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2012年4月18日 (水)

「リーガル・ハイ」 かなり重層的な問題提起をしてくるドラマ

 このドラマ初回の視聴率が出たのですが、12%ほどだったとか。 「ATARU」 や 「鍵のかかった部屋」 の20%近い数字に比べるとかなり落ちる。 けれども見ごたえとしては、今期このドラマがいちばん面白かった気がいたします。 つくづく内容と視聴率というのはリンクしないものだ。

 傲慢の権化みたいな弁護士の堺雅人サンと、彼のもとで働くことになる同じ弁護士の新垣結衣チャン主演の、法廷もの。 「リーガル・ハイ」 というのは、おそらく堺サンが主演した 「クライマーズ・ハイ」 のパロディ的な言葉でしょうね。 「弁護士がハイになってる状態」、とでもいうのかな。

 今期のドラマにほぼ共通しているのは、主人公がかなり極端な性格の持ち主である、というパターンですが、堺サンもその例に漏れない。 私見ですが、「11人もいる!」 あたりから、テレビドラマってそんな傾向があるかもしれない(もっと前からかな)。 ほかの登場人物もそれに合わせてハイテンションで、物語のガラの悪さ、乱暴さを笑いでカバーするような傾向がある。 クドカン風、ということなんでしょうかね。

 このドラマでの堺サンも、真面目に演じてしまうととてもやなヤツなんですが、それをスーパーハイテンションで痛快なものに蒸留させている。 並はずれた演技力がないと、笑って許せるレベルではない人物なんですよ。
 自らの手掛けた裁判はすべて連戦連勝負けなし、ただし裁判に勝つためには手段をいとわず。 法外な弁護士費用をブラックジャック並みに請求する。 観察眼はたいしたものだが、言いにくいことをあとさき構わずどんどん言ってしまう。 自らが自信の塊だから、自分が間違ってるとか負けるとか、一切考えていない。

 …と、言葉で書いてしまえば実に大人しいのですが(そ~か?)、これを堺サンはリミッターいっぱいで見る側にぶつけてくる。 すごく嫌なヤツなのに、胸がすく感じがするんですよ。

 新垣結衣チャンは今期ほかの同類項ドラマでの、いわゆる 「助手」 的な役割をする女性(「ATARU」 での栗山千明サン、「鍵のかかった部屋」 での戸田恵梨香チャン)と全く性格設定が同じ。
 要するに正義感が強くて押しが強い。
 たまたまかぶったんでしょうが、この性格設定の同じさには興味深いものがあります。 こうしないと話が進まない点で、非常にドラマに欠かせない人物配置であると同時に、「みんな同じで芸がない」(笑)。

 そのガッキーは生瀬勝久サンの法律事務所で働いています。
 ある冤罪事件で敗訴したことをきっかけに生瀬サンから手を引くよう言われるが、ガッキーは納得がいかない。 そこに現れた生瀬サンの秘書、小池栄子サンから、堺雅人弁護士を紹介されるのです。

 このことで、ガッキーは生瀬サンの事務所で働いているくせに、堺サンと行動を共にするようになる。
 法外な弁護士費用を実家の田畑だかを売り払って用立てたとか、話的にムリヤリな部分はあります。 特にこれでガッキーが用立てた3千万円は、のちのち変なところでいろいろ絡んでくる材料となっていくわけですが、まあ細かいところはいいでしょう(え~っ)。

 …細かく突っ込んでしまいたくなってきたのでしますけど(笑)、ネタばらししてしまうと(いつものことですが)ガッキーを堺サンに接触させたのは、結局生瀬サンと小池サンだったわけです。 だからガッキーが自分の事務所の人間なのにほかのところで行動していることに、彼ら二人は口を挟まない。 これってこの第1回のお話の、相当大きなギミックであるはずなのですが。
 でも、フツーに考えると、3千万円がなければ堺サンはガッキーの依頼を受けないわけでしょう。
 ずいぶんいい加減なことをして、かつて自分が痛い目にあわされた堺サンを陥れようとしてますよね、このふたり(もし 「違うのでは?」 というご意見があれば承ります)。

 いずれにしろ、そのギミックによって、堺サンとガッキーは、いったんこの裁判に負けそうになります。 そのときの、自分の天まで届く天狗の鼻を折られた堺サンの落胆ぶりも、またリミッターを超えてとても可笑しい。 見るほうとしては、この痛快な 「ジコチュー弁護士」 が裁判で勝つものだという頭があるから、堺サンが愚弄してやまない向こうの担当検事にしてやられるのが、とても意外なのです(自分だけかな)。

 けれどもガッキーは、その反論材料を地道に調べ、堺サンは偶然見つけ、結局ふたりは裁判に勝つのです。

 ここで物語のカタルシスをいやがおうにも高めているのは、冤罪に追い込まれた被告を取り調べた刑事の横暴が、暴かれていく過程だと感じます。

 このところ頻発する、警察による不祥事の数々。 そのたびに繰り返される、まるでその気のない反省の言葉の数々。
 しかも自分たちは不正をしても軽い処罰で済ませるくせに、こそこそと陰にまわってネズミ獲りなどのこすからい業務にいそしんでいる。
 警察に関わらず、そのうえに存在していると思われる検察まで、大阪地検みたいに不適正な取り調べをしてるんですからね。
 それに対する怒りって、個人的にはすごく蓄積されているんですよ。
 この刑事が断罪され、組織的な隠ぺいが白日の下にさらされる快感って、すごいある。

