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2012年10月25日 (木)

「平清盛」 第41回 「賽の目の行方」(10月21日放送)を見て

 実は今回のお話、おとといにすでに視聴していたのですが、諸事情によって(眠たいという諸事情)レビューが遅れてしまいました。 お待たせして…。
 や、もとより拙い私のレビューなど、ただのヒマつぶしにしかなりません。 とんだ思いあがりでございます。

 で、感想としては、感心した点が半分、疑問が増した点が半分、であります。
 ただ日がたってしまいますと、感心した点など、不満の点に押しやられてしまうのが人の世の常でございます。
 だから不満タラタラのレビューになることを、あらかじめお断りいたします。

 とりあえず感心した点を先に、申し訳程度に思い出すと、清盛が天台座主の明雲と結託して後白河サイドの西光の力を削いだ、という話の成り行きでしたでしょうか。 神輿に矢を射る、というかつての清盛が行なった正義感から発生した所業をそのまま悪だくみの材料に転化する、という話の妙。
 この、清盛の老獪な駆け引きに後白河たちが臍を噛む、という話と、聖子チャンを交えた双六のお話が見事に融和して…。

 融和してたのはいいのですが。

 この回のサブタイトルが 「賽の目の行方」 だから双六にこだわるのは仕方がないとはいえ、私はこの話(双六)の真意が未だにつかみかねています。

 図らずもこの回、聖子チャンが私の疑問をそのままセリフにしてくれました。

 神輿を射るという行為で、今後どのような政局の動きに発展するか?と訊いてくる後白河に、聖子チャンはこう答えるのです。

 「さて…私ごとき白拍子上がりに、分かる由もござりませぬ(そりゃそ~だ)。

 …が、もとより、当人同士の思惑に関わりなく、たまたま出た目に突き動かされるが、双六というもの。

 おのれの番が巡ってきたときに、よりよい目を出すよりほかに、勝つ道は、ござりませぬ」

 たまたま私も頭が悪いからかもしれませんが、ここらへんのロジックが見ている側にまことに分かりにくいのではないか。

 要するにですよ。

 賽の目というものは、ここで聖子チャンが指摘したように、本人の思い通りに行かないんですよ。 白河法皇の三不如意(思いのままに行かないこと)に入っていたくらいで。
 その、どういう目が出るのかまことに不確定要素が大きいものに、どうしてこうも清盛も後白河も、一喜一憂したがるのか。 一寸先になにが出るか分からないゲームを、どうしてここまで、愉楽の源としようとするのか。

 これについてドラマは、明確な答えを見る側に提示しているように、私には思えません(私がバカなので見落としているからなのかもしれませんが)。

 だから私なりに考えてみたのですが。

 思い通りに行かない賽の目でも、イカサマをやれば自分の思った通りの目を出すことが出来る。

 今回清盛は、それを行なったわけですよ。 明雲と結託して。
 ズルしてるわけです。 イカサマそのものなんです。

 それを、先に指摘しましたが、かつて自らが、清浄な正義感のもとで行なった、「神輿に矢を射る」 という行為をそのまま、イカサマの道具としてしまう。 自分の過去を、貶めているわけです。 汚(けが)しているわけです。

 物語は、そこまで清盛が、平家の権力の増大、自分がこの世の頂に立つことしか目に見えていない、悪に魅入られた状態になっていることを提示しているように思える。

 しかしですよ。

 どうして清盛が、こうも悪しく変わってしまったのか、ドラマはその説明を積極的にしているようには、どうも思えないのです。

 だから、ただ権力の魔力に取り憑かれた男、としてしか、清盛を描ききれていない。

 このドラマがそこを描き切るには、清盛の敵対勢力にあーだこーだ文句を言わせても、説得力はついてこない、と私は感じます。

 要するに、野党が与党の言うことにあーだこーだ文句をつけても説得力がないのと一緒です。 それが当然、なんですからね。

 私は、清盛の悪を際立たせるのに必要なのは、清盛の身内による諫言なのだ、ととても感じます。

 その最重要位置にいると思われるのが、盛国だと思うのですが、彼はすでに清盛のイエスマンで生涯いることを決めてしまっており、役には立たない。

 さらに時子は、「平家のアイデンティティは、一蓮托生にある」 という立場で、これもアウト。

 私が見るところ、時忠がその重要な位置に属していると思われますが、どうも前面に出てこない恨みがある。

 第2部まで、清盛を 「熱い青春野郎」 として描いてきたこのドラマ。
 現在の清盛の思考回路の中では、自分がやっていることに対しての葛藤や、疑問など、あまりないように思われます。 「日本国を富ませること」 という大義名分が、彼の目を曇らせているから。

 でも、前はかなり、自問自答しながら、彼は生きてきた。
 自分は何者なのかを逡巡しながら。
 そこには人間的な他者への思いやりとか、そんなものもあった。

 でも、今の清盛には、自分の息子重盛がどうであろうと、それは息子が成長していく場だからくらいにしか考えていないだろうし、兎丸が死んだことでも、大輪田泊を完成させて弔いをしたくらいの気にしかなっていないだろうと思われる。

 それじゃダメじゃん。 春風亭昇太です(ハハ…)。

 悪の道を際立たせるには、それを引き留める力というものが必要だ、と感じるんですよ。
 押す力に対して、引く力。
 互いのベクトルが引きあってこそ、ドラマの面白さというものは引き立っていくのだと思うのですが。

 お話は西光、成親を巻き込んで、悪のベクトルが悪のベクトルを引きずりこむような形でスパイラルを描きながら堕ちていく。 そんな風情を想像します。

 あーあ。

 こんなにけなすはずではありませんでしたが(笑)。

 ご勘弁ください(散々書いといて、また取り繕おうとしとるぞ…)。 冒頭にも書きましたが、取るに足らないブロガーの、拙い愚痴でございます。 ヒマつぶし程度にお読みいただければ、幸いにございます。

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コメント

 レビューしてくださるのを、心待ちにしてました。ありがとうございます。(感謝!平伏)

 冷静になると、不満の方が増えてくる。真理ですね。(笑)

 良かったのは、髭切が危うく爪きりにされるところを、免れた事!義経、頼朝それぞれに動きがありそうな事。義経の横笛と頼朝の笙。二人とも綺麗!本作の頼朝は、いまだかつてない、美形だわ!ぐじぐじ言ってても、許す!

 不満はまず、清盛、明雲の共同戦線。べつに、仲良くても構いませんが、明雲は後白河を打撃を与える事で何か利があるのかしら?そりゃ、違うお寺をゴッシーが贔屓にしてるとか言ってたけど、福原ではそれなりに3人仲良かったし。第一清盛の2次団体のようにになってるなのが気にくわないです。明雲さんは「強訴だ~」と叫んでる時が一番楽しそうではありますが、賽の目と同じくどう転ぶかわからん、強訴集団が、平家の犬になっちゃつまらんですわ。清盛と仲良くするメリットや、後白河と対立する構図をわかりやすく表示してほしいです。(歴史に疎いと、荒ぶる坊さんに違和感あります。僧兵は知ってるけどね。)尺が足りないのでしょうけど。(笑)教えて、頼朝!

 西光も、清盛にもらった宋銭を床に打ち付けて悔しがっていたけど、信西を見殺しにされたと恨んでた相手じゃん!ちょこっと宋銭でお買い物させてくれたぐらいで、信じてたの?人良すぎるでしょ?主人が滋子ちゃんが死んで、平家から離れるって言ってるのだから、自分の立場もしっかり見つめないと。単純過ぎて。成親の「面白くない」は、信頼さんを思い出させましたが。

 双六遊びも少々、飽きてしまいました。(笑)清盛の種明かしに、目が点の重盛が、気の毒でした。絶対、胃に穴があきそうです。可哀想。主人公が悪に変わっても、悪くはないけど、その為に清い息子の重盛が、道案内もなく茨の道ってのは、気の毒です。清盛自らではなくても、盛国をとおしてでも、一蓮托生を掲げるなら、重盛に事情を説明してあげればいいのに。ひどい親だ~。かつて、最初のゴッシーとの双六で、天才的目を出した、息子をもっと大事にしてほしいものです!

