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2012年10月13日 (土)

「大奥~誕生~[有功・家光篇]」 第1回 この設定はなんのため?

 奇病が流行して男子の人口が激減し、 男女が逆転してしまった江戸時代初期の江戸城大奥、というパラレルワールドを舞台とした空想時代劇、「大奥~誕生~[有功・家光篇]」。
 原作はマンガらしいですが、マンガだからこそできる大胆な発想の話です。

 このようなブッ飛んだ話の時代劇、というと、同じTBSでの [JIN-仁-」 を連想しますが(主題歌も同じMISIAサンでしたね)、「JIN」 のほうは、「江戸時代に現代医療を持ち込んだらどうなるのか」、という、題材自体の面白さがあった。

 それに対してこのお話は、流行り病で男がいなくなって、将軍が死んじゃって女が将軍になったもんだから、大奥も存続できなくなって男だらけになって、…というのがだいたいの筋書き。
 それを知ったとき、「で、それってなにが面白いの? そういうことをやる意味って何?」 と思ったわけですよ。

 ここから原作マンガをご存知のかたなどには、かなり辛辣な予測を書き連ねます。 覚悟してください。 でも怒んないでください(虫が良すぎるぞ)。 おそらくドラマだけでは分かんないことも、あと、第1回を見ただけでは分かんないこともあろう、ということを承知のうえで書きます(書く前からかなりビビッとるぞ…笑)。

 このドラマ、だいぶ歴史に詳しくないと分からない人物も出てきます(稲葉正勝とか)。
 つまりこの物語の作り手は、歴史に関してとても詳しい。 歴女、というんですか。
 そして第1回を見る限り、なんかボーイズラヴの香りもそこはかとなくしてくる。 イケメン達も多数登場する。

 要するにこのドラマ、歴女が自分の知識を総動員して、ある種の女性たちが好みそうな恋愛、愛の純粋な形を追求しようとしているドラマなのではないか。
 自分の歴史好きの側面もそれで満足する。 さらに女性として恋愛の本質を追究しようという側面でも、満足できる。
 主に女性から、自らの知識欲、恋愛欲を同時に満たすことのできるカタルシスを、この作品は求められているのではないか。

 ひどく見下したような書きかたで私も不本意ですが、この第1回を見ていて、「いったい何のためにこういう特殊設定の時代劇を作ろうとしているのか」、ということに、そこまでにしか思いが至らなかったのです。

 ただ、歴女の空想ということを考慮しても、物語的に面白くない、ということではけっしてない(こっからホメますよ~…笑)。

 第1回では、イケメンだイケメンだとホメ殺しにあっていた(笑)僧侶の堺雅人サン(ん~、イケメンであることに間違いはないですが、女性マンガに出てくるようなイケメン、というと少しずれがある)が、将軍家光に流行り病で死なれちゃった春日局(麻生祐未サン)に完全強制で(笑)還俗させられ、将軍家光を今は名乗っている多部未華子チャンに、思いっきしブン殴られる話でしたが(スゲーアバウト)…。

 ちゃうねん(笑)。

 要するにイケメンなのをいいことに、僧侶をやめさせられて、ヤンキー娘の家光に嫁がされちゃったわけですよ、堺サンが(ワケわかんねーな、この説明…爆)(つまりプロット自体がブッ飛んでるんです…笑)。

 なにしろ堺サンにそれを思いっきし強制させる、麻生祐未サンの春日局が、最初何食わぬフツーの顔で出てきて、ものっスゴイ鬼!(笑)悪魔!(笑)なんですよ。

 去年某大河ドラマでやってたちょっと頭のおかしい春日局なんか、足蹴にして踏みつけて完膚なきまでに叩きのめしちゃうくらいの悪女で(笑)。

 もうそこばかりに目が行ってましたけどね、ワタシ(笑)。 某去年の大河ドラマの鬱憤がここで晴れるよーな感じで(笑)。 リベンジだ!リベンジだ!リベンジだ!(笑)

 その春日局、遊女を送り込んで、堺サンに女犯の罪を犯させ、還俗させようと企む。

 「その法衣の下には、弾むような若い男の肉体が、熱く熱く息づいて…(堺サンに遮られ)図星であろう! 有功殿(堺サンの俗名をあえて語る春日)とて、先ほどから女たちのふんぷんたる脂粉の香りを嗅がされ、さぞ若いお体には、男としての欲望がムク!ムク!と!」

 笑いました、ここ(ムク!ムク!だって…)。
 憤然と立ち上がり、春日局に詰め寄る堺サン。 「おぞましいことを申すなぁっ!!」

 「ほ~っ、ほっほっほっほっ…。 初めて本気でお怒りになられた、よいよい! それでこそ殿方じゃ、むっふっふっふ、けっけっけ」

 なんだコイツ(爆)。

 そしてあくまで○×△を拒絶する堺サンに、「それではソイツを殺りゃ」 と、こないだ自分の娘婿だった男、ちゃうちゃう、(「カーネーション」 知らない人はなにがなんやら分からん…笑)堺サンのお付きの僧侶のうちひとりを、あっけなく殺してしまうのです。 駿河太郎サン、哀れ…。 背筋が凍りつきますよ。 それを見て叫び声を上げた遊女のひとりも続けてあっけなく斬殺。

 …はいいとして(よくないけど)、もうひとりいた堺サンのお付きの僧侶が、これがKAT-TUNのこうきクン。 ゲ、頭剃っちゃったの?(と思ったけどすぐ生えてきましたけど…もやしかよ)。

