« 「花子とアン」 第10-13週 本当のことを言わない人々 | トップページ | 「同窓生~人は、三度、恋をする~」 第1回 柴門ふみ氏と田渕久美子氏の共通点 »

2014年7月12日 (土)

「信長のシェフ」 Part2 第1回 深夜枠だからよかったこともあるわけで

 2013年の1-3月期に深夜枠で放送されていた 「信長のシェフ」 の続編が、ゴールデン枠で登場。 特に 「シーズン2」 とか 「新」 とか題名についてないので、ここではPart2として取り扱います。
 それにしても前回は、ネットで見る限りかなり高評価だったと思われるこのドラマ。 その人気のわりに再登場まで1年半というのはなんか長い気がするけど(まあ私みたいなオッサンにはあっとゆー間だが)、たぶん時代劇だからそれなりの準備が必要だったのかもしれません。
 それと、原作がまだ終わってないのもあるけど、おそらくPart3もにらんでいる。 今回の初回を見て推測できるのは、このシーズンはおそらく高嶋政伸サン演じる武田信玄(ひいては吉太郎アンチャン、じゃなかった、賀来賢人クン演じる勝頼)との戦いがメインに据えられるのではないか、ということ。 となると本能寺まではまだまだの行程。
 「妻はくノ一」 みたいに、原作がかなり長そうなのに(読んでないから知らん)第2シーズンですぐに 「最終章」 とか、いさぎいいことしなさそう(テレ朝引っ張るでぇ~引っ張るでぇ~)(なお 「妻はくノ一 最終章」 は、当方まだ視聴中です)。

 ゴールデン枠に移動だから、あらたに出てくる俳優さんもそれなりにグレードアップしてる印象はあります。 ただ印象としては、「大河に出そうでなかなか出てこない、なんか大河の当落線上にいる」 人たちが多い気もする(失礼)。 信玄をやる高嶋政伸サンも、なんかこのところ大河にはご無沙汰だなァという気もするし、前シーズンで不思議に出てこなかった信長の正室・濃姫を今回演じる斉藤由貴サンも、大河っていうと出てそうで出てない。 しかし信長のミッチーにしても、濃姫にしても、今年の大河よりはこっちのほうがハマっているような…(重ねて失礼)。

 それと武田信玄、と言えば大河の 「風林火山」 でその信玄を演じた市川亀治郎…じゃなかった猿之助サン(どうも猿之助というと、スーパー歌舞伎の先代のほうが未だにイメージ強くて…)。 なんか大河に出そうで出てこないですよね。
 対照的に前シーズンで確か壮絶な最期を迎えた森可成、かれを演じた宇梶剛士サンが、まるでその演技を買われたかのように今年の大河 「軍師官兵衛」 に抜擢され、そのイメージを引きずった清水宗治を演じているし(いや、2年に1回くらい大河に出てるなこの人)。
 あと、Part2第1回で非常に印象的な演技を見せてくれた笹野高史サン(松永久秀役)。 この人は大河にはちょくちょく出ている印象だけど、でも 「天地人」 で豊臣秀吉をやってから、もう5年もご無沙汰なのか。 あ、これらの情報はみな、ウィキ見ながらやってますんで(笑)。

 出てくる俳優さんもそうだけど、このドラマはそもそもが 「タイムスリップ物」。 現代のシェフが戦国時代でどのように現代風の料理を再現していくか、が見せ場の中心にあります。
 おそらく作り手の意識を考えたとき、「『JIN』 の二番煎じ」 というのと、深夜枠というのとで、そんなにリキがこもった作り方をしていなかった。
 でも、そこそこに力の抜けた、その抜け加減がよかったわけですよ。
 主役がジャニーズの若手の人だし、豊臣秀吉がゴリサンだし、明智光秀はゴローチャンだし。 これがもし大河だったらバッシングの嵐だけど(笑)、そういうスタンスで作られているんだな、というのがキャスティングで分かるから。
 けれども見る側に緊張を強いてこないその作りのなかで、ストーリーはわりと何層にも重層的に構築されていて、その意外性がなかなかに楽しめた。

 今回の第1回でもその片鱗は確かに受け継がれています。
 たとえば松永久秀の心の奥底を探れと信長に命じられ、久秀から献上された1億円もしようかという茶壷を利用する主人公のケン(玉森裕太クン)。 そこに現代風な、あつく熱した鉄皿を使った料理を絡める。 ちゃんと料理がうまく絡んでいるし、茶道具という当時の戦国武将たちに好まれた材料も抜け目なく取り込んでいる。

