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2012年9月16日 (日)

「平清盛」 第35回 「わが都、福原」(9月9日放送)を見て

 いや~、キョーレツですなあ、杏サンの北条政子(笑)。 土曜ドラマ 「負けて、勝つ」 ではお父様の渡辺謙サンが烈々たる吉田茂を演じておりますが、娘のほうがキョーレツです(笑)。

 とは言うものの、今回の話の中心は、清盛の腹違いの弟、頼盛(当ブログではAAAの人でおなじみ…西島隆弘サン)の動向でした。
 ただ、注意深く見ていたつもりでしたが、頼盛が職を何度か解かれるたびに説明される話がとても抽象的。

 最初、皇太后宮権大夫という職を宗盛(石黒英雄サン)に横取りされるような形で失ったときは、かつて清盛(松山ケンイチクン)も就いていた九州の要職、大宰大弐も頼盛は兼務していたようなのですが、「九州と都のふたつを切り盛りする大変さは分かるが、それで勤めを怠る言い訳にはならない」 という叱責を、清盛から受けています。

 そう怒られても、どう怠ってるのかまるで分かんないし(笑)。

 しかも頼盛、今度は後白河院(松田翔太クン)の疎まれている息子の以仁王-八条院ラインの駒として、なかなかなれなかった参議に取り立てられたはいいものの、あっという間に解任されてしまう。
 その理由というのが、自分を取り立ててくれた以仁王-八条院に尽くした結果、後白河-滋子(成海璃子チャン)ラインに尽くさなかったというものだったのですが、どう怠ったのかの描写が一切ない。

 つまり頼盛は2度とも、後白河院へのお勤めを怠っている。
 これは頼盛の性格によるものなのか、単に事情が悪くてたまたまなのか。 頼盛の人物を見る側に理解させるためには、この描写は必須じゃないのかなーと思うのですが。

 その頼盛。

 自分は清盛の兄上とは腹違いだし、保元の乱では造反しようとしたし、なかなか出世できないのはそのためだとばかり考えていた。
 しかし今回後半で清盛から福原遷都の壮大な構想を聞かされ、自分はその夢に欠かせない人物なのだということを清盛から諭されて、長年のわだかまりが解けた。
 この今回の結論。

 「頼盛。

 (そこに)海が見えよう。

 そこに見えるは大和田の泊まりじゃ」

 と清盛に言われたものの、画面に見えるはずの港は、ホワイトアウトしてよく分からない。
 福原遷都に向けて清盛が行なっていると思われる土木工事とかその成果とか、ビジュアル的な説明が一切ないために、頼盛も思わず感嘆してしまう説得力が伴ってこないのです。

 予算がないのだろうな、という予測はつくのですが、これはどうしても、具体的に見せる必要があると思います。

 このドラマが精神性を重視しているのは、ひょっとしてそういう台所事情が絡んでいるかもしれないのですが、ビジュアルで福原開発を見せなければ、分かりにくいドラマがますます分かりにくくなるスパイラルに陥る危険性は増します。

 だいたい世代的な上下関係自体が分かりにくいんですからね、このドラマ。
 この分かりにくさの元をたどれば、主役を若者にしすぎてしまった、ということに行きつくと思う。
 松山ケンイチクンを別に責めるものではありませんが、清盛の弟がAAAの人で、清盛の息子が窪田正孝クンで、という年齢差って、どうも混乱のもとになっている。 松山クンが若すぎるから、年齢を離した親子の設定が出来ないんですよ。

