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2013年6月30日 (日)

「あまちゃん」 第8-13週 夢中になれる、ということ

 主役の能年玲奈チャンが使っているガラケー。 たぶんパナソニックのビエラケータイですよね。 色もなにも、私が現在使用してるのと同型。

 さて、久々の 「あまちゃん」 レビューです。
 「あまちゃん」、かなり人気が出てまいりましたね。 テーマ曲やサントラの売り上げとかダウンロードが好調であるとか、「ぴったんこカンカン」 で採り上げられるとか、メディアミックスが始まっている印象です。 こうなるとドラマを中心とした流れが巻き起こるもので、「一大ブーム」 と呼ばれる現象へと発展していくものです。

 先週の某週刊誌連載では、クドカンサン、「『あまちゃん』 の執筆あと3回」、と書いていたので、もうラストまで仕上がっていることでしょう。 お疲れ様です。

 このドラマの最も原初的な 「つかみ」 というのは 「じぇじぇ!」 という感嘆句にあることだと思うのですが、「ゲ!」 を 「じぇ!」 に置換しただけのように思えるこの方言、ドラマ開始当初から 「こんな方言はない」 という話題が持ち上がっていた。
 私が 「朝ドラ」 につねに付きまとっているように感じるのは、このような 「重箱の隅ツッツキ感覚」。 毎朝見る習慣性の高いものであるせいか、かなり 「姑感覚」 で見る視聴者が多い気がするんですよ。 登場人物にちょっとでもおかしいところがあると文句を言いたくてしょうがない。

 それが今回はかなり少ないと感じるのですが、よくよく観察してみると、主人公アキの行動パターンって、私はかなり常軌を逸しているところがある、と感じます(もともと宮藤官九郎サンのドラマの登場人物って、みんなこうなんですが)。

 最初にそれを感じたのが、アキがイケメンの先輩にあこがれて普通科から潜水土木科に編入してしまう、という展開。 そこから 「ナマリすぎる海女」 として人気が出ていき、2000万円もの融資を取りつけて 「海女カフェ」 を建てる、という展開にも面食らいました。 「高校生の分際で自分のアイディアを実現させるためにこれほどの大金を動かすことに躊躇はないのか?」 という感じで。
 果ては今回、アイドルになるために上京、という決断をしてしまうところ。

 そもそもこの天野アキ、東京では「協調性も…(ナンダッケ?以下省略)」 なにもなくてドン暗のポエムを書いたりという高校生活を送っていたというのに、どうして三陸ではこれほどハッチャケているのか(ときに、「ズケズケ言いすぎだな」 と感じることもある)。
 これは、アキがこの場所で自分は生まれ変われる、と感じただろうからで、そのいちばんの武器として、アキは地元の 「訛り」 を積極的に使っている。 「訛り」 そのものがアキにとって、仮面ライダーに変身できる 「マジックスペル」 なんですよ。
 「海に潜りたい」 という衝動も同様で、「海」 というのは別世界の象徴。 自分をリセットできる巨大な力を有している。
 三陸の人々の精神的なおおらかさ、という点でもやはり大きなものがあると思いますね。 ズケズケものを言うことに躊躇がない。 都会じゃ腫れ物に触るようなことも、なんでも忌憚なく言い合えるアバウトさ、というものもある。

 それほどまでに彼女は東京を嫌い、東京での自分を忌避してきたわけですが、今回の 「東京編」 では、アキはそこらへんの葛藤を克服しないまま 「エイヤッ」 という感じで上京しちゃってる。 じっさい今週、東京でのいじめっ子に出会ったアキはかなり 「昔モード」 で別人のようでした。

 ことほどさようにアキの行動は場当たり的で結果オーライ的で、姑の常識的な感覚で見てると 「なんだこのムスメは」 という感じなのですが、でもそれが気にならない。

 それはこのドラマの構成要素に 「ギャグ」 という側面が深く関わっていることと無関係ではない。 要するに 「笑えるからそこらへんの欠点が解消してしまう」、ということなんですが、このギャグの性格は多岐にわたっていて、「著作権の関係上お見せすることができません、ってもともと作ってないでしょ!」 とか 「水口、いつからいたんだよ!ってみんな気付けよ!」 みたいな、フツーのお笑い的な感覚と同時に、1970~80年代の知識がないと分からない懐古趣味をまぶしたものも多いことが大きな特徴だと感じます。 「都会の絵の具に染まってしまった」 とか、「木綿のハンカチーフ」 を知らなきゃ笑えないギャグでしょ。 ここらへん、現在中年世代の心をいつの間にかつかんでしまうわけですよ。