 それはいいとして(よくないけど)やはりこのドラマの安定感を一手に担っているのは、堺雅人サンでしょうねぇ。
 生き残った遊女のひとり、原田夏希チャンとのやりとりとか、見ていてとても安心するんですよ(夏希チャンも事後にあっけなく殺されてしまいましたが)。

 要するに、瞬時でいろんなことを見ている側に連想させる演技の術を持っているんですよ、堺サンって。
 だから、ともすれば荒唐無稽な方向に転がって行きそうになるドラマが、けっしてそうならない。

 結局春日局の恫喝に負けて夏希チャン相手に女犯の罪を犯してしまった堺サン、号泣するこうきクンをいたわりながら、自分の無力さに打ちのめされます。

 「明慧(みょうけい、駿河サン)を殺したのも、この私や…。
 あの遊女を殺したのも…この私や…。

 私は無力や…(泣く)。

 思えば院主となれたのも、家柄の力があったればこそ…。

 私というひとりの人間は…こないに無力やったとは…」

 ここでこうきクンが 「私も一緒に還俗して大奥に入ります」 と宣言するのですが、「私がお仕えしていたのはみ仏やのうてあなたです」 と言うんですね。 どうも個人的にこういう部分がボーイズラヴを連想してしまってちょっと引っかかるのですが。 ボーイズラヴ嫌いなんだよオレ(笑)。

 そして段田安則サン演じる松平信綱に、春日局はどうしてこういう驚天動地の荒唐無稽なことを(くどいぞ)するのか、その説明をしておりましたが、まだ第3代将軍あたりで政情不安定、しかも国の男子がごっそり死んでしまったことが諸外国に知れれば侵略の危険性が高まる、それを防ぐために鎖国を行ない国内の情報をシャットダウンしよう、キリシタン禁止令というのはよい口実になる、などという話を聞いていて、なるほどな、こういう解釈の方法もあるのか、などと一瞬思いましたが。

 思いましたが(笑)。

 国の男子の4分の1が死んだなんて、情報をいくらシャットアウトしても諸外国にはバレるだろ~、とか(笑)。

 でも大胆な解釈のもとには奇想天外な理由のこじつけがある。
 それって、ツッコミを入れるのも楽しいけれど、なるほどな~と思うのも面白い。
 それが知識による遊び、ってもんです。

 で、気になるのはやはりヤンキーの多部チャン(笑)。

 多部チャンと古美門先生がどうやってラブラブになるのか、ドラマとしてそこんところが面白そうかもしれません。 それにどれだけ歴史の知識が入り込んでいくのか。 ミクスチャーの面白さ、というものがある。

 まあでも、なんのためにこういうことをやってるのか、先ほど述べた、第1回で私が感じた以上のことが展開していくのかどうか。 そこにも興味がわいてくるのです。

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コメント

何か見逃していたと思ったら、
このドラマでした・・・。

来週、再放送あるかな。
期待しないで待ってみます。

投稿: マーシー | 2012年10月13日 (土) 15時56分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

来週19日の午後2時台は、私の録画機の予約画面ではラインナップ未定になってますが、ここで再放送が入ればいいですね。

季節の変わり目、何かと体も堪えますが、お互いに気張ってまいりましょう、アイテテテ…(笑)。

投稿: リウ | 2012年10月13日 (土) 18時25分

 ちゃんと見ましたよ(笑)

 今まで見た春日局の中でも最強の鬼女、悪女!麻生さんこえ~!去年の大河の春日なんぞ、小娘以下ですね。あまりの非道っぷりに、大奥総取り締まり役の威厳、ビンビン感じました。堺さんが公家のボンボンでお育ちのいい坊さんを甘い感じで演じられてるから、余計、非道が映える!

 鎖国も、あんなこじつけでも、春日様に説明されると、麻生さんの迫力で納得させられそう。

 多部ちゃんどうこうの前に春日局と有功さんで十分に満足させられてしまいました。

 田中聖クンは、かつて鉄道オタクかなんかやってた(ちがうかな?)頃に比べると、格段に良かったです。堺マジックが発動したのかもしれませんが。後の桂昌院だそうですので綱吉のパパでしょうね。(笑)多部ちゃんの産む二番目の子の父親?お楽の方に該当するのははどこぞの殿方なんでしょうか(笑)聖くん見直した!でも、相手が恩人の有功さんとはいえ、一途に思いすぎで、主従愛以上に私も感じました。堺さんの側で演技に研鑽を積んでください!

 お話として荒唐無稽なところもあるし、BLまがいのい感じもしたりしますが、(映画では、玉木さんと大倉くんがそういう関係そのものを演じていたけど)、1回見た感想は春日局vs堺さんと堺さんによる多部ちゃんへのじゃじゃ馬馴らしに今後期待が持てそうという事です。麻生さんが素敵!去年の大河の鬱憤を勝手ながら、晴らしていただきました!大感謝!鬘や衣装、セットなどが大河に比べ、ぼろいところもご愛嬌だと思います(笑)

投稿: ささ | 2012年10月13日 (土) 22時32分

はじめましてー。原作好きの者です

「この設定で何が描けるか」は、ドラマで描かれる部分だけじゃなく、映画や原作で描かれるこの先の時代のほうがより明確かもしれません。
この設定で描かれる五代将軍綱吉、忠臣蔵、江島生島事件などなど、男女逆転だからこそ描けた人間の機微も悲哀もてんこ盛り、だと私は思ってます