 でも、鹿ケ谷の前哨戦としては、それなりに面白かったです。前夜の決断には負けるけど。しかし、鹿ケ谷、どうなるのでしょうか。頭巾かぶったゴッシー、可愛かったです。笑った!企み事をする前から、失敗しそうなんですが。(笑)

 清盛が反対勢力を削ぐために仕掛けた陰謀ってなるのかな?乙前さんと同じく、ファンタジーで、いいのかも。

 

投稿: ささ | 2012年10月25日 (木) 22時11分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。 ただいまもかなり酔っ払っているせいで、以前よりさらに辛辣な批評をいたしますsmile

ただ批判的なことを記事にするのは、少々骨が折れます。

ヤフーのみんなの感想でも、視聴率がどうだとか画面が見にくいとか、極めて下世話レベルでしか、批判が展開していかないもどかしさ、というものがある。 でも、第3部に入ってからの嚥下不良感は、そんな低レベルの批判では到底説明できません(いきなりスッゲー攻撃的だなぁ…笑)。

このドラマは、別に史上最悪の去年の大河と比べるまでもなく、かなり質のいい部類だ、と私は感じています。
でも、第3部に入ってから、平家の繁栄、清盛の権力の増大、という問題を、作り手が咀嚼しきれていないように感じられてならない。

それは、私がいちばんしたくない批評の部類に入りますが、清盛(また後白河)が壮年を演じきれていないことによる。 演者の表現力の限界が最大の原因です。
それに付随して、第2部まで私が感じていた不満である、平家の繁栄を肌で実感できない、という話の運びが絡んできます。 大輪田泊がその最たるものであり。 この物語は、予算の足りなさを、受け手の想像力に委ねている。 それはそれで、この物語の品の良さを際立たせる効果も、いっぽうでは醸し出しているのですが。

そして第3部の最大の弱点は(あ~あ、酔いに任せてタカビシャだ…bearing)、「話が分かりやすすぎる」。

ささ様もご指摘でしたが、西光も単純すぎるし、明雲の人間的描写も、かなりイージーに陥っています。

そのなかでギャグも、分かりやすすぎて滑ってしまう。 杏サンが 「爪切り」 などというのは、失笑レベルだったかな~、ワタシ的には。

それにしてもですよ。

私なんかの拙いレビューなどより、ささ様のコメントのほうが、よほど全体を俯瞰していらして、きちんとした批評になっておりますよ!

私はもう、細かい部分は忘却の彼方でしたもん(ハハ…)。
で、いちばん根源的な不満だけが残ってレビューしてしまったのがこれです(笑)。

ただささ様と唯一違うのは、頼朝みたいな青びょうたんのイケメンなど、どーでもいいと思っているところでしょうか(爆…)。

投稿: リウ | 2012年10月26日 (金) 08時31分

 あら、イケメンは大事ですよ!見栄えがするもの!台詞なしでたたずんでいるだけで、憂いがあるもの!杏ちゃんのアジ演説は、本番はまだだよですし、爪きりのギャグは「アホか!」ですよ。

 まあドラマ全体もその「アホか」と辛辣に言い切ってもよろしいですけど。西行の描写もゴッシーの双六遊びも、清盛の大物詐欺も。「アホ」な感じです。下手したらチープだ~。すっごく予算かけてる割に!まあイカサマだから、そんなものか。そうだ!物語もイカサマだから、腹がたつんですよ!(かなり過激になってきました。(笑)許して、清盛マニアの方々)

 壮年期を演じきれてない。そりゃ、30歳にもなってない?清盛とゴッシー!無理もある。清盛なんか、気のいいあんちゃん、から、親友の子を伊豆に追い出して、親友の愛人と懇ろになったと思ったら、もう、巨大権力者!もともと金持ち!邪魔な奴はいないし、文句いう奴もいないし!でいいのだけど、気のいい奴がいつの間にか、ワルに!

 私の梅酒づくりじゃないけど、梅酒も作ってすぐだと、飲めないけど、月日がたって、まろやかになるのですが、このドラマの清盛くんは、円熟してないのよ!未だにホワイトリカーの味しかしてこない!梅の風味が染み出てこない!でもこれは、役者に責任を押し付けるのは、逃げだと思うのです。若い役者だから、見てくれのハンデは仕方ないと最初からわかっていたはず。仲代さんの演じた役なんだから!当代一の演技派俳優の役に多少の演技はできるけど、まだまだ発展途上の役者に主役でやらせるんだから、はまるように、脚本と演出で見せてくれなきゃ。総合力でしょ?新平家物語はほとんど豪華セットでとったそうですが、それに対して、もっと動で平清盛は見せてくれるのだろうと、江の最終回で予告編を見た時にはわくわくしたのですが。(笑)

 松ケンさんは一年頑張ってると思います。それは認める。大輪田の泊で庭見てないで、兎丸と一緒に工事現場に出たり、実際に海で日宋貿易の富を動かしていたら、もっと清盛の晩年にわくわくできたかも。隠居の悪巧みにしか見えないもの。松ケンくんの躍動感はどこに行ったのでしょうか。怨霊も蹴散らすのじゃなかったのか(笑)

 こじんまりまとまった大河ドラマもこじんまりした役者もつまらんのです!(しらふで言える私ってある意味ひどい!ごめんなさい)

 そろそろクランクアップですよね。もう来年の撮影も始まってるでしょう。

 ただ、視聴率が悪いけど、だからと言って、大河として、最低だとは思いません。去年の江の悲惨な内容(今では田渕先生の狙いどおりだと推察しますが。あれは、セレブと浮かれている人種への痛烈な批判ドラマでした!)に比べれば、立派な大河です。とにかく、人気のあまりないらしい、平安末期に挑戦しただけでも、意欲はかいます。(今でも人気は1位戦国、2位は昭和らしいですよ。)

 やっぱり、リウ様が以前から指摘続けていたように、経済的地盤とか、泊工事そのものとかを描かずに精神性の物語でやりくりしてきてしまったところに、無理がきているのかもしれません。清盛そのものがわからない!他の人物に比べ、清盛の描写が少ない気がします。義朝の方が良く描けてる!

 清盛の心の中にある国づくりとは何?重盛の言うように後白河を助けてというのじゃないなら、自分が直接支配者になるという事?

 雰囲気と周りの説明で清盛と平家の権力が巨大になって、実像が伴わないですよね。

 日宋貿易の富、西国武士や瀬戸内海の水軍を背景にした軍事力、そして、重盛が持っていた軍事警察権で、権力者になったらしいですが、そんな凄い人に描かれてましたっけ?経済力と軍事力が院政を離れるきっかけらしいのですが、わかんないな~?(ウィキちゃんで勉強しました)
 
 もう後、10回もないでしょうから、平家の終末も近い!どこまで描くかはわかりませんが。予告を見て、妖しさとわくわく感で、江の悲惨さを救ってくれた大河ドラマです。是非、当初の活きのよさを思い出してほしいです。まあ、悲しい結末になるのかもしれませんが。清盛には、わくわく、ゾクゾク生ききってほしいです!(一年見守ってきた者として、切望しています。)コメントが長くなりました!ごめんなさい。

 

 

 

投稿: ささ | 2012年10月26日 (金) 10時52分

ささ様
ひと眠りして起きましたら、ささ様の再コメントが入っておりました。 いつも熱いコメント、ありがとうございます。 これを書いたらメシ食ってまた寝ます(ほかのドラマを見るのはいつの日か…)。

最初にお詫びしなければならないのですが、仕事から帰ってきたヨッパライ(ハハ…)の過激な論調で、ささ様の批判に熱を加えてしまってますよね。 申し訳ありません。

ただたまっていた鬱憤を晴らしている、という点で却って面白いかも?(笑)。

梅酒を密造してるんですか(梅酒は密造とは言わない…笑)。 いいな~。 私はもっぱら缶チューハイの梅味で代用してます。

その梅酒にたとえながらのささ様の批判の展開は、いちいち深いところまでこのドラマをご覧になっているからこそできるご批判のような気がします。 私なんかは足元に及ばない、というか、代わりにこのレビューを書いてもらいたいくらい。

いや、そうしようかなsmile

「清盛」 のレビューは5、6行にしてささ様のコメントを待つ、とか(爆)。

考えると、やっぱり清盛の頭には、武士の世になるには、朝廷や天皇の頭を飛び越えて、自分が日本でいちばんの権力者になるしかない、という思いが支配的なんだろう、と感じます。 これは中井貴一サン演じた父親(役名は、えーと…)の悲願でもあった。 世代を超えた願いでもあるんですけどね。

でもこの、そもそも 「武士の世」 って?