 そのなかで今回、頼盛の葛藤よりも重きが置かれていた、と感じるのは、「白河法皇の三不如意」 をどのようにして克服するのか、という清盛の行動だった気がします。

 まず、「山法師」 を克服するために清盛が取った行動が、その山法師のヘッド(比叡山延暦寺の明雲)に出家のための剃髪をお願いする、ということ。

 「私はこれら(三不如意)と真摯に向き合い、また、手を携えてまいりたいと考えまする」。

 つまり、いたずらに敵対して憎悪を募らせるのではなく、共存の道を探る。

 領土問題も同様にならんもんでしょうか(別問題だけど)。

 そして 「賀茂川の流れ」 に関しては、頼盛に語った福原開港の開発工事に伴って解消できる性格のものであることが、説明されていました。

 もうひとつの 「賽の目」。

 盛国(上川隆也サン)から、「殿の目指す国づくり、たやすくは行きますまいな」 と話を振られ、後鳥羽や藤原摂関家、山法師たちという障害にどう対していくか、清盛はこう答えます。

 「向こうがいかなる目を出してくるか。

 それにいかなる目で応えるか。

 考えただけでぞくぞくとするわ」

 「私は、そんな殿をお側で見ておるだけで、ぞくぞくとしてまいります」

 頼もしげに、逆光の中の清盛を見つめる盛国。

 清盛は 「賽の目」 の不如意をどう克服しようとしているのか。
 それに対する答えは、私が見ている限りでは判然としません。
 ただ、自分の意志ではどうにもならないサイコロの目を、相手との駆け引き、やりとりの面白さという発想に自らを転換させ、「子供が遊ぶように無心に」 なってサイコロを振り続ける、という前向きな生き方で、清盛は克服しようとしている、そう私は考えてみました。

 清盛は、沈む夕日を感嘆します。

 「なんとも美しい夕陽じゃ…」

 「明日も、晴れましょう」

 ここで盛国がつぶやいた、「明日」 という言葉。

 これが今回の 「頼朝パート」 と繋がっているキーワードのような気がします。

 頼朝(岡田将生サン)は相変わらずフヌケの状態が続いている。

 「今日…。 いつ今日になったのだ…。
 いつ昨日は終わった…?
 明日はいつ来る?」

 従者の籐九郎(塚本高史サン)は、答えられません。

 そこに嵐のように現れるのが、杏サン演じる、北条政子なのですが。

 これが冒頭にも書いたとおり、「ワイルドだぜー」 を絵に描いたような野生児ハリマオで(笑)。

 「オヤジの義朝は勇ましかったのに、あんなフヌケのプレーボーイに峰サンの娘みたいに手籠めにされてはかなわん」 と北条時政(遠藤憲一サン)の友達連中のあいだで縁談話が持ちかかるや否や、イノシシを背負って現れ(爆)「オヤジ、今晩のオカズは牡丹鍋だ!明日もホームランだ!」「コラ政子!なんばしよっとかいなこの子はいつもぬぼーっとしてたまにはシャンプーせんか!」 というやりとりをオヤジと展開し、結局 「今の話(縁談)はなかったことに…」(ハハ…)。

 その政子、イノシシを投げ捨てたその場から逃げてきて(笑)、伊豆のきれいな夕焼けに、ことさら感動するのです。

 「おお! 夕日が美しぃぃーーっ!

 娘らしゅう一日中家に籠っておってみよ!
 この日暮れの美しさなど分かるまいっ!」

 そしていかにもがっかりしたように、ため息をつきます。

 「あ~あ。

 もう今日が終わるのか。

 もっともっと!遊んでいたいが!」

 そこにつむじ風と共に現れるのが、今日が昨日だか明日だか分からない、フヌケの頼朝なのです。

 政子は頼朝をもののけと勘違いし、次に出会ったときに一網打尽にします(四文字熟語の用法あってるかな?…笑)。

 「捕まえたぁぁ~~~っ!」(笑)。

 これを見ていて思ったのですが。

 夕陽を見て同じように感嘆する、政子と清盛。
 政子って、悪平太時代の清盛にとても似ているんじゃないか、って。

 つまりあの時代の清盛も、自分の思うがままに日々を暮らしている政子も、明日という日をとても肯定的に捉えている。
 政子は知っての通り、これから頼朝を後ろから強力に支えていく力となります。
 明日も今日も所在が分からぬ頼朝にとっては政子も清盛も、「ポジティヴに明日を見つめている」 という点で、彼自身の人生の道筋をつけていく同ベクトルの存在にこのあとなっていくのではないだろうか。