原作者は江戸時代が終わるまでを通して描くと発言しているようなので、もしドラマの展開が面白かったら、是非原作もお勧めします

投稿: はと | 2012年10月14日 (日) 02時36分

>「カーネーション」 知らない人はなにがなんやら分からん…笑
知っている人には爆笑&卒倒ものですね。
虫も殺さないような雰囲気で
物騒な事をナチュラルに語るギャップがすげー。

次回予告の台詞では
「上様があのようにお喜びに」とか
千代さんを彷彿とさせる口調もありましたが。

投稿: 巨炎 | 2012年10月14日 (日) 07時40分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

かなり 「江」 のモヤモヤが解消されましたよね(笑)。 「江」 のなかの春日局って、告げ口はするわニアミスを演出するわ家光を隔離するわ、別の意味で嫌な女だったけど(笑)、すごくワイドショー的な小人物感がぷんぷんしていて嫌いでした。 ああいうのは 「悪女」 とは申しません。 「小物」 と申します。

まあ、「江」 に出てくるのは、水川あさみサンも秀忠も、み~んな嫌いでしたけど(爆)。

私は男なせいか、今回多部チャンがあまりにヤンキーなところが気になります(笑)。 ただのチンピラじゃん(笑)。 ああいうのも 「小物」 というんでしょうけど(笑)、裏になんかありそうだし、某大河の脚本家サンみたいに、人物描写が甘くて小物になっているわけではない。

こうきクン、綱吉のパパで桂昌院って、なんか設定を聞いただけでクラクラしてまいりますが(笑)、なんかホントは重要な役柄じゃないのかなぁ?

「じゃじゃ馬馴らし」 ですか~、「マイ・フェア・レディ」 みたいな話になると、また面白い気がいたします。

なんだかんだ言って面白がっていますね、ワタシ。

投稿: リウ | 2012年10月14日 (日) 08時53分

はと様
はじめまして。 コメント下さり、ありがとうございます。

ゲッ、原作ファンのかたからいただいてしまった(笑)。

ほかの記事で、ほかのかたからのコメントをいただいたんですが、「原作のメッセージを出したら視聴者は見ない」「メッセージを出さなければ、何が言いたいのか分からない」 とのこと。 ん~、本当のメッセージ、知りたいけど、マンガを読むまでの動機に至らないかもしれません。 ドラマを見るのにばかりかまけているせいでしょうか。 申し訳ないです。

しかし、江戸時代の終わりまで描く、ということは、新選組まで女だらけになるとか?(ハハ…)。 要するに男女の人口比率が、幕末まで正常に回復しない、という設定でしょうか。

いずれにしても、興味深いドラマにはなっていくだろうな、と感じています。

投稿: リウ | 2012年10月14日 (日) 09時01分

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

麻生祐未サンは、その昔JALかなんかの沖縄旅行かなんかで、小麦色すぎる肌と黒いビキニで私を悩殺したものですが(確かパンフを旅行会社から持ち帰った記憶があります…笑)、その頃からすると、考えられないような芸達者ぶりをいかんなく発揮してますよね。

「JIN」 での綾瀬はるかサンの母親役に通じるような毅然さも持ちながら、今回は巨大な存在感の悪女をよく演じていらっしゃる。 すごいなーと思います。

投稿: リウ | 2012年10月14日 (日) 09時06分

麻生さんが期待できますよね。
長女の話では、かな~~~りよかったとか。

再放送、ありますように・願

投稿: マーシー | 2012年10月15日 (月) 21時44分

こんばんは。
度々連投ですみません。

あはは〜コメント引用されちゃいました・笑

リウ様の仰るとおり、原作者はBL畑出身の同人誌からスタートしてます。あと、グルメ命な作家さんです。
でも、歴女ではないです。お茶大だったか慶応だったかで法律やってて結構偏差値の高い女性で、母から「手に職」と言われて育てられ、そこで選んだのが漫画だったとか。
時代考証等は編集さん共々結構勉強して神経使って描いてるようです。(たまに「力抜いてしょーもないBL描きたい」とかインタビューでぼやいてます)
「いや〜諸外国にバレるっしょ」ってあたりは原作では上手く描いてます。

リウ様ってネタバレは平気ですか?
ダメなら下記はスルーでお願いします。


スバリこの作品のテーマは「女として生きることの苦しさ」です。
原作では今田沼意次あたりまで来てますが、赤穂浪士は男でしたね。吉良が女で「男としてのプライドを傷つけられた浅野内匠頭が吉良に切りかかって、みたいな感じです。
「男女逆転」なのも「逆ハーレムであっても、結局寝所では女は男を喜ばせなければならない」という苦しみから来ています。(これは映画版で菅野美穂さんが演じるか否かの部分です)

「人口の上では男に圧倒的に勝っても、ジェンダーとしての女の苦しみは拭えない」という皮肉です。
原作だと、1コマの表情でその哀愁が表現されてたりするんですが、テレビだと演出でカットされてます。

で、ネタバレ真骨頂の多部ちゃんですが、春日局によって3歳位の時に目の前で母を殺され、(このシーン描くのかドラマではナゾです)母から引き離されて「幕府の中継ぎ」としてだけ存在してるんですよ。
単なる中継ぎだけとして、そのお腹の子だけを欲されて。
で、春日局に反発してるんですが、少なからず愛情もある。
そして、中継ぎとして城に入って少々のまだ15未満で、「中庭から出るな」と言われた言いつけを破って、男所帯の外庭に行ってしまう。で、多部ちゃんの正体を知らない下郎によって暴行されてしまう。
暴行された際に、脇差で相手の男を殺すんですが、その時に暴行被害の哀しさ、悔しさ、辛さを隠すために「こいつが下手だったから殺してやったんだ」と泣きながら去勢を張る。
しかも、暴行された相手の子を妊娠して苦しむ。
でも、出てきた子の可愛さに少しは癒されるが、子は死産で一瞬の喜びも奪われてしまう。