武士ったって、朝廷や貴族と同じように、一握りの人間しかいないと思うんですよ。 我が国にとっては、頭の部分が貴族から武士に変わるだけの話。
兎丸はまさに、この点を批判しながら死んでいった。

このブログの人気記事ランキングで、「兎丸無念」 の回が、久々に 「清盛」 の記事としてランクインしたのも、あの回が、平家及び清盛の抱えている問題点を鮮やかに切り取った、第3部では屈指の回だったから、という気がするんですよ。

みんな、清盛がこんなにワルになっちゃったのを、内側から諫めてくれる人を渇仰している。

いや、清盛がその諫言を聞き入れるかどうかは、別なんですよ。 野党からではなく、与党内からの内部告発を見たい。 視聴者は、そういう思いになっている、と私は思うのです。

禿を配しながら、あの回は私もかなりの出来だと思います。 嫌いだった兎丸をスッキリ!(笑)見直したし(見直した途端に退場してしまいましたが)。

こういう最後っ屁みたいなことを、西光も成親もしながら死んでくのかな~(笑)。 見直した途端に退場、みたいな(ハハ…)。

それにしても、クランクアップがまだなんですか~。

なんか大河、というと、昔は毎年8月くらいで撮影が終わっていた気がするんですが。

でもまだやってる、ということは、「史上サイアクの視聴率」 という問題に、まさに直面してるんですよね。

視聴率が悪いからって、変に分かりやすくしたり、方向転換しないで欲しいですよ。 上質な大河なのだから(散々けなしといてアレですけど)(これも高度な批評、ということにしときます)(どうもどうも、高橋圭三…じゃなかった、毎度毎度、エラソーで申し訳ないです)。

帰ってきたヨッパライといい、どうも繰り出すギャグが古すぎる…。

投稿: リウ | 2012年10月26日 (金) 13時19分

 めでたく、本日(10月26日)松山ケンイチさんが、平清盛、クランクアップされたそうです。お疲れ様でした。(パチパチ)

 夕食に晩酌をして、酔いも醒めたので(笑)。

 梅酒は10年ぶりくらいで久しぶりに作ったのです。材料費と手間を考えると、売ってる梅酒を買った方がお得です。手作りを楽しむためだけででやったのですから。(笑)

 重盛なんか、警察権を持っていたのですから、警察庁長官がデモの鎮圧がうまくできずに、平謝りしている事に。それも、親父の陰謀に巻き込まれ!清盛は自分の後を整える事には無頓着なのか、後継者を育てきれてないです!最後は清盛によって決まるから、平家内部に批判者なんてでてきませんよね。そのあたりを、崩壊の兆しとして描いていくのかなと脚本を思ったりしてます。

 でも、どちらかというと精神性のお話なので、子供のように夢中で生きた男の話に終始するのではないですか。最後に「遊びをせんとや、生まれけむ」でしめるみたいにして。(笑)邪気が、無いはずなんですが、今の清盛くんは、「悪よのう」なので。もう、周りの人間の戸惑いとか、気にしていられなくなったのかな(笑)ついでに視聴者も置き去り!

 多分多面的に清盛を描こうとして、最初つくられていて、遊びをせんとやや、双六、武士の世はそれらのキーワードだったはずなんですが、だんだんそこに話が縛られてしまうようになって、わかりやすくなった分つまらなくなりましたね。(残念です)

 でもこれは高度の批評なんです!(リウ様の真似です)去年のレベルを考えたら!あれは、もう、大河ドラマでない、江のドラマですらない!ひどかった。(笑)今年は十分上質!ちゃんと伏線回収もあったし、いっぱい登場人物もいて、みんな清盛が大好きとかじゃないし、ロケも素敵だったし。パイレーツ オブ カリビアンな感じの海上ロケとか良かったし!わくわくさせてくれました。衣装デザインもいろいろ言われましたが、健闘してたと思います。平安絵巻のような画面もありましたし。

 「樹里ちゃん、不憫だな」と思っていた去年より、「松ケンくん頑張ったね。」って心から言える今年の方がとっても心は明るいです。松ケンくん、今後、もっと成長して、よりスケールのある役者さんに羽ばたいてほしいと思います。もうしばらく、清盛の視聴を楽しみたいですね。(笑)

投稿: ささ | 2012年10月26日 (金) 21時19分

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。 ちょっと健康診断をしておりまして、返信が遅れました。 どうも血圧が高いようです。 こんなに血の気の多い男が、ベロンベロンに酔っ払いでもしない限り理性的な批評をこのドラマにしているのは、まさに奇跡です(爆)。

松ケンクン、クランクアップされたんですか~。

私も第2部までは松山クンの演技に心酔し(することもあり)ました(カワイクナイ書きかただ…)。

でも悪いのは松山クンじゃなくて、選んだほう(NHK)だと思うんですよ。

ここ数年、NHKの大河主役の選考基準は、「人気がある」 ということに集約されている気がします。 そこがまずい。

その基準だけで若者ばかりを選んでしまうから、主人公の壮年をみんな演じられない悪循環になっている。

来年の綾瀬はるかチャンだって、そんな気がしますよ。

福山サンはたまたま龍馬が亡くなった歳より年齢が高かった。 でもみんないつまでも若々しい現代では、このくらいがちょうどいい気がするんですよ(なんか以前に論じたことがあるような気がいたしますが)。

あとは内野聖陽サンは、さすがに違和感がなかったです。 大河の主役、あれくらい歳が行っていなければ、ととても感じます。

それに最近の傾向なのかハイビジョンでアラが見えるのを嫌うせいなのか、以前のような老けメイクを、滅多にしない。

描いたのがバレバレだろーが、描くべきですよ、シワとか。

かつての大河でも、若い人が年寄りを演じるときに、その演じ手なりの 「老い」 の解釈が垣間見えて、興味深かった。 「そりゃね~だろう」 とか、思う時もあったし。

松山クンの歳食った清盛を見ていると、だいたい上目遣いで口をへの字に曲げたような表情で、ジジイの狡猾さを表現している気がしますね。

でも、いざセリフを声に出してしまうと、「ああ若い。 ああダメだ」 と思ってしまう。 声が溌剌としすぎてるんですよ。

でもこのドラマ、みんな歳食ってないから(笑)、松山クンひとりジジイになっても、却ってアンバランスが生じてしまう。

あ、重盛だけは如実に歳を重ねてますけど(笑)。

ゴッシーが老けないから、清盛も老けようがない、つーか。
でもやはり、俳優ならば老ける、ということに挑戦してもらいたい。
いつまでも若いと、話が薄っぺらになっちゃうんですよ。
年寄りの強みというのは、押しの強さ、つまり強引さにある、と私は思っていますから。
有無を言わせぬ迫力で、理不尽を押し通してしまう力こそが、歳の功だと思ってますから。

投稿: リウ | 2012年10月27日 (土) 11時48分

 龍馬は龍馬で「役者が龍馬よりオッサンじゃないか!」と批判されてましたよ(笑)私は福山さんの20歳前の龍馬もかわいいと思って見てましたけどね。(笑)美しい龍馬だったと思います。龍馬伝は大好きでした。

 松山さんは、自薦でもあったそうで、難役に自ら挑んだ部分もあって、やりきったのではないでしょうか。でも妻夫木くんが兼タンの老け役に無理があったように、彼も老いた演技は画像が鮮明なデジタルTVでは、かなり苦しいですね。青春ドラマの演者たちが、老年期をパロディでやってるようなものです。(笑)

 ゴッシーも深キョンも、老けません!まあ、聖子ちゃんがファンタジーとして、存在してるし、もうそこは、総ファンタジー化して、見てあげるべきでは?(眠くなってきたので支離滅裂です。)

