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2013年5月19日 (日)

「あまちゃん」 第6-7週 "アイドル"キョンキョンへのラヴレター

 このドラマでは、かなり頻繁に1980年代の出来事が回想シーンとして登場します。
 ヒロインのアキ(能年玲奈チャン)が寝泊まりしている、実家の母親春子(小泉今日子サン)の部屋も、春子が家出した24年前からタイムカプセルのまま放置されている。
 いや、放置されていたのならホコリだらけだったでしょうが、おそらく春子の母、夏(宮本信子サン)がきちんと掃除だけはしていたと思われます。 そのためにいつまでもみずみずしく、1980年代がそのまま保存されています。
 当時アイドルにあこがれていた春子の部屋は松田聖子チャンをはじめさまざまなアイドルのポスターなどが貼られており、横長のステレオラジカセ(サンヨーの 「おしゃれなテレコU4」、自分も持ってました…笑)とかブラウン管テレビ(これは最近まで現役感覚ですが)とかの懐かしグッズにあふれている。

 母春子が昔アイドルを目指していて夢破れた、という経過というのは、ドラマを見てればなんとなく察しがついたのですが、私はこの設定を見ていて、脚本の宮藤官九郎サン自身が抱いていた、1980年代の自分のあこがれもそこに投影されているような気がします。
 たぶんクドカンサンも、当時の大多数の中高生のように、フツーにアイドルのファンであり、アイドルになりたいとは思わないまでもアイドルにあこがれていた。

 そしてこの時代のアイドルを象徴している存在なのは、聖子チャンが牙城ではあるけれども、この春子を演じている小泉今日子サンなわけですよ。

 彼女は聖子チャンが歩む王道のアイドル像とは少し一線を画した位置にいて、「アイドル」 という存在意義を見つめて、そして 「アイドル」 という存在を 「演じ」 続けている、そんな感覚が、当時私にはしていました。
 その微妙な立ち位置を、鋭く歌詞にして当の本人に歌わせてしまったのが、現在AKB48の仕掛け人として有名である秋元康サンだった、と思う。
 秋元サンが彼女に書いたのは、「なんてったってアイドル」。
 この曲の2番の歌詞に、こういうのがあります。

 「ずっとこのままでいたい
 年なんかは取りたくない
 いつもみんなにキャーキャー言われ続けたい
 楽しければいい いい」

 この曲に初めて接したとき、私は 「またキョンキョンが挑発的なことをやってるな」 と感じたのですが、この2番の歌詞を聞いたとき、「この曲を年を取ってから彼女は、どう感じるのだろう?」 などと考えたものです。
 要するにその当時の自分の年齢を、彼女は楔として打ちつけたがっている。
 それはもしかすると、彼女がこの先どういう人生を送るのかは知らないが、彼女にとって足かせになってしまう楔になってしまうのではないか、ということです。

 まあ私にそんなことを考えさせる前フリというのは、あったんですけどね、話はズレますが。

 ベイ・シティ・ローラーズ(BCR)というバンドがございましてね昔(笑)。
 昭和50年代の前半、彼らはヤタラメッタラ人気があって、ビートルズの再来とまで言われていた。
 そんな彼らがリリースしたのが、「イエスタデイズ・ヒーロー」 という曲で。
 「僕らは昨日のヒーローにはなりたくない」、つまり落ちぶれたくないつー曲なんですよ。
 彼らは当時人気の絶頂だったから、この曲はそんなにシリアスに受け止めて私も聞いていたわけではなかったのですが、なんかメンバーの分裂とかしてるあいだに、あっという間に人気がなくなってしまった。 現実になってしまったんですよ、この曲が。

 つまりキョンキョンも、BCRと同じようなことにならねばいいが、と思ったんですよ、簡単に言うと。
 でもね。
 アイドルというのは、賞味期限が極端に短いですからね。
 それに年を取るというのは、もう不可避ですから。
 私が彼女の歌を最後に聞いたのは、いつでしたかね。
 たぶん日曜劇場 「スィート・ホーム」 のテーマ曲だった 「マイ・スィート・ホーム」 だったかな。

 で、結局 「なんてったってアイドル」 の2番の歌詞というのは、やはりいつの間にか立ち消えになってしまったのですが、この 「あまちゃん」 というドラマで、クドカンサンは、そんなキョンキョンのアイドルとしての決着を、付けたがっているように見えるんですよ。
 それはご本人の覚悟に対してもそうだし、クドカンサン自身の当時の思いへの決着という意味においてもそうです。