 しかしきちんと締めるところは締めている。
 クドカンサンのドラマって、マジメなことを登場人物に語らせると、必ずあとで 「でもこーだけどね」 みたいなチャチが入る。 彼の 「真面目感覚」 というものは常にどこかに 「照れ」 みたいなものがあって、それが一種の 「はぐらかしによる快感」 を呼び起こしている作用があるのですが、先週の 「故郷編」 の終盤で夏ばっぱ(宮本信子サン)に、長年娘の春子(小泉今日子サン)に抱いていた申し訳なさをマジメに謝らせたとき、この 「チャチ」 が入らなかったんですよ。
 「ここでチャチが入ってしまうと、夏ばっぱの申し訳なさが春子に完全に伝わらないし、これでは故郷編の決着がつかない」、とクドカンサンは判断したんでしょうね。

 ここで春子はそれまでずっと 「夏さん」 と呼んでいた自分の母親を、初めて 「お母さん…」 と呼ぶのですが、これも一種の 「感動を呼ぶ小道具」 みたいなもので、ドラマ開始以来一貫してツンケンしていた春子の心を氷解させる、「故郷編」 大団円の呼び水としている。

 そして若かりし頃の春子が故郷を出る時にも、鉄道の絶景ポイントで大猟旗を振っていた、という夏ばっぱのエピソード。 これが感動のダメ押しなのですが、今回アキが東京に行く時も、夏ばっぱはやはり同じポイントで、大猟旗を振るのです。
 「ハテ?どこかで見たよーな」 みたいなエピソードですが、確か 「ちりとてちん」 の時もこんな場面があった気がします。 もしかしてクドカンサン流のオマージュなのかもしれません。

 この夏ばっぱの行動に気付かなかった昔の春子と、気付いたアキ。 「春子がこのことを勉サンから知った時点で、アキにケータイで連絡すべきだろう」 とも思ったのですが、クドカンサンはあえて(?)そのことをしません。
 おそらくこれは、夏ばっぱのメッセージが届く、ということが最良のことではない、ということなのかもしれない。 「なんでも都合よく心が伝わる」 ということに対するクドカンサン自身の懐疑がそこにあるのかもしれない。

 そしてアキの破天荒な行動に対してもうひとつ言えること。

 彼女の行動には、常に 「夢中になれることに向かって突き進めるのは、若さの特権だから」 というクドカンサンの思いが託されているように感じることです。

 若いからこそ、いろんなことにチャレンジできる。

 だからいくらアキが、場当たり的な感情で自分の進む道を決めていっても、「アキがそのことに夢中になれるのだからいいではないか」、という気がしてくるのです。
 そりゃ節操ないですよ。 なんかお稽古ごとを3日でやめるみたいで。 来週は薬師丸ひろ子サンの付き人をやるみたいだし。

 でも、なんだかんだと迷う前に、やりたいことをやりゃいいじゃないか、と。
 みんな不景気だとかそんなに簡単に夢がかなうはずないとか、マイナス要因ばかり考えて自分の好きなことを自分で限定しすぎていないか。
 そりゃ常識的なこととか分相応のこととか、考えることも必要ですよ。
 でもあまり分別つき過ぎたら、かえって自分の人生つまんなくなるんじゃないか。
 お年玉をもらって貯金するとしか考えられないなんて、堅実すぎてつまんない。
 もっとパーっと、人生楽しもうよ。

 そんな思いが、ドラマから伝わってくるような気がするのです。

 このドラマを見て元気が出るのは、全編に渡ってギャグタッチで、朝から楽しい気分になる、という要因も大きいのですが、やはりヒロインが若さにまかせて突っ走っている、という印象によるものが大きいのではないか、という気がします。

 この勢いが、「ドラマによる被災地の復興」、というNHKの大義名分と、しっかりマッチしている。 「あまちゃん」 ブームの到来というのは、すなわち被災地の活性化に直につながっているわけですよ。