 なにしろ福原遷都の意義とか三不如意の克服とか頼盛の確執とか、こまごまとした話は全部ブッ飛んだ、杏サンの演技には拍手を送ります…(笑)。

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コメント

 杏ちゃん素晴らしい!同感です。

 父、時政を弓の稽古で、危うく射殺しそうになる!この時の受ける遠藤さんの演技、楽しい!お転婆なんて可愛いものじゃない、野生児ぶり!叱られて膨れっ面も可愛いです。

 髪は櫛も通らぬボッサボサ!(滋子ちゃんの巻き毛といい、このドラマの女の髪へのこだわりが素敵!)時政とのコメディは楽しい!

 そして、もののけ姫ばりに、いのししをかついでの登場!そりゃ、おじさま達、びびります!

 いのしし、重たいですよ!でもでくわしたら狩っちゃう!ワイルドだ~!縁談も遠のく~!

 でも日暮れの美しさもわかる!今日を大事に充実させて、野を駆けて生きているから!違いがわかるついでに、もののけ?に遭遇!風で消える!美しいものは、わかる!

 でくわしたからには、もののけも狩っちゃう!網で生け捕り!そしたら、もののけじゃなく人でした。明日の姫、政子様は、昨日も今日もわからず、彷徨う、源氏の御曹司を、狩っちゃいました!彷徨ううちに、明日が迎えにきましたよ!実力行使で!頼もしい明日の姫です。(その後は今日の回でありましたが、明日にふぬけ君はネガティブなお願い事をしていました。)

 しかし、パパ時政に始まって、いのしし、頼朝!政子様、義朝以上かも!大活躍、楽しかったです。清盛の若い頃に似ている?そうなのかな?

 ただ、政子様には屈折が全くない!ぐれてるわけじゃない、純粋な野生児ぶりだなと思いました。

 肝心な頼盛と清盛のお話。清盛の福原で、武士の世をつくる構想が明らかになって、後白河の掌を離れて、平家の都作り計画が具体化しそうです。武士の世を平家が作るのが目的で、朝廷での出世や、つとめは、手段!父、忠盛から、武士お魂、名刀を受け継いだ頼盛には、父の目指したもの、武家としての野望を一緒に受け継ごうという清盛の考え。多分そのうち、武家としての平家が、清盛の後は、なくなっていくのだろうなと思われました。そして、頼盛も離れてしまうのでしょう。清盛とは繋がっていられるけど、貴族化したその息子達とは、難しい気がしました。西島くんも清盛同様、若いし、演技でカバーするにはまだまだなので、重盛、宗盛、頼盛、清盛、他の盛ちゃん達も、ごちゃごちゃで、皆さん、重々しさは無いですね(笑)重盛くんが声でなんとか長兄らしさをだしているけど。もう、そこは思いっきり、フィクションとわりきっています!気にしてたら、前に進めないから(笑)

 西島くんは、頼盛役で頑張ったことで、これから、お芝居にも道が開けるのではないでしょうか。今のままでは、線が細いと思いますが、努力次第だと思いました。

 でもこの回はワイルド政子のはじけっぷりが楽しかったです。最初の出会いが、生け捕り!歴史が変わった瞬間が、生け捕り!ワイルドだ~!(笑)


 

投稿: ささ | 2012年9月16日 (日) 22時13分

ささ様
世間は3連休みたいで、ささ様もお忙しいでしょうに、1週間前となってしまった回のレビューへのコメントを下さり、ありがとうございます。

私の連休は2日どまりで、半分静養みたいな感じで病院以外どこにも行かずに今までたまっていたテレビ録画を片付けております。 「負けて、勝つ」 の第2回目は、やはり開始15分くらいで、どうにも退屈でそのままうっちゃってます(笑)。 マッカーサーが大統領になる気満々だろ~がどーでもいい、みたいな…(笑)。

夢うつつで徘徊している頼朝のようなぼやけた私のレビューに比べて、ささ様のコメントはなんだか政子を彷彿とさせる、さすが九州女!という元気なコメントですネ!