 「年なんかとりたくない」 という願いは、いつも虚しいものです。
 それでも、その当時の思いを抱きながら生きていく限り、その当時の自分を否定しない限り、その願いというのは内面的には成就しているんじゃないか?
 そこに、本当の答えがあるんだ。
 「年なんかとりたくない」、永遠に若いとは何か、ということの答えが。

 そしてその気持ちというのは、いろんな忸怩たる思いというのは、実はそんなに大したことでもない。

 こだわりすぎるから、鎖に縛られてしまうのだ。

 自分から、重たい鎖に思い切り巻きつかれてしまうのだ。

 第7週の最後で、キョンキョンはかなりあっさりと、その鎖を解き放った気がします。
 歌ったんですよ。 スナック 「リアス」 で、みんなの前で。
 私どもの年代から見るととても感慨深いものがあるし、彼女自身のこだわりにも思いをいたしたくなるシーンだった。

 でもクドカンサンは、おそらく 「キョンキョンに、キョンキョンとして」 歌わせたかったのだと思う。
 昔への郷愁とかいう意味ではなく、彼女に、今も生き続けているアイドルとしての歌を。
 彼女のため、そして自分のために。

 そしてそれを、夏ばっぱやじいちゃん(蟹江敬三サン)の前で歌わせた、ということに、ドラマとしてのひとつの決着も目論んでいる。
 冒頭にも書きましたが、夏ばっぱは春子の部屋を、家出してから24年のあいだ、きれいな状態に保っていたと思われるんですよ。
 そんな母親としての思い。
 10週勝ちぬかないとデビュー出来ない、というオーディション番組に春子が出る、と言い出したときも、「中途半端な決心だったら出るな」、というスタンスだったし。
 表面上のことに目を奪われがちだけれども、やはりこの家族はなんだかんだ言いながらも、奥底ではつながっている。

 このドラマを見ていて感じる安心感、居心地の良さ、というのは、実はここからきている気がします。
 そしてこの第7週目で見たのは、"アイドル"キョンキョンに対するレクイエム…というのとは違うな、リスペクト、というのもちょっと軽いな、つまり、「過ぎし日へのラヴレター」 とでもいうか。

 そして今週あらたに登場した、琥珀屋のベンさんの弟子になった、松田龍平クン。 これからどういう動きを見せていくのか。
 さらにアキの父親である尾見としのりサンの動向も気になるし、春子の歌をどのような気持ちでユイ(橋本愛サン)が聞いていたのか(その場にいなかったっけな?いたよな?…笑)、自分のプロトタイプとしての結末をそこに見ていたのかどうかも気になります。

 アキの友達ユイはアキのアイドル的な活動に、春子が嫉妬しているんだ、と考えていましたが、それはかなり浅いモノの見方ですよね。 彼女はかなり計画性を持ってアイドルになろうとしており、そのためには自分が忌み嫌っている 「方言」 も武器にしようと考えている。
 彼女がどのように育っていくのか、やはり注目したいところですね。

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コメント

リウ様
こんにちは。

キョンキョンは、自分の事を「コイズミ」と名字で呼んだ、初めてのアイドルでもありましたね。アイドルでありながら、そのアイドルを演じる自分自身を客観的に見ているような、そんなメタな佇まいをもつアイドルでした。だからこその「なんてたってアイドル」。聖子ちゃんや明菜ちゃんには、あれは歌えませんものね。

そんな小泉今日子さんが、アイドルに成り損なったヤサぐれ母を演じているのが、なんともスリリングで面白いですね。しかも、この「あまちゃん」の世界、百恵、聖子は出てきても、キョンキョンの「キ」の字も出てこない。私は、この世界、「キョンキョン」というアイドルが存在しないパラレルワールドと踏んでいるのですが(笑)。だとすると、小泉今日子さんは、アイドルになれなかったもう一人の自分も演じていることになりはしないか。その辺の虚実の微妙な捻じれを楽しませてくれるのが、いかにもクドカンらしいと思います。

それと、BCRの名前がここで出ようとは!懐かしい~。当時は、BCR、キッス、クイーンをロック御三家などと言ってましたっけ。でも、私が好きだったのはエアロスミスでしたけどね。とにかく、硬派を気取りたい当時のロック少年にとっては、「ケッ」と吐き捨てるのが嗜み、のようなバンドでした(笑)。今聴くと、ポップでいい曲も結構あるのですが。そらまあ、曲作りも、演奏も、そのころのイギリスの、名うてのポップ職人によるものですから、当然ちゃ当然ですが。

>「あまちゃん」の世界は「キョンキョン」
>というアイドルが存在しないパラレルワールド
ちなみに春子の部屋には「時をかける少女」(83年)のポスターがありますから原田知世まではいますね。あの作品における彼女の学芸会演技を観ると女優までやったアイドルとして一纏めにするのは百恵ちゃんに失礼なような…。
大林監督の尾道三部作のなかで尾美としのりさんが出演していないのは「時かけ」だけですが、狙っているのか?