 久秀の前に運ばれた、火傷しそうな鉄皿の前で、茶壷を持った信長はわざと転びます。
 でもこれはケンが考えた策。
 ここで久秀は茶壷などそっちのけで信長をかばったように見せ、自らの忠誠心をことさらに強調する。
 周囲の者は久秀の忠誠心に感心するのですが、それは久秀の思惑通り。
 しかし信長とケンだけは、久秀が信長をかばうのと同時に、高価な茶壷を安全な場所に払い落したことを種明かしし、久秀のさらなる心中をつまびらかにしていく。
 久秀は、信長と茶壷を同時に選択する、油断のならない男だ、ということです。

 結論に向かって、話に枝葉をつけて肉づけし、見る者を左右に揺さぶってから、その結論へと導く。
 キャスティングと裏腹な、こうした重層的な話の運びが、このドラマを 「意外と面白い」 と思わせる要因だと思うのです。

 また、顕如を演じる市川猿之助サンの存在も重要だと感じる。 「軍師官兵衛」 では眞島秀和サンがストイックな高僧を演じているのとは対照的に、こちらの顕如は女に目がなく(笑)、健啖家(単にスイーツ好きかな)で、信長を殺そうと策を巡らせる抜け目のない人物。 この 「ブラック顕如」 のブラックぶりがドラマを引き立たせていることは間違いない。

 けど、やっぱりこれって、深夜枠でやってたからその意外性が引き立っていたわけで。
 これがゴールデンになっちゃうと、一部の人をのぞいてキャスティングの脆弱さは露呈していくし、「B級」 で良し、お咎めなしとされていたさまざまな部分で厳しい目にさらされる。
 特に志田未来チャン。
 彼女は男の世界では生きていけないから男のふりをしている、という設定ではあるのですが、主人公ケンのおそらく本命になるであろう恋人、という可能性をいつも秘めている。
 しかしドラマはどちらかと言えばジャニーズに遠慮したかのように、ケンの恋人役になりきれず、まるで狂言回しのような役割に堕してしまっているんですよ。
 これが深夜枠では 「まあいいか」 という感覚だったのが、ゴールデンになると 「なんなのこの人」 みたいに見えてくる。
 逆に言えば志田未来チャンは、ものすごく微妙で難しい役をやっている、とも考えられるのですが。 でもなんか、中途半端に見えちゃうんだよな~。

 Part1との違いを感じたのは、明智光秀以外にも信長を狙っている者がいるのではないか、とケンが悩むところ。 けっして史実通りにする必要はないのですから、明智以外の者によって信長が討たれる、というパターンも模索できるこの展開は、緊張感が出てよろしいですね。

 ナレーションをやっていたのは、Part1では来宮良子サンでした。 しかしご承知の通り、亡くなってしまったために今回は杉本るみサン。 意外と来宮サンみたいな声でしたね。

 第1回みたいに2時間スペシャル、みたいなことをやられると、「そんなにごたいそうなドラマでもないだろうに」 とか思っちゃうんですが(みたび失礼)、Part1のように楽しませてほしい気はいたしますね。
 それにしても2時間は、オッサンにとってはしんどかったぞ。

« 「花子とアン」 第10-13週 本当のことを言わない人々 | トップページ | 「同窓生~人は、三度、恋をする~」 第1回 柴門ふみ氏と田渕久美子氏の共通点 »

テレビ」カテゴリの記事

コメント

リウ様
こんにちは。

贔屓にしてた地元のラーメン屋さんが東京の一等地に出店し、上京のついでに入ってみたら、そら~店構えも綺麗にお洒落になってて味も変わらない筈なのに、「なんか違う?」と。
そんな感じなのでしょうかねえ・・・ちなみに、これは実体験なんですけどね(笑)。

ただ、ミッチー信長と、猿之助顕如の対決シーンとか、見応えはあったと思います。問題は、前シーズンでこのドラマを支持していた人たちがこうした本格的な「見応え」を期待していたかどうかなのですが。

いかんせん、この作品は、玉森君の「いざ参らん、戦国のキュイジーヌ」という決めゼリフが黄門さまの印籠のようなタイミングで出てきて、ケンの料理で一件落着というのがフォーマット。その中で、戦後史や料理史などは意外に(失礼)、しっかり踏まえてたりