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2012年4月 6日 (金)

プロ野球シーズンのラジオにモノ申す

 本題に入る前に、ちょっと雑談を。 本題とも関係ある話ですが。

 春の改編期で終わってしまって残念なラジオ番組。 関東限定のお話で大変申し訳ないです。
 まずは 「小島慶子 キラキラ」(TBSラジオ月-金) でしょうかね。 新しく始まった 「たまむすび」 という番組は、パーソナリティが完全に小島慶子サンを意識している、というのが見え見えなのが面白いですが、小島サンのラジカルさには遠く及ばなくて。 コジマが過激すぎるというのはあったけど(笑)。 下ネタも無理して出してる感じ。 コジマのあととは、かわいそうな気もいたします。

 「長澤まさみのスィートヘルツ」(ニッポン放送日曜夜10時)。
 2年ほど前から聞いていたのですが、当初、正直まさみチャンって、かなりどーなのよ?という感覚で聞いてました。 回線がどこか、飛んでる感じ。 良くも悪くも、女優さんなんですよ。 ヘンなところでウケてるし(ハハ…)。 まわりの人は合わせるの大変だろうなー、みたいな(笑)。
 ところが去年の映画 「モテキ」 の大ヒットあたりから、なんとなくその、不思議感覚の性格に安定感が生じてきた気がして。
 たぶんそれまでは彼女、ヒット作に恵まれなくて精神的にきつかったんじゃないのかな~、と要らぬ詮索までしてしまっていたんですが。
 ここ半年ばかり、まさみチャンなりに世間とはどういうものかを了解してきたような面白さが、ラジオのトークに現れ始めた。 大人になってきたんですよ。
 そしたらいきなり、この春でオワリ、ですからね。
 スポンサーのロッテが降りてしまったのかどうか知らないですけど、旬な女優さんになったのに、そのパーソナリティを成長させることのできる場であるラジオをやめてしまったのはとても残念です。

 ただこれらの番組の消滅って、なんとなくラジオが彼女たちを養いきれなくなったからなのではないか、という気はするんですよね。 お門違いの考察かもしれませんが。

 コジマは 「キラキラ」 の放送開始当初はTBSアナウンサーだったためにギャラ経費節約になっていたと思うのですが、いきなりフリーになってしまったために少々風当たりが強くなった。
 まさみチャンは旬な女優さんになったおかげでギャラがアップした?などというのは下らん詮索ですが、長澤まさみクラスの女優を、ラジオ局がギャラでフォローできなくなったのではないか、という憶測は成り立つ気はする。

 昔からラジオを聞いている者としてとても感じるのは、スポンサーがとても減った、ということです。
 「オールナイトニッポン」 なんか、考えただけでも10社以上はあった。
 森平楽器、DVDフジボウ、日本コロムビア、フォーライフレコード、モード学園、S&B食品、千代田学園…以上各社の協賛で全国○○局をネットでお送りしましたとか(笑)。 ハハ、頭にこびりついとる。
 今じゃ多くて2社。 ブルボンとアルパインだけ(笑)。 それすらつかない日もある(つーか全部聞いてませんけど…笑)。
 で、CMがどうなっているのかといいますと、まーず自社のラジオ番組の宣伝告知。 そして自社関連のイベント、コンサートなどの宣伝。 そして困った時のAC(笑)。 元手がそもそもかかっとらんのですよ。

 そんなラジオ局が、プロ野球シーズンになるとどうなるか。

 各社一斉に、プロ野球中継を始めるんですよ。

 これってラジオが、完全に過去のメディアであることを、いやがうえにも喧伝している感覚がする。

 プロ野球って、言っちゃなんですけど、過去に比べるとかなりコンテンツとしての魅力が下落した気がします。
 なのに、未だに巨人戦中心のラジオ中継を、在京キー局はこぞって複数放送している。
 まあ近年はその一辺倒にはブレーキがかかっていますが。

 NHKがラジオ中継した場合、民放と合わせて5局全局がプロ野球中継をしている、というのって、今の感覚から言うととても異常じゃないですかね?