その事実を知った堺雅人は多部ちゃんに「悲しんでいいから」みたいな事を言って2人は急接近するけど、2人の間に子は生まれず、堺雅人は「お褥滑り」となる。
で、ここで出てくるのが田中聖。
「他の人に愛する多部ちゃんを取られるなら」と田中聖の合意の上で2人は結婚し、子が生まれる、みたいな流れです。

幕府という「家」を守る為に「子を生む存在」として君臨しなければならない「女将軍」の哀しさ、「最高権力者」なのに「諸外国からの脅威」という春日局の遺言で「男名」を語らざるを得ない(本名も名乗らせてもらえない)、そんな女の苦しみが描かれてます。

そんな感じです。
個人的なドラマ評は「原作から中身を抜いたドラマが出来ました!」です・笑

ではでは長文すみません。

投稿: まぐのりあ | 2012年10月15日 (月) 23時03分

リウ様

マーシー様同様、私も見逃したでありんす。
(堺さんのドラマなのに。。)
再放送あるといいですね〜〜。

それはさておき、
今夜放送した「ダブルフェイス」
すご〜〜〜〜く良かったです。
映画1本見た感じでした。

西島秀俊さん、香川照之さん、和久井映見さん他、豪華キャストでしたけど、カメラワークや脚本も良かったです。

TBSとwowowのコラボとかで、第2回はwowowで放送なのだそうです。
が〜〜ん!!見られない。。。

これは何回放送なのでしょう?
次回はショートカットになった蒼井優ちゃんも出るようです。

リウ様は、こういう系統のドラマはご覧にならないからご存知なかったでしょうか?

投稿: rabi | 2012年10月15日 (月) 23時07分

リウ様
追記:原作の春日局はもっと怖いです。
ドラマ版の麻生祐未なんか吹っ飛ぶくらい怖いです。
そもそもストーリーももっと酷です。
堺雅人と寝た遊女の始末シーンなんかドラマでは春日局が「あの遊女の始末は?」とか聞いてますが、原作はそんなの聞きもせず、河原に遺体が打ち捨てられてる絵だけで勝負してきてます。

多部ちゃんの荒れっぷりも女としての哀しさ故の傍若無人です。
堺雅人が江戸に入城する際に「兄を赤面疱瘡で喪い、髪を切られた農民の少女」ってのがありましたが、あれも原作ではキッチリ伏線として回収されています。
多部ちゃんの哀しみの伏線として。

投稿: まぐのりあ | 2012年10月16日 (火) 01時32分

マーシー様
レス下さり、ありがとうございます。

これは関東地方だけの話かもしれませんが、私の録画機予約表では、先日ラインナップ未定となっていた、19日(金)午後1時55分から、第1回の再放送が決定したようですhappy02。 マーシー様が関東地方にお住まいなら吉報なのですが…。

投稿: リウ | 2012年10月16日 (火) 08時13分

まぐのりあ様
コメント連投下さり、ありがとうございます。

まず、無断でまぐのりあ様のお話を引用してしまたことを、お詫び申し上げます。

ただこのレビューを書いているあいだ、どぉ~にも心に引っかかっていたのが、まぐのりあ様のこの言葉で(笑)。

それが何なのかを、ドラマ第1回を見ただけでは到底分りそうもないけど、書く必要がある、と判断いたしました。

で、第1回だけを見てとりあえず考えついたのが、「男女逆転をして、大奥をイケメンパラダイスにすることで、BLを描きたいという欲求」 「荒唐無稽な歴史の改編をあえてすることで、歴史の解釈を自分なりに深めてみよう、という知的遊戯の欲求」、このふたつの欲求を作り手は満たそうとしているのではないか、と。

ネタバレ部分、思わず読んじゃいましたよ(爆)。

「女として生きることの苦しさ」、ですか。
ん~、男には分からないかもしれないなあ。

男には男の、男として生きる苦しさ、というものがありそ~な気がするんですが、このところの男女同権社会では、そんなものはど~でもよくなっている感じです(笑)。

なにしろ男には、子供を産む苦しみというものがそもそもなくて。

しかも性交行為って(すごく上品に書いてます…笑)、ほぼ男の性欲主導で行なわれているし。

しかし春日局、ドラマ以上にスンゴイデスネェ~っ(所ジョージ風に)。

このドラマがまぐのりあ様のおっしゃるような、公共の電波を使うにはミもフタもないようなお話には(笑)あまりならないでしょうが、風評によるとこのドラマの制作者たちは、原作の熱烈なファンらしいので、どこかで原作のその精神を切り取ってくれるのではないか、と期待します。

ネタバレ部分は、ワタシ健忘症なので、もう忘れました…(爆っ)。

投稿: リウ | 2012年10月16日 (火) 08時44分

rabi様
コメント下さり、ありがとうございます。

再放送決定、先のコメントでマーシー様にはお知らせしたんですが、たぶん関東地方限定かと。 rabi様は富山にお住まいだから、この情報がおそらくお役に立てなくて申し訳ないです。