 大河っていつのまにか若手の登竜門になっているのかしら。そのあたりが、スケールダウンの原因だと思います。来年の綾瀬さんもそうですが。女優の場合、多少若くても大丈夫ですが、樹里ちゃんの二の舞にならないように願ってます。私も年をとったから、余計にそのあたりが、気になるのかなとも思っています。佐久間良子さんがねねさんをやった時は「おばさんだな!」と失礼ながら思って見てましたが、凄く演技には安心感があったんですよ。THE女の一生!って感じがして。

 その点、松山さんはちょっと不安になります。ファンじゃないからかな~。お肌すべすべの58歳ですから。まあいいか(笑)

 

投稿: ささ | 2012年10月27日 (土) 13時54分

ささ様
またのコメント、ありがとうございます。

「龍馬伝」 のそんな批判は、露ほども知りませんでしたcoldsweats01。 どうも疎いですね。

昔の写真なんか見てると、すごくみんな老けてるって、思いませんか? 昔は寿命も短かったし、15くらいで元服しないと、人生の設計図も描けない強迫観念があったと思います。 四十にして惑わず、なんて、自分47ですけど、惑ってばかりですもんね(ハハ…)。

「龍馬伝」 の場合、確かタイトルバックに、幕末に撮影された銀板写真が数多く登場した、と思うのですが、このドラマに出てくる人たちは、まさにその銀板写真から飛び出したような、浅黒くて小汚い人たちばかり。 さすがに弥太郎だけはその度を越してましたが(笑)、感動したもんですよ。 私の思い描いていた、幕末の人たちにそっくりで。

それに比べて来年の大河に登場予定の会津の殿さまなどは、いかにも色白でアゴが細い。 アゴが細い、というのは、柔らかいものばかりを食べていた大名たちの特徴だったらしいですね。 だから現代人もアゴが細いんですね。

若い人に媚を売るのはもうやめて、大河は大人の鑑賞に耐えられる主人公を出すべきです。
とは言うものの、最近では脚本家のかたも、一年の長丁場にヒーヒー言っているような気がいたします。

日本中がハングリーさのない、根性のない人間ばかりになってしまった証拠なのかな。 自分なんか、その最たるものですけど。 根性あったら、もっと毎日精力的にテレビの感想文を書いてますよ(ん~、力を入れる方向を間違っている気もいたしますけどね…笑)。

投稿: リウ | 2012年10月27日 (土) 17時15分

橋本さんの感想ずっと拝見していました。でもコメントすることが出来ませんでした。

若い人は黒澤映画を見ろ
若い世代には「男優」はいても「役者」はいない
大河は若者に媚びを売らず大人の鑑賞に耐え得る作品を手掛けろ

って言われてしまうと、何も言えないし、やり切れない気持ちになりました。

橋本さんの他の作品の批判記事はそのダメドラマへの愛が根底に流れていて、それはそれでとても好きでした。江のささ様との交換日記みたいなコメントのやり取りは、可笑しさや微笑ましさがあって楽しみでしたよ。
でも、このドラマへの批判は愛無き批判だと思います。

僕が最初で最後に見たヤフーのみんなの感想は龍馬伝でした。福山さんの表情を「目をひん剥くだけの演技」と書いている人がすごく多くて、、作品や縁者に対する思い遣りがまったく感じられませんでした。松山さんの清盛が、上目遣いで口の端を下げることだけで老人の狡猾さを表現しているという文章を拝見し、同じ気持ちになりました。

実は、ここ4・5回清盛見ていないんです。兎丸の回に至っては録画を忘れてしまったり。ドラマの吸引力が弱まったからなのか、世間の批評を耳にして気の毒な気持ちがそうさせるのか、話の流れ自体が終末に向かっていく息苦しさのためなのかよくわかりません。
でも、必ず録画は観ようと思っています。

ささ様のコメントでクランクアップしたことを知りました。
僕は理論づけて語ることは出来ませんが、松山さんの演技は好きでした。一人の将来有望な若い役者さんだと思っています。
雑音の嵐の中、プレッシャーに負けず長丁場を演じ切った松山さんを同年代の人間として尊敬しています。

投稿: アキラ | 2012年10月28日 (日) 01時37分

アキラ様
コメント下さり、ありがとうございます。

いや、このところ酔いに任せたコメント返信が多すぎました。 どうも調子に乗りすぎたようです。 アキラ様のコメントを読んで、大反省です。

ただまあ、「愛のない批評」 と捉えられてしまったことには、ちょっとショックです。 水をぶっかけられたような気がいたしました。 んー、でも確かにそうなってたかもしれない。 アキラ様が止めに入ってくれないから暴走してしまうのですよ(責任転嫁しとるぞ)(なんというゴーマンなヤツだ)。

言い訳してしまいますが、やはり自分の意見に同調してもらってばかりだと、どんどんゴーマンになってしまうものなんだなーと、あらためて実感しています。
これが 「調子に乗る」 ということなんですね。
まだまだ人生、勉強です。

ただささ様に関しては、私みたいな酔っ払いの過激な論調につられてしまったところがあると思いますので、なにとぞそちらのほうはお許し願いたい、と思います。


まあ、若いかたにとっては、黒澤映画を見ろだの役者の区別がどーだの、いちいちカチンとくることばかりだろうと思います。 でも耳が痛いこともどうぞ受け入れてくださいまし。

正直言って、自分たちの年代でも、黒澤映画とかちゃんと見ている人は少ないです。
でもこういったものは、日本人にとって財産だと思う。 「昔のほうがよかった、かよ、チッ」 と思うのではなく、どうぞなんの先入観もなしに、かつての日本人はどのようなありようだったのかを見つめてほしい、と感じます。

でも現代って、私が若者だった時代よりもさらにさらに、コンテンツが多過ぎるんですけどね。 人生限られてるから、そんなに多くのドラマや映画を見るわけにも参りません。 無理に、とは申しません。

「愛のない批評」 と取られてしまっては、いまさら何を言っても無駄かもしれませんが、松山クンの演技に関して、第2部までは 「かなりやりよるなこの男」 と感じておりました。 第3部ではまあ、ゴニョゴニョ…(こーゆーのがイカンのかな…笑)。 でも頑張ってない、と申しているわけではございません(あ~取り繕っとる)。

あ~もう言うぞ(笑)。

第3部では、個人的な見解では、権力の崩壊構造を描き出そうとしています。 だから物語自体が、重苦しい方向に行くのは、ある意味仕方のないことだと言えます。 アキラ様がここ数回のこのドラマの録画を見るのをためらわれるのも、たぶんそうしたことが原因となっているのではないでしょうか(あと私もここんとこけなしまくりだし…笑)(ただアキラ様が、「兎丸無念」 の回を見ることが出来ない、というのは、つくづく残念です)。

しかし私が見ていて感じるのは、双六のことについても、西光や成親の動向についても、話がくどい、ということです。

これはおそらく、視聴率が悪いから話をもっと分かりやすくしなければ、というプレッシャーの中で改変された部分のように感じる。

清盛の悪の部分に関しては、やはり 「引く力」 というベクトルが弱い。 アキラ様は拙ブログのコメント欄も熟読されているようなので、ここらへんの論理はあえて重複して説明する必要がないか、と思います。

これってちょうど、今回アキラ様が 「愛のない批評だ」 とコメント下さったことに似ているような気がします。 アキラ様がこれまで私のようなつまらんブロガーに、好意的なコメントをお寄せくださったからこそ、「愛のない批評」 というのがガーン、とくるわけで(分かるかなァ?)。 アキラ様の 「引く力」 が効果的であるほど、私自身のゴーマンさが浮き彫りになるわけです(どうもヘンな例えだ…笑)。

その物語の弱さにつられるような形で、松山クンの清盛壮年の演技の拙さが、私には目についてしまう。
清盛がいま、いったい何を考えているのか。
そこを脚本は、あえて深く語らないようにしている。
だから清盛の狡猾さだけが前面に出てしまうような話になってしまう。
結果、私の記憶には、上目遣いで口をへの字に曲げている松山クンの演技だけが、印象に残ってしまう。
そういう構造なのです。
ここらへんは、イチャモンと取られても仕方ないですけど。
でも私が見ていてもどかしいのは、どうして狡猾さだけを前面に出して、清盛の苦悩とか葛藤とかを表現してくれないのだろう、という部分であって。
その恨みがへの字に向かってしまうわけです。


