« 「平清盛」 第45回 「以仁王の令旨」(11月18日放送)を見て | トップページ | 「清盛」 レビュー、鋭意制作中 »

2012年11月25日 (日)

閑話休題 秋ドラマ、中間報告

 このところ、仕事が忙しく、なかなかドラマのレビューに気が回りません。
 仕事が忙しいだけならまだいいのですが、なんとなく将来に対する不安なども感じます。
 こうなるとただの愚痴になってしまうのでやめますけど、いずれにしても、なんとなくこんなんでいいのかな、という漠然としたことは、最近よく考えています。

 そんな自分にとっていちばん身につまされてしまうのは、「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル」 です。
 特に台風が来た回の話は、「みんな、それがベストだとは呼べない人生を送っている。 でも頑張っている」 ということを強く感じました(今んところそこまでしか見てないんですけど)。
 特に真木よう子サンは、研究者として頑張ってきたのに田舎に飛ばされて不慣れな医者の仕事をやっている。 お姉ちゃんの国仲涼子サンとかは医者だから実入りがいいだろうとか単純に羨ましがられるのですが、諦めきれずに毎日もといたところからの、来るはずのない 「戻ってこい」 のメールを待っている。 そのうち、そんな覚悟の中途半端さからくるようなミスで、みんなから白い目で見られてしまうのです。

 そんな彼女、台風が来たときに急患が出て、いやいやながらもみんなの陰口に反発するような形で、土砂崩れの道をかき分けてその急患の年配のご婦人の家まで向かいます。
 そして翌朝、再びその家を訪ねると、よくなったご婦人から涙を流して喜ばれる。

 真木サンは、「こんな自分でも、こんなに感謝してくれる人がいたんだ」 という感激で、今まで抑え続けていたものが堰を切って涙となって流れてしまう。
 秋ドラマはいろいろと見てるんですが、ドラマを見て久々に泣きました。

 話的にはよくあるのかもしれませんけど、「自分はそこにいていい人間なのか」 という違和感を抱き続け、どことなく仕事に100パーセント気持ちを傾けてない時に何かしらミスが起こり、まわりから白い目で見られ、そんな自分の気持ちを知らない人から、気安く羨ましがられる。

 そんなときにいちばん気持ちが弛緩してしまうのは、「他人から感謝される」 ということなのではないでしょうか。
 通り一遍のあいさつ的なものではなくて。

 でもそれはただのきっかけで、自分がいちばん報われた気持ちになるのは、「自分はそこにいていいんだ」 という実感を得ることなんだ、と思うのです。

 そうした観点からもうひとつの、「悪夢ちゃん」 というドラマは、主演の北川景子サンも子役の悪夢ちゃんも、「自分はここにいてはいけない」 という強迫観念に晒されているドラマだ、ということは言えるのではないか、と感じます。

 このドラマは自分も休みの日なので毎週リアルタイムで見ているのですが、昨日の回は北川景子サンが、「自分は幼い頃に人を殺した」 という記憶がよみがえってきて(この記憶が確定かどうかはまだ分かりませんが)「自分は教師をやる資格のある人間ではない」 と、辞表を出してしまいました。
 さらに悪夢ちゃんのほうは、今までおじいちゃんと自分の悪夢を解決してくれる北川サンに守られながら生きてきたのですが、おじいちゃんの研究を盗もうとしているGACKTサンの口車に乗ってしまい、GACKTサンのもとに行ってしまう。 目的は黒いけど、GACKTサンの言ってることは表面上ごもっともなので。

 このドラマの底には、このふたりが 「自分はここにいてはいけない人間なのだ」 という意識の上に生きている、という切なさがあるように感じます。

 悪夢チャンはGACKTサンの言うことにしたがって自分のしていることを、人助けだと思って自己肯定に辿り着いたのだけれど、濱田マリサンにマジックミラーの向こうでこのことをあからさまに否定されて、その自己肯定がガラスのように崩れていく。 濱田マリサン、「カーネーション」 に続いて、主役(級)を切り刻むなぁ(笑)。