吉田茂もブッ飛んでしまう北条政子がやはり出色でしたよね、この回は。

もともと渡辺謙サンの娘として、親の七光りみたいな感覚で、しかも元モデルで、みたいな、役者としての立ち位置はあやふやだったように思われる杏サンでしたけど、さすがに独眼竜の娘。 ベラの時もそうだったけど、この人は 「主役を食ってやろう」 というハングリーさがいつも見える気がします。

ただし今回の場合は、清盛を食ってやろうよりも先に、頼朝を食ってやろう、という感じでしたが(笑)。

政子の髪の毛の描写に関しては、本文で書き忘れましたが、やはりこれも、清盛の剃髪とセットで語られている気がしたんですよ。 それもあって政子=清盛説を思いついたのです。

「もののけ姫」 でイノシシの皮をかぶっていたのは、確か地走りとか何とか、要するに私は 「えた・非人」 の類ではなかったろうか、と考察しているのですが、政子を今回、まさにそうした 「階級以下」 的な人物として描いたことは、地の底からわき出てくる次世代への息吹を感じる演出のように感じました。

そしてその源流が、悪平太である。

この回の話のダイナミズムは、そこから発生している気がします。

だから、清盛が頼盛に対してこんこんと話し続けた 「政治と経済の二極構造化」 で朝廷からの影響力を無効にしていく狙いを福原遷都に込めていたことも、そりゃ説得力もあったけれどたいした中心的話題に思えなかった。

それはやはり、セリフだけで語られてしまう弱さもあったからそう感じたのだろう、と私は考えます。

睡眠時間がバラバラで、今日(あ、もう昨日か)放送された 「清盛」 はまだ見ておりませんが、とりあえず今のところの感想です。

投稿: リウ | 2012年9月17日 (月) 01時00分

 私も台詞で構想を語られるより、兎丸や盛国を使ってでもいいから、具体的に工事や、交渉をするなりする場面もあって、フラットな構造改革した世界を見たかったです。(予算の都合で無理だろうけど)お片づけしてましたけどね。(笑)

 あの福原の海は本物の海の画像で見たかった!龍馬伝は海によくロケしてたけど。清盛の方が海に縁が深いはずなんですが。海賊ごっこで、ロケの予算使ってしまったのでしょうね。もし壇ノ浦やるとすれば、そこで、本物の海が必要だろうし。

 でも杏ちゃんの迫力は、破壊力半端ない!頼盛の話より、面白いし。この前の剣客商売の三冬さんよりずっといい!たぶん典型的時代劇ではないので、自由に動けるところが、政子をワイルドに輝かせていると思います!深きょんじゃなくて、杏ちゃんがヒロインみたいでした!時政の演技の助けがあるのも大きいです(笑)

 政子さんの眩しいくらいの活力が、次の時代を動かしていくのでしょう。ふぬけ君と恋するのかな(笑)政子さんの「一方的押しかけ婚もあり」な現状ですけど。

 負けて勝つ、最初、10分は時計とにらめっこしてました(笑)「まだ後一時間以上残ってる!」でもそこを乗り切ったら、楽しめました。はとぽっぽの一郎さんも出てきたり!わりと、後半はスタイリッシュでした(笑)谷原さんの次郎さんがやたらにスマートです(笑)かなり、謙さんのぎらつきを中和しています。永井くんは、ちょっと邪魔だけど。演技下手過ぎ!

 で、杏ちゃんの政子の方が、格段に素敵でした。清盛兄弟や、頼朝、はては吉田茂より!演技力だけではない、そこに、杏の演じる北条政子という魅力的ヒロインが存在していました!脚本以上に演じていたと思います!(笑)

 

 

 

 

 

投稿: ささ | 2012年9月17日 (月) 10時08分

リウ様お久しぶりです。

怒涛の清盛追っかけレビューお疲れ様でした!