「ダブルフェイス」 ですか~。 ノーチェックでした。 けど、「続きは有料放送でどうぞ!」 というのはいただけないですね。 だってそれだけのために加入して高い視聴料を払うわけにいかないですもん。

もともと単発ドラマって、あまりチェックしないほうなんですよ、ワタシ。 「どんだけ力入れてんだよ」 みたいなものは見たいと思うのですが。

そもそも最近、これはよく口走ってますけど(笑)、45分以上の拘束時間に耐えられないんです…(ハハ…)。 「ゴーイングマイホーム」 も2日に分けて視聴しましたし。

投稿: リウ | 2012年10月16日 (火) 08時53分

>リウ様
情報ありがとうございます、
早速録画予約します。

が、原作ネタバレを読むと、すごい内容なんですね。
これをただの「イケパラ」にしてしまうのか、TBS。
原作のテイストを、どこかにきちんと入れてほしいですね。

史実では、
やっとできたお世継ぎの家光が男に溺れ、女性には見向きもしないことに頭を痛めた春日の局が、
偶然挨拶に来た京都の公家の娘(尼さんになる予定)を気に入り、
監禁同様にして強引に還俗させ、
家光も気に入り、側室にしました。

が、このお万の方に子どもができると、京都の力が強くなる、それは避けねば、ということで、
春日の局は定期的におろし薬をお万の方に飲ませていたらしいです。
もちろん、本人にはそれとは知らせずにね。

>rabiさま
今回も、好みがピッタリ同じですね。
「ダブルフェイス」、私も録画しました♪
リアルでは裏で放送の、森下洋子さんのインタビューを見ていたので、まだ見ていませんが、
すごく楽しみです☆

投稿: マーシー | 2012年10月17日 (水) 09時48分

リウ様

こんばんは。
>無断で引用〜
いえいえ〜「むしろこちらのブログのURL貼っちゃって下さい」位の勢いなんで・笑(図々しい)

>ん~、男には分からないかもしれないなあ。
そう、リウ様が仰った通りの言葉が多分世の反応です。
男性の大多数からは「?」ってなるし、
女性でも「オトコと食事して全オゴリじゃないなんてありえな〜い」的な女性や、今は懐かしカツマーみたいな女性にも「?」となること間違いなしだと思ってます。
「女であることがハンディだ」と感じている人がよしながふみ(原作者)のコアなファン層なので。

でも、そんなコアな話されるよりもイケパラのがまだ数字取れるし、原作者も「実写化でお金貰えるし、コミックス売上増えるからお好きにどーぞー」的な実利主義者なんでどーなるのかわかんないところです。
スタッフ陣がどの程度ファンなのかが気になるところです。

投稿: まぐのりあ | 2012年10月18日 (木) 03時53分

マーシー様
情報がお役にたててほっといたしました。 コメント下さり、ありがとうございます。

「江」 でも、家光と春日の異常性ということはちょっと触れていたような気がするけれども、話自体が下らないので(爆)埋もれてしまっていましたね。

「お万」 と言えば、この第1回でも、多部チャン(家光)が 「おまん!おまん!」 と堺サンのことを連呼してたけど、そのお万とは無関係でしょうね(笑)。

いや違うか?

だって、このドラマで堺サンの俗名は、「万里小路有功」(までのこうじありこと)。

そうか~、だから 「お万」 は、堺サンのことですよ。

…どうも頭の悪い思索をしてますが(爆)。

マーシー様の知識で、ま~たまたひとつ、お利口になっちゃったものな~(この言い回しには元ネタがあるのですが、知らないと人を小馬鹿にしているようです…)(「やる気大学」 で検索していただければ…)。

投稿: リウ | 2012年10月18日 (木) 08時24分

まぐのりあ様
コメント連投下さり、ありがとうございます。

そうおっしゃっていただいて、安堵いたしました。 これからはバンバン剽窃します(じょーだんです…笑)。

女性の本来のありかた、と考えると、勝間サンも田嶋陽子サンも、どうも自意識過剰、という気がしてなりません。

フツーにしてりゃいいと思うのですが、女性は常に、男性からの好奇の視線にさらされている。
すごく冒涜するような書きかたで恐縮ですが、男にとっては道具みたいな感覚、というものも、やはり否定できないんですよ。 同性として腹立つなあ。

だから女性は、自意識過剰気味に、女性として生きることの苦しみを自覚する必然性に迫られている。

そんな気がします。

いかなる形であれ、そんな、「サル(男)でも分かる、女性として生きることの苦しみ」 を、このドラマで提示していただけるといいのですが。

投稿: リウ | 2012年10月18日 (木) 08時58分

リウ様

田嶋陽子懐かし〜笑
田嶋陽子もカツマーもよしながふみとは結構テイスト違う感じです。

オンナ目線ですが、「オトコも見られてる」ってのは意識して欲しい部分だったりします。
オンナが「胸」のサイズを見られるように、私も初見で「イチモツをどちら側に入れてるか」とかわかっちゃいますもん・笑(下品ですみません)。

女の人ってバストを「大きく」「小さく」見せるように下着メーカーが頑張ってくれてますが、男性用の下着メーカーも「大きく」「小さく」見せるように作ったら面白いのに〜とか考えてます。
(ドラマから脱線してすみません)

投稿: まぐのりあ | 2012年10月19日 (金) 01時06分

まぐのりあ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

田嶋センセイってそう言えば、最近ちっとも見ない気がします(昔は 「TVタックル」 とかよく見てたんですが、最近ではほぼドラマオンリーなので)。

イチモツのお話をあっけらかんとされるまぐのりあ様に、ある種の才能を感じます(笑…男としては、妙に潔癖すぎる女性より、とっつきやすい利点があるかもしれません)。

私はトランクス派なので、…推して知るべしです(爆)。

投稿: リウ | 2012年10月19日 (金) 08時12分

 原作の漫画の世界って凄いのね。映画はわりとソフトでしたから、気安く見ようかと思っていたのですが、覚悟がいるかな?