 いずれにしても、毎回生徒の悪夢を解決する、という話で終わることなく、物語の特殊な世界観自体が終末に向かっているような感覚にも襲われるドラマです。

 そんな曖昧な自分というものを逆に感じさせないのが、「PRISLE$S~あるわけねぇだろ、んなもん!」 の木村クンです。

 彼は自分のやってることに、ほとんど疑問を感じたりしてない。

 彼の生き方を見ていると、ビンボーだろうが社会的地位がなかろうが、「やってて楽しいかどうか」 ということに価値観の中心があるように見えて仕方ない。
 つまり、「自分はこんなこと、ホントはしたくないんだ」 とか、「こんなことやってていいんだろうか?」 とか、そんな逡巡がないんですよ。

 ただ、これって自分の中に、本当にしたいもの、という夢がないことの裏返しなのではないか、と思う時がある。

 人というのは、幼いときなんかに、「将来は何になるの?」 ということを大人からよく訊かれる。

 だからかもしれないが、子供はある程度、自分の好きなものを自分のなかで決定しながら、それを自分の 「夢」 として確定していく。

 そしてそれに向かって生きていくことが、ある意味人生という船を動かす風になったりするのですが、常にきちんとそこに辿り着けるわけでもないから、自分の思い通りではない人生も、歩まなくてはならなくなる場合も、生じるわけです。

 そんなときに限りなく邪魔になるのが、「自分はホントはこんなことしたくない」 という意識です。

 自分のアイデンティティが、自分の行動を縛ってしまうんですよ。

 このドラマの木村クンには、それがない。

 それが見ていて、とても羨ましくなるし、自分がこだわっているものっていったい何?ということを思い返させてくれるドラマだ、と思うのです。

 木村クンのなかには、自分の本当にしたいことというものは、ないのかもしれない。
 でも、彼の夢の中核にあるのは、もっと抽象的なことなのではないか。
 つまり、いつもなにかに一生懸命になっていたい。
 いつも誰かを信じていたい。
 そんな抽象的なものでさえ、夢に出来るんだ、と思うのです。

 「猿飛三世」 の伊藤淳史クンなどは、そんな意味でまだ自分のアイデンティティを模索する段階です。
 彼がやってることは、おじいさんが豊臣のために働いていたことに比べれば、かなり見劣りがするし、しかも物事の状況を深く読めてないし、ライバルに対しても圧倒的に力不足だし(まだ4、5回くらいしか見てないですけど)、とても不完全な存在なんですよ。

 でもそんな彼が毎回何かを学んでいく、というのは、見ていて単純に面白い。
 アクションシーンが見ものだというのも大きいです。
 特に小難しいことを考えなくても、こういうドラマがあってくれるというのは私にとっても息抜きになります。

  そしてそんなところとは、まるで別次元にあるように思えるのは、「ゴーイング マイ ホーム」 です。

 このドラマはあくまで日本映画の言語でもって、ドラマを表現しようとしている。
 私はこのドラマを見ていると、特に主だった出来事がなくまったりと時間が流れていく、「かもめ食堂」 なんかを思い出します。

 だからフツーのドラマに慣れている人にとっては、そのスピードとか内に含まれすぎてる表現とかがまどろっこしくて仕方ない。

 でも私は、こういう表現のドラマが、テレビ界的に放送されていること自体が、とても貴重なものに思えます。

 出来れば未来的に、こんなドラマがもっと増えていってもらいたいくらい。

 フジテレビはその点で、この秋ドラマから、やることがとても変化しつつある過渡期に入ったような気がしています。 実験期間と言ってもいいような。

 願わくば、視聴率に負けて、また元のような売らんかな、の制作姿勢に戻ってしまわないことを。

 このドラマの登場人物たちは、やはり自分の中に多少の揺らぎがありながら、結局自己肯定して生きている。

 でもそんななかで、人生の実感というものに晒されていき、自分の思いをもう一度見直していく。

 このドラマはあくまで現実的であって、そして現実的でない。

 つまり、家族どうしって、結構ぶっきらぼうに本音だけで付き合っている部分って、あるじゃないですか。

 それがよく出てる、このドラマ。

 そしてとくに吉行和子サンとかYOUサンとか、「なんか変」 な会話がたたみこまれていく瞬間というものもあって、それって結構演出的に 「なんとなく可笑しい」 ということを意図している。

