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2013年4月17日 (水)

「第二楽章」 第1回 感動の再会…(涙)…とはいかないようで

 この4月から始まったドラマ、個人的な感想をぶっちゃければ軒並み低調。 異論は受け付けます(笑)。

 このNHKドラマ10 「第二楽章」 にしても、比較的明確に女性向けで、オッサンの私はのっけから疎外感を覚えながら見てました。
 というより、ドラマ的な体裁を考えた場合、すごく導入部分が分かりにくい構成になっている。

 簡単に説明しよう。

 むかしオーケストラのソロの座を争っていたバイオリニストの親友ふたり(羽田美智子サン、板谷由夏サン)。 羽田サンは恋心を抱いていたチェリストの谷原章介サンを板谷サンに取られた恨みから、彼女が谷原サンの子供を宿していたことを楽団長に告げ口して、ソロの座を勝ち取る。 板谷サンはそのショックで音楽をやめる。
 その板谷サンの娘もバイオリンをやっているのですが、冒頭、羽田サンがこの板谷サンの娘に、「最初で最後の手紙」 なるものを書いているのです。

 こういう時系列で説明すりゃ分かりやすいものを(笑)、まず誰とも分かんない人が手紙を書いているところから始まり、ふたりが少女時代に初めて出会ったときの回想が始まり(もちろん羽田サンと板谷サンではなく別の女の子が演じている)、どうもその時点では板谷サンのほうが羽田サンより実力が上だったようであり(ここらへんが非常に分かりにくかった)、だのに今や羽田サンが世界的に有名なバイオリニストになり板谷サンは平凡な主婦、という話になり、

 私ゃ頭が悪いので、「あ~もうダメ、リタイア」、…と思ったのですがこの春ドラマもう何べんもそういうことばっかりやってるので(笑)今度こそはちゃんと見ようと思って何度か録画の冒頭部分を見直して、ようやく事態が飲み込めた(バカですから)。

 ただまあ、フツーならリタイアするところですが、やはりどこか作りが丁寧だったから、「もう一度最初から」 とゆー気になったんでしょうね私も(笑)。

 けれどもやはり、どことなく 「オッサンがオンナの世界のウラオモテを覗いている」 という後ろめたさはあったりして(笑)。

 オッサン的な目線から言うと、板谷サンはソロの座を羽田サンに蹴落とされたことをいつまでもグジグジ考えてるなよとか、羽田サンも 「蹴落とした」 と悪ぶるくらいならずっとそのことを気に病んでるなよとか、まあメンド臭いものだよなあと思いながら見てたんですが。

 さらにもうひとつ、やはり羽田サンも24年前のふたりの女の子も、ドラマ上バイオリンを弾く真似をしなければいけないわけで、その仕草がどうにも気になって(笑)。

 バイオリンって、弦を押さえる指を、ビブラート効かせるためにブルブル震わせるでしょ。
 これって形だけ真似しようと思っても、ずいぶん難しいことみたいなんですよ、今まで自分が見てきた、さまざまな俳優さんの演奏シーンを見てきた印象で言うと。

 しかし、先に述べたように、登場人物たちの心理が結構丁寧に描かれており(どう丁寧なのかはメンド臭いので説明省略します…ってそれじゃダメじゃん春風亭昇太です)、紆余曲折があって(ほぼストーリー説明無視)結局板谷サンは、羽田サンの凱旋公演を見にくる。

 話が丁寧だったわりにはここで板谷サンがどうやって踏ん切りをつけたかが描かれてなかった気がするのですが、そこでの羽田サンの演奏シーン。
 多少はぎこちなさも感じましたが、かなりキマっている気がしました。
 さらに音楽の良さも加味され、板谷サンの表情からは、積年の恨みがみるみる氷解していく、そんな清々しいシーンに思えました。

 そして公演終了後、ふたりは偶然ロビーで出会い、長いあいだのわだかまりを超えて、涙で抱擁するのです。 感動。

 しかし。

 そこに現れたのが、あの谷原章介サン。

 板谷サンは羽田サンの恋心など知らないみたいでしたが、羽田サンは谷原サンを見たとたん、涙で濡れた感動の表情を急速に曇らせていくのです。

 あーあ。 メンド臭いなァ、ドラマって(笑)。

 しかし、ドラマ冒頭で羽田サンが板谷サンの娘に書いていた、「最初で最後の手紙」 とは何なのか…? 気になりますねー、気になりますねー(押し売りか)。

 まあこの、メンド臭そうな女の友情のドラマを今後リタイアせずに見ていけるかどうかはちっとも確信が持てませんが(笑)、女性のかたにはオススメのドラマ、ととりあえずいちおう書いておきます(ハハ…)。

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コメント

ご無沙汰しています。

このドラマ、録画しましたが、最初の20分くらいで止めて、その後見ていません・苦笑

昔アメリカの映画だったかな、
「愛と喝さいの日々」が同じ設定で、この映画はなかなか面白かったので、
ドラマもどうなるか期待していたんですが。

2回目は、録画するかどうか、ちょっとわかりません。

投稿: マーシー | 2013年4月19日 (金) 19時19分

マーシー様
お久しぶりでございます。 コメント下さり、ありがとうございます。 ちょっと用事で、コメント返信が遅れまして申し訳ございません。

この、NHK火曜のドラマ10というのは、女性がメインターゲットだというのが明白で、「八日目の蝉」「セカンドバージン」 の時もそうだったのですが、どうも半分冷やかしみたいな感覚で見はじめることが多いです。 「女性ってこういうお話好きそうだよな」、という感覚で。

私も継続して見る気力はほとんどございませんが(笑)、もし書きたくなる進展になったら、書かせていただきます(その可能性はどうかな~…笑)。

投稿: リウ | 2013年4月21日 (日) 03時47分

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