まあずいぶんとダラダラと、言い訳がましいことを書いてしまいました。
ただ、調子に乗りすぎたことは素直に反省いたします。
厚かましいお願いですけど、キライにならないでほしいな~(人から嫌われるのは、気持ちのいいものではありませんね…)。

投稿: リウ | 2012年10月28日 (日) 03時44分

 アキラ様へ、

 リウ様はたいてい、愛情あるレビューをしていますよ。(笑)それと、リウ様はかばってくださいましたが、私のコメントについての責任は私にあります。お気にさわったら、申し訳ありませんでした。懐古主義かもしれませんから、それは認めます。

 ただ、まずここ4、5回の平清盛をじっくりご覧になる事です。弁護するなら、清盛の良さをご自分で見極めてからですよ。悪く言われる事に腹だたしいのならなおさらでは。愛しいものなら、その全てを愛すべきじゃないですかね。逃げないで!私は九州人なので、息子には、「親より、友を大事にしろ。」「親を裏切っても、友を裏切るな」で育ててきました。(裏切られても、親は子を許しますからね。(笑))清盛が大事なら、どっぷりつかって、見て、文句言ってるオバサンを論破してください。きっと、他人の批評に関係なく好きになるはずですよ。友を責めてくれるなと嘆く前に、堂々と友の良さを語ってください。

 松山さんは十分頑張ったと思ってますよ。それと、清盛の作品としてのクオリティも上質だと思います。多分リウ様も、何度もそうおっしゃってるはずです。

 それと、アキラ様のような、お若いファンができたという事は、松山さんを起用したNHKの狙いはあたったという事です。

 平清盛の第3部からのお話が私にとってつまらないのは、こじんまりまとまってるからです。兎丸無念の回はその中では良かったですよ。かむろの存在をお話にもビジュアルにもうまく使っていました。

 松山さんの演技はそりゃ、実際からしたら30歳上の人ですし、当時寿命は50歳くらいでしょうから、今の60歳とはわけが違うはず。でも、若々しい。最近皺メークと白髪が眉毛に混じったりとかしてますが、お声とかね。実際老人の親がいますと、わかるんですよ。20代30代の若々しい声じゃないはずなんです。話方もね。

 それでも、そのあたりは目をつぶってもそれはいいのです。お話がそこを、凌駕してくれてれば!でも、有無をいわせない、平家の権力を表現するのに、かなり、説明台詞に頼ってまして、苦しいです。役者が若く、見かけの説得力がないのにもかかわらず。ただ、相変わらず、衣装デザインの工夫や、画面の美しさ、美術、照明などは一級品です。そこが作品として、私が一番上質と思えるところです。

 後、主役を若手に頼るなというのはですね、若くて人生を終えた人なら、若い役者で構わないのです。義経とかね。やらないでしょうけど、私の好きな沖田総司とかね。天草四郎とか。問題ありません。でも長生きした人だと、その一生を演じきるにはそれなりの演技の技量や、人生経験などが、必要なんじゃないかと思います。舞台や映画などで鍛えた演技力といのは馬鹿にならないのですよ(笑)特に舞台の役者は板一枚、たいした背景なしで、人物になりきる凄さがあります。沢村貞子は80のおばあさんでも、少女からの女の一生を演じて、うならせました。

 松山さんはお若い。それは、若い世代の共感を呼ぶはず。そして、アキラ様というファンを獲得しました。若い頃の清盛のナイーブさや、瑞々しさは良く表現されていたと思います。私のような年寄りには甘っちょろい奴でもありましたがね。

 黒澤作品は私も実は若い頃は暗いから、あまり見ていませんでした。でも、今見ると、それは素晴らしいです。清盛にも黒澤作品の影響ではないかと思われるシーンがあったりするのです。特に最初の頃の画面は。オマージュ的な部分を見つけてニヤリとするのも、大河ドラマを見る一つの楽しみなんですよ。つまらないとか、合わないやと思ったら、見なくてもいいのです。好き好きなんですから。見ておくと自分の世界が広がるというだけです。

 以上、オバサンのたわごとでした。今日も平清盛を見ましょう!鹿ケ谷だぞ~!

 

 

投稿: ささ | 2012年10月28日 (日) 09時02分

訂正します。上記のコメントで杉村春子さんの名前を沢村貞子さんと間違ってしまいました。超はずかしいです。しったかぶりはいけません。反省します。お許しください。沢村さんも素晴らしい女優さんだったですけどね。

投稿: ささ | 2012年10月28日 (日) 21時04分

橋本さん、すみません。くだらないことを申し上げました。

観てもいない作品を弁護するのはおかしい、とささ様にも叱られました。その通りでしょうね。
ただ僕は橋本さんのレビューの根底には優しさが流れていると思っています。龍馬伝って、僕は福山さんって俳優さんの透明感に驚かされて、その存在だけで完走しましたが、お話的にはご都合主義や、主役礼賛型の部分が多分にあったと思います。だから悪く言われるのも仕方ないのかなと思っていました。そんな中、最終回も終わってから、橋本さんのブログに出会いました。一晩で全部拝見したんですよ。途中、途中、これはないだろって話の展開の時には、橋本さんも苦言を呈していた。でも、いつも根底にそのドラマを見つめる愛があると感じました。

負けて勝つ・・・でしたっけ?あのドラマに関しては、橋本さんの思い入れのようなものは感じませんでしたが、そういう作品の場合橋本さんは深追いせずに手を引いていく方だと思っていました。
なので、今回は勝手な話ですが、僕から見た橋本さんらしくないなあという気持ちになってしまいました。すみません。
あと、、僕は耳は痛くないですよ。
ドラマは数年に1本見るか見ないかの自分ですが、映画は大好きで約10年間、週に2本のペースで観ています。洋画も邦画も新旧関係なくです。黒澤映画も観ていますよ。僕のレベルがまだ低いのでファンになるまでには至っていませんが(笑)
それに、僕はイケメンもアイドルもAKBも全然興味ありません。そもそも大河の主役を若い俳優に任せるのは若者に媚びているのかな。ちょうど先月法事で親戚で集まったんですが、「今年の大河はダメだよな~」「主役が地味よね~見る気にならないわよ」「去年の江ちゃんが良かったからさ~」「ありゃ面白かったよね。だって篤姫作った人だから当然だけどよ」「人気者の後は誰だってつらいよな」等々、、会話をしていたのは、木曾から出てきた年輩のオジサン・オバサン達でしたよ。
話をわかりやすく、平明にしているのは、こういった中年以降の方に媚びているのではと常々感じています。

いろいろ言ってしまったのは、僕が橋本さんを好きだからです。勝手な思い込みです。
清盛が終わってしまえば、また何年間もドラマと縁のない生活になってしまうと思いますが、ブログは拝見し続けます。それにドラマと関係ないコメントをさせていただくと思います。

秋のドラマは豊作なんですね。体に負担がかかり過ぎないようにしてください。
仕事がんばりましょうね!

ささ様

いろいろすみません。
僕は、ささ様のコメントについては、橋本さんとの江のコメントのやり取りが好きだということと、清盛のクランクアップをコメントで知ったということ以外触れたつもりはありませんでした。それ以外の清盛のコメントについて思うところは何もないです。
あと、好きなものをけなされて怒ったつもりも、耳の痛いことを言われて怒ったつもりもありません。そんなんで怒っているのって、若いを通り越した子供ですよね。僕はそこまで若くないです。

でも、ドラマを見ることが苦しいのは事実です。「痛々しい」というフィルターがかかった目でしかドラマを観られなくなっているので、もう少し平静な気持ちで、、と思っているうちにどんどん溜まってきてしまいました。

これからも橋本さんとのコメントのやり取りを楽しみにしております。

投稿: アキラ | 2012年10月28日 (日) 23時01分

 アキラ様、ごめんなさいね。余計な事を書きまして。どうか、お許しください。

 ただ、今日の「鹿ケ谷の陰謀」は是非、見てください。清盛の鬼の形相、そして、それが何故か泣いてるように私には見えました。これは口角をあげるとかの小手先の演技じゃなく、魂の迸る演技です。罵る西光と、それを蹴り飛ばす清盛。凄いですよ。ゾクゾクしてください(笑)清盛の生きる苦しみを呻きを、感じてください。

 文句も言ってるけど、清盛の低視聴率がとってもとっても悲しいのです。宣伝しちゃう!

