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2013年3月17日 (日)

「信長のシェフ」 最終回まで見て

 今年の1-3月クールのドラマのなかでは、「泣くな、はらちゃん」 と双璧で、「見てみたら意外に、そしてかなり面白かった」 というドラマだった気がします、「信長のシェフ」。

 はじめ題材を知ったときは、「『JIN-仁-』 の料理版かよ」 という感じだったのですが、こういうタイムスリップものって、なんか見たくなる。
 これって、まずは 「現代人のエゴ」 という側面が強い、と私は考えています。 要するに過去の人に対して自慢したい(笑)。

 歴史って、過去にはできなかったことが出来ていく過程ですから、現代人が過去に行く、となると、どうやったって現代知識をひけらかしたくなる。
 そこでタイムスリップものという空想のお話を作る際に、作り手は 「過去の歴史を変えては現代が変わってしまう」 などというルールを勝手に作って、登場人物たちの行動を制限させたがる。
 そうしたルールというのは、現代人の思い上がりの産物でありますが(いーじゃん妄想なんだから…笑)、ルールを作って縛ることで、お話としての面白さが増していくのです。
 スポーツのルールと一緒ですよね。 例えば野球でバッターが打ったら一塁に走らず三塁に行ってしまったら、…それも面白いかも(例えになっとらん…笑)。

 それはそうとして、タイムスリップものへの興味、というものに、今回は一流シェフとしての技術を持った主人公が過去に放り出された、という設定でまた視聴者の興味をかき立てます。
 その主人公が、どうということはない、村の料理人で終われば話はつまんないのですが、彼を織田信長のシェフに仕立てることで、歴史好きの視聴者まで取り込むことが出来る。

 信長と料理、という組み合わせが、また妙なんですよ(褒めてます)。
 戦国時代がこれまでの価値観をひっくり返す下克上の世の中だったうえに、信長は海外にまで意識を広げていた進取の気風を兼ね備えた印象がある。 だから主人公が現代風な 「奇天烈な」 料理を作っても受け入れられる土壌がある、という点で納得させてしまえる。

 ただこうなると、お話の作り手には、料理の知識も歴史の知識も必要となってくるのですが、このお話の作り手は、実にそこらへんも用意周到であり。
 そのうえ、ドラマとしての組み立ても秀逸で、ただのクッキングパパにならず(笑)主人公に試練を与えて、物語に起伏をつけることも忘れない。
 その仕掛けは時として甘い、と感じさせることも確かにありました。
 ただ、その気持ちを緩和させるのは、このドラマが深夜枠だ、ということがやはりあるのですが、設定的に 「お祭り感覚」 の賑やかさで、どことなく見世物小屋みたいな雑多感、ごった煮感があったことが、いちばん大きい。

 つまり、出演者が、なんとなく中途半端に豪華なんですよ(笑)。 信長を演じる及川光博サン、森可成(よしなり)の宇梶剛士サン、顕如の市川猿之助サン(もと亀治郎サン)、これらのかたがたは、NHKの大河ドラマに出るだけの存在感を持っている。
 そこに、ガレッジセールのゴリサン(木下藤吉郎)とか、SMAPの稲垣吾郎チャン(明智光秀)とか、なんとなーくそこそこのネームバリューの人が加わり(笑…失礼)、志田未来チャンとか、子役から成長しつつあるダークホース的存在の人が、なんとなく危なっかしそうな主人公ケンを演じる玉森裕太クンをワキで支える。
 ナレーションは来宮良子サン、この人も、たまに人を食ったような役割を果たす時がありますよね。

 こういうキャスティングを見て、どうも印象が 「なんとな~く中途半端に豪華」、って思っちゃうんですよね(笑)。 それが深夜枠、という意識と妙にシンクロする。

 この、ちょっとハードルが下がった感じの 「入りやすさ」 で、私も正直録画機の故障で2、3回くらい見そびれたのですが、なにも気にすることなく最終回まで見ることができました。

 でも、「ま、い~か」 とも思えなかった点も少々(笑)。

 まず、ゴリサン演じる秀吉の性格設定ですかね。

 このドラマでの秀吉は、ちょっと間は抜けてますが、とにかく怖い。
 秀吉の性格としては、「人たらし」 という認識で私の場合固まってますので、「こういう居丈高な秀吉はね~だろう」、という感じでいつも見てました。 小柄だったという認識もありましたので、どうして大男のゴリサンが演じているのかな、とも思っていましたが、最終回で琉球焼酎が出てきて納得(笑)。 沖縄ご出身ですもんね(笑)。

 あとは、ケンの婚約者役の香椎由宇サンが、イマイチ演技がアレだったかな~、とか。
 役をこなし切れてなかった気がします。 「遅咲きのヒマワリ」 ではそんなこと感じさせなかったんですが。 玉森裕太クンと、なんかカップルとしては合ってない感じもしたし。
 これは玉森クンのキャスティングが、原作と合っていなかったのかもしれません。 こんなカワイイイケメンが、何でもかんでもこなす一流シェフには、あまり見えない、という点で。

 でも逆に、こんなアイドルフェイスの男の子が信長お付きの一流シェフをこなしてしまう、という意外な面白さ、ということもあったのですが。

 あとは、やはりタイムスリップの説明が、かなりい~加減だ、ということ(笑)。 どうしてそうなったとか、どうして黄泉の祠に行くと元の時代に戻れるのかとか、スゲーどーでもいい、という感じで(笑)。