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コメント

>「ちりとてちん」へのオマージュ
ユイが「母親のようになりたくない」と言って
ヒロシに叩かれる所などにも感じました。

>彼女は東京を嫌い、東京での自分を忌避してきた
>そこらへんの葛藤を克服しないままで上京
>今週、東京でのいじめっ子に出会ったアキ
どうなんでしょうね。三陸で自信はつけたし、
ユイと一緒なら頑張れそうという程度でしょうか。
電話越しに両親が口論して、同級生にも見下されと、
東京の暮しが嫌で仕方ない理由はスムーズに解りましたが。

ちょっと感心したのがアキは海女修業を始めた頃、
謹慎をくらっている時に標準語に戻ってきていたのが
今では上京して数週間経過しても訛りっぱなしな事。
(でもGMTが東京出身はヤバくない?)
三陸は第二の故郷というか、あの頃より芯がしっかり
してきた事を示す伏線がちゃんとありますね。

リウ様
こんにちは。

いやあ、大変濃い内容のレビューありがとうございました。待った甲斐がありました!大変、お疲れ様でした。

ところで、アキちゃんの訛り=仮面ライダーの変身ベルト(古くてすんません)説、大変興味深かったです。
それで、私も思い当たることが一つ。アキちゃんは、ああ見えて、結構使い分けする子で、北三陸の人達と話すときは、基本、訛ってますが、両親、特に春子ママと話すときは、訛ってなかったんですよね。それが、海女カフェのステージで春子さんからビンタ張られたとき、「何も叩くことねえべ!」と初めて訛り全開で刃向いました。

これは、春子ママの支配からの卒業(夜の校舎の窓ガラスを壊したりはせんでしょうが)を象徴すると同時に、春子さんと繋がる東京の自分に、初めて向き合うことできるようになった、ということではないかと。
三陸の海でフォームチェンジして、強敵の春子ママも渡り合えるようになったけど、アキにとっての本当の「ラスボス」は、東京そのものじゃなかったのか思う次第です。

ただ、このコの場合、そういう事を何の考えもなく、というか、直感と本能でやってるところがあって、そこが、「考えがコロコロ変わる」と言われる所以なのかもしれません。それ故に、東京で昔の同級生と会うと忽ち、シオシオのパ~(分がる奴だけ分がればいい)になる訳ですが、その直後に、徳島出身の歳サバ読んでたコに対して、スイッチを切り替えるように珍妙な岩手代表の自己紹介をしてしまう。どこまで、自覚しているのか分かりませんが、とにかく、北三陸で手に入れた自分を、嫌で嫌でたまらなかった東京にぶつけてやろう、という気概が感じ取れるのです。まあ、その割には、帰りてえ・・とかぼやいてましたが(笑)。

私は、アイドルとは余り縁がありませんが、こう見えても(て、見えてませんが)、若い頃バンドやってたことがあって、アキちゃんぐらいの年頃の女の子が持つ瞬発力が凄いのは、よく見ておりました。本当に、短期間でびっくりするぐらい先にいっちゃうんですよね。その代り、醒めるときも、一気。ただ、アキちゃんの場合、北三陸で培った「海女スピリッツ」が、しっかり根っ子にあるので、最後はそこに帰っていくんじゃないかなあ、とは思っています。

何か、そういう思い出も込めながら、まるで親戚の子の行く末でも見守るように、毎朝、ハラハラしながら見守る自分が居ます。だから、私としては、東京編になって、面白さが加速したようで、もう、さだまさしの「案山子」の心境、元気でいるか~街には慣れたか~てなもんですね(これも、分がる奴だけ分がればいい・・か?)

