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2012年6月24日 (日)

「コドモ警察」 最終回 解決してねーじゃねえかっっ!(爆)

 「横浜を拠点に、さまざまな犯罪を操る組織、レッド・ヴィーナス――そんな悪の組織を逮捕すべく横浜大黒署に特殊捜査課が組織された…エリートぞろいの刑事たちはたちまちレッド・ヴィーナスのしっぽをつかみ、今まさに一網打尽というところで、罠にかかってしまう――レッド・ヴィーナスが開発した特殊ガスを吸わされ、あろうことか、全員コドモになってしまったのだ!」 という森山周一郎サンのナレーションで毎回始まったこの30分ドラマ。

 最終回、ようやくあと一歩というところに迫りながら、姿の見えない敵のボス・スカーフェイスから 「オトナに戻してやる」 と持ちかけられ、ピンク色のガスを吸った鈴木福クンたち。
 だがそれは、ただ単に声だけが大人になるガスだった!(笑)
 まんまと敵の陽動作戦に引っかかり、またレッド・ヴィーナスを逃がしてしまった福クンたち、声だけもとに戻ってます。
 もう、腹抱えて笑いました。
 でもすぐ元に戻ってしまったんですけどね。

 ちなみにその声を当てているのは、ボスの鈴木福クンにゆうたろうサン(とーぜんか)。
 イノさん(いちばん太っていらっしゃるお子さん)に平田広明サン(ジョニー・デップ、「ER」 のジョン・カーターとか、自分的にはFF12のバルフレア)。
 エナメル(髪を思いっきりアップにしたおしゃれなお子さん)に入野自由クン(「千と千尋の神隠し」 のハクとか、「キングダムハーツ」 のソラですよね)。
 ブル(ジーパンを着てらっしゃる、力の強いお子さん)には浪川大輔サン(「ロード・オブ・ザ・リング」 のフロドとか、最近では石川五エ門)。
 スマート(パソコンのキーボードを叩いていらっしゃる最年少のお子さん)に野島裕史サン(申し訳ないですけど個人的にあまり印象にある役はないのですが、同じ声優の野島昭生サンの息子さんらしいですね)。
 マイコ(紅一点でいらっしゃるお子さん)には平野綾サン(ネットじゃよくお見かけだけはする声優さんなんですが、よく知りませ~ん)(涼宮ハルヒとかやってらっしゃるとか)。

 すぐに分かったのは、ナベさん(いちばん年上で、渋くていらっしゃるお子サン)の平泉成サン。
 私このドラマ見ていて、演技力が初期からずいぶん上達したな、と思えるのが、この渋くていらっしゃるナベさんだと思うんですよ。
 なんか、哀愁を感じる(笑)。

 ほかのお子さんも、みなさんドラマの進行と共に、演技力が増してきたように感じたのですが、鈴木福クンとかマイコをやってらした本田望結チャンなどは、出演作が多くていらっしゃるためか、演技が固まってしまっている印象を受けました(じゅうぶん今のままで達者だからいいんですけどね)。

 コメディドラマとしては、毎回ちょっとした仕掛けが用意されていたみたいなんですけど、世代が違うせいか分からないものも多くて(笑)。

 特に何回目かに出てきたのが、いま話題になっちゃってるAKB48の指原莉乃チャンで、これがちょっとカンチガイ気味のスーパーアイドル役をやっていた(笑)。
 私これが、分かんなくて。 指原莉乃チャン、顔知りませんでしたから(未だにちょっと見では分からんと思います)。
 「マネージャーのほうが美人じゃんか」 という 「笑えない」 ギャグに、「そうだよなー」 なんて(笑)。 これ、指原莉乃チャンだと分かってたら、「すげーブラックジョークだよなぁ」 って分かったのに(笑)。

 コメディの質的に、チャレンジしてるなーと思ったのは、スマート刑事が身を寄せている、キノコ頭の夫婦二人組。
 特に奥さんのほうのかたは、もう 「ウザさ全開」(笑)。 暑っ苦しいギャグとブチ切れキャラを交互に繰り出してくる(笑)。
 おそらくこれをご覧になるかたの10人に8人くらいは、不快感を催すのではなかろーか、と(笑)。
 でもこの不快感全開のめおと漫才を見ているスマートのぼっちゃんは、いつも醒めきった目で。
 ここのパートの面白味というのは、実はここなんだろうな、と感じます。
 最初のうち、この最年少のお子さんは、どことなく 「こわい」 という目でこの不快漫才を見ていたのですが、回を重ねるごとに、なんか笑いをこらえているように見えてくる(笑)。
 最終回では、もうお世話になるのが今日で最後です、とスマートのぼっちゃんから言われて、不快な奥さんのほうは号泣、の演技(笑)。 これにはちょっとこっちも、油断したかもしれない(笑)。

 でも結局スマートは戻ってきてしまって、それを玄関で出迎えた夫婦二人は、最初から腰が抜けたような状態。
 おそらくスマートのぼっちゃんが戻らない、と聞いて、いそしんだのでしょうな(スミマセン下ネタで)。

 で、いま 「結局戻ってきた」 と書いたのですが、そうなんですよ(笑)。
 スカーフェイス(ネタバレしますと、宅麻伸サンでした)を逮捕したはいいけれど、レッドヴィーナスは単なる下請けで、元締めはまだいる、という展開。 逮捕した瞬間に例によって、スカーフェイスまで撃たれて死んでしまう。
 結局コドモたちは、もとのまま。

 ンナニィい~~~っ?!(ハハ…)

 そして続編があるかどうかも疑わしい(爆)このドラマの最終的なオチは、新人(勝地涼サン)のニックネームを 「デカ長」 にしよう、というジョーク。 みんなからデカ長と呼ばれ、福クンと一緒に手をあげたりして(笑)。

 それにしても福クン、恋人役の吉瀬美智子サンに、後ろから抱きつかれたり 「キスを待つポーズ」 をされたり、クソ~っ、羨ましいぞ(爆)。

 このドラマ、大人の役を子供がやる、ということで、大人の世界がいかに子供じみているかを描写していたようにも感じるのですが、そういう高尚な感想はいいとして(笑)、ここで大人を演じていた子役のお子さんたちは、大人の世界ってどう映ったのかな、なんて感じました。

 ドラマが進行していくにつれて、子供たちは外見だけでなく、精神的にも子供の世界に戻っていく、という恐怖を味わい始めます。
 それがこのふざけたドラマに、ひとつの味わいをもたらしていたような気がする。
 なんと言うか、退行していく末に、自分たちの本質的な部分が消えてしまうのではないか、というような。
 それは子供時代の無邪気な楽しさが、消えてしまった大人への過程と、質的に同じだとは、感じるのです。

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