 リウ様、今日は良かったですよ~!やっとご褒美がきました!と思ったら来週、重盛が亡くなるみたい。TBSにとられるからかな?

投稿: ささ | 2012年10月29日 (月) 00時14分

リウ様、ささ様、アキラ様

こんにちは、失礼致します。以前一度お邪魔させていただいたくうじと申します。ささ様、アキラ様初めまして。いつもコメントを楽しく拝見しています。

このタイミングで自分なんかがしゃしゃり出るのは良くないと思ったのですが、横槍入れさせてください。

僕もアキラ様同様リウ様の文章が好きです。批判的な内容であっても、書くのは自分が責任を持って言える範囲でと考えていらっしゃるように感じて、批判であっても信頼して受け入れられます。
生意気言って本当にすみません、僕もアキラ様が感じられたことと似たようなことを思いました。腹が立つよりは淋しいとか残念だなぁというのが近いです。うまく指摘できないのですが、少し投げやりな印象でした。
ただ、それがドラマ自体のせいかもしれないというのもわかります。最近作り手の愛情薄くなってないか?と思うこともあるので。せっかく清盛の悪の部分をやるのに一段と愛情持って魅力的に描かないでどうするよ、と。夢を実現する権力者の力と反動の孤独をこれでもかというくらい見たかったです。あるにはあったけど…そこに愛はあるのかと(笑)。兎丸にはあったと思います。

話が逸れてすみません。もう一つ、僕が以前投稿して以降「若い方には…」と綴られることが増えて、悪いことしてしまったかなと申し訳なく思っていました。逆の意味で思い上がりかもしれませんが。松ケンの演技の批判に反論しておいてなんですが、読み手の世代とか気にせず書いてください!本当に、腹が立つとか気分を害するとかありませんから(他の方がどう思うか責任を持てないですが)。

生意気言って申し訳ありません。それでもリウ様のレビューが好きです。書いていただきたいです。わがままですね。


ついでにドラマのことも。「滋子の婚礼」あたりから、後白河vs清盛の描き方が大丈夫かなと思っていました。このあたり、Wikipediaをゆっくり読んでも誰と誰が味方なのかわからないとか、お前らさっきまで敵だっただろ、とか複雑です。最近槍玉に上がっている双六は、ころころ変わる情勢を表すモチーフとしてはすごく良いと思います。ただ細かい状況や感情を理解する上で壁になってしまったのはやはり残念です。あと法皇さまのお戯れが行動の理由だったりしたのも。史実は知りませんが、もっとダイナミックに清盛と後白河は近づいたり離れたりしてほしかったです。平家が続々と公卿入りしたのも、後白河の意向がかなり強かったのでは、とか。最近ぐだっていた原因の大本ではないかと。

という不満が今回で解消するかもしれないと思えました。7割くらい源氏回だった気もしますが、清盛の苦悩というか過去の純粋な自分の夢との決裂みたいなものが見えてよかったように思います。源氏パートの同時並行は賛否分かれそうです。
ところで、聖子ちゃんは双六の妖精か幽霊にでもなったのでしょうかね(笑)清盛が死にかけた回以降は幽霊なのではと思ってしまいました。あと、重衡の辻本君と松ケンさんは同い年だったりします。同時に出ることはほぼないですが、すごいなと。年齢のこと言い過ぎですね、すみません。

結局何しに出てきたのかわからない感じになりましたが、応援しています!(笑)

投稿: くうじ | 2012年10月29日 (月) 05時58分

アキラ様、ささ様、くうじ様
コメント下さり、ありがとうございます。 またもや一括で返信してしまいます。 大変失礼なことを承知なのですが、そのほうがこちらも論じやすいのです。 どうぞご了承いたたければな、と思います。

まずはここんところの暴走ぶりで、一部の皆様にご不快を与えてしまったことを深くお詫び申し上げます。

アキラ様が書いておられましたが、書きたいと思うドラマレビューだけを書いていることは、確かに事実です(笑)。

この場合、予約録画をしておいたドラマをまず見るか見ないか、そこから始まるのですが(夜勤でリアルタイムで見ることがほとんどないため)、見ないドラマに関しては、レビューのしようがありません(笑)。 多忙だったり疲れていたり、ということが多いので、そのハードルを越えて見たドラマに関しては、レビュー出来る状態になります。

その時点で、書きたいと思うかどうか。

「負けて、勝つ」 に関しては、見ていて10分もすると眠くなる。 その繰り返しだったので、レビューに至る状態にまでなりませんでした。 結局録画したものは、すべて消去しています。

ただ、レビューに至らなくても、最後まで見ているドラマ、というものもあります。 その場合、「最終回まで見て」 というサブタイトルで、まとめて書く場合もございます。 書かない場合もございます(笑)。

「平清盛」 に関しては、第2部でかなり視聴が遅れまして(笑)。

でも録画を消す気にはならなかった。 面白いのが分かっているからです。

ただ、安定して面白いと、「あとでい~や」 という気分になってしまい、どんどん録画がたまってしまう。

それが、第3部になったら、まあ視聴が追いついた、ということもありましょうが、結構1日2日のうちに見ている。

つまり、見ていてもどかしいから、話の面白さが安定しているときより、見てしまうんですよ。 すぐに見たくなってしまう。

これって、ツンデレっぽいですよね(笑)。

ツンケンされたほうがフォローしたくなるんですから。

私はこれも、変形した愛情だと感じるんですけど。

で、見ていてもどかしい部分が、酔っ払うとガーッと出てしまって。 「なんだよ~、こっちはこんなにしてやってんのに、冷たい女だよなぁ~っ! いっぺん死んでくれよっ!」 みたいな(違うか)。

…コホン(真面目な話でしたね…)。

ただ、ここ数日の自分のコメントをあらためて読み返して、そこん所のなんつーか、リミッターがはずれてしまっていたな、と自分でも感じました。

でもこれって、かなり大河ドラマ 「全体」 に対して感じている、鬱憤という側面もあるんですよ。 だから、建前を完全に廃した、偽らざる本音、という部分もある。 建前のほうがいい、というかたには、こういう黒橋本は、かなり道を踏み外しているように思われたでしょうが。

「昔の役者はよかった」 だの、若い人にしてみれば、老害のひとつなんでしょうけどね。
私自身も成長しながら大河を見ているから、昔の基準、などといって、要するに昔の、今より成長してない自分が、昔リアルタイムで大河ドラマを見て感動していたことを、今の大河ドラマに求めている、ということなんでしょうから。 どうしたって不満のほうが先立つ。

こういう感覚は、おそらく若い方(またひと括りにしてるかな~)は経験したことがないかもしれません。

そうだなー、例えば小さい頃に初期の平成仮面ライダーに心酔していた人が、最近の仮面ライダーは志が低くってイカン、とか、オコチャマ向けすぎてだめだ、とか、そう感じることと同等かもしれません。

木曽のオジチャンオバチャンが、まあ一般的な捉え方、ということになるのでしょうかね。

でもこのブログは、同じ批判をするのでも、論理的に詰めていきたい部分がある。 その過程で、表現に高飛車なところやゆきすぎた面が出てくるかもしれない。
でも私が書いているのは、すべて私の思考そのものです。 コメント欄には砕けてエラソーなことを書いてしまう場合もあるが、本編ではなるべく感情的にではなく、論理的に疑問点を解明しようと努めている。

要するに、質のいい批評をしたいわけですよ。
頭悪いなりに。
雑誌でもドラマ批評、というのは目にする。
でも、お金をいただいて書いたものにしては、屁の役にも立たんものが多過ぎる。
じゃ、こっちは無料だけれども、そんな連中より数段上の批評をしてやる、ということが、このブログを続けている動機のひとつである、とも言えます(まあ、無料だからここまで拙い文章でも成立してるんでしょうけどね)。

頭が悪いから、歴史的なこととかいろんな知識はほとんどありません。 だからドラマの体裁を見て、私はいつも論じています。 自分の人生から見た視点で。

私がフライング気味だな、と思ったら、どんどんご指摘いただければ、このエラソーな男も早めに軌道修正できます。 諫言諫言などと本文中に書いてましたけど、自分がそのスパイラルに陥ってるとは思わなかった(笑)。

