldsweats01。 次回は松雪サンも登場? さらにドロドロ、ドロリッチのような宮廷模様になりそうです…。

分かりにくい、というのはやはり視聴率にとって致命的、と思われますね。 私も堀河局とたまこサマの関係を今イチ把握し切れてない気がしてますし。 崇徳帝もなんか、ん~、どうしたいんでしょうね、彼は(笑)。 まだそこまで考えられないか。 番組HPでおさらいするかな~。

私が今のところこのドラマに魅力を感じているのは、中井サンの 「半分放任主義」 でしょうかね。 清盛がなにをやっても泰然自若としていて、最後の一線では決して譲ることのない強い意志を感じる。 父親とはかくありたいものです。

いずれにしても 「龍馬伝」 の実験の上に成立しているように思えます、このドラマ。

投稿: リウ | 2012年2月 5日 (日) 02時47分

橋本さん、お久しぶりです。
体調を崩されているとのことですが回復されましたか?
コメント書くことをすごく躊躇ったんですが。。橋本さんはすべてのコメントに返事を返されるスタンスでいらっしゃるようなので、常連さんだけでも大変なところに自分などが負担をおかけしていいもんかな?と。なので、自分に返信はいただかなくて結構ですよ。

清盛ですが、自分は現時点で大河ドラマとして十分合格点ではないかと思いながら見ました。
松山さんの演技は初めて見ましたが、清盛の少年時代を演じているということを考えれば、適格な演技ではないかと思います。若い俳優さんですが、浮ついたところのない地に足がついた演技じゃないでしょうか(演じている年齢がまだ少年なのでガキに見える部分もあるんだと思います)。
自分はドラマの今後に大きな期待を寄せています。父子物に弱いということもあるんですけど。父息子のドラマには必ず来る別れが透けて見えるので切ないんですよ。成長する息子、、即ち父親との別れが近づいていることですから。大きな存在である父親と過ごす時間、深まる絆(軋轢もすべてひっくるめて)が清盛を一人の大きな男にしてくれると楽しみにしています。
自分と同年代の役者さんにはどんどん成長して欲しいですよ。大河って一年を通して主人公の成長していく様を演じることで絶対役者さんは大きくなりますよね。松山さんも一段も二段も上の大きな役者さんに成長出来るんじゃないでしょうか。未知の役者さんでしたけど、いまは期待感大きいです。
橋本さんのレビューも期待しています!
ですが、お仕事をお持ちの忙しい身でいらっしゃるんですから、無理なさらないでくださいね。

投稿: アキラ | 2012年2月 5日 (日) 23時49分

アキラ様
コメント下さり、ありがとうございます。 返信無用、とのことですが、返事も書かないとモヤモヤするので、とりあえず簡単ですが返信させてくださいませ(笑)。

去年の大河を見たあとだから余計にそう見えるのかな?と自分でも考えたのですが、やはり私もアキラ様と同じように、この大河は結構よく出来ておる、と感じております。

ただ傑作 「ちりとてちん」 の脚本家さんにしては、ちょっと見劣りするかな、という感覚でしょうか。 同じ脚本家さんでも、やはり常々傑作を生み出す、衰えることを知らない、という才能の持ち主は、そうそういらっしゃるものではないですね、いろんな脚本家さんを見てまいりましたが。 得手不得手、というものもありますし、テレビ局の意向で書かねばならない弱みというものもありますし。

アキラ様も男性だと判断して申し上げますが、この大河は男の子好きするドラマなのではないかな、という気もいたします。 父と息子の関係、というものも、なんか一種独特、男の子にしか分からない部分、というものがございますし。

…簡単に、と言いながらここまで書いてしまった!(笑)

投稿: リウ | 2012年2月 6日 (月) 14時56分

 ついに5回目まで見てしまったです。清盛が好きじゃないのに我ながら頑張りました。コーンスターチへの郷愁がここまで持ちこたえさせてくれてます。(笑)どこかの知事さんと違って。知事さんは話題づくりでコメントしているフシもあるらしいですが。