 男女の不平等について、考えていたのは、28歳くらいまででした。

 ただ、文句言って、お上が平等に変えてくれるのを待っていても、きっと変わらないです。お上は秩序を変えたがらないものです。もし、変えたいのなら、行動しないと!その為には社会のしくみを変えるぐらいの根性がいります。でもね、今までのしくみの中にいた方が楽って部分も女にはあります。男に養われる既得権を捨ててでも自分の足で立つ自由を望むかどうかですね。ぶつくさ言いながらも養ってもらう方が楽に何故かできています。(笑)女を家庭で飼い殺しにするしくみがしっかりできあがっていますから(笑)

 ただ、ずっと男の方が大事にされる事に反発してきましたが、家庭に入って思う事は、かあちゃんって、父ちゃんを結構搾取しているかもという点です。我が家は財政権は主人ですが大概は奥様でしょ?子供の教育権も奥様ですし。今、腰が悪くなって、つれあいさんが、買い物のアッシーに荷物持ちもしてくれる、ごみだしもしてくれる。入院中は家事全部やってくれたしと、お気楽待遇になってまして、ジェンダーに心が動かなくなってますね。(笑)ただ、娘には、自由でいてほしいし、差別などものともしないように、強く育ってほしいと願っています。障害があったら、娘の為だったら、闘うかなと思っています。彼女は私と違って、しなやかな感性を持っているので、闘う事は多分ないでしょうけど。

 今晩は、ちょっと覚悟をして、見ようかな。(笑)

 

 

投稿: ささ | 2012年10月19日 (金) 17時16分

 追伸:田嶋センセーですが、彼女の奇異に見える言動というのも、右傾化していく、この国の中で、女性問題というマイナーな問題について、発信続けていくには、時に道化のような振る舞いも必要なのかと、同じ女としては思います。前線で闘いつづけてる人なので、その点では尊敬しています。皆が口をつぐんでしまったら、つぶされてしまいますから。(笑)もう少し上品にしてほしいとは思いますけど。女性解放には日陰の時代なので、頑張ってもらいたいなと思います。

投稿: ささ | 2012年10月19日 (金) 18時48分

リウ様
もう2話めですね〜。
>ある種の才能〜
ってなんですか・笑

ささ様
はじめまして。横レス失礼いたします。
コメントを拝見して「私へのコメントかな?」と思った部分がありましたので。(違っていたら申し訳ありません。下記、無視して下さい。)

私はフェミニズムを考えてたのは26位までだった気がします。
仰るとおり、「お上はなーんもやんないから、自分でやろう!」と思って身を投げ込んだのがその歳。
でも、そのためには小生の人生全て潰してもまだまだ足りない。で、過労で入院したのが翌年・笑
今は「健康第一」とか思いつつも引き上げに悩まされる日々です・笑

そして、事はささ様が仰るとおりに既得権を得てる方も沢山いて、一概にどうとも言えない。
しかも、主婦VSカツマーみたいな図式が作られちゃって何だか「オンナ同士でケンカしてんぞ」みたいになっちゃった。
田嶋陽子や上野千鶴子を始めとした日本の初期フェミニズムの失敗は「自立する対象」をエリート女性に限定したところだと思ってます。

そもそも主婦かカツマーかの「2択しかない」事が問題だと思ってます。これは、フェミニズム全般だけでなくて、現代社会の閉塞感を表す流動性の低さに出ているのではないでしょうか。
主婦やってもいいし、カツマーやってもいいし、もっと他の道(個人的には「野田ともうします。」の主人公が理想です←全く関係ないドラマのPRです、すみません)も沢山あってほしい。

ちなみにうちは父が財政権持ってて、周囲の友人たちもそんな感じでした。
学生時代に周囲の男性たちとも話してて、「自分の子には最低でも旧帝大には入ってもらう」とか聞かされて「あー、旧帝大入れなかったら、奥様の遺伝子や教育のせいにして逃げるんだー」とか思ってました。(結構珍しいかもしれないですね、私の周囲)

男も女も超えた「みんなもっとラクに生きれたらいいのに」と思うところです。

以前、山岸凉子先生のお話をコメントでされていたのは、ささ様でしたでしょうか?原作者も山岸凉子や萩尾望都の24年組に影響受けてます。

田嶋陽子は書籍は結構マトモですが、テレビは全て台本なので「主張するなら代償に”オモシロく”」が鉄則なのが哀しいところです。

長々と失礼いたしました。

投稿: まぐのりあ | 2012年10月19日 (金) 23時32分

 まぐのりあ様はじめまして。山岸涼子の漫画は好きですが、ここでコメントされたのは違う方だと思います。萩尾望都も好きですよ。学生だったのは30年以上昔ですけど。

 私は28の時、クリスチャンになったんです。プロテスタントの。そこで、10代の後半から、信じてたマルクスを完全に捨てたんです。つまり、精神の救済の方を選んだのです。堕落したのよ。(笑)宗教はアヘンですから。