 それから(なんだなんだ、イチャモンがかなり多いぞ…笑)、稲垣ゴローチャンが、その演技は置いといて(「心療中」 ではいいんですけど、ハハ…)、明智光秀って、そんなに早い段階から、信長を疎ましく思ってたかな~、とか(笑)。

 いずれにしても、現代に戻れるチャンスがあったというのに、戻らなかった玉森クン(と、香椎サンもそうでしょうね)。
 「こんなおいしいドラマを、そう簡単にワンクールで終わらせるのはもったいない」 というテレビ局の思惑も見え隠れします(笑)。

 実際面白いから、続編の匂いたっぷりのこのドラマ、セカンドシーズンを期待します。

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コメント

こんにちは♪

黄泉の祠は確かにてきとーな感じがしました(笑)光がアニメみたいで面白かったです。(そこ!?)
信長様と大河の桂小五郎との違いに驚くと共に、どちらも似合いすぎててすごいと思っています。及川さんは醤油顔だと思うので、和服が似合っている気がします。

あかり様
コメント下さり、ありがとうございます。

このドラマ、2、3回見そびれたので、内容について細かい分析ができなかったのですが、祠のところは合意していただいてホッとしてます(笑)。

及川サンは 「相棒」 に出てから、役者として気持ちが固まったような気がします。 それまではどことなくカッコつけたがるような部分があったのに、最近の及川サンには、隙がない感じ。あかり様のおっしゃるように、和風の顔立ちなので、大河とかでもどんどん活躍してもらいたいですネ。

このドラマ、観そびれてしまったのですが、意外と(失礼!)評判が良くて、視聴率もよかったそうで。

パート2も出来るらしいですね。

及川君は、相棒降りて、その後どうなるかと思ったら、いろんなドラマに意欲的に出ていて、一皮むけたような気がします。
いろいろ言われていたようですが、相棒を降板したのが結果的によい方向に向いたようですね。

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

パート2、早くも決定ですか! さもありなん。

ミッチーが王子と呼ばれていたのが、かなり遠い昔のように感じますね(笑)。 信長と桂小五郎を見る限り、演技がワンパターンなので(笑)、でもこれから期待したい俳優さんになりそうです。 いつまでもゴールデンボンバーみたいなことはしてられませんからね(ビミョーに違うか…笑)。

これ、好きだったけど、最終回見なかったんですよ。野球が延長して、繰り延べになっちゃって。(笑)だから、ここに書くのは遠慮していたのですが。キャストが中途半端に豪華なのは、うん、うん。賛成!でも、B級路線、深夜路線もちゃんと守ってる!

玉森くんは、一流シェフには見えないけど、木曜日の黄金伝説を見た者なら、頑張れ!出世した!と応援したくなります。冷たい海に潜って、魚獲りして、お料理にして、信長のシェフの番宣を身体張ってやってました。(笑)

アイドルのドラマと馬鹿にできない、真剣さが、良かったです。パート2ができるとか。相棒のように出世できるといいですね。(笑)ミッチーは、信長な桂さんだけど、器用なようでそうでないところが、微笑ましいと、私は思っています。みんなが、演技派だと、映像作品は見ててくたびれますから。ミッチー王子の匂いを少し残しているのも、楽しいです。(笑)

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

私のモチベーションを維持するためにコメントを連発していただいて、誠に恐縮です。

玉森クンは私、このドラマで初めて知りましたが、「エラソーなので演技がうまいように見えるのかな?」 などと感じておりました(笑)。 なんか、いわゆるジャニーズ枠みたいなもので、事務所の力で主役になってるのかな、といぶかしみながら見ていたので。
髪形が変わっちゃうとどう見えるのかな、とか。

結局話の面白さで玉森クンの演技に集中する暇がなかったかもしれません(笑)。 この点では、「仮面ライダー」 の主役に似ている気がします。

「純と愛」 でも 「仮面ライダーオーズ」 の主役の人が次男坊をやってたのですが、「仮面ライダー」 のときは結構演技うまいかなこの人、とか思ってたんだけど、やはり演技達者な人たちのなかに入ってしまうと、うずもれてしまう。

次回の 「あまちゃん」 でも、「仮面ライダーフォーゼ」 の主役だったヤンキー兄ちゃんがヒロインの恋人役だとか。 朝ドラ、「仮面ライダー」 づいてるな(朝8時からだし…笑)。

NHKは仮面ライダー俳優が、大好きですよね。仮面ライダーが登竜門なのかもしれませんが。(笑)朝ドラも大河ドラマも、仮面ライダーさん達、大活躍!

玉森くんはジャニーズ枠なんでしょうね。演技はたいして上手じゃないけど、一生懸命やってる姿が好感もてました。

でも、続編作っちゃうところ、テレビ朝日、ちゃっかりしてますね。(笑)

ささ様
ホントにいつもいつも、コメントをありがとうございます。 はぁ~(タメイキ)。 頭が下がります。

仮面ライダーでいちばん出世は、今のところ新島シメタでしょうけど(笑)、佐藤健クンも、憑依型の多重人格仮面ライダーで、「この子演技うまいな~」 と思っていたのが、ホンモノだった。

あと、「平清盛」 のおじゃる丸、藤原なんとか(名前忘れた)も、去年はお歯黒で頑張ったライダーでした(笑)。

願わくば続編もこの枠で、ヘタにゴールデンに出てしまうと失敗するテレ朝ですから(笑)。

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    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

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    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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