 お話や芝居が整っているのが、この作品が視聴率で振るわない原因かも。脚本もまともで丁寧だし。でも江ちゃんの先生の破壊力の凄さの後だと、とっても上質だけど、優等生過ぎて、大河らしいけど、まとまっていて小粒かなという気がします。(かなり上から目線ですいません。)

 王家のどろどろとか、源平の競い合いとか、海賊盗賊世の乱れなど、見所はあるんですけどね。
清盛の人生が際立つつくりじゃない(それはヒーローの独り占めじゃなくて良いところだけど)ので、清盛に気持ちが行かないのです。たまちゃん鳥羽ちゃんの昼メロによろめいて。女は陰謀が好き。たまちゃん、りょうさん、松雪さん、と鳥羽ちゃん、怪しすぎ。

 次回までは見れます。来週、息子の高校受験の前期試験が終わったら、入院することになりました。ぎっくり腰で一週間の静養だと軽く考えていたら、椎間板ヘルニアでブロック注射が効かないという困った事態になって、手術を考えないといけなくなりました。検査入院してからどうなるか決まるんですが、この展開に納得できていない自分がいます。からだをヘルニアに乗っ取られたみたいです。それで何回か見れなくなるかもしれません。カーネーションの尾野さんのあと少しの出番が見れなくなるほどの残念さではないのですが、清盛へのモチベーションが残っているか、愛着がいまいちなだけに、自分の根性の無さを心配しています。去年のひどい話に比べればいい作品なんですけど。松ケンくんは樹里ちゃんに比べたら、芝居のしがいがあると思いますので、頑張って私を呼び戻してほしいです。リウ様もお身体を、お大事になさってくださいね。


 

投稿: ささ | 2012年2月 7日 (火) 21時47分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

実は昨日、第5回のレビューを途中まで書いていたのですが、仕事の時間が来てしまい、タイムアップ。 今これからひと眠りするかどうかは分かりませんが、本日中には書き上げて第5回のレビューを上げたいと存じます。

まあその予告をさせていただきますが、私はこの第5回、結構脚本のアラが見えたような気がいたしました。 私が注意深く見ていないせいなのかもしれませんが。

それにしても、です。

ささ様、ご入院とのこと、ただただ、心よりお見舞い申し上げます。

ただ病院でもテレビは見れると思いますので、御無理でなければご覧になったらいかがかと存じます。

入院すると、ホントにヒマですからね。 本とか読むのも、限界があるし。 四六時中検査だなんだとやっているわけでもありませんしね。

よろしければケータイからでも、私のブログにお越し下されば…ただ私も最近寡作なものでご期待に沿えるほど頻繁にアップはできませんが、ささ様のテレビ視聴意欲を刺激するような記事は書きたいなーと考えております。

第5回のレビューは、世のさまざまな 「平清盛」 ドラマ批判に自分なりの考察をしてまいります。 乞うご期待!(期待させていいのかな?…笑)

投稿: リウ | 2012年2月 8日 (水) 07時45分

>たまちゃんの天然ぶり
あれはすごいですよね=、
考えてみると、彼女は小さいころから白河に育てられていて、男女の関係になるのも、なんの抵抗もなかったのかも。
貞操観念なんて、教育の結果ですから、
道徳だのなんだの、知識として得るすべがなかったら、本能だけですもんね。
(「源氏物語」の若紫は、初めて源氏と結ばれた時にショックで寝込んだ、と出ていましたけど、キャラはそれぞれですから)

父系にこだわるのは武家社会になって以降で、それから女性の貞操にこだわるようになったのだから、
たまちゃんにしてみれば、こだわる鳥羽のほうが、野暮ってもんでしょう。

>物の怪の血
これは、崇徳にも色濃く流れているわけで、今後の彼の物の怪ぶりが楽しみです。

これまた蛇足ですが、
以前あるテレビ番組で見たのですが、
東京オリンピックが開かれた時、宮中では崇徳の御陵に使いを出して、ねんごろにお祀りしたのだとか。
祟りを抑えるだけではなく、その本来マイナスのはずのエネルギーを、オリンピックを成功させるほうに使ったわけですね。

日本人の知恵って、すごいもんだと思いました。

投稿: マーシー | 2012年2月 9日 (木) 19時45分

>さささま
横から失礼いたします。
ご長男、受験でいらっしゃるのですか。
決まるまで心休まりませんね。
御身体のお具合も悪いのに・・・。

一段落したら、どうぞゆっくりご静養なさって、また元気にお戻りくださいませ。

投稿: マーシー | 2012年2月 9日 (木) 19時47分

 リウ様、いろいろアドバイスありがとうございます。私、ワンセグ機能付の携帯使ってました。(笑)ただ、病院は電波が使えないところだらけでして。ラジオは持っていくつもりです。入院すると言っても、私はこの一ヶ月で3キロ太ったし(運動不足と仕事を休んでいたため)足腰がダメなだけで元気なんです。口が元気で家族は迷惑がっています。

 マーシー様、ご心配いただきありがとうございます。我が家は年子なので長女に引き続き長男が今年受験なんです。私が手をかけてあげられなくなりまして、やっと自立心が出てきました。(いまだに朝は誰かに起こしてもらっている甘ちゃんですが。)試験は本人次第ですので、頑張ってもらうしかないなと。後は神頼み?できたら、前期で受かってほしいですけど、15の春は自力で掴んでもらうしかないです。前期の時はお弁当作ってあげますけどね。それくらいしか役にたってやれないのですが。

 私、たまちゃんの天然ぶりが大好きです。鳥羽ちゃんとのドロドロ、楽しいです。松雪さんも参戦してきて、面白くなってきました。ちょっとお休みして、リウ様のレビューで勉強して、戻ってきたいなと思っています。

投稿: ささ | 2012年2月 9日 (木) 22時21分

マーシー様
コメント連投下さり、ありがとうございます。

なんと~、じゃ白河法皇は、まんま光源氏実践者じゃないですかっ!happy02shock
なんつーか、やはり皇室侮辱だな、これって…(ハハ…)。

しかし貞操観念、というもの自体が、平安末期にあったのやらどうやら…。
でも、「源氏物語」、私は確か須磨の巻あたりで挫折したのですが(もうちょっと行ったかな?忘れた…笑…)、とにかく感じたのは、当時は何かというと加持祈祷とか、魑魅魍魎撃退とか、頻繁にやってたんだなあ、ということ。 生き霊とか、よく出てたような気がします。
ひょっとすると自分たちのやっている不貞に対して、罪の意識が大きかったのかな。
それに当時はたぶん、末法思想が幅をきかせていた、と思うんですよ。
みんな罪の意識に苦しみながら、やりたい放題やっている(爆)。 仏に祈れば大丈夫だろう、みたいな(笑)。

まあ鳥羽チャン(たまちゃんだの鳥羽チャンだの…笑)の場合、あの白河に…、という恨みがあったでしょうから、そのノリで突っ走っているのだ、とは思いますが。

崇徳帝がARATAサンだと判明してからはcoldsweats01、ARATAサンの過去作を思い出しながら、「コイツたぶんやってくれるだろうな」 と思いながら見ることができます(笑)。 やはりこの人は、「ちょっと回線が飛んでる」 くらいの役のほうが似合っている気がするんですよ。

オリンピックで鎮めなければならないほどの恨み…、いったいどういうものなのか、注目してドラマを見ていきたい、と思います。

投稿: リウ | 2012年2月10日 (金) 12時14分

ささ様
レス下さり、ありがとうございます。

病院って、病室にテレビはついている、とは思うのですが、病院によってはアウトなところがあるのかな。 いずれにしても息子さんが高校受験のさなかにお母さんが不在、というのは、結構きついですね。 いや、これを機にご長男には、精神的に元服してもらわねば(早いって…)。