 つまりそれが、日本映画的なんですよ。

 このドラマは佇まいが圧倒的にいい。

 つまり、画面の中で切り取っている風景に、どこまでも 「その空間で生きている人たち」 というものを感じるんですよ。

 たとえば阿部サンのお父さんである夏八木勲サンがいる病室。

 障子がついてますよね。

 そんなところひとつだけで、いろんなことを見る側に提供してくれる。

 宮崎あおいチャンとかがサッカーに興じるちょっとした空き地。

 遠景で映し出されるその空き地の向こうには、ちょっとごみごみとした建物が見えて、しかも自然も半分くらいあって。

 くーなという小人が住んでいる、というその土地も、こんな開けたところが近くにあるのだ、ということを感じさせてくれる。

 今のテレビドラマというのは、ロケハンがとても簡単そうに見えるんですけど、このドラマは何もかもが、監督のこだわりのなかで形成されている。

 これってかなり、上質な時間を提供してくれるものだと感じます。



 こんなふうにして、ドラマを見ながらいろんなことを考えている私です。

|

« 「平清盛」 第45回 「以仁王の令旨」(11月18日放送)を見て | トップページ | 「清盛」 レビュー、鋭意制作中 »

テレビ」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

リウ様
こんばんは。

実は、猿飛三世、結構面白く観ています。いやあ、正しい夜8時台のドラマっていう感じで(笑)

昔は、こういうドラマ、各局とも8~9時台に競ってやっていたものでした。「明朗時代劇」と銘打って。
水戸黄門が終了して以来、本当に、「時代劇」という文化がテレビから消えてなくなるのではと危惧してましたので、こういう時はやはりNHKの出番ですよ。決して、需要がないわけではないと思うのですが、どうしても1本作るのに手間暇もお金もかかるので、「費用対効果」とかゴチャゴチャ言い出すと、厳しいものになるんでしょうね。

それと、最近、アクションを見せるテレビドラマってめっきり少なくなったと思います。て、いうか、あるんでしょうか?「キーハンター」と「太陽にほえろ!」で育った世代にはなんとも寂しい時代ではあります。
まあね、あの頃から比べると色々難しい時代ですので、刑事が犯人逮捕するのに、ショットガンをぶっ放す@西部警察は勿論のこと、素手でぶん殴るのもアウトな時代なのでしょうね。公務員特別凌辱罪にあたるとか言うことで。
でも、子供が調子に乗って真似したくなるアクションスターって、映像のエンターティメントには絶対欠かせない存在と思うんですがねぇ。

猿飛三世、実はカーネーションの主要スタッフが手掛けてます。そのせいか、荒唐無稽の中にも、浪人の存在が治安の悪化を招く時代背景とか、時折リアルさを感じさせてくれます。特に格闘アクションの動きはいいですね。まあ、バットマンみたいに飛んだりするのはご愛嬌として(笑)。

投稿: Zai-Chen | 2012年11月25日 (日) 22時43分

Zai-Chen様
コメント下さり、ありがとうございます。

「猿飛三世」 で反応をいただけるとは思いませんでした(笑)。

そう言えば、安達もじりサンとか演出してますよね。 どうしてこんな(って言っちゃ失礼ですが)ドラマの演出なんかしてるのかな、なんて思ってました。

でも、今まで見てきたBS時代劇の中では、いちばん登場人物の気持ちに没入できるドラマだ、と感じています。 おそらくこれが、「カーネ」 スタッフの腕なのでしょう。

このドラマでいちばん渋いのは、なんといってもギバチャンです!

そしてこのドラマのB級臭を加速させてくれるのが、堺正章サンと夢芝居サンかな(ハハ…)。

このふたりがいると、なんとなく小難しいことを考えなくてよさそうな気持ちになるんですよね(自分、ホントにドラマ見ながら小難しいこと考えすぎなので…笑)。

アクションシーンは見ていてやはり、血湧き肉躍りますね。

風呂敷のムササビは、自分的には霧隠才蔵の大凧に対するオマージュかも?な~んても思ったのですが、OKですよ、このドラマなら、どんなことされても(笑)。 却ってもっと、ジャッキー・チェンのカンフー映画みたいな痛快なことやってほしいな。

投稿: リウ | 2012年11月26日 (月) 08時09分

リウ様

せっかく書き起して下さったのに、コメントが大河ドラマに偏ってますね〜coldsweats02

Zai-Chenさまがご覧になってる「猿飛」以外はみんな見てま〜す。どれも良い作品ですよね。

「ゴーイングマイホーム」とても良い作品だし、出演者の方々も頑張っていらっしゃいますが、おそらく、いまの時代のテンポと合ってないんでしょうね。
いまのドラマは展開が早くて圧縮されていろいろ盛り込まれてますよね。

やはり、映画モードというか、ゆったりしたドラマになっている気がします。
良い作品なのに、視聴率が上がらなくて製作サイドの人たちが本当に可哀想な気がしますね。

TVも視聴率の時代じゃないのに、それに縛られている業界が。。。(そこで働いている人たちは息苦しい事でしょうね)

良い作品が生まれなくなるのも道理か。。

今度、「猿飛」も見てみましょう。
途中からでもついていけるかな?

