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2013年5月12日 (日)

「剣」 黒澤映画の脚本家たちが繰り広げるオムニバスドラマ――そして夏八木勲サンのこと

 NHKBSプレミアムで名作時代劇として放送が始まった、「剣」。
 ネットで調べてもウィキにも出てこないし、どんな作品なんだかまるで分からない。 ようやく分かったのは、1967-8年(昭和42-3年)に日テレで放送された、46回くらいの1話完結ドラマだ、ということです。
 それを今回10回程度の放送、ということだから、かなりはしょっている感じ。

 それにしてもクレジットタイトルには圧倒されます。 企画・脚本に名を連ねるのは、橋本忍サンとか小国英雄サンとか、黒澤映画の脚本家がずらり。
 音楽も日本を代表する作曲家、武満徹サンだし。
 出演する役者さんたちも、丹波哲郎サン、鶴田浩二サン、田村高廣サン、山崎努サン、…なんか圧倒というより卒倒してしまう(笑)。

 既に別記事のコメント欄でも書いたのですが、今回の第1回では、丹波哲郎サン演じる戸沢一刀斎が、剣豪日本一になった途端に、鶴田浩二サン演じるどこの馬の骨とも分からない大口叩きヤローにあっけなく敗れてしまう。 あとで名前を聞いて納得、鶴田浩二サンの役は宮本武蔵だった。 それまで一刀斎がどんだけ自分を律しながら戦いに勝ち続けてきたかをつぶさに見ていたので、この幕切れはとても意外で。 これが橋本忍サン脚本。

 先週放送された第2回は、小国英雄サン(共同執筆)脚本でさらに凄かった。 お話的には、「隠し砦の三悪人」 の別バージョンみたいな感じだったのですが、ある重要な物資を届けに城に向かう一行に、田村高廣サンと山崎努サンが用心棒として雇われるんですよ。 これらの人々の素性とか真の目的とかをめぐって虚々実々のやり取りが繰り広げられるのですが、とても50分程度の話とは思えない濃密さで。 んも~堪能いたしました(笑)。

 ただ、黒澤映画にしてもそうなんですが、昔の映像作品って、録音状態が悪いせいか、セリフが聞き取れないことが多くて。
 ちょっと突っ込んだレビューが出来ないのが残念です。

 昔の時代劇で、勧善懲悪もの以外のものを見ると、かなりニヒリズムとかヒロイズムとか、思想的に確立しているものが多い気がするのですが、これはまさに黒澤映画が本流にあったからだ、という気がいたします。 その脚本家たちが手掛けているのだから、奥の深いものが出来上がるのは当然かと。
 これは戦後に色濃かった共産主義の影響も少し流れている感覚がある。 逆の意味として。
 コミュニズムというのは、集団でいろいろと成し遂げていくものだけれど、この手の時代劇に出てくる剣豪たち、というのは、基本的に自立しているんですよ、思想的に。 自分の弱さと常に戦っているから。
 だから個人個人が面白い。

 字幕付きならもっと深読みできる気もするのですが、それも野暮なような気もするし。 あ、このドラマ、字幕付いてません。

 話は別件で、ここでしてしまうのは失礼にあたる気もするのですが、昨日お亡くなりになった夏八木勲サンも、この手のクオリティの高い時代劇に多数ご出演されていた記憶がございます。
 こうした奥深い時代劇の担い手が次々鬼籍に入られてしまうことは、誠に大きな損失であります。
 ご冥福を、お祈り申し上げます。

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テレビ」カテゴリの記事

コメント

夏八木勲さんは、「ゴーイング マイ ホーム」に出演されてた時に、すごく痩せていらしてて、大丈夫なのかなと思っていました。

生涯、現役を貫かれて役者としての人生を全うされたのでしょう。

緒形拳さんもそうでしたが、役者さんは、やはり舞台で死にたいと思うものなのでしょう。。。一般人では、なかなかそういう境地にまでは達せないような気がします。。

本当に感慨深いものがありますね。

            合掌

>夏八木勲さん
私が最近、観た作品では大河のBS先行放映と併せて
再放送されていた「柳生十兵衛七番勝負」における
柳生但馬でしょうか。
この作品は第1&2シリーズで1クールでしたが
「平清盛」の前身と言える内容でした。
実質、ストーリーを引っ張っているのは十兵衛より
非情な政治手腕を振るう但馬の方で
第1シリーズが二人の立ち合いに始まり
第2シリーズが二人の対決に帰結するという流れ。
権力中枢から遠ざけられ息子に剣で後れを取る但馬は
切腹する気概すら失い、太平の世を創る為に非情な刃を
振るっているつもりが権勢におぼれた老醜に成り果てた
己の身を悟り狂気と自嘲の笑いを浮かべるというもの。
天下泰平のため「武士の魂」を失ってしまった男の悲劇。

