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2012年11月 3日 (土)

「純と愛」 第2-5週 人間の本性って、なんなのだろう

 第1週のレビュー以来お久しぶりです。 朝ドラ 「純と愛」。
 第1週レビューではほぼ話題に出すこともなかった待田愛クン(風間俊介クン)でしたが、ストーリー的には第2週から、彼の異常さ(正常さ?)が物語に大きく関与するようになり、狩野純(夏菜サン)との極めて奇妙な恋愛に、その中心が移ったような気がします。

 このドラマの特殊性、というものは、この待田愛によるところが大きい。
 「人の顔を見ただけでその人の本性、つまりなにを裏で考えているかが分かる」 という彼の特殊能力は、それを見る側がどうとらえるかで、ドラマに対する好感度も極端に違ってくる、という気がとてもする。

 さらに今週に入ってからか、待田愛のこの特殊能力には、顔を見るだけではなくて、人の心の声まで聞こえる、というものが加わっています。

 そもそもこの特殊能力。

 テレビドラマというものがもともと現実世界を忠実に再現しているものでないから、見ている側は待田愛の特殊能力を 「本当だ、口から出まかせじゃない」 と思いながら見ている。
 この前提というのは、とても重要なものに思えます。
 要するに、その能力を信じることにグラグラしている純なんかより、視聴者はのっけから信じ切って愛のことを見ている。

 そのうえで、見る側は愛のことを判断していくわけです。

 愛が実際にそう見えているとき、じゃあ 「人間の本性というものが見えるから、なんだっていうのか?」 という思いを、見る側は持つのではないか。

 つまり、「そもそも人間というものは、みんな表と裏の顔がある」。
 そこからどう見る側が考えるか、です。

 「みんな裏では相手に対して 『なんだコイツ』 とか考えながら生きているものだ。 それをひた隠して表面では 『いい天気ですねぇ』 といい、『申し訳ございません』 と頭を下げたりする。 そうすることで人間関係を円滑にして、うまくやるものなのだ。 どうしてそれを否定したがるのか?」。

 あるいは、

 「人のやっていることには、たとえ本性が見えなくても、とても悪意が見える場合もあるし、あからさまに嫌がらせをされる場合もある。 そんなことに自分を傷つけられ、心をすり減らしながら、叫びたくなるような苦しみを抱えながらみんな生きているんだ。 愛はその苦しみに晒されながら生きている人間の象徴だ。 自分は愛に共感する」。

 私がこのドラマを見ていて感じるのは、「人間って、そんなに待田愛が四六時中うつむいて歩かなければならないほど、表と裏だらけなのかな?悪意だらけなのかな?」 という点です。

 要するに、待田愛のシチュエーションを成立させるためには、人はいつも、裏に悪意を秘めていなければならないことになる。

 ということは、このドラマは 「ウルトラセブン」 の 「狙われた街」 の逆パターンで、「人間が互いに相手のことを信用していない、遠い未来のお話」 なのか?

 このドラマを見ていて、いちばんウラオモテなさそうなのって、ホテルの社長である舘ひろしサンみたいに見えるんですけどね(笑)。

 さらにこのドラマで齟齬を見せているように思えるのは、待田愛が、「はじめて表と裏の顔の区別がない人に出会った」 とする、狩野純も、見ているとかなり、不器用ながらも表と裏の顔を使い分けようとしている点です。

 純は自分の夢だった魔法の国を実現させようとしてホテル業務についている。
 その過程で、夢と現実とのギャップに、その純粋な心が傷つけられ、ボロボロになっていくのですが、そこで出会った待田愛にだけは、一緒にいるととても心の安寧が得られる。
 彼女は風変わりな待田愛と付き合うことを決心するのですが、風変わりだから付き合い続けていることで、こっちも精神が擦り減っていく事態になってしまう。

 つまり、体と気持ちが、いつしか分離していくのです。
 ウザいと思い始めながら、それを思うと愛にばれてしまうから、わざと取り繕ったりする。 でもそれも、愛にはお見通しかもしれない。 純はますます慌てる。
 純の精神状態が追い詰められていくのは必至です。