でも「薄桜記」も再放送してるし、きっと再放送ありそう。。。

「平清盛」、松ケンの言ってたように40話以降、力入ってますね〜。
大河ドラマも素晴らしいですけれど、こちらにもコメント増えるといいですね。

投稿: rabi | 2012年11月27日 (火) 16時42分

rabi様
コメント下さり、ありがとうございます。

もともと自分のダウナーな気分に絡めてこの記事を書いているので、コメントも寄こしにくいんだ、とひとり合点してます(笑)。

誰も 「最近の自分は暗い」 などという記事なぞ、読みたくもないでしょうしね。
でも暗い(笑)。 文章は相変わらずオチャラケてますけど(笑)。 でもいろいろあるのはみなさん、一緒でしょうし。 大人になると泣けない、ということですけどね。

それと、記事がなんか時代劇(大河を含め)にばかり傾くと、読者のかたがたも自然とそれが好きな人たちばかりになってしまうようです。

…rabi様にはどうしても内情を愚痴ってしまう傾向があるようです。 誠に申し訳ありません。

「薄桜記」 は第1回だけ見たんですが、なんとなくテンポについていけずリタイアしました。 評判いいみたいなので惜しいことしたかなと思いますが、見てるヒマないので…(笑)。

「ゴーイング マイ ホーム」 は、見ている人の感受性が試されるドラマである、とも思います。

たとえば、子役の女の子も、「自分には妖精が見える」 みたいなことを言っときながら、結構ずるく立ちまわったりしていて、子供らしくない部分がある(笑)。

でも、それを 「ずるい」「ウソついてる」 とか簡単に非難してしまうと、このドラマを味わえなくなる。

子供だってずるい時があるし、いちいち登場人物の正当性を徹底し始めたら、このドラマに出てくる人たちってみんなどこか非難されなければならない。

これっていじめの問題を 「人は正しいことをしなければならない」 という理論で押さえつけ撲滅させようとする動きに通じるものがある気がします。

「人は間違う時もある、だから見ていて滑稽で、哀しくて、それゆえに愛おしいんだ」 という目でこのドラマを見ると、その味わい深さを堪能できる、と思うのです。

…長文の返信、失礼いたしましたconfident

投稿: リウ | 2012年11月28日 (水) 08時24分

大好きです

投稿: | 2012年11月28日 (水) 13時18分

>猿飛三世
なんとなく昭和のかほりのするドラマですね、
それも私が生まれる前後の・笑
昔はけっこう、こういう胡散臭い作り(といってごめんなさい)の時代劇ドラマがあって、荒唐無稽で「ありえない」んだけど、妙に人を引き付ける魅力があるんですね。

時代劇は、TBSが「水戸黄門」復活という噂もあるし、NHKでは、東山くんが「大岡越前」を放送するとかで、
楽しみでもあり、怖いような気もするし・苦笑

東くんには期待するんですが、脇役がどうかな~。
先週の「大奥」でも、稲葉君の息子、歩き方から所作から、完全にコントでしたもんねえ・・・。

ところで、先日本屋で「私が捨てたなんたら」というタイトルの本があり、思わず手に取ったら、向井君のマネージャーさんが、お辞めになるという・・・
斜めにぱらぱら見ただけですが、出産による休業?

以前にリウ様が「敏腕」と言っていらしたマネさんでしょうか?
とすると、彼の今後、ますます・・・・・、
かもしれませんねえ。

投稿: マーシー | 2012年11月28日 (水) 15時17分

大好きです 様
「大好きです」 というのが私のブログに対してなのかもしれませんが、たとえからかいであったとしても誰かから 「大好きです」 と言われるのはうれしいものですネ!