 専業主婦対働く女性という立場がお互いを低く見る事で、ぎすぎすするのは、残念な事ですよね。今の女性の社会進出が、女性を安い労働力としてしか、みなしていない現実は、悲しい事です。女性のエリートなんてほんの一握りじゃないですか。出産や育児の負担も女性がほとんど払っていますし。出産や育児は、キャリアを積むためにはマイナス扱いされるのが現状でしょう。シングルマザーなどに対しても、社会の風は厳しいです。まぐのりあ様の言われるように、女性がいろんな生き方を選べる社会になると、いいですよね。柔軟な社会になってほしいものです。女性同士の足の引っ張り合いというのだけはやめたいものです。誰の得にもなりません。

 私も結婚して、「神に仕えるように、夫に仕えよ」をモットーにつれあいさんとやってきました。神に仕えるというのは、己の心を尽くし精神を尽くすという事です。私は自分で選んで、夫と子供に尽くす事を生甲斐にしてしまいましたので、若い頃、思っていた夫に隷属するみじめな妻というようには、自分を思っていません。意外と自分以外を第一にして生きていくのも、喜びがあるものなんですよ。

 大事なのは女性も男性も子供も老人も幸福である事です。ワンパターンの中に人の生き方を押し込めるような社会はやめてほしいです。典型的ムラ社会の国なので、難しいでしょうけど。

 リウ様、2回めも見ました。(洗濯機を回しながら)面白かったです。ただ、はまりそうな自分がちょっと怖いです。リウ様が2回めをレビューした時に内容はお話したいです。

 まぐのりあ様、私はもう50歳のおばさんなので、まぐのりあ様のように難しいお話は理解できてないかもしれませんが、このドラマをお互い楽しむ事で有意義に時間が過ごせたらいいなと思っています。健康は大事です。ご自愛くださいませ。(ごちゃごちゃに書いてしまいごめんなさい。)

 

 

 

投稿: ささ | 2012年10月20日 (土) 01時07分

ささ様、まぐのりあ様
まずはコメント下さり、ありがとうございます。

おふたりのコメントに一括して返信する失礼をお許しください。 たぶん一括のほうが分かりやすいと思うので…。

女性マンガ家について言及していたのは、私も記憶が定かではございませんが、rabi様か、マーシー様か…。

女性の社会進出については、各分野によってかなりの差があると感じますが、いずれにしても女性にとって大きなハンデとなっているのは、出産・育児という選択肢が男性より余計に加わっていることかと思います。

大企業ともなれば、出産育児休暇などは福利厚生の一環なのでしょうが、大概の会社は、一構成員(社員)が職場を離れることを、あまりよしとしません。

これは男性の場合でも同様で、有給休暇というものを容易に取ることが出来ない、という側面と同じである、と考えます。

そしてもう一点、これは男の立場からの考察ですが。

オトナの男というのは、仕事をしてなきゃ人間扱いされません(笑)。 女性が仕事をしてなくても、なんとなく社会コンセンサス的に許されてしまうのとは大きな違いなのではないか、と感じます。

だから、男が仕事をしたくない場合、あるいは何か見果てぬ夢を追いかけて、生活を放棄している場合、男というのは、親に頼るとか、引きこもりになるしか選択肢が残されていないんですよ。

女性の場合、誰かと結婚して、家庭を守るという選択肢がある。 あるいは家事手伝いとか。

もちろん家庭に入る場合、女性は自分がやりたい仕事であるとかを、ある程度犠牲にしなければならなくなるのですが。

この男女の役割の差を埋めることが出来るのが、「主夫」 あるいはイクメン、という男性にとっての選択肢であろうか、と感じます。

でも、社会認知的にはまだまだ、仕事をしないでアットホーム・ダッド(阿部寛サンのドラマにありました)を演じることにはためらいが根強いものがあります。

男女のこの役割を逆転させることで、「男は外に出て仕事をし、家庭を支え、女は家にいて家庭を守る」 という妙な壁を解消し、男も安心して結婚し家庭を持つことが出来るようになるだろうし、女性も出産のとき以外は社会で思い切り仕事が出来るようになるのではないか、と感じます。

ただ、そうした世の中になるのには、まだまだ既成の常識が変化していかなければならないと思いますね。

でも、特に平成生まれあたりの若い大人の世代には、そこらへんのこだわりがとてもなくなっている、という実感はございます。 おそらくあと、20年後くらいには、今よりもっと男女間の常識が覆されているのではないか、と感じます。

ただ、女性が社会進出するようになると、やはり女性も男性のように、社会との軋轢に直面することになる。

田嶋センセイなどは、今よりもっとオトコ社会の隆盛のころからご活躍しだしたので、少々行き過ぎの自己主張をする必然性があったのだ、と感じます。 先頭に立つ者ほど、逆風が強いものです。

「大奥」 のドラマは、そんな、「女性が社会進出して、世間の矢面に立った状態」 のシュミレーションゲームのような気がします。 「女だって辛いのよ」 の状況が、増幅されている状態、と見ることが出来る気がする。