リウ様、お疲れさまでした!
あまちゃんのレビュー、こんなに早くUPされるとは!
じぇじぇじぇじぇじぇ~でした~~(東京編、やたら「じぇじぇじぇ」が多く、アキの戸惑いの大きさを物語ってるようでした・笑)

ホントに「あまちゃん」は見てて元気が出ますよね^^
アキは確かに“場当たり的”なヒロインなんだけど、一度決めたら迷いなく突き進んで行くから、見ていて気持ちいいですね。ネガティブなポエム書いてたなんて思えないほど(笑)

最初は東京編に不安を感じながらの視聴で、アキと同じように一日目で私も帰りてぇ~(どこに?笑)と思いましたが、単純に今は毎日楽しい15分です。
でも、あまりにも面白さ先行で話が進んでしまうと、ドラマが始まった当初の“温かみのある面白さ”が吹っ飛んでしまい、後味の悪さだけが残ってしまうので、クドカンさんの“勢いの良さ”はほどほどにしてほしいかな。
やっぱり、「わざとやってんのか、このジジイ!」…みたいなセリフは正直聞きたくないから。

でも、もう脚本は仕上がっているのですね。
この先、想像すら出来ないような展開ですが(笑)楽しみにしています。
リウ様のレビューも楽しみにしてていいかしらん♪(^^)

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

相変わらず巨炎様の洞察は鋭すぎる(笑)。 「お母さんみたいになりたくないの!」 というユイのセリフも、そう言えばB子チャンがしゃべってましたよネ! クドカンサン、「ちりとて」 にすごいこだわりがあるんでしょうかね? 「ちりとて」 以外で 「見えんけどおる」 なんて出てこないし(笑)。 あ、その点では 「ジェジェジェの女房」みたいな?(それはないか)。

で、ちょっと言葉足らずだったかもしれませんが、私が 「葛藤を克服してない」 と書いたのは、三陸でのアキが 「内弁慶」 の域を出ていないのでは、という意味がこもってます。 「東京のバカヤロー」(「とんぼ」)に対峙する覚悟、とでもいうか。

でもそこらへん、すごくスルリとクリアしそうですけどね、アキの若さは。

結局姑(舅か)感覚で見てるのは、ほかならぬワタシだったりします(笑)。

Zai-Chen様
コメント下さり、ありがとうございます。

う~ん、Zai-Chen様の洞察も鋭い(笑)。 私気付きませんでしたよ、母親と話しているときだけ東京弁とか。

ただ感じるのは、かなりハチャメチャなことをやってるくせに、すごく細かいところにこだわってエピソードが構築されている、という部分ですね。
今回のクドカンサン、「朝ドラ」 仕様という意識があるのか、ヤケに回想シーンが多い気がするんですよ。 丁寧な回想が入ると、片手間に見ている人でもきちんと話が通じてくるし。
つまり、アキの行動は出たとこ勝負っぽいけど、それを書いているクドカンサンは、常に過去の自分の書いた 「あまちゃん」 をチェックしながら物語を書き進めている。

今回始まった東京編でも、GMTの世界というのは、アキがそれまでやっていたアイドルの真似事とは、かなり一線を画している世界だと思うんですよ。

いきなりあいさつで 「ももクロ」 みたいなハイテンションで自己紹介とか、すごく不自然じゃないですか。
アキが三陸でやっていたアイドルというのは、こういう作為的な部分がほとんどなく、ニュートラルな気持ちで観客と交歓できていた。

「これってオラが思い描いていたのと違う」、と感じたとき、やはりアキは 「帰りてぇ…」 となるはずだし、「ユイちゃんが一緒ならな…」 と感じると思うんですよ。

でもそれは、この世界への興味によって、瞬く間に解消してしまう。

「かっけぇ~!」「面白ぇ~!」。

Zai-Chen様のバンド時代の女の子の話、実に興味深く拝見いたしました。 たぶんその女の子たちも天野アキも、自分に興味があるものに貪欲だからこそ、キラキラ輝いていられるのだ、と感じます。 「カッコイイ」「面白い」 という判断基準しか、そこには存在しない。

でもだからこそ、彼女たちは飛躍できるんだと思うんですよ。

ちょうどオープニングテーマで、能年玲奈チャンがジャンプをしまくっていますけど、なんか毎回、これを見るのが楽しみな自分、というのも、おそらく彼女たちのキラキラがまぶしいせいもある、そんな気がいたします。

ほとりん様
コメント下さり、ありがとうございます。

ほとりん様のリクエストにばかりこたえているよーな気がする今日この頃(ハハ…)。

でも、「八重の桜」 は見るのには気が重く、「あまちゃん」 はその点、気楽にゲラゲラ笑えるから 「ちょこっと見てみっか、1回15分だし」 などとゆー感じで見てしまうんですよ。 今回も、3週間分4時間半(!)、15分ごととか30分ごととか、途切れ途切れであっという間に見てしまいました。