…で、第3シーズンの冒頭で亡くなっている。
親父殿があってこその「七番勝負」でしたから、
これは何だか気の抜けた内容でした。
多分、「妻は、くの一」が終わっても再放送はやらない。

リウ様
こんばんは。

夏八木勲さん・・・謹んでご冥福をお祈りいたします。

私は、ドラマよりも映画の印象が強いです。「戦国自衛隊」「野生の証明」「白昼の死角」「復活の日」などの角川映画。その他も、「日本沈没」や「柳生一族の陰謀」など、70年代から80年代初めの、「大作」と呼ばれる作品には、常にこの方のお姿があったように思います。「白昼の死角」では、主演を務められてましたね。「狼は生きろ、豚は死ね!」というキャッチコピーは、今でもよく覚えています。

ドラマでは、やはり朝ドラ「鳩子の海」の脱走兵の役でしょうか・・そうとう古い話になりますが。

精悍で、武骨な役をよくされてましたが、そんな中、「戦国自衛隊」の長尾景虎のような、狂気を孕んだ目の光を見せてくれる役者さんでした。海岸の岩場で、何故か褌いっちょで千葉真一で語らう逞しいお姿が、今も脳裏に浮かびます・・・あ、いや、そんな風な意味ではありませんよ(汗)

私にとって、夏八木さんの最後は、やはり映画ですが「脳男」のお爺さんです。あれも、随分ぶっ飛んだ爺さんでした。

先日の三国さんといい、人間の心の深さを表現できる役者さんが、また一人、鬼籍に入られました。年寄りの繰り言に聞こえるかもしれませんが、そういう芝居をする人が、最近、めっきり少なくなってきたような気がします。寂しい事です。当面は、やはり、松ケンあたりに期待なのでしょうか?

rabi様
コメント下さり、ありがとうございます。

私も夏木サンのいちばん最後は、「ゴーイング マイ ホーム」 でしたね(入院したので最後まで見られなかったのが残念です)。 この時の夏八木サン、ちょっとやせたな、とは思ったのですが、役作りなのだろうと解釈してました。 緒形拳サンで私が見た最後も、同じフジテレビの 「風のガーデン」 だったな。

私が見る映画とかドラマには、不思議と夏八木サンがご出演されていることが多くて、どの役が印象的だった、というのがすっと出てこないくらい。 それは逆に、そのいちいちのドラマになくてはならない、空気みたいな存在だった気がするのです。 亡くなってから初めて、その存在価値に気付いた感があります。

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

夏八木サンの履歴をウィキで見ていたら、初期にこの 「剣」 と同じような、剣豪のドラマにお出になっていたことが分かりました。 当時はこの手のドラマが結構多かったようですね。

いや、それにしても、出るわ出るわ。 あまりに見ている作品が多すぎて、先のrabi様への返信にも書いたのですが、私はどれが印象的、とすぐに出てこないので困ります。 なので、独立した記事としてこの訃報をお伝えできなかったのですが。

あえて言えば、やはりいちばん最後の 「ゴーイング マイ ホーム」 ということになるのでしょうか。 入院でボケたふりをして、女房の吉行和子サンをケムに巻きながら、息子の阿部寛サンに、伝説の生き物クーナの後事をそれとなく託す。 なんとも可笑しみのある、今にして思えば 「いのちの燃え尽きる最後の瞬間」 のエネルギーで演技したような、印象的な役でした。
いかにも 「現役」 を痛感させます。

Zai-Chen様
コメント下さり、ありがとうございます。

松山クンはまだ発展途上、という感じですけど、私が考える名優の、仲間入りをしそうな人たちというと、佐藤浩市サンとか、中井貴一サンなんかでしょうか。 阿部寛サンも 「怪優」 になりそうな気がいたしますし(笑)、六角精児サンなんかは、「性格俳優」 としての道を今後進んでいくような気がいたします。 若手では、ささ様が別項でご指摘していた井浦新サンとか、長谷川博己サンなんかは、将来有望株ではなかろうか、と。
香川照之サンは忘れてはいけませんね。 「この人が出てくると安心して見ていられる」、という俳優さんは、私の場合結構多いです。