投稿: リウ | 2012年11月29日 (木) 07時49分

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

「大奥」 などを見ていると、どれくらい予算を削って製作してるのかな~という気もいたしますが(笑)、時代劇というのはまだ需要があるとは思うんですよ。
でもやはり、廃れていく運命なのかな。

お隣韓国の時代劇を見ていると、わが民族はこれほど優秀なのだということをプロパガンダみたいにしてやってますけど、日本人というのは真面目すぎるから、面白さよりリアリティを優先してしまう。 韓国時代劇は、リアリティより面白さ重視なので、どんな長尺でも一気に見せてしまえる魅力というものがあります。 我が国では、吉川英治サンの小説なんかは、やはり面白くてイッキ読みしてしまいますよね。 そういう文化がかつてはあったのですけど。

それにやはり、お隣は文化に力を入れているから、予算のかかる時代劇だろうと、難なく作ってしまえる。
日本のテレビ局は今まで大名商売だったけど、今や斜陽産業。 自分たちが貧したことがないから、鈍するばかりで金がないなりのやり方というものを知らない。

向井理クンのマネージャーサンのお話を覚えていらっしゃるとは、かなり昔からの読者でいらっしゃったんですね、ありがとうございます。

そうですか、お辞めになったのですか…。

それがいつのお話か分かりませんが、このところ向井クンの出ているドラマは、ちょっと外し気味なような気がいたします。 頑張ってほしいな。

投稿: リウ | 2012年11月29日 (木) 08時06分

リウ様、こんばんは。
御無沙汰しておりました。

特に興味深いドラマも無く、早々と爆睡に耽る日々です。
今年の紅白歌合戦「最終兵器・美輪様」こと、
美輪 明宏さんの出演に驚愕でした。

俗事の塵芥な営みなど、眼中にない生き方を選択していた人だったのに、どういった心境の変化なのやら……。

年の暮れ彼の人が朗々と詠い、演じ上げる「ヨイトマケの唄」の詠唱が、日本中を駆け巡り、番組視聴者は勿論の事NHKホールに集った観客や、AKB&ジャニーズJrの若者たちが、圧倒的な「本物の芸」の前に、滂沱の涙を流す光景が、目に浮かんで来ます。

投稿: M NOM | 2012年11月29日 (木) 19時38分

M NOM様
お久しぶりです。 コメント下さり、ありがとうございます。

秋ドラマ、結構上質なものがたくさんあるんですけど、1話1話レビューを起こす気にならない、というのは不思議な現象です(忙しいからだろう、っと…笑)。

特にイカンのは、「勇者ヨシヒコ」 がまた 「タモリ倶楽部」 のウラでやっていることです(爆)。

「タモリ倶楽部」 に面白い裏番組を、ぶつけないでいただきたい(全テレビ局に告ぐ…笑)。

紅白については、どうでしょう、記事を書こうとも思ったのですが…。

近年で、いちばんときめかない紅白ですね、個人的には。 美輪サンは出るけど。

「純と愛」 の主題歌歌ってる人が出るのも面白そうかな。

しかし! どうして八代亜紀が出ない?(笑)
「夜のアルバム」 とかはどうでもいいけど(笑)、紅白で 「雨の慕情」「舟歌」 というのは、正直ガチでしょう!(笑)。

なんか年代的に、テレ東の 「年忘れにっぽんの歌」 のほうがいい年代になってしまった気がとてもしますdespair

投稿: リウ | 2012年11月30日 (金) 09時48分

横から失礼します。

ミワさんは、ずいぶん前からNHKが出演依頼していたのだけれど、「ヨイトマケ」は全コーラス歌うのでなければ、というミワさんの主張が受け入れられずに、今までご出演がなかったのだそうです。

初出場の歌手には、持ち時間が制限されていて、云々という慣習があるのですって。

「ヨイトマケ」は、全コーラスでないと、メッセージが伝わらないというミワさんの姿勢もうなずけますしね、
今回のNHKは英断といっていいかも。

ただ、紅白を見るかと聞かれれば、
ちょっとわかりませんね~、
部分的にはみるかもしれないけど。

投稿: マーシー | 2012年11月30日 (金) 10時03分

マーシー様
横レス下さり、ありがとうございます。

今年の紅白は、ど~でもいいかなと思う今日この頃(笑)。 美輪サンのとこだけ見ようかな。

特に 「ラジオ深夜便」 のファンとしては、平原綾香サンの 「あいたくて」 をどうしても聞きたかった。 長谷川きよしサンの 「夜はやさしい」 とペアで、「ラジオ深夜便」 対決、というのをやってほしかったですね。 NHKラジオ第1も実況に参戦しているのだから。