だからたぶん、清盛もそうなんだろうと思いますよ。

諫言する者がいないから、自分がやってることがいちばん正しいと思い込んで、暴走している。

だから、ここ数回、清盛がまわりのことが見えていない状態、というのがとてももどかしい。
それは、松山クンの演技がそうしたもどかしさを喚起しているのだ、と感じます。

なんかヘンなまとめ方をしちゃいましたけど(笑)。

くうじ様、祇園女御は、おそらく清盛と後白河の、失われた良心としての幽体として漂っているのではないか、と(笑)。

ささ様、そんなに今週は傑作だ、と言われると、先に書いたように 「じゃあとでい~や」 という気分になってしまいます(爆)。

アキラ様、とりあえず怖がらないで、ここ数回の 「清盛」 を見てみましょう。 おそらく清盛に対してもどかしさを感じると思います。 いや、清盛も策士になったものだ、と感心するかな。 それだけ 「賽の目の行方」 での明雲との結託は、鮮やかな逆転劇でした。
私は、本文にも書いたとおり、あそこで神輿に矢を射た、という行為をそのままダブらせた、という話の構造には、感服しています。

長~い長~いコメントになってしまって、また力尽きて本日もこれから爆睡しそうです(笑)。

投稿: リウ | 2012年10月29日 (月) 08時22分

 リウ様、レビューおあずけにしないで、ご覧になって、書いてください。(懇願)

 清盛の精神性が凄く心に迫ってきました。暴走ととられる人もいるかもしれませんが。人はこういう時に憤怒するものかと思いました。そして、悲しかったです。清盛の心に泣きました。(はじめてかも)

 二元中継もあります。その対比が。今回はぐっときます。重盛じゃないけど、清盛を抱きとめてやりたくなるくらい清盛が悲痛です。清盛の血の涙がわかります。ズシ~ンときますから!源氏パートもありましたが、それは清盛の悲痛さを際立たせるくらいで、とにかく、清盛良かったです!松ケンくんとその演技を挑発した西光さん。素晴らしかったですよ。見てね!レビューにしてね。お願いします!(懇願)

 久しぶりに大河ドラマを見た気分です。(笑)こんな事言うから、若い人に怒られるのよね。(笑)

 心をこめてお願いします。鹿ケ谷の陰謀をレビューしてください。盛国や兎丸と清盛と離れられない訳、盛国が清盛に追従してる訳などがおぼろげにわかってきました。精神性のストーリーではありますが、ディープな世界でした。

 リウ様、首を長くして、ずっと待ってますから。よろしくお願いします。

投稿: ささ | 2012年10月29日 (月) 13時05分

今回は素晴らしく良かったですね。

源氏と平家の対比をさせながら、リンクしていくのがなかなか良かったです。

源氏のシーンが若干、長めの尺でしたけど。。

清盛と西光のシーンは秀逸でした。

清盛が年を取らないのは、松ケンの台詞のスピードが若い時とさほど変わらないのが問題なのかなと思っています。

ゴッシー(松田君)は、すこ〜し、ゆっくりめで声音も低くなっていますが、松ケンはそういう事をしていないような・・・(演出であれば仕方ないですが)
年を取ると、言葉が出てこない時や不明瞭なこともありますよね。
そういうところをもっと清盛に盛り込んでいってもらいたかったですね。

>リウ様
リミッター、時折、はずすことも必要かと思います。
読者の方は、リウ様のレビューを楽しみにされて来られていますが、リウ様だって人間ですから、特に体調の悪いときは、リミッターをかけ続けることは大変です。

リウ様は、いつも、かなり吟味しながらレビューを書かれていらっしゃるはず。
それが、体調が悪いとなれば、時間的な制約もありますし、気持ちがのらないこともおありになるでしょう。

もちろん、リウ様は誠実で真面目な方ですから、どんな時も、読者の方からの目線を大事にされてレビューをupなさっているはずです。

でも、そうやって、ある意味、形を作り続けていくことは、どこか自分の中で、自分を縛っている部分もあるのでは?と思います。

たまには、タガを緩められても良いと思いますよ〜。
(例えば、タイトルのところに、ちょっとコメントいれておいて、「本音丸出し」とか)

今秋は、良いドラマが多くて、リウ様もしんどいのではと思います。
ご自身の体調と相談なさって、upされてくださいね。

投稿: rabi | 2012年10月29日 (月) 15時52分

追記:
上記の今回というのは(10/28)放送分です。
おわかりになるとは思いますが。。。happy02

タイトル:黒ハシモトもいいかも(笑)

投稿: rabi | 2012年10月29日 (月) 16時27分

>rabiさま
>黒いハシモト

いいですねえ、ぜひ読ませていただきたい!

えっと、私も老害のひとりでしょうけれど・笑、
大河って、昔から物議を醸してきているんですよ。
今じゃ名作扱いの(実際名作ですが)「草燃える」も、
「話し言葉が今風」だの、「合戦の前の口上が乱暴すぎる」とか、さんざんでしたよ。

「峠の群像」とか、もう、いろいろいろいろ・・・、
言われてき続けているんです。

それは、やはり大河への期待なんでしょう。
大河は、見ごたえある作品であってほしいという・・・。

マツケンくん、今回は、合わない役だったかも、と、正直思います。
彼はもっと寡黙で繊細な演技ができる役者さんなのでは、と。
台本がもっと清盛に寄り添っていれば、さらに名作になったと思います。

ベトナムかどこか、すでに買い付けが決まったそうです。きっと、日本よりも愛される「清盛」になるに違いありません(と、信じています)。


今回の西光、
清盛に悪口雑言浴びせかけて、口を裂かれるんですよね。そこまでしなかったのは、まあ、配慮なんでしょう。
清盛が散々足蹴にした「音」がすごかったので、ここで蹴り殺されるのかと思ったら、たいして血まみれにもなってなかったし。
これって、自主規制なのかな。

あと、政子と頼朝が、男女に見えませんでした・爆
男同士っていうか、まあ、百歩譲って、共学校の同級生って感じ?
色気なしのところがいいって人もいるかもしれませんが、
大義で結びついたって、ある意味、色恋沙汰よりも強い結びつきかもしれませんね。
新鮮な、政子と頼朝でした。(褒めてます・笑

リウさまのレポに先立って書いてしまいました。
お許しくださいませ。

投稿: マーシー | 2012年10月29日 (月) 22時47分

ささ様
再コメント下さり、ありがとうございます。

なんかささ様のコメントに悲痛なものを感じてしまいましたbearing。 ささ様の心にさざ波を立ててしまって申し訳ないです。 すぐ見ます(なんか強要されて渋々、という感じですが…coldsweats01)。 でもその前に寝させてください(ハハ…)。 ただその前に、ほかのいただいたコメントに返信させてください(ハハ…×2)。

私は何を差し置いても、いただいたコメントに関しては、返信に同じくらいの量を心がけております。 ただそれをやっていると、コメントをたくさんいただいたときに、結構精神的にパンクしてしまう場合があって(笑)。 今日のところはどうなんでしょうか。 またコメント返信しまくったら、力尽きて爆睡しちゃうかもしれません。

でも、そんなに過度に期待されるほど、たいしたレビューじゃないですから。 ここ数回の 「清盛」 が、私みたいな視聴者をやきもきさせる展開にわざとしていたことがちょっと分かっただけでも、収穫であります。

やはり清盛の内面を見せてくれなきゃ、納得出来んものは納得できんのですよ。 ここ数回の清盛の内面描写は、かなりおざなりだった、と思います。 奸智に長けたところばかりで。

その不満が今週は、かなり解消された形になっているとのことで。

今週中に見ます(わー、っとすごいブーイング…笑)。 いやいや、近いうち、近いうちに必ず見ます(お前は野田首相か)。

投稿: リウ | 2012年10月30日 (火) 08時06分

rabi様
コメント下さり、ありがとうございます。

rabi様にそう言っていただけると、なんかとてもほっといたします。 堰を切ったようにワーワー泣きたくなるくらい(ガキではないのでそういうことはできませんが…笑)。