 さらに愛は、こんなですから、まともに働くことが出来ない。
 ただ人の目を見ないで仕事する、ということも、やりようによっちゃかなり可能なのではないか、という気もするんですよ(笑)。
 問題なのは、彼が人の本性を知ることを、怖がりすぎている、という点なのではないか。
 彼は職を転々とするのですが、どの職業もずいぶんと簡単に辞めているような気がする。
 失敗なんか、つきものですよ、はっきり言って、どんな仕事でも。

 致命的だと思われるのは、彼が自分の 「怒り」 の感情を制御できない、という点です。
 いつも自分を強く強く抑制しすぎているから、結構その反動が大きい。

 つまり、人の本性だなんだと言っといて、彼自身の心の中にも、その矛盾が、却ってほかの人よりも肥大化している。

 本日放送分(第5週土曜日分)では、ついにその本性を愛が純にブチまけまくった、

 わけですが、

 果たしてそうなのか?

 本当は、愛は純が自分といることに苦しみ続けていることを察して、純に嫌われるように自分から仕向けたのかもしれない。

 そりゃあんなけ醜いことがもともと愛の中にある感情ということも、否定しきれないところもありますが。

 でも、人間の本性って、そもそも何なんでしょう?

 たとえば純と同期入社した女の子がいますよね。
 彼女は城田優クンが好きだから城田クンが純に色目を使っているのが気に食わなくて、陰でクレームカードを書いたりしている。 見ていてかなりヤな女で、ドロドロとした気持ちの持ち主、といった印象なのですが、それって純粋な恋心を持っている、という側面もいっぽうでは考えられないだろうか?

 その城田クンにしても、愛によれば 「エッチなことがしたくて」 純に接近しているそうなのですが、それにしたってかなりしつこすぎる(笑)。 ここまでくると、そりゃエッチもしたいだろーが、なんか健気に思えてくる(オレって甘いかも…笑)。

 そして純を悩ませる、沖縄の家族にしてもそうです。

 速水もこみちクンは見ていて、いちばんイライラするタイプの人間ですが(笑)、フィリピンのハーフであるマリアチャン(彼女結構カワイイ)(いきなり個人的感想…笑)のことが好きなのに、オヤジ(武田鉄矢サン)のホテルの経営を立て直すために、金持ちの女性と見合い結婚しようとしている。
 武田鉄矢サンも、マリアに手切れ金なんかやったりしてどーしょーもないけど、マリアのお腹の子供(たぶんもこみちクンの)を気遣ってお酒を飲むのをやめさせるし。

 愛のチョー個性的両親にしてもそうです(笑)。
 母親役の若村麻由美サンが出てきたときは、あまりのブッ飛びS系鉄面皮キャラに 「ああ…、『はっさい先生』…どうして…」 という感慨が尽きなかったワタシ(爆)。
 彼女の本性を、愛は 「顔じゅう傷だらけだ」 と見抜いているはずなのに、愛は母親の中にある悲しみというものにまで、思いをいたしていない。 気付いていない。 いや、怖くてそこまで見ることが出来ていないのではないか。

 こんなふうに、みんなドロドロとしたものを抱えているけれども、その奥底には、やはりキラリと光る、小さな良心が隠されているのではないでしょうか。

 愛は、人間の本性を見ているつもりで、実は見えていないのかもしれない。 良心も見えるのだろうけれど、悪意のほうばかりが優先して見えてしまうのかもしれない。

 ただ、ですね。

 私がこのドラマを、なんで途切れずに見ているのか、というと、純の頑張りがいとおしいからなのですよ。

 彼女は、人に笑顔になってもらいたい。 その一心で仕事をしている。

 でも、やることなすこと裏目に出て、自信を失くしかけている。

 これ、すごく共感できて。

 良かれと思ってやっていることが、却って人を傷つける。

 私の人生も、そんなことの連続のような気がする(あ~なんか、最近愚痴ばかりだ…笑)。

 私がこの、純と愛に声をかけたいのだとすれば、まず愛には、「顔をあげ、まっすぐ前を向いて、逃げずに悪意と立ち向かえ」、ということです。

 そして純には、「マニュアルというのは基礎だから叩き込め。 そのうえで自分を出していけばよい、キミは、誰よりも光り輝いている」、ということです。

 なんか朝ドラのヒロインを見ていて、久々に抱きしめたくなるようなタイプなんですよね、純って(あ~あ、書いちゃったよ…笑)。

 純に時間外のコーヒーを持ってきてもらった男のお客さんがいましたけど、私もあのお客さんと一緒かな。

 ホテルというのは、グレードが高くなるほど上品な対応ばかりだけれども、あんなに元気で、いつも駆けずりまわっているようなお嬢さんは、見ていてなんか、微笑ましくて清々しい。 一生懸命なのがいいんですよ。