演歌勢だけでなく、中堅どころのポップス歌手も、「紅白御用達」 みたいな人がボチボチいるのがなんとなくゴニョゴニョ…(笑)。

やっぱり、「年忘れにっぽんの歌」、でしょうかね…(「思い出のメロディー」 のほうが燃える今日この頃…)。

投稿: リウ | 2012年11月30日 (金) 10時18分

リウ様

体具合が悪いと、やはり気分も落ち込むものですし、お仕事のこともいろいろおありでしょう。
こういう場で愚痴をさらすのは、なかなか難しいとは思いますが、逆に顔も見えないし、「まっ、いいか〜〜」のノリで、どんどん発散しちゃってくださ〜い! って煽ってどうするhappy02

悩み相談にも、答えてくれそうなご常連の方々がいらっしゃいますし。。。

「ゴーイングマイホーム」も「平清盛」もとても良い作品なのですけれど、視聴率は良くないですね〜sad
視聴者の見る目がなくなってきているのか、求められているものが変わってきているのか、良くわかりませんが。。。

「ゴーイングマイホーム」だけで、リウ様はレビューを起こせそうな気配がうかがえるのですけれど、お時間がないのかなあ?

今年の紅白は、あまり見所ないですね。
「ヨイトマケの歌」は迫力あるから、見てみたいですけどね。
紅白もそろそろ大幅な変更しないと、世の中から置いてけぼりくっちゃいそうな気配ですね。特に若い世代の方々は見る人が少なくなってるのではないでしょうか?

投稿: rabi | 2012年12月 1日 (土) 01時31分

rabi様
レス下さり、ありがとうございます。

煽られたからしゃべっちゃいますが(酔っ払ってるから歯止めが効かない?…笑)、なんか得意先が、搾取しようってのがバレバレで、もういい加減頭にきてるんですよね(笑)。 しかもどうせうちが断っても引く手あまただからみたいなのも、言いはしないけど雰囲気で分かる。

どんだけコストカットしてやってるのか、役所とか政府とか東電とか見てると、もう甘っちょろくて、足りない分は税金ふんだくりゃいい、電気代上げりゃいいというのが見え見えで、「テメエラ全部民営化しろ(東電は自由競争化で淘汰されろ)」 と言いたくなってくる(話があられもない方向に…笑)。

まあ皆さん、弱小企業のかたは同じだろう、とは思います。 有力なコバンザメ先があれば別ですけど。

だから一生懸命仕事を遂行して、「ここに頼まなきゃ」、という気に相手をさせるしか手段がないのですが。

いきなり仕事がなくなる、という恐怖は、どうしても付きまとってる。 実際よくあるし。 今はその不安が募っている状態です。


「ゴーイング マイ ホーム」 は、詳細な解説をつけようと思うと、かなり毎回長文のレビューが出来そうな気が、私にもいたします。

でも、それってかなり不粋な気もいっぽうではする。
結局その人の感性で見るしかない、という気がとてもするんですよね。

このドラマには、とても 「記憶」 に残るセリフとか場面とかが、たくさんある気がします。

これって、「印象に残る」 ということとは、また別の性格を帯びている気がするんですよ。

たとえば、「親は子供の体のどこに傷があるのかきちんと知っている、しかし子供は親のどこに(心も含め)傷があるのかを知らない」 という看護師のセリフ。

私なんかも、ハッとしますね。

自分も親が、人生の中でどういう傷つきかたをしてきたのか、ホントに知らないなあ、と。

このドラマは、くーなというホビットを 「自分が人生の中で忘れてしまったもの」 の象徴として描いている。 しかもこのくーな、阿部サダヲサンとか、人を食ってる(笑)。

とは言うものの、ここ数週、見進めていないので、滅多なことは言えません(爆)。

紅白、別に小林幸子サンの需要は個人的にあまりないような気がするのですが(笑)、出なきゃ出ないで呼び物がひとつない感じでつまらない気がするし(つまりこれを見て呆れるのも紅白の風物詩であるとか…笑)。

私もこのブログを書き始めてから3、4年のあいだでも、まだ去年までは興味の持続が出来たのですが、何なんでしょう、今年は? ホントにどーでもいい気がする。

…どうもrabi様のコメントには長文の返信になってしまいますね。 誠に失礼いたしました。 rabi様は話の引き出し方がうまいですね(笑)。

投稿: リウ | 2012年12月 1日 (土) 10時30分

 「積み木くずし」を、、見ました。成海璃子ちゃんが、頑張ってました。でも中村雅俊が穂積さんをやると、つい、「美化じゃないか」と思う自分がいます。当時も今も、プライベートを書いた穂積さんの姿勢が好きじゃないからですかね。