…うまくまとまったかな(爆)。

ただ冒頭に書いたとおり、各分野によってすごく状況・事情に格差がある、と思うんですよねー。

政府のやることみたいに、全部いっしょくたで考えられれば、こんなに楽な稼業はない(野田、いつまでモゾモゾしとるのだ…笑)。

投稿: リウ | 2012年10月20日 (土) 09時18分

リウさまのおかげで、第一話、無事に見ることができました。
2話もしっかり見ましたよ、
予告で、例の家光娘の例の件も出てくるような予感。

この話は、二重三重の仕掛けがありますね。
跡継ぎを設けるために、存在すら消されてしまった人たち。
血脈を受け継ぐためだけの人生。

従来の女性の大奥なら、美しさや可憐さでその不当性を美化できるのに、それができないからこそ、
当時の女性たちが置かれた悲惨さがより強調されるという・・・・。

実際は、ある程度の身分のある女性が行儀見習いに大奥に入り、けっこうな退職金をもらって嫁に行くというシステムもあり、江戸時代の女性にとっては、いい就職先だった(いまなら大手商社くらい?)という現実もあったようですが。


フェミニズムの話になりますが、私の大学時代はその先駆けでした。当然洗礼も受けましたけど、
醒めたのは実際に運動している女性たちの実態を見たからです。
三井マリ子さんとか、福島瑞穂さん。
実際お会いして、お話したこともありますし、お仕事したこともあります。
福島さんは、とても細やかに気遣いなさる方でした。
ただ、彼女たちにとって、運動=正義、
周囲の人たちは彼女たちに尽くして当然、みたいな。

結果、普通の人がするような「お礼」やら「挨拶」やら、しなくても当然という・・・。

そして、男性社会を糾弾はしているけど、実際、彼女ら全員、オトコがいる、もとい、パートナーはいらっしゃる(笑)んですよね。

伴侶がいるのに、一般男性への敵意がすごい。
これはなんなのか、理解できませんでした、私には。

三井さんたちの「フェミニズム女性議員」が、公明党に近づいたのも、醒める一因でした。

彼女たちが頑張ったにもかかわらず、今の若い女性たちの専業主婦願望は強く、かえってその依存心が結婚から遠ざけているような現状は皮肉ですね。
今の若い男性にも、男性としてのアイデンテテイに苦しむ子が多いそうです。

男性の所得が減り、家族を養うだけの稼ぎがない。
今後増えていく可能性もない、いままでの男女関係の仕組みは、変わっていく必要があるのに、若い子たちの意識が変わらない。
この硬直はほどくのか、ほどかないのか。

これだけのことを考えるきっかけが、「大奥」という漫画にはあるんですね。

漫画の話は、多分私だと思います。
24年組は凄かったですね~~~、
男子が少女漫画を読むようになったのも、あのころからです。
長くなりましたので、この話はまた別の機会に。

投稿: マーシー | 2012年10月20日 (土) 09時41分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

なんと、みずぽたんと面識がおありとは!coldsweats02

みずぽタンというと(みずぽタンって…笑)字がヘタクソだ、というのがもっとも強烈な印象ですが(爆)、彼女の言うことは、すごく浅い正論なので、やんなることがしばしばです(ハハ…)。

まるで女性の思慮の浅さの先鞭をつけているような感じがいたします(個人攻撃に走っとる…)。

いいヤツなんでしょうが…(共産党の人とかも、実際付き合ったらいいヤツなんだと思いますけど、思想、思想がね…笑)。

ただイデオロギーによる区別というのは、実に人と人とのかかわりを分断するものである、という実感は、とてもある世代ですね、私どもの世代は。

女性も足の引っ張り合いかもしれませんが、男性だってありますよ。 却って嫉妬という言葉は男へんのほうがいい、と思えるほど(笑)。

要するに、人間全体がそうなんでしょうね。

嫉妬とか足の引っ張り合いをしたがる。

仲良く暮らせば別になんてことはないのに。

そんなことを言うと甘い、と言われそうですけどね。

(自称)詩人は世の中、楽観的なんですよ。

結局人間、どうやっても自分の住みよい方向に収まっていくものなのだ、と感じます。

男も女も関係なく、仕事をしたくない人間は、結局したくない。

だからナマポ(「ぽ」 が続く…)をいったん受けると、ナマケモノはそこから抜け出ることが出来なくなる。

やる気のある人間はやる気のあるところに自然と流れていくし。

つまり、心のありようによって、生き方というのは決定されるんですよ、すごく単純そうに思える論理ですけどね。

そこに男と女の区別はないけれども、まだなんか、男尊女卑の亡霊がうろうろしている。

日本の現状というものは、そんな感じなのかもしれません。

投稿: リウ | 2012年10月20日 (土) 11時10分

リウ様 ご無沙汰しております。
 手術が終わられたこと、何よりと思います。私としては復帰を心待ちにしておりますが、何卒焦ることなくお過ごし下さい。
 映画「大奥」視て参りましたので簡単に。
 ドラマで、家光の時代に始まった男女逆転現象が、時代を経て悲惨なことになっていくストーリーで、思ったよりは悪くない、というような心持ちで視ておりましたが、最後、オノマチさんにやられました。外に出るときに、いい年したオッさんとして涙の処理に困りました(拭く動作をするのもヤなので)。
 これからご覧になる方もあるので詳しいことは欠けませんが、尾野さん、大変重要な役で、作品の良し悪しはともかく、個人的には「カーネ」以降彼女のの最初のヒットでした。(あとは西田敏行さんでしょうか)まあ「カーネ」に嵌らなければ視なかったんでしょうけど。
 お忙しくて映画はなかなかご覧になれないのでしょうけど、いずれTV放映あるかもしれないので、もしご縁があればと思い、報告しました。重ねてですが、くれぐれもお大事にしてくださいませ。
 

投稿: Fクルーラー | 2012年12月23日 (日) 21時02分

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