 というわけで、またレビューは書かないまでも、数週見守っていこうかな、という気がしています、このドラマ。

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コメント

リウ様

おはようございます。
純愛ですね〜
仰るとおり「人の本性」って何なんでしょうね?
見る側によっては受け取り方がかなり違うのが現実ですよね。ドラマの評価が分かれるように。

同じような「人の心が読める」というテレパシー設定の「家族八景」って筒井康隆の深夜ドラマがあったのですが、3クール位前かな?そっちはシュール系で、結構下らない事を考えてました。

人間って、結構心の中で考えてる事って「あまり意味が無い」事が多いと思うんですよ。
仕事中に「今日の夕飯どうしよう」とか「この人ファンデーション浮いてる」とか。
(家族八景はそーゆーしょーもない心の声がメインでした)

ただ、風間俊介はやたらマイナスに捉えてる。
若いからなのかな?とか考えて見てるんですけど、ふと思ったのは「”純と愛”って今後のストーリーへの逆説タイトルでは?」みたいな。
風間俊介に「愛」を注ぐ夏菜こと「純」と、
人に怯えてしまってるある意味で「純」粋な風間俊介こと「愛」みたいな。

多分、風間俊介は長ったるい前髪切っていつかは現実と対峙するんでしょうけど、それはきっと先の話ですかね。

まぐのりあ様
コメント下さり、ありがとうございます。

「家族八景」 シリーズは大昔のNHKドラマで、多岐川裕美サンが七瀬を演じた 「七瀬ふたたび」 ってのがあったんですよ(スッゲー昔…笑…30年くらい前かなァ?)。 それがきっかけで、「七瀬3部作」 だったかな、原作も読みました。

3クール前くらいの 「家族八景」 は見てませんでしたが、かなり原作をカスタマイズしたような印象を外野から見て感じてました。 「七瀬シリーズ」 というのは、たぶん何度か映像化されていると思います。 だからもう、原作に忠実とか、やり尽くしてる(笑)。

おそらく人間の心理状態としては、表層的にはまぐのりあ様のおっしゃる通りだと感じます。 「腹減った~」 とか 「調子悪…」 とか(笑)。
イトシの場合やはり、悪意ばかりが率先して見えてしまうタイプなのでは?という気がします。

それとイトシの場合、死んだ弟の幻覚、というものも大きく作用してますよね。

本性が見えるのは本当だろうな、とは思うけれど、こっちのほうは被害妄想だろうな、という気がすごくする。 いや、自分の中にある悪意を見てしまうのかも。

このドラマ、イトシをギャンブラーにするとか主夫にするとか、わざわざ逃げ道をふさいでますよね(笑)。

そんな逃げ道をふさいでしまった以上、イトシが純と付き合っていくには、そうした彼自身のネガティヴの壁を突き破らないことには、まず無理、という気がします。

7月から夏菜さんと若村麻由美さんが共演する
ホテルドラマが放映されるみたいです。

私は「はっさい先生」未見なので
若村さんは「御家人斬九朗」の蔦吉姉さん。
「花燃ゆ」で寿姉にまで貫禄見せる場面はさすが
だったのですが大奥編で出番が無いから
民放出演が優先されているのか?

巨炎様
意外な記事にコメント下さり、ありがとうございます。 夏菜サン・若村麻由美サン関連でこちらに辿り着いたようですね。

「はっさい先生」 は見てましたー。 あの頃はちょうど就職浪人期で…(笑)。 ただ、内容についてはほとんど覚えてないですね。 話が軍国主義に向かう時代だったから、たぶん2015年現在のネトウヨ達が黙っていないようなストーリー展開だった、そんな記憶がおぼろげながらあります。 でもあの時代は、まだ戦争に対する嫌悪感が持続していましたね。 70年も経っちまうと、そういう戦争の手痛い記憶などもう彼方の彼方…。

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    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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