クドカンサンのドラマで登場人物の口の悪いのって、たぶんしょっちゅうだと思います。 「11人もいる!」 では、年端もいかぬ加藤清史郎クンに、広末涼子チャンのオッパイ揉ませろとかやらせてたくらいだから(笑)。 春子が叩く悪たれ口とか、気になっちゃいますか。 私は気にならないんですが、おそらくいつもオヤジと 「なんだバカヤロー」 みたいな会話をしてるから気にならないんだと思います(笑)。

ほとりん様は、おそらく穏やか~な会話に囲まれた生活をなさっているのだ、と推察申し上げます(皮肉じゃないですよ~)。

リウ様
こんばんは。

御返信いただき、ありがとうございました。

先のコメントでは長くなるので割愛しましたが、夏ばっぱの大漁旗、まあ、あれが「ちりとてちん」のオマージュであることは、衆目の一致するところでございましょう。レトロな政治家みたいな言い方になっちゃいましたが(笑)

でも、その「ちりとてちん」にしても、実は、「私の青空」でフェリーに乗って東京に旅立つ田畑智子さんを、堤防の突堤で大漁旗振って見送る伊東四朗さんがネタ元になっているのではないか、と、私は勝手に思っています。

で、伊東四朗さんと言えば、やはり、川を下る舟を追いかけながら叫ぶ、「おしん・・おし~ん!」ですよね。

かくして、遅れてきた見送りの伝統は、綿々と朝ドラ界に受け継がれているのではないかと。

でも、そのルーツは、「巨人の星」で甲子園に向かう飛雄馬を、ホームの端からVサインで見送る星一徹にあったのかも(んなわきゃないですね)。

Zai-Chen様
コメント下さり、ありがとうございます。

私は朝ドラをそんなに真面目に見ないほうなので(結構これって重労働ですからね)、「この場面はどこそこのあの作品のオマージュ」 というリンク機能がないのですが(笑)、「旅立つ主人公を意外な、そしていちばん見送ってほしい人が陰からばぁ~っと出て励ましの行動をとる」、という点では、やはり私の場合も、「巨人の星」 が体験的にはいちばん最初だったかもしれません。

今回の場合特殊だと感じるのは、「ダメなら戻ってくりゃいーじゃん」 という空気が支配的なこと。
これって頭の固い視聴の仕方をしてしまうと、「なんだそんないい加減な」 と思ってしまいがちなのですが、これは三陸に戻ってきた春子が感じている 「どのツラ下げて戻ってきたんだ」 という引け目を生み出す土壌が、時代的にもう変化しつつある、ということの象徴なのかもしれない(また小難しいことを考えてるぞ…笑)。

まあ、「故郷に錦を飾るまでは帰ってくるな」 というより、よほど精神的に楽ですね、「いつでも戻って来い、オメのいる場所はここだ」 というのは。

でもストーブさんのように2ヶ月くらいでは、アキも帰れない意地があるのではないか、と感じます。

リウさん。怒涛のアップ、お疲れ様でした。
いやはや…疲れた、年だとぼやきつつ、リウさん!素敵!

あまちゃん
私も楽しくみています。朝は見れないので録画組ですが元気になりますね~
ホント若いって素晴らしい!
後先考えず突っ走れるだけで、若いってことの特権デスモンネ。
また、アキチャン、可愛いンデスヨネ
娘を見てるようで微笑ましい。

80年代の小ネタもドツボです(^_^)
『激流』も見てます。
15歳の自分 どんなんだったかなぁ?
アキチャンみたく明るくはなかったなぁ
なんか小難しいこと考えて口だけ達者で出来もしないくせに生意気で鼻持ちならないこだわり甚だしい!
そんな自分と春ママと重なるところがあったりして…
謝って欲しかったんだ  ってあの言葉は、イヤァ泣けました。

東京編も、アチコチしかけがあって、楽しいです(^_^)うちの娘AKB48大好きなんですが、彼女たちがハマるってマジックも、からくりが見えてきてなるほど、と思います。
素人がアイドルになれちゃう時代。隣のあの子もアイドルに、そこのあの子もアイドルに!って昭和のアイドルは○○ちなんかしないって思ってましたもんね…(笑)

