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2012年5月15日 (火)

「もう一度君に、プロポーズ」 第4回 帆かけ舟をもつ手

 このドラマ、波留(竹野内豊サン)が可南子(和久井映見サン)に言うように、「ゆっくりとでいいよ」 という許可証をもらっているような感じがする(笑)。
 そしてたゆたうような時間の流れの中で、ドラマによくありがちな、下世話そうな仕掛けをそこかしこに見せるのですが、その回収の方法をどうするのかで、ドラマに対する評価も定まってくると思うんですよ。

 以前にも書きましたけど、その下世話そうな仕掛けのひとつが、桂(倉科カナチャン)が波留に寄せる思いの動向。
 オンラインゲームで知り合った男の子とは前回、どうも何もなかったようなのですが、オマエ男だろ?的なキャラである桂は、どうも自分を偽って女の子らしい態度で初回のデートその男の子と付き合った模様。
 2度目のデートの今回、桂は素のままの自分を、どういうわけかその男の子にさらけ出しています。
 そしてその男の子にドン引きされ、また元の偽りキャラに戻している。

 桂がどうして2度目のデートで男っぽいキャラに戻したのか、その動機は不明ですが、その動機を作り手が考えているかどうかは、私の見ている限りでは分からない。
 このドラマ、どうも共同脚本みたいで、今回から別の脚本のかたになったのですが、そこらへんの細かい打ち合わせがなされていたかどうかに、私の神経は行ってしまうんですよ(笑)。

 いったい作り手は、桂をどうしたいのか。

 第4回までを見ていて感じるのは、このドラマに出てくる人たちは、約一名を除いて、みんな優しい人たちばかりだ、ということです。
 桂もそのカテゴリに含まれるのならば、桂は自分の波留に寄せる淡い思いを柔らかく締め殺しながら、波留と可南子を結び付ける悲しい役割を果たしていくはずです。

 そして下世話そうな仕掛けのもうひとつが、山本裕典サン演じる、可南子の弟、裕樹。
 彼こそがこのドラマの中で、唯一優しくない人なのですが、彼が姉のダンナ(波留)に対して敵意に似た感情を持っていることのある程度の原因が、今回は明らかにされた。
 彼は 「波留サンのこと、嫌ってるでしょ?」 と訊く姉可南子の問いに、こう答えます。

 「別に嫌ってるってわけじゃないけど、オレ、もっと違うタイプの人選ぶと思ってたから。
 なんていうか、姉ちゃんのことをぐいぐい引っ張ってくれる、もっと頼りがいのある人。
 精神面でも、稼ぎの面でも――。

 …一哉さんと結婚すると思ってた」

 その一哉(袴田吉彦サン)、今回ラストに登場しましたが、可南子の学生時代からの付き合いらしい。
 「稼ぎの面でも」 と話していたから、おそらく波留に対しては、裕樹は経済的に信用のおけるレベルではなかった、ということにもなるのでしょう。
 「なついてたもんね」 と可南子が指摘していたから、裕樹は一哉ととても仲良しだったとも思われます。
 いったい可南子と一哉が破局を迎えてしまった理由は何なのか、ドラマ的な波乱を含ませる役割を、山本裕典サンはここで果たしたことになる。

 ただこの裕樹、なんかそれだけで終わりそうもない。
 今回の話のラストで、裕樹は波留のもとを訪れ、姉との関係をなかったことにするという選択肢もある、と波留に進言してくるのです。
 いくら経済的、精神的に一哉のほうが上だったとはいえ、裕樹にそこまで出しゃばったマネをさせるものとは何なのか。
 この回収の方法も、一歩間違うと話が途端に下世話に陥ってしまう危険性を感じる。

 だいたい裕樹は、どうして恋人の市川由衣チャンに対してメチャメチャ冷たいのか(笑)。
 仕事でテンパってるのは分かるが、こーゆー、真意を表わさない人物は見ていてイライラする(爆)。 給料を母親の真野響子サンが定期に入れてることも知らず(笑)。

 そしてその、下世話そうな話のメインディッシュになりそうな袴田吉彦サン。
 まあ今後、見る側をうならせてくれるような展開、収拾を期待します。

 かように、波留と可南子の周辺の進捗状況には危ういものを感じ続けている私ですが(笑)、実は話の核となる波留と可南子の描写には、まずまず満足しております(笑)。

 まず、不意に抱きしめた波留と、それを拒絶してしまった可南子のその気まずさを、今回冒頭ではいきなり解消してくれる(笑)。
 ミズシマオートの同僚である蓮沼(渡辺哲サン)が親せきの子供を押しつけられたと言って、その場にいきなり乱入してくるんですよ(ちょっと違うか…笑)。
 帰ろうとする可南子の袖を引っ張るその女の子(笑)。 お約束だが笑えます。

 結局その女の子のために可南子は元の自分ちに泊まることになるのですが、そこで可南子がその女の子に作ってあげた、帆掛け舟の折り紙。

 実は今回のこのドラマの中で、この折り紙はかなり重要であり。

 ドラマの中で可南子も実演しておりましたが、この帆掛け舟、帆先の部分を持っていたと思って目をつぶったら、次の瞬間舳先を持っていた、という仕掛けの折り紙なんですよね。