どこかで理性を抑えている部分、というものは、確かにございます。 だからすごく気を遣って書いている私のブログを信頼してくださるかたもいらっしゃるのでしょうけれど。

たまにゃあ、「松ケン、テメー、それでも60近いジジイか! ちゃんと演技しろ!」 とか言いたくなります(ってここまではさすがに思いませんが…爆)。

でもそう書いたほうが後腐れなくて面白いんでしょうけど(ハハ…)。

ヘビ年だからかなりネチネチと文句を言いたくなる(もともとそ~ゆ~性格ですので)。

で、根が小心者だから、今回みたいにけなしてばかりのレビューを書くと、卑屈に取り繕ったりしたくなる(笑)。

人に嫌われずに毒舌を吐く、というのは、ある程度信頼が通いあっていないと出来ないし、やはり人間性の悪さが、結局相手を怒らせることになっちゃったりするんですよね。 自分、かなり性格悪いですから、もともと。

この秋のドラマは、確かに豊作すぎて、それでなくともここ数日テレビを見てないので、かなり焦ってます。 これ以上録画できなくなるんで(笑)。

「テレビ中毒者」 の名は、返上したくなってきました(検索で 「橋本リウ」 とやると、 「中毒者」 という単語がついてきて笑えます…)。

投稿: リウ | 2012年10月30日 (火) 08時25分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

黒ハシモトに期待、が2票ですか(笑)。 やっちゃいますよ、そんな煽ったら(笑)。

「峠の群像」 についての苦情みたいなことって、なんか聞いたことがありますね。 大河ドラマって、やはりその時代時代に生きている、年配者と若者のせめぎ合いみたいなものが根底にあるんだなー、とあらためて感じます。

北大路欣也サンが坂本龍馬を演じた、「竜馬がゆく」 を最近NHKアーカイブスで見たんですが、ワダベンサンが演出したその斬新な映像、私はかなり入っていけないものを感じました。 みんなすごく早口だし、画面はパッパッと変わってしまうし。 おそらく当時、今の私と同じくらいの年配者がこれを見たら、不満タラタラだったと思います(笑)。

で、ほかの大河なんかも、たまに見たりするんですけど。 いま、NHKBSでは、「篤姫」 なんかやってますけど。

話に入っていけないんですよ、急に(当たり前と言えば当たり前かもしれないけれど)。

つまり、「今」 を生きている演じ手を、やはり 「今」 を生きている視聴者が見る、という 「同時性」 が、大河の大きな魅力のひとつなのではないか、と感じるんですよ。

これが韓国時代劇だと、どこから見てもすっとハマり込めてしまう。 話が単純だからです(単純で面白くなければ、ハマれませんが)。

大河ドラマは、途中でいきなり見ても、登場人物にどのような来歴があって、その人がそういう行動をしているのかが、とっさにつかめない。

これは日本のドラマの大きな特徴だと思いますね。 ブツ切りでは楽しめないから、「大河」 にたとえられるのだ、と感じる。

松本クンの演技に関しては、酔いに任せて 「最大の原因は主役の力不足」 などと大見得を切ってしまいましたが(反省しております)、第2部の、頼朝を断罪した時までは、とてもよかったと思います。

ただ今週みたいな 「見直した!」 みたいな回があると、コイツ、なんか隠しながら演技してるな、という気がして、「ぞくぞくしてまいります」(笑)。

投稿: リウ | 2012年10月30日 (火) 08時59分

 じゃあ、野田さんを見習って、来夏の任期満了までには、レビューしてください(笑)野田さんの頭の中ではそこまで、近いうちみたいですから(笑)頼朝じゃないけど、明日が来る事がわかれば、元気になりますので、いつでも、お待ちしてます。

 それと、黒でも白でも灰色でも、何色のリウ様でも構いません(笑)私の方が腹黒だから!


 正直、大奥の方に随分浮気しそうだったのですが(多部ちゃん、とっても良かった!)、第1回から見続けてきて、野良犬、無頼高平太、清盛、入道と見続けて良かった。本当に。源氏に気持ちが行かなかったのははじめてかも。頼朝も見所はあったのですが。今回、私は清盛に心情的に惹かれました。では、レビューしてくださるのを、いい子にして(笑)ゆっくり待ってます。

 

 

投稿: ささ | 2012年10月30日 (火) 15時42分

ささ様
取り急ぎ。

いままでレビューを書いてましたが、タイムアップです。 明日の朝体力が残っていれば完成させますので、しばらくお待ちください。

投稿: リウ | 2012年10月30日 (火) 16時34分

>龍馬が行く

この当時の演出って、かなり斬新的な気がします。
いま、時代劇チャンネルで、幸四郎父上の、松本白鴎の「鬼平」白黒版を放送しているんですが、
かな~~~り、前衛的ってか、アヴァンギャルドな演出です。
ドラマでこんなの、やってたんだなあと、
かなりびっくりしました。

見にくいです、でもそれも、「時代」なんでしょうね。テレビがまだまだ新しいコンテンツで、作るほうも意欲満々だったんでしょう。
多少空回りとしても、それもいいじゃないですか。


横の話題ですが、
「ダブル・フェイス」、12月から来年1月にかけてTBSでも放送するそうです。
こないだのも多分、再放送あると思います。
原作が好きな人からは批判もあるみたいですが、まあ、それは仕方ないですね。
私はずいぶん前に見ました。
原作はほんと、傑作だと思います。

日本でも、オリジナルでこれくらいのものが作れるように、頑張ってほしいです。
WOWOWのドラマは、スポンサーの縛りがないのでかなり面白いものがあるんですってね。
光市の母子殺人事件のドラマ化も、ここでしたっけ。

でも月額2500円は、ちょっときついな~~~。

投稿: マーシー | 2012年10月30日 (火) 23時03分

>「峠の群像」への苦情
そんなものがあったのですか…。
忠臣蔵ネタも手垢がついてきた所に
大石内蔵助が何を考えているか解らないとか?
あれで凄いのは亡君を回想しながら、無表情に
「吉良上野介…」と呟くシーンでしょうか。
緒形拳サン、仕掛人に戻ってるよ!
忠義の仇討ちといっても所詮は人殺しって?

>「龍馬が行く」
私は大河50周年の時に地上派放送したのをチラ観した程度。

>NHKアーカイブス
徳島では平日に1時間/日なので充分、活用できない。
丸一日見放題なら有休で「黄金の日日」を
総集編を一気観とか目論むのですが(笑。
「娘と私」の最終回映像を観たのですが、
「カーネーション」の写真演出はこれが原点かも。

投稿: 巨炎 | 2012年10月31日 (水) 09時30分

ささ様、あらためて。
やっとレビューをアップいたしました。
昨日書き始めて3時間余り、タイムアップで今日、ちょっとひと眠りしてから3時間くらいかけて完成させましたよ! 「カーネーション」 以来の執筆時間(笑)。 こういうのはたま~に、でいいです(爆)。

投稿: リウ | 2012年10月31日 (水) 12時37分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

「アバンギャルド」 は、時代のキーワードでしたからね(笑)。 私の好きなビートルズの話をさせていただくと(笑)やはり今聴いていちばん時代を感じるのは、ジョン・レノンが作ったミュージック・コンクレート、「レヴォリューション9」 ですから。 富田勲サンの大河テーマ曲も、アヴァンギャルドなものが多かったような気がします(「秀吉」 までのテーマ曲集CDは持ってるので)。

「ダブル・フェイス」 かぁ~。 見るヒマがあればいいのですが。 どうもマーシー様には、失礼ばかりおかけしているような気がして恐縮です(「シャーロック2」 も、まだHDDの中だし)。

というより、どうも物理的にテレビを見る時間がとても狭められていると思われる今日この頃。

CSチャンネルも自在に見れるような楽隠居に、早くなりたいけど、まだまだ遠い遠いはるかな道…です。 ♪つーらーいーだろうがーがーんーばーろーおー。

投稿: リウ | 2012年10月31日 (水) 12時46分

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

ホント巨炎様は、昔のアーカイヴも積極的に吸収しよう、というタイプのかたのようですね。

徳島にお住みなのですか! 情報的にかなり恵まれた印象を私などは巨炎様に対して感じていましたが。

いずれの作品にも、「カーネ」 との共通点を見い出してしまう巨炎様(笑)。 「カーネ」 の後追いレビューも残りわずかですが、また第1週から始まるかも?(ワハハ…)。

投稿: リウ | 2012年10月31日 (水) 13時26分

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