口が元気、結構なことだと思いますです。 体はダメでもうちにはお母さんがいる、という気になりますもんね。

子供は何かと、自分ひとりで生きてきたみたいな不遜な考えに陥り気味なものですが(笑)、ささ様のお子様たちは着実にご成長されている、とお察しいたします。

親が入院、というのは、子供にとって、「あたりまえ」 の崩壊、なんですよ。
「あたりまえに起きたら朝ごはんが用意されている」「あたりまえに着るものが洗濯されている」。

これが分かる機会が出来ただけでも、今回のささ様のご病気は意味があった、とプラスに考えられるような気がいたします。
「普通に高校に行ける」「ケータイ代を親が払ってくれる」 という有難みには、やっぱり子供は気づかねばならない、と感じます。 世の中、あたりまえのことなんか、ひとつもないのですから。

…スミマセン、ひと様のお子さんに説教なんて、エラソーでbearing

投稿: リウ | 2012年2月10日 (金) 12時37分

 リウ様、私の入院する病院では、テレビとかは有料らしいのです。主婦としては、許せないのです。家では寝てる間もつけっぱなしで、めざましテレビで起床しているとんでもない私ですが、金払ってテレビ見るのはありえません!病室に行ってみないとわかりませんが。

 うちの子供はそれなりに私の不在を楽しみにしています。うちの家族は皆私になにもかもやってもらう生活だったわけで、それだと文句もがみがみうるさくいわれるわけです。これから、できるだけ自分が楽して他の家族にサービスしてもらう我慢比べのトライアングル関係になるようです。つれあいさんは高一の長女に期待しているようですが、いまどきの女子高生は手強いですよ。(笑)

 来週、火曜水曜が受験で木曜には入院です。「どんげかせんとね。どんげかなるじゃろ。どんげかしてね。」というのが私の今の心境です。後はやっぱり苦しい時の神頼みで。日頃、神から遠ざかっていながらむしのいい話ですけど。前期でだめだったら、後期に挑めばいいわけで。長女は後期で決めて、卒業前に地震があって、卒業式は式場が変更、高校の説明会は計画停電の中で高校も体育館が一部壊れたり、大変な3月だったですから、それよりは、息子は楽なはずです。お姉ちゃんが幼稚園からずっと世話焼きをしてまして、今回も弟の面倒はいろいろみてやってるようです。身長は20センチも姉より高い弟ですけど、姉に服従してます。その方が楽ちんだからでしょう!彼には、これを機に精神的に元服してほしいです。同時に周りも長男から子離れ弟離れしないといけないかもしれません。
 

投稿: ささ | 2012年2月11日 (土) 11時19分

>皇室侮辱
何十年も前のことですが、、大河で南北朝や古代(中大兄皇子あたりですね)を描かないのは、皇室に遠慮しているという話を聞いたことがありました。

今回の登場人物になじみがないのも、ドラマに取り上げられる回数が極端に少ないせいもあると思います。
保元、平治の乱なんて、もろに皇室のごちゃごちゃが原因ですから。

>北条
に関するご推察はどんぴしゃです、リウさま。
頼朝は、落馬したのが原因で亡くなったとされていますが、武家の棟梁が簡単に落馬しますか?
しかも死に至るほどのけがって・・・。
このあたり、東かがみでも、とてもあいまいな描かれ方で、頼朝は北条氏に殺されたという説まであります。
頼朝の子どもたちも北条が裏で糸をひいて殺害、そのほかの有力御家人たちも粛清して、自分たちの天下を作ったのですね。
しかもその後は北条氏の内部での権力闘争が、すさまじかった。

それに比べると、平家は女系で延々とその血筋を絶やさなかった。
この点でも源平は対照的です。

>さささま
むかしはラジオでテレビドラマの音声だけ聞こえましたけど、今はどうなのかな。
母は手仕事するときは、ラジオでドラマを聞いて(見て?)いましたっけ。

ご姉弟、仲がいいのですね。
お母さまの入院も、きっと家族のきずなを強めることになるのでしょう。
どうぞ、お気をつけて。

投稿: マーシー | 2012年2月11日 (土) 13時05分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。 「カーネーション」 のレビューにかかりっきりで、返信が大変遅れてしまいました。 頻繁に遅れて申し訳ありません。