感激しながら読み逃げしておりました(笑)スミマセン。


今回、清盛と政子に「明日を肯定する眼差し」を見た、という一文に

たまらずコメントさせていただきます(笑)

相変わらず素晴らしい考察です(´∀`*)

リウ様の解釈の美しさは、他の追随を許さないなぁ、と
ため息が出てしまいました(〃▽〃)

次も楽しみにしております♪

投稿: ちゃも | 2012年9月17日 (月) 13時21分

これが後の尼将軍ですかの政子ちゃん…。

しかしリウ様の清盛の若い頃にだぶらせる話は納得。
清盛が死に、平家が滅亡し、鎌倉幕府が
成立した後も、争いはさらに続きました。
公家社会が衰退して武家社会の台頭した後も
主導権争いが続き、尼将軍・政子が
最後の一押しをして基盤がようやく落ち着いた。
この辺は「草燃える」の領域で本作は
そこまで描く事は無いでしょうが、
中世における日本の一大改革は
まさに清盛に始まり政子に終ったとも思えます。

投稿: 巨炎 | 2012年9月17日 (月) 19時33分

リウさま
体調はいかがですか。
残暑も厳しいし、いろいろストレスのたまる毎日ですが、せめてこの場所だけは、明るくいきたいです。

うまく考えられているなというのは、
すでに時政が頼朝のシンパである、という点。
いままでの定説とは違いますが、説得力があります。

アンちゃんの天衣無縫ぶりがかわいい。
頼朝の、
>明日はどっちだ
と悩んでいるのと対照的・笑


私、ここは単純にとらえていました。
囚われの身となり、何をするわけでもない、
何の目的もない。
やっとできた家族は奪われ、
自分は何のために生きているのか。

そう思う人間にとって、一日、いちにちはさぞ重たいことでしょう。
屈託のない政子にとっては、その憂いが魅力にもなるのでしょう。

福原の町つくりは、CGでいいから、見せてほしかったです。
説得力がねえ・・・、
どうもセリフだけに頼る傾向があるような・・・、
これも経費節減でしょうか?

だとしたら、ちょっとさびしい。

投稿: マーシー | 2012年9月17日 (月) 19時44分

 コメント、おもしろく読ませていただきました。
 ただ、突然ですが、(女優さんの演技、云々は別として)北条政子の人物設定というか、キャラ設定が今一つよくわかりません。政子といえば頼朝に惚れて、惚れぬいた女性だと聞いていますが、なぜそれら女性の恋心だの情念だのをまったく似つかわしくなさしめるような、あそこまで「男」にする必要があるのかまったくわかりません。(もしかしたら、これからその謎解きがあるのかもしれませんが・・・。)
 また、これは人それぞれの好みの問題でしょうが、NHKはとかく「実は、みんないい人でした。」的な歯の浮くような話しにもっていきがちなところがあり、今回の清盛・頼盛ら兄弟の話しも、清盛は兄弟思いのいい人でした・・・という、またですか、的な感じがしました。その意味で第35回は不満が残りました。

投稿: らん丸 | 2012年9月17日 (月) 20時58分

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

お片付けくらいはできる予算はあるのでしょうが(笑)、瀬戸内の岩礁を掘削する予算はないようです(爆)。

海賊ごっこで予算を使い果たした、というささ様のご指摘は、あ~そうか!という感じです(笑)。 カリブの海賊は、清盛が海洋貿易の主となっていくための壮大なプロローグかと放送当初は思ったのですが、そのダイナミズムがまるっきり影をひそめて、兎丸がホテイ様になっただけですからね(ハハ…)。

保元・平治の乱までの躍動感のあるドラマはこのところ展開しておりませんが、やはり西光の動きが気になったこの回でした。 相変わらずひねくれてんなコイツ、みたいな(笑)。
鹿ヶ谷を第三部のメインに持ってくるつもりかもしませんが、それ以外にもいろいろあるようですからね。 壇ノ浦までやるとすれば。