 お話は、渋い役者さん達の好演もあって、見応えはありました。

 でもやっぱり、役者さんは、私生活を本にすべきじゃないって思います。ダイエット本とかだったら、いいけど。(笑)銀幕やテレビの中の人達でいてほしいです。(笑)いつでも、会えるアイドルでも裏側は知りたくないです。私は。(笑)

 大奥も見てますが、ちょっと、勢いがおちてきましたか。うちの、息子はフジの日9の空港管制官のお話が面白いと言ってます。

 紅白、三輪さんが出るんですね。いつもはおせち料理作りながら見てます。去年は救急で病院にかかって(休日診療だった!)車椅子にやっと座って救急のロビーで3時間待ちしました!よく座ってられたと感心します!(笑)その後だから、紅白もどうだったか、覚えてないです。今年はどうなるのかな。平穏に過ごして、紅白を楽しみたいです。それより、今年の歌って、何かありましたっけ?売れたのはAKBですけど。

投稿: ささ | 2012年12月 1日 (土) 22時46分

ささ様
コメント連投下さり、ありがとうございます。

「積み木くずし」 って、もうドラマ化の第1弾から結構無視し続けているドラマでして(笑)。

高部知子チャンがやってるヤンキーって、当時リアルタイムで(ちょっとドラマのほうが遅かったかもしれない)校内暴力と付き合っていた(ってもかなり大人しかったですけど、うちの中学では)私にとっては、もう仮装みたいな感覚で。

穂積サンにしてみれば、当時社会問題になっていた校内暴力でしたから、その解決の糸口を模索してもらいたい、という感覚も、この原作を書いた理由の中のひとつにあったのかもしれません。

そりゃ太陽族とかフーテン族とか、若者がとっぽくなる現象というのは戦後数々あったですが、ヤンキー化というのは、それまで特殊だった 「不良」 というものをフツー感覚にしていて、常識ある大人としては、とても危惧を感じる現象だったと思われるのです。

まあ、あまりにこれが売れてしまったために、ドラマもあまりに高視聴率になってしまったために、どうしてもそこには歪みというものが発生した、そして悲劇が収拾つかなくなった、ということだと思います。 売れすぎるというのは善し悪しです。

「大奥」 はここ2回ばかり、録画をほっぽってあります(笑)。 「TOKYOエアポート」 もかなりほっぽってあるけど、これは面白いの1回目だけかな?と思ったけど第3回くらいまではまだ面白いですよ(あとは知らない…笑)。

いや~去年はそうでしたよね。 確か年明けに私もささ様のご病状を知った気がいたします。 もう残り1か月を切ってしまいましたが、無事に年を越したいものですネ!

投稿: リウ | 2012年12月 2日 (日) 09時04分

リウ様、こんばんは。

「積み木くずし」完結編もアウトオブ眼中でしたが、穂積 隆信氏の役を中村 雅俊氏って。
「太陽学園」の江川教頭と沖田先生。往年の青春ドラマシリーズで、敵同士の二人が問題作を……。
その上中村氏は、御子息の行状に問題が有った……。
「自分の青春を返せ〜!!」と、思わず叫びたくなってしまいました。

投稿: M NOM | 2012年12月 2日 (日) 18時48分

M NOM様
コメント下さり、ありがとうございます。

そう言えば雅俊サンと穂積サンって、ドラマで一緒だったな~(遠い目)。 「俺たちの旅」 でも、グズ六の会社の社長か上司かなんかだった気がします(ウィキで調べたら上司だった)。

個人的には穂積サンは、「幻魔大戦」 のカフーです(笑)。 あのアニメは、月曜ロードショー(荻昌弘サン解説)をVHSに録って、何度繰り返し見たか分かりません(笑)。

投稿: リウ | 2012年12月 3日 (月) 07時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521783/56187275

この記事へのトラックバック一覧です: 閑話休題 秋ドラマ、中間報告:

« 「平清盛」 第45回 「以仁王の令旨」(11月18日放送)を見て | トップページ | 「清盛」 レビュー、鋭意制作中 »