確かテレビ視聴用のカード、みたいなものがあったと思うのですが、アレって1枚1000円くらいなのかな? 自分が最後に入院した時は、確か10日間くらいの入院でしたが、じゅうぶんそれで事足りました。 確か 「北条時宗」 をやっていたころだったかな~。 かなりダラダラ見、というのをしないタイプでして。 「テレビ中毒者」 のクセしてcoldsweats01

まあ、「テレビはタダだ」、という概念って、私もありますですねー。 NHK受信料は払っておりますが。 どうもCSスカパーとか、あれも見たいこれも見たい、というチャンネルが、あまりに少ない感じ、ですか。 見てるヒマもないし。 映画専門チャンネルなら見たいものが目白押しですが、高いんですよねー、月額が。

ささ様のコメント、家族の様子が伝わってくるようで、微笑ましいです。 私なんかは社会に出て数年間まで、バブルのイケイケドンドン、という世の中でしたからねー。 小学校の中ごろでオイルショックなんかありましたが、今に比べたら、どこが不況なのよ?という感じでした、あの頃の不況は。

それに比べたら、もう今のハタチすぎくらいの人たちは、もう生まれたときから超、のつく大不況なわけで。

経済的観念が比較的ユルユルの私たち世代なんかから比べたら、かなり金銭感覚がかっちりしてる、と言いますか。 もう、人格に染み付いちゃってる感じ(笑)。 生き残れますよね、そういうほうが。

子離れしなければいけない、というのは切実な問題ですよね。 でもこれからの日本、核家族という形態よりも、大昔のように、3世代くらいは協力して生きていかなきゃならんのじゃないか、という気は、強くするんですよ。 まあ一緒に住める家があるかどうか、という問題が、その前に横たわってますけどね…。

投稿: リウ | 2012年2月12日 (日) 08時47分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。 返信が遅れて大変申し訳ないです…。

南北朝の時代を取り扱った、真田広之サンの 「太平記」 は、その点ではとても画期的だったんですねー。 確かあのドラマは、今離婚係争中の高島政伸サンが(この人、私ご近所で、小さいころから知ってるんですが…笑)真田サンの弟役で、きょうだいの愛憎を描いた、かなり緊迫した質の高い大河だった、と記憶しています。 真田サンはあれ以来、大河でお目にかかった記憶がない、とゆーか、ほとんど目にしないな~、最近。

…と思ってウィキを調べたら、そーだ、「秀吉」 の、石田三成、「心配ご無用!」 があった!  でもテレビドラマに、極端に出ないですねー。

北条氏と源氏の関係は、まあ日本史の勉強と、大河ドラマでの学習程度の考察でしたが、やっぱりそんなものだったんですか。 確か第三代将軍の実朝、だったかな?鶴岡八幡宮の石の階段あたりで殺害された、とか。 「ここの陰から暗殺者が狙っていたんだ」 という確か巨大なイチョウの木があって、歴史上の人物の殺害現場、というものを社会科見学したのは、あれが最初だったかなー。 桜田門外も、通ったはずですけどね。 あのイチョウの木、何年か前にダメになったとかいうニュースを見た気がするんですが、あれはいったいどうなったのでしょう…。

北条氏内部の権力闘争は、それこそ 「北条時宗」 でかなり勉強した気がいたします(笑)。 あの時も確か、伊東四朗サンが、かなり印象的な役をやっておいででした。

確か北条氏は平家系統だ、とどこかで読んだ気がするのですが、となると、杏サン演じる政子サン、結構複雑で、大河の主役にするには面白そうな人材ですよね。 と思ってまた調べて見たら、「草燃える」 がそうだったんですね。 まだ私が本格的に大河を見出す前です…。

蛇足みたいですが、ラジオでテレビの放送が聞けた、というのは、あれはアナログ放送だったからで、現在は聞けないと思います(東北の一部では、まだアナログ継続中なのかな)。

投稿: リウ | 2012年2月12日 (日) 09時11分

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