剣客商売の杏サンがどれほどイケてなかったのか分かんないんですけど(笑)、櫛に髪が通らない不如意(笑)もものともしないバイタリティのどこに、ふにゃヘラの頼朝に惹かれる感情があったのか、それとももっと別の新しい夫婦関係を脚本家のかたは考えているのか、とても楽しみであります。

「負けて、勝つ」 の第1回目では、私は永井クンのパート(永井クンの演技そのものではありませんでしたが)に結構感動したのですが、渡辺謙サンとかエイスケサンとか、感動させて当たり前の人ではないからこそ意外性があったかもしれません。
谷原サンのイメージとしては、白洲次郎は合ってるかもしれません。 伊勢谷サンと共に、「龍馬伝」 では長州の雄でしたよねー。

清盛と政子に共通しているのは、子供のような屈託のなさですよね。
このドラマの 「遊びをせんとや」 の究極的な結論が、舞子が話した 「子供のように無心になって生きる」 ということだったとすれば、清盛と政子の子供のような無邪気なパワーが、次世代を動かしていく原動力になっていくのだ、という、このドラマの究極の思想が見えてくる気がいたします。

投稿: リウ | 2012年9月18日 (火) 07時51分

ちゃも様
お久しぶりです…って、いつもお久しぶりのよーな気がいたしますが…(笑)。 でも思い立ったときで結構ですのでお待ちしております。

あまり褒めると、私というヤツはどうしようもなくて、木に登ってしまいますのでエサを与えないでください(サルかよ…)。

いつもバカなりにできうる限りのことは書こうと努力しておりますが、思ったことの半分くらいしか書けていない時もございます。 完成するとひたすら舞い上がって、ちゃんと読み返しもしないでアップしてしまうこともしばしば…。

こんない~かげんなヤツですが、温かく見守ってくださるととても助かります。 confident

投稿: リウ | 2012年9月18日 (火) 07時59分

 負けて勝つの永井くんは、1話を見ていないからか、演技達者な方達の中で見ると、苦しい感じがしました。1話から見てたらすんなり感動できたかもです。若い人は少ない(吉田茂の子供達はいるけど)ですから、頑張ってもらいたいものです。(清盛と違って出演者の年齢が高い!)未熟さとかは、良く出てましたけどね。(笑)

 今回の政子は、まだ子供です!彼女がふぬけと化した頼朝に恋をしたら、きっと美しく強い女性になってくれると思います。多分新しい夫婦像ができるのじゃないでしょうか。巴御前に今のままでは、かぶってしまいますが、そのうち、違う強さを見せてくれるでしょう。今のままだと、清盛だって、狩ってしまいそうです(笑)子供のような、無心なパワー恐るべし!

 

 

 

 

投稿: ささ | 2012年9月18日 (火) 10時15分

巨炎様
コメント連投下さり、ありがとうございます。 ちょっと時間がなくて、「カーネーション」 のほうはまた日をあらためて返信いたします。

政子が政権基盤を安定化した、その後のことも大河ではやってましたよね。 「北条時宗」 かな。 執権内で結構ゴタゴタしていた記憶があります(笑)。 確かタフマン白河も出てた(あ、伊東四朗サンっス)。

考えてみれば、政権の二極化という方向で朝廷を抑えた、という点で、清盛と政子の役割というのは日本の歴史上特筆すべきものがあるかと思われます。 その端緒が藤原摂関家だったと思うのですが。 象徴天皇、という形で現在もその性格がうっすらと残っているように思われます。

投稿: リウ | 2012年9月18日 (火) 14時07分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

どうも腰の調子は思わしくないし、不如意なことが尽きなくて困ります(笑)。 毎年彼岸までは暑い、と感じておりますが、こうも30度以上の日が続いたり、スコールみたいなどしゃ降りに見舞われたりでは、秋なのはビールだけ(「秋味」?…笑)という感じです(「秋ビール」 の発売は、10月にずれ込ませたほうがいいとすごく感じる今日この頃…笑)。

ラジオでシンガポールの話をしてましたけど、あっちは一年中暑いとはいえ、日本の夏ほどではないらしい。 なんかワケも分からず、無性に腹が立ってまいりますよね(笑)。 政府は緑地化を進めよ!