 ところがです。

 このドラマの問題提起は、実はそれだけにとどまらない。

 晴れて自由の身になった被告の青年が、シャバに出てその刑事を見かけたときに、「アンニャロ~、今度はぶっ殺す」 みたいな物騒なことを言うわけですよ。

 ガッキーは今まで自分が信じてきた正義が何だったのか、途端に分からなくなるのです。

 それを堺サンは先刻承知のうえで、弁護士という職業は、そいつが本当に何をやったのかなんか問題にしてない、と、弁護士という職業の正当性にまで切り込んでいくんですよ、あの横柄な口ぶりによって。

 う~ん、うなりましたね。

 先ほどの、よくよく考えてみればどこか片手落ちみたいなギミックと相まって、このドラマの重層的な問題提起の構造には、少々感心いたしました。 問題がそこまでにとどまらない、というのを見るのが、ドラマ好きとしてはとても快感なのです。

 そして見る側の、その快感を一手にコントロールしていると思われる、堺雅人サンの演技。 この人、やっぱりすごいわ。

 ガッキーは結局、自分の正義を確かめるために、堺サンと組むことになります。 ここで堺サンの執事みたいな役割をしている里見浩太朗サン。 ちょっと軽視できないものを持っているようです。 ドラマの味をかぎりなく醸成してくれている気がします。

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コメント

リウ様

早速のupありがとうございました。happy01

>堺サンはリミッターいっぱいで見る側にぶつけてくる。 すごく嫌なヤツなのに、胸がすく感じがするんですよ。
ほんとにそうですね〜。
今のところ、私の中では一押しのドラマです。

リウ様の考察さすがですね〜。深いです。shine

>特にこれでガッキーが用立てた3千万円は、のちのち変なところでいろいろ絡んでくる材料となっていくわけですが、まあ細かいところはいいでしょう
え〜っ!ってそれはないでしょうweep

この3000万を用立てたお話は、そんなことあるわけない!どこまでお馬鹿なの〜gawkって思ったところなんですけど・・・

これは伏線だったんですね。
今後の展開が楽しみです。

昨日、「クレオパトラな女たち」「アンサー」を見ました。

「クレオパトラな女たち」豪華な女優陣の中で、佐藤、綾野の2人がどこまで頑張れるか、楽しみです。

rabi様
ソッコーコメント返しです(笑)。 コメント下さり、ありがとうございます。

このレビューの後半、もっとじっくり書きたかったのですが、仕事の時間が迫ってきてかなりスッ飛ばしました(笑)。 とりあえず翌日アップで鮮度は保たれたかと思います(笑)。

「クレオパトラな女たち」、これも予約録画してあります(暴飲暴食過ぎる、今クール)。 とりあえずタイトルがアレなので(なんなのだ?)あまり期待はしておりませんが、視聴してからレビューは考えたいと存じます。

それにしてもこのブログ。

「カーネーション」 の時はそれ一辺倒だったのに4月に入って節操がなさすぎますねcoldsweats01ゞ。

裏では 「平清盛」 のレビューを醸造している段階であります(どんなけやねん)。 「カーネーション」 と比べたら、どんなドラマもみんな楽にレビューが書けますね。

3千万円のことは、実はよく理解できてません(爆)。 結局ガッキーが堺サンにそれを貸し付けて、毎月返済を受ける、ということだったかと思うのですが、じゃ冤罪事件の弁護士費用3千万円は仮払いだったのかな~とか(誰か分かるように説明してくださいまし…)。 もう録画消しちゃったので分かりませんshock

けっこう楽しめました。
今期のドラマ、リウさまがご指摘のように、偏った性格の主人公が多いですね。

推理物になると、「シャーロック」を引っ張り出すまでもなく、海外ドラマでもそういう主人公ばかりです。で、いうまでもなく、演技力がないと成立しない。

その点で、堺さんは素晴らしかった。
対するガッキーに、「朝ドラのヒロインか」という突込み、大いに笑わせてもらいました。
(いえ、今の朝ドラはほやほやしていて、性格がはっきりしていないので・・・・)。

里見さんの役回りは「離婚弁護士」の、え~~~と、誰でしたっけ、名前が出てこないな・・・、
同じように見えますが、ベテランらしく、ドラマを引き締めていますね。

あの青年、やっぱり、でした。
今後、どこかで絡んでくるんでしょうか。

法廷場面で、判事の「却下」は感情的になりすぎていて、いまひとついただけませんでした。
もっとクールに演じてほしかったです。

次回も楽しみです。

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

推理物に難癖をつけている私ですが(笑)、コナン・ドイルやエドガー・アラン・ポーの名作が前提として頭にあるからでありまして。

彼らの作り出すトリックや犯人像の深い掘り下げを、ドラマ関係者はもうちょっと見習ってほしいものだと強く感じているのです。 というより、最近推理モノが多過ぎ(笑)。 よく皆さん食傷しないものですね。 私、最初から食傷してますけど。

だからコナン・ドイルの原作がベースだという 「シャーロック」 は、見たいと思うんですよ。
原作がもともとすごいものだから。

「リーガル・ハイ」 はどちらかというと、そんなトリックよりも、弁護士とは何か、とか、罪とは何かとかを遠くに見据えている感じがするのが、いいんですよ。 来週も見ます。

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» 面白いね リーガル・ハイ ATARU [たさいの多彩な日記]
面白いね リーガル・ハイ ATARU 面白いね リーガル・ハイ ATARU 久々にテレビドラマ見たんだけどリーガル・ハイとATARUは面白かった脚本もしっかりしているね。でもミステリー一回一回事件が起こるから出来不出来があるかもリーガル・ハイ ATARU第一回目だから力が入っていたのかな。このレベルを維持してほしい。リーガル・ハイ ATARU リーガルハイ 古美門 研介(こみかど) (38) - 堺雅人 黛 真知子 (25) - 新垣結衣 服部 (50) - 里見浩太朗 三木 長一郎 (50)... [続きを読む]

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