みち様
コメント下さり、ありがとうございます。

やはり年だと思うことは多いです(笑)。 続きませんもんね、このレビューから 「島の先生」 の最終回を見て続けてアップだ、と意気込んでいたのですが、ここ数日疲れてそれが出来ない

○○ちって、あ、そーゆーことか(笑)。 番組HPを読むと、クドカンサンがアイドルを系統的に理解していることが伝わってまいりますよね。 本人は少年のころからパンクロックとかとんがった音楽志向のようですが、きちんとフツーにアイドルも好きだったと思うんですよ。 AKBがどうしてこれほど熱狂的な人気があるのか、そしてそれが外側からどのように醒めた目で見られているのか、よく把握していると感じますね。

いろいろと謝ってほしい人っていうのはいますよね、いろんな意味で(笑)。
ただ私は、どこを謝るのか、そもそもなんで謝らなきゃいけないのか分かんないような人に対しては、「世の中こんなもんさ」 と割り切るようにはしてます。
つーか、こっちが 「チッ」 とか考えちゃうと、よけ~に腹立つから(笑)。

最近思うのですが、「どうも腹立てると、ロクなことにならんな」 と。

怒りに吸い寄せられる、ネガティヴなもんってあるよな、みたいな。
自分が怒ったり悲しんだりしてると、不幸が寄ってくるよーな気がするんですよ。

もしかして今ごろ、自分の人生から学んでいるのかも(ハハ…)。

リウ様
返事がちょっと遅くなってすみません。
そうですね~、今期の春ドラマはほとんど観ていなかった中で、観てるドラマのレビューがUPされてるのはうれしかったです。
…ってことは、本当はコメントも書いた方がいいんだろうな~と思いつつ、スルーすることが多く、ごめんなさい!
(最近は珍しく書き込みまくってますが^^;)

「島の先生」のレビューは、前にも書きましたが、無期限延長で結構ですので(笑)
私はもう仲間由紀恵さんを見てるだけで癒やされましたから(笑)
それにこれから夏ドラマが次々と始まりますし♪
今からどれを観ようか悩みそうですが、とりあえずは1回目を観てからですね。
…と書きながら、「激流」は話がややこしそうで、初回も見逃してしまったので、残念ながら私は早々にリタイアです(笑)
まずは、今夜の坂元さん脚本の「Woman」に期待します♪

あまちゃんは、薬師丸ひろ子さんの鈴鹿ひろ美が、やっぱり結構クセのある人物のようで、できれば、はらちゃんの時のゆりこさんのような可愛らしい人であってほしかったな~と勝手に期待していたので、それがちょっと残念。。クドカンさんならではの人物設定なのでしょうけど。

そうそう、私と母の関係は、春子と夏さんのケンカどころじゃないですね~(^^;
二人で商売をやっている関係上、穏やかでいないと仕事にも差し支えるので、ムリヤリ感情を紛らわせての毎日ですが(笑)、だからこそ「私、謝ってほしかったんだ…」っていう春子のセリフにはキュッ~ときましたね~。みち様も書いてらっしゃるように。

ドラマを見ていてイラッとくる時って、たぶんクドカンさんのセリフ自体に敏感に反応するんじゃなくて、細やかな優しい心遣いがなくなってきてるな~って感じる時のような気がします。
オッパイ揉ませろ発言は、きっと、がはははと笑い飛ばして、もっとヤレ~!ぐらいに思える範囲?(笑)

きっと、人によって反応する場所が違うんでしょうね。同じ人でも、その時その時によって変わりますから。
そんな様々な人たちが見て楽しめるドラマを作らなきゃならない脚本家さんって、ホント大変だと思います(笑)

横レスで失礼します!
ほとりん様とはなんとなくですが、リアルで会っても話が合うかもとか勝手に思っております(^_^)

その時々で怒りの原因は違いますが、確かに負のエネルギーの底知れなさは一つ一つは小さくても集団になるとゲリラ豪雨のようです。
いいものもわるいものも全てを破壊してしまう。
一人の怒りなんてそれこそ『チッ』って終わっちゃうことの方が多いと思うんですが、その『チッ』が度重なると、もう自分で始末するのが大変。
だったら、リウさんのようになるべくスルーしてしまえばいいのです。