北条時政がこの段階で頼朝にシンパシーを感じているというのが定説とは違う、というのは意外でした(まだまだ勉強が足りません)。

いろんなかたから福原のビジュアルが欲しいというコメントをいただきまして、私もいろいろ考えたのですが、やはりこの先、壇ノ浦とかに予算を振り分けてんのかな~、とか(笑)。

でも福原は清盛の壮大な夢の最たるものなのですから、ここはドーンと、予算を使ってほしいものです。

投稿: リウ | 2012年9月18日 (火) 14時18分

らん丸様
コメント下さり、ありがとうございます。

私は、政子のキャラ設定については、こういう野生児で登場しておいて、いかにして頼朝ゾッコン命(古い歌のタイトルです…笑)になっていくか、そっちのほうにワクワクします。

なにしろここでの頼朝は、自分の子供を殺されて、それでフヌケ状態、という設定にドラマはあえてしている。 「自分の子供を赤子のうちに殺された」 というのは実際はもっとあとの話だったようだし、それに本当の話かどうかも分からないらしいので。

そんなフヌケをどうシャキーッとさせるのか、という興味がわいてきますよね。

大河ドラマの場合、主人公を肯定的に捉えるというのは、これはいつものことでして。

たとえば 「功名が辻」 でも、土佐藩主になった山内一豊(今回の盛国、上川隆也サンですね)が、現地の反対勢力を弾圧するのですが、それもかなり上川サンに逡巡させていた。 こういう 「いい人への転換」 みたいのは、ままあるんですよ。

私も、もっとダーティなところがあってもいいな、と感じることはあります。

投稿: リウ | 2012年9月18日 (火) 14時30分

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

巴御前で思い出しましたが、常盤御前の武井咲チャン、またまた出てましたね(笑)。 確か以前のやり取りで、もう常盤は出ないだろう、ラジオで咲チャンが番宣してないからとか書きましたけど、とんだ間違いでした(笑)。 お詫びいたしますcoldsweats01

とは言うものの、まだ今週の 「清盛」、見てないんですよ。
どうもまた遅れがちになってきたかな…。

確か 「義経」 では、巴御前は小池栄子サンだった気がします。 あの頃は、演技もまだまだだなーと思ってましたけど、最近の 「リーガル・ハイ」 でもとてもよかったし、…そうそう、「サマー・レスキュー」 にも出てましたっけ(あのドラマ、笹野高史サンの存在も結構見ていて 「具合が悪い人が山にいちゃいけないと分かっている人がそこにいちゃイカンだろ」 とか思っていたのですが、案の定倒れてしまってみんなにメーワクかけているようです)(みんなの感想で知りました…笑)。

カンケーない話に、終始してしまいました…coldsweats01

投稿: リウ | 2012年9月18日 (火) 14時38分

 今週の清盛は重盛が可哀想な展開でした。名のごとく、重たいものが盛りだくさんで重盛くん、アップアップしてました。お髭はやして頑張っていたけど、孤軍奮闘しているのに、報われない!しかも勝手して、棟梁をおしつけている親父は、命令しても理由を説明してくれないし!重盛くん、気の毒なんですよ。(笑)来週も重盛くんはしんどい回みたいです。(笑)

 常盤御前出てきましたね。回想を使えば、武井さんのままでいいわけだ!(笑)死者ですら、甦る今大河ですから(笑)

 お身体が調子がよくなったら、レビューにしてください。私としては、「宿命の対決」「前夜の決断」のような、情熱は持てない回でした。杏さんの政子も見慣れてしまったし!(早っ!)