 正直、「ラジオ深夜便」 あたりのまったりとした安上がりそうな番組が1局でもあれば、私はそれを聞きますね。
 製作費なんか必要ないんですよ。
 昔の流行歌とか洋楽とかかけてりゃいいだけの話ですから。
 曲の使用料だけでしょ、ほんなもん。
 NHK第1でやってるゴールデンの時間帯の番組って、かなり出演者のギャラとか金がかかっている割にとてもつまらないものが多い。 改善の余地がありすぎますよ。 若者に媚びを売る必要なんかまったくない、と私は考えています。

 民放だって同じ。
 しゃべりの面白くない芸人とかの浮ついた話なんぞ、ギャラがかかるだけでなんの面白みもない。 もっと安上がりで、もっと面白く出来るはずだ。

 文化放送の早朝番組に、「おは天」 というのがありますが、主に天気の話とリスナーからの投稿だけで成立している番組です。 これだけでじゅうぶん面白かったりする。 パーソナリティは気象予報士の自局アナだったりするわけで、ギャラ的にも低予算で押さえられるし。

 だいたい、夜勤をやってる私のような人間にとって、天気というのはかなり気になるのですが、夜の番組でそれを時々刻々とやってくれるところはほぼない。
 天気なんか、せいぜい夜9時くらいで終わりなんですよ。 夜中の天気なんか、ほぼ絶対にやらない。
 ラジオというメディアを、とてももったいない使い方をしているとしか言いようがない。

 とにかくプロ野球シーズン、野球中継一辺倒、というのだけは、なんとかしてもらいたい。
 どっか1局だけでも、「我関せず」 という、テレ東みたいなラジオ局があってもいい、と私は思うのです(これは主にAMラジオのお話です)(FMは知らない曲ばかりかけていてさらにつまらなすぎる)。

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コメント

初めまして
ググっててたどり着きまして、読ませてもらいました。
同感です。
私は、特に車運転中にラジオ聞いてますが、この時期は、何とかの一つ覚えみたいにプロ野球中継をラジオで流してて、地方でただでさえ局数少ないのに3分の2以上野球中継になっていて残念でなりません。

NHK第一の夕方の 『私も一言夕方ニュース』が好きなんですが、今では数少ないNHKラジオの上質なニュース・コラム番組が、短縮版になってしまいます。
NHKはスポンサー料なんて関係ないのに、民放に任せておけばいいバラエティ放送に製作費を使って、このような公共放送として重要なニュース番組・ドキュメンタリー・コラム番組を削ってるように思えます。
受信料取っておいてサボりすぎですね。

プロ野球が嫌いとはいいませんが、安易な放送改変だけはやめてほしいと思います。

(ただでさえ、大相撲開催中はこの番組休止されるのに・・・)

たまにラジオ様
こちらこそはじめまして。 コメント下さり、ありがとうございます。

3分の1でも、野球以外をやっているならいいですよね。 在京ラジオ局は、NHKが野球をやってしまったら、もう全滅で(笑)。 どうして全部、野球中継になっちゃうのかな。

相撲中継も、ラジオだとわっかんないですよね~(爆)。 特に勝負どころでは歓声にかき消されてアナウンサーがなにを叫んでいるのかも分からず、ひと段落ついてから勝敗が分かるありさまで。

私もNHK 「私も一言」 は聞いておりますが、街角インタビューとかリスナーからのメールとかだけで、もうじゅうぶん成り立っちゃうんですよね。 解説員の大島の態度にはイライラしますが(ハハ…)。

特にNHKのゴールデンの場合、どうも売れない芸人や売れない歌手のためのボランティアみたいなところがあって、ホントにつまらないっス。 志ん生とかの落語とかをただ流してたほうがずっといい気がします。

ラジオの野球中継で唯一聴取に耐えられるのは、エモやんの解説のものだけだと、個人的には思ってます。

はじめまして。ケータイいぢってたらこのコラムにたどり着きました。
その通りだと思います。もう、そういう時代じゃないですよね。プロ野球自体が落ち目になってきているのに、さらにジャイアンツ中心の放送って!これが半年続くんですからねー。ラジオっ子の僕としては苦行ですよ(一応タイガースファンです)
特に今シーズンの「トップ5」(TBS)が面白かっただけにその思いが強くなっています。手遅れにならない内に早く気付いて欲しいんだけど、上の連中がまだ野球万歳の世代だからしょーがないのかなぁ…

アリデン様
こちらこそはじめまして。 コメント下さり、ありがとうございます。

私は元巨人ファンですが、「巨人軍は永遠に不滅です」 と言い放った長嶋サンの言葉が地に堕ちている現状を、とても憂いています。 長嶋に心酔した世代なんです、ワタシ。 今じゃ誰が巨人の選手かも分からない(爆)。

とにかく全局プロ野球中継っておかしい! プロ野球を引退した選手たちの解説者としての就職先あっせんなんですかね?

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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