 ここで、帆を持っているとばかり思っていたのが、可南子の心が分かっているとばかり思っていたのが、実は大きな勘違いだったのではないか、と波留が気付くきっかけになっている。

 つまり、可南子が実は子供好きだった、という意外な事実を、波留がここで知ることになったんですよね。 帆掛け舟の折り紙はその、象徴的なアイテムとなっている。

 …ってでも、エエッ波留、可南子が子供好きかどうかということ、5年も一緒にいて知らなかったのかよ?という感じですよね。

 だいたい可南子が図書館に勤めて、子供たちに読み聞かせなんかもしてることくらい、波留は知っていたはずです。

 これ、相当ニブいですよ、この男(爆)。

 波留がかつて、子供を作ろうという話にそれとなくなったとき、「オレは、まだ可南子とふたりでいいや」 とはぐらかしてしまったことで、可南子は自分が子供好きであることをかくしてしまっていた。
 可南子はそのときの気持ちを、日記に 「波留にとって父親になることは、特別なことだから」 と書いて自分を納得させている。 もらいっ子だった波留は、自分が父親になることがどういうことであるのか、戸惑っていた、ということでしょうか。

 ただ見ていて、小野寺昭サンの養子である波留が、このフランクの権化みたいな父親のどこに気兼ねをしていたのか、ちょっとそこらへんの説得力が(今んところ)弱い。
 それをこの先解明してくれるのかな?という期待半分不安半分もある。

 だって相当フランクですよね、小野寺サン(笑)。

 「時の過ぎゆくままに」 を歌いながら人生訓をたれるとか、通常考えられないフランクさだ(爆)。

 でもその 「床屋のオヤジ」 が語っていたという他力本願の人生訓は、結構重い(笑)。

 「くよくよ思ったって、昔に戻って変えられるわけじゃなし。
 今あるものが、あるものだと思って、生きていくしかないわけだな人生ってものは」。

 このドラマを見ていると、先に書いた下世話そうな周辺の仕掛けのほかに、実は波留自身にも、何か仕掛け(問題)が用意されているような気がする。

 それがあればうなりまくりますが(上から目線だ)。
 でも、ひとつひとつの波留と可南子のエピソードが丁寧なので、そっちを堪能したいと思います。
 映画館のエピは、「やっぱりドラマ的なぐーぜんだわな」 と思いつつも、ふたりが一歩ずつ歩み寄っている様子が秀逸に描写されて、イチャモンをつける気が失せますし(笑)。

 でも次回は、そんな順風満帆そうなドラマに、さざ波が立ちそうなのですが。

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コメント

こういう甘ったるい(スミマセン)ドラマは好みではないとパスしていたんですが、新聞の批評もなかなか良いようで、
一度見てみようかなという気になっています。

和久井さんは、むかしむか~~~しのドラマ「動物のお医者さん」で、菱沼さんというとろとろした理系女子の役が本当によくて、我が家ではもっぱら「菱沼さん」で通っています・笑

ちょっと前に「華岡青洲の妻」の再放送を見ましたが、すごい良かったです。
最近、美しさにさらに磨きがかかっていて、今後も楽しみな女優さんです。

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

同じ竹野内サンのドラマ 「流れ星」 に比べると見劣りがする、というのが、私の偽らざる感想です。

ただ主役二人の心の動きについては、「流れ星」 よりも細やかだ、とは思います。 竹野内サンの演技は相変わらず深くてうまい、と感じることが多いです。

もともと 「流れ星」 とはスタンスの違う、落ち着いた大人のドラマを見せようという意図が感じられますね、このドラマ。 だから倉科カナチャンも、袴田サンも、必要以上に波風を立てる存在になりえない気がする。

和久井サンの最近のお気に入りは、私の場合なんと言っても 「四十九日のレシピ」 でしたね~happy01

 昨日娘にねだられて、一緒に見ました。なのに、娘はずっと携帯いじり!「見なくていいの?」と言うと、「竹野内豊のかっこよさを堪能するだけだから」
「おじさん趣味か!」「若い人があまりいないから、ゆったりしてるし、演技の心配しなくて安心して見られるし(猫が謎解きするドラマの主演くんのようにドキドキ心配しなくてすむらしい)、急に暗くなったり、ちかちかしたり、音楽がうるさくなったりしないからいいの」だそうです。確かに竹野内さんのかっこよさを堪能しました。(笑)

 娘は終わった途端(バレーボールのせいで時間が遅くなったらしくて)、「まさみちゃんにしなきゃ!」とばたばたとチャンネルをかえました。ゆったりしたドラマの余韻はあっという間にかき消されてしまいました。(笑)心にも目にも優しいドラマでした。

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

娘さんとの微笑ましいやり取りに心が癒されます。

私はこの回以降見てないのですが(つーかドラマを見る気が全滅)、娘さんのようなノンキな視聴の仕方を、私も以前はしてました。

確かにこのドラマ、竹野内クンがあくまでカッコイイ(笑)。 どう見てもどこから見てもカッコイイ(笑)。 同性としては羨ましい限りであります。 こんな男になりたかった(笑)。

まさみチャンはまさみチャンで、ミニスカートにフラフラとなびく男でありたかったのですが(笑)、どうもドラマの内容で決めてしまう。 悲しいサガです。

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BOOKS

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

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    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

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    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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