投稿: ささ | 2012年9月18日 (火) 23時17分

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

まーだ今週分は未視聴ですcoldsweats01

ただ、重盛クンひとりが、比較的軽い人間が多い平家のなかで、浮き上がり始めている、というのは感じております。 ひとりだけ重厚な演技をしてらっしゃるので(笑)。 「老成している」 ということを、とても感じるんですよ。

でも、二条天皇に 「も~ちょっと父上のゴッシーを大切にしなさりませ」 とか、状況が見えてない若い部分もとても目立つ。

つまり重盛クンは、自分の考えがまだ固まってないのに、平家の棟梁として貫録をつけてなければならない、という二律背反の板挟みになっている。

そんな重盛が、理由も分からずにただ父親の命に従う、ということは、とても苦しいような気がいたします。

まだ見てないのに感想をしゃべっちゃってるぞ…coldsweats01

投稿: リウ | 2012年9月19日 (水) 14時21分

 今週の回で私が一番心に残ったのは、騒動が一段落して疲れて帰宅した重盛を、妻の経子が迎えるのですが、重盛を座って待ってる間、廊下に広がっている経子の着物の襞がひとつひとつきれいに整えられていて(花嫁さんのウエディングドレスの裾のように)美しかったです!重盛は心の清い男として、描かれていたのですが、心の清い人には愛しい妻はこのように見えているのかなと感嘆しました!平安絵巻でしたよ!経子も可憐に見えます!政子の汚しとは、また違った衣装デザインの趣でした。このドラマの衣装デザインのやり方は批判もされているけど、私は時々はっとさせてくれるので、好きです。今回のように何気ない美しさの演出は特に素敵だと思います。重盛が可哀想な回でしたけど、あの場面の経子は重盛の癒しでした。だからか、印象に残りました。(笑)

 

投稿: ささ | 2012年9月20日 (木) 11時27分

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

まーだ未視聴で~す(ハハ…)。

しびれを切らしたかのようなcoldsweats01今週の感想、またまた視聴の際の参考にさせていただきます。

考えてみれば、公家に近づく、ということは、十二単に近づくっていうことですよね。 だんだん衣装が重くなる(笑)。 経子ってもと公家だったのかな? 経子と言われてすぐに顔が浮かばない私(モー娘の高橋愛チャンだったかな?)。

そ~でした、モー娘でした(笑)。

このドラマの衣装のキャラクター設定って、結構インパクトがあって好きですね。 ファイナルファンタジーとか、テレビゲームっぽいんですよ。 源の、なんといったか、あのターミネーターのデザインとか(笑)。

投稿: リウ | 2012年9月21日 (金) 07時57分

横から失礼いたします。

ちょっと先走りますが、重盛が早くに亡くなった経緯をうまく描いているなあと思っています。
棟梁の重圧、プレッシャーに耐えかねて、ということなんでしょうね。

頼朝とは別な意味でのヘタレっぷりが、今後、楽しみですわ・・・・。

>さささま
あの場面、よかったですねえ。

投稿: マーシー | 2012年9月21日 (金) 09時09分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。 返信が大変遅れました。 お詫び申し上げます。

見ましたよ~、「巨人の星」…じゃなかった、「巨人の影」。 祝巨人優勝(違った)。

あの場面は、ああこの場面か、と思いながら見ました(笑)。 高橋愛チャン(経子)は以前眉を剃っていたと記憶しているのですが、アレ?生えてる、とか…(笑)。

よーやっと涼しくなってきたので、「シャーロック」 でも見ようかと思うのですが、さすがに4時間半はつらい…(さては見る気ないだろ…笑)。

「負けて、勝つ」 もうっちゃってますし、どうも長尺モノに食指が伸びない状態は続いております…。 今度のNHK土曜ドラマも、面白そうなんですけどね…(既に次回作の話です…笑)。

投稿: リウ | 2012年9月22日 (土) 12時54分

五白河だよ

投稿: ご | 2012年9月29日 (土) 11時38分

ご様
指摘してくださってスミマセン。 なんでかこの記事、後白河を、後鳥羽と書きまくってましたbearing。 さっそく直させていただきました。

投稿: リウ | 2012年10月 1日 (月) 13時17分

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