横から失礼します。

>大林監督の尾道三部作のなかで尾美としのりさんが出演していないのは「時かけ」だけですが、狙っているのか?

「時かけ」には吾郎ちゃん役で出演してましたよ~。
ついでに関連記事を。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw362854

ユーミンが主題歌を歌った映画『ねらわれた学園』は存在していた世界でもありますね(♪制服の胸のボタンを~コントより)。

ああ、失礼しました(汗。

「転校生」「さびしんぼう」と違って
主演じゃなかったから気付かなかった。
原田版「時かけ」は幼馴染の吾郎を
悲恋に酔うためのダシにする辺りもムカつきます。

内田有紀版「時かけ」(94年ドラマ版)は多分、
83年版への不満を持った人が作ったんじゃないかと。


>『ねらわれた学園』
最近、アニメでリメイクされましたっけ?

>>『ねらわれた学園』
>最近、アニメでリメイクされましたっけ?

ええ。こんな感じで。
http://www.youtube.com/watch?v=SPin71sn9hY

ナツキ役の渡辺麻友が主演だった連ドラ『さばドル』もアイドル(を語る)ドラマとして良い作品だったと思います(と『あまちゃん』に話をつなぐ)。

Zai-Chen様
コメント下さり、ありがとうございます。 返信が、大変遅れました。 このところ過労気味でして…(とイーワケcoldsweats01ゞ)。

昨晩のNHKラジオ、岡田惠和サンの番組にクドカンサンがゲストでいらしてて、なんかアイドルよりも自分は昔RCとかロック少年だったんだぞという感じでしたけど(笑)、私が見たところたぶんそれだけじゃなかろう、と思います(笑)。
いちばん感じるのは斎藤由貴サンかなー、昼ドラでは主演だったし。 制服の第2ボタンだし(下級生たちにネダラレだろ間違えないだろみたいな)。

エアロスミスというのは、確かライヴ中に火遊びをしてヤケドした、というニュースでいちばん最初知りました(笑)。

自分BCR、結構ガチで聞いてましたよ、ビートルズ中心だったけど(笑)。 当時から硬派な連中にはかなり毛嫌いされてましたけどね(笑)。 まあでも買ったのは 「青春に捧げるメロディ」 のLPだけ(あれは名作だと思います)。 いちばん萎えたのは、やはりバンド内の金銭的なゴタゴタかなァ。

キッスもクイーンもオリビアニュートンジョンもカーペンターズもビージーズも好きだったけれど(要するにヒットチャート全般ですよね)、どうもオリジナルLPを買うまでに至らない。 ベストが出て初めて買う、みたいな。 ビートルズ(と解散後のソロ)だけです、私が買いまくっていたのは(遠い目catface)。

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。 返信が、大変遅れました。 このところ過労気味でして…(とイーワケcoldsweats01ゞ)。 …ん?(笑)

クドカンサンの世代のアイドルの傾向というのは、私より2、3歳かな、年下なこともあって、私などとはやはりちょっとずれているところがあって。
私はどちらかというと原田知世サンより薬師丸ひろ子サン世代。 同学年ですから。 この先 「あまちゃん」 に出てくるのが楽しみです。

ただ、当時よく見た映画とか、なんか細かいこと結構忘れてるもんですよね。 「野性の証明」 とか、どんな映画だったかパッと思い出せない自分がいます(薬師丸サンのデビュー作なのに…笑)。

砂時計様
私も横レスで(笑)。

「ねらわれた学園」 の話、私見たはずなんですがほとんど覚えてない(笑)。
同じ眉村卓原作で言えば、私の場合は圧倒的にNHK少年ドラマシリーズの 「なぞの転校生」 ですっ!(笑)
このヒロイン役の女の子、私の初恋の人に似てまして…(遠い目catface)。

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