でも
こんなふうに思えるようになるには、やっぱりある程度時間が必要かなぁと思います。
受容するには器がなけりゃ…器を大きくするには経験がなけりゃ…
まぁ自分の器は呆れるほど小さくてそのくせ美しくもないので、どの口がいってんだかってなもんですが恥

今夜の『woman』は予告見ただけでウルウルしちゃってて…アホか!!
それだけ期待してます。
また、皆様とあれこれお話できますように!
リウさん。しんどいかもですが
やわやわとお願いします。<(_ _)>

わはは、みち様、光栄です。ありがとうございます(^^)
どこか感じるところが似てたりするんでしょうか。

リウ様
「Woman」見終えました~
もぉ、なんて言ったらいいやら・・・
期待して、お楽しみくださいませ。。

ほとりん様
コメント下さり、ありがとうございます。 どうも昨日私が返信中にほとりん様からコメントをいただいたらしくて、見落としていました。

ゲゲッ(この場合はじぇじぇ!か…笑)、「Woman」、昨日からやってたんですか! 見逃した! 7月の第1週からなんて、聞いてないよ~っ!!

な~んて、うっそぴょ~ん(どうもクセになっとるな…笑)。

「島の先生」 はあと、最終回を見るのみなんですが、その前に本日は、「Woman」 を見てしまいました(ハハ…)。

あ~あ、コレ毎週やんの? という感じです(笑)。
死にたくなります(笑)。
イヤ、重いし(笑)。
「八重」 も重たくて見る気がしないんですが、こっちのドラマは 「八重」 の比じゃない(笑)。
速攻レビューは期待しないでください(笑)。

と言いながら、これからレビューに取り掛かろうと思いますが(すんのかよ)、たぶん満島サンの長ゼリフの書き起こしはしないと思います。
ちょっと釈然としない部分がまだあるので。 その部分を書こうかな、と。
というわけで、チビ八重チャンの演技には泣けたけど、号泣というまでには至りませんでした。 なんか引っかかるんだよな~。

「激流」 の第2回目は従ってまだ見ておりませんが、「話がややこしい」 というのは確かにありますね、レビューにも書いたんですが、このドラマダブルナレーションなので、桐谷サンがナレーションしはじめて 「エ?えっ?えっ?」 みたいな感じで。 正直ここの部分は巻き戻してしまいました(「巻き戻し」 なんて、表現がアナログだ…)。

「あまちゃん」 の過激表現に関して。
私はクドカンサンのドラマは比較的新参者ですが、彼の作るドラマって、おしなべて登場人物が、みんな口が悪いように思います。 「乱暴に取り扱って抱きしめて、また突き放す」 というのが、彼の作るドラマの持ち味ではないか、と感じます。 夏ばっぱの春子への謝罪には、最後の 「また突き放す」 が珍しくなかったですね。

みち様
コメント下さり、ありがとうございます。

やっぱりですねー、人はなかなか悟りの境地には達しないものでしてね(ハハ…)。
スルー出来ればいいんですが、あまりにあまりだと(笑)仏の顔も三度までだぞクソテメーコノヤローみたいな(爆)。 そういうときに限って、我慢してたぶんだけ怒りがひどくなっちゃうんですよね(ウンウン)。

まあ人生、何事もないとかいいとか、そういうほうがまれで、だいたいは悪いですから(オマエどんだけ不幸やねん…笑)。

でも、マジメにやってりゃいいんだと思いますよ。 いくらルーティンワークでもね。
別に誰のためでもない、自分のためだと思って。

だから器なんて、最初からないもんだと思えばいいような気がします。
堪忍袋もないし(笑)。
あると思うから緒が切れるわけで(笑)。 器なんてあると思うから 「これ以上は入りません」 と思っちゃう。

…またナマイキなことを申し上げましたゞ。

ははは、うっそぴょ~んって、、、
リウ様のそのミョ~なハイテンションは、Womanを観てしまったからでしょうか。
これから怒涛の3ヶ月になるであろう感イッパイのドラマでしたものね~(笑)
リウ様、心中お察し申し上げます・・(^^;

でも、夏ドラマも楽しみですが、リウ様と、ささ様始め皆さまの“大河談義 or 大河放談”の密かな隠れファンとしては、今の状況がちょいと残念でありんす(笑)

でも、時間は誰しも一日24時間しかないわけで、、、
難しいですね。。。

と、いつも勝手なことばかり言ってて申し訳ないです…(^^;ゝ゛

ところで・・・
>「乱暴に取り扱って抱きしめて、また突き放す」 というのが、彼の作るドラマの持ち味ではないか、と感じます

これ、うんうん、わかります。確かに確かに、です。
でも「乱暴に取り扱って抱きしめて、また突き放す。…そしてまた、抱きしめる」~まで、以前は描いてたような気がするんですよね(って、まだ言うか!ですが・笑)
でも、まあ、あまちゃんが「Woman」と同時期に毎日放送してくれるのは、なんかありがたいというか、バランス的に救われるというか・・・なので、今のあまちゃんでOKです。ハイ。
何を言ってるやら~ですね~。スイマセン(笑)
では、では。

ほとりん様
コメント下さり、ありがとうございます。

レビューを書くとか言っといて、まだほとんど仕上がっていない橋本です(笑)。

さすがにここまで忙しい&疲れるでは、どれに優先順位をつけてレビューしていこうかというのが大きな課題になってくるのですが、「見るのに気が重い」 というドラマというのは、こういう状態ではあまり見ようと思わなくなる感じで、結果的に 「八重」 のレビューが遠ざかっています。 見やすいものから先に見ちゃう。

ささ様にも愛想を尽かされてしまったようです。 近頃ちっともコメントに来て下さらないですよね

ま、「八重」 を怠っている自分の責任ですから。

春ドラマはなんだかんだ言って、そこそこに面白いドラマが多かったな、と感じます。 それに比べると夏ドラマは 「休息が出来るかな、『Woman』 を除いては(笑)」 という感じでしょうか。 堺雅人サンのドラマはちょっと警戒していますが。

ただ 「Woman」 に関しては、「なんか 『Mother』 の2匹め狙ってる感じかな?」 とゆーか。 子役で泣かせるのはもうい~や、という気もするんですよね(ネガティヴレビューの予告になってる?)。

リウさんにはいつもなんだか励ましてもらってるような気がします。ありがとうございます。

womanはリウさん泣かせの重量感でした。
ただ、motherの二番煎じの感は否めないかなぁ…
シングルで子育てしてる友人は、このご時世ですので私のまわりにもおります。
実家の援助がある人は、厳しいと言いながらもなんとか生活してますが、援助が得られない友達からは何度もお金貸して欲しいと頼まれ、困ったことを思い出しました。


お金で買えない幸せがあるって言えるのは余裕がある人ってセリフありましたが、ホントその通りです。

しかし
こっちの方がmotherなんじゃない?って実を言うと思っちまったのは
私だけではないはず。

どうしたってあの名作と被っちゃう。

それでも、見終わった時
坂元さんが伝えたかったメッセージを私は受け取っていたいと思います。

みち様
コメント下さり、ありがとうございます。

いや、いつもナマイキなことを申し上げてしまい、反省しております。

「Woman」 のレビューですが、手こずっているうえに、長々と書いた文章が手違いで消えてしまい(笑)(泣)(怒)、かなり気分が萎えた状態であります(ハハ…)。 半分程度保存しておいてよかったのですが、そこで書いていること、みち様と同じだし(笑)。

このドラマ、「坂元方式」 みたいのが目白押しで、たとえば食べ物を絡ませるとか、「昔私はこう思ってました」 みたいな打ち明け話と現在の状況とのリンクとか、坂元脚本に慣れてしまった立場としては、「うんうんこの感じ」 と満足するか、「う~ん、ちょっと別タイプのも見たいかな」 という不満が出るか、そのふたつにひとつだと思うんですよね。

私の場合はどちらかというと後者。 「こういうの、もういいかな」 という感じ。 でもこれがないと坂元作品という気もしてこないし。

そんな内容のレビューになってしまいますが、再びレビューに着手できるだけのモチベーションができるかどうか、それが問題です(笑)。

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  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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