ただやはり、これも別項で書いたのですが、「ギラギラしている」「ガツガツしている」、そんなハングリー精神を見せつける役者さんというのは、最近やはり見ないですよ。 誰がいるだろう。 松山クンはその点で、いちばんギラギラしているかもしれない。

夏八木サンは、私の父と同い年で、しかも4ヶ月くらい年下。 親と同年代の人が次々亡くなっていくのを見るのは、個人的にもつらいものがあります。

久しぶりに訪問させていただきます。
「剣」  なつかしいタイトルです。私が小学生高学年か中学くらいの時、夢中になって見ました。ナレーターが確か小沢栄太郎さんだったような・・・。
一振りの刀が様々な持ち主を渡り歩い行く形で、その刀を所有した人間の運命を描いたドラマだったような記憶があります。一丁のライフル銃が次々に持ち主を変えていく古いアメリカ映画があったそうで、そこから想を得た企画かもしれません。
子供の視点ですが、水戸黄門や暴れん坊将軍といった系統の時代劇とは一線を画す、とにかく骨太なドラマだったと思います。我が家はBS視聴環境でないのが残念至極。ぜひもう一度視聴したいドラマですね。

虎児様
お久しぶりです。 コメント下さり、ありがとうございます。 返信がかなり遅れまして申し訳ございません。

ホントにお久しぶりだなと思って、ちょっとブログで検索してみたのですが、1年ちょっとぶりのお越しで(笑)。

それにしても 「剣」 をリアルタイムでご視聴していたとは、だいぶ私より人生のご先輩だったようですねcoldsweats01。 今まで私、失礼がなかったかな~、なんて(笑)。
このドラマにハマっていたからこそ、「カーネーション」 の良さも瞬時に見抜くことがお出来になったのだと拝察されます。

それにしてもほとんど、今回の放送は全体の5分の1程度。
毎回 「この番組は現在では不適切な表現がありますがあえて最小限にとどめて放送いたします」 という内容のテロップが冒頭に出るのですが、それじゃおっつかなくて放送できないようなものもあるのかなァ?

そうです、小沢栄太郎サンが 「刀の声」 としてナレーションで出ているんですよ。 田村高廣サンと山崎努サンの出てきた第2回(これもあくまで、今回の放送の第2回、ということになりますが)ではなんか、出てこなかった気がするのですが、丹波哲郎サンの出てきた第1回では、丹波サンに 「あなたは日本一です」 と常々語りかけてくる、ちょっと不気味な存在でした。
刀に限らず、武器を持つ人が一様に襲われる、その武器が持っている魔力、というか、妖力みたいなものを感じました。

NHK総合でも 「猿飛三世」 みたいに、ゴールデン枠でやったらかなり話題になりそうな気がいたします。

かつての時代劇を見ると、
なんといっても役者さん、女優さんの色気に圧倒されますね~。
見ていて、ドキドキするほどです。

先日はBSで、大友柳太郎の「丹下左膳」を放送していたのを、見逃してしまいました・涙

時代劇はなんといっても歌舞伎の流れを汲んでいるのは言うまでもありませんが、
歌舞伎って、一人の役者さんが同じ出し物の中で何役もこなすんですよ。
だから鍛えられるんですね。

もう、こういう役者さんは育ちませんねえ、
残念ですが。

マーシー様
コメント下さり、ありがとうございます。

アナザー 「隠し砦」(笑)、お姫様役もいかにも黒澤映画に出てきそうな、気の強い役でしたよね。 お名前は失礼ながら存じ上げなかったけれど。

これが現代ともなると、田村高廣サンがどうしてそこまで金に執着するのか、というのを執拗に掘り下げるような気もするんですが(笑)、「そんなものはそっちで想像しろ」、とばかりに、その材料となるモチーフだけを無造作にこちらに投げつけて終わり。

これがいいんですよ。

歌舞伎役者で言うと勘三郎サン、染五郎サンにはテレビドラマで成長していただきたいものですが。

「幕末太陽傳」デジタルリマスター版とか、急に思い出したみたいにやるんですよね、NHKBS(笑)。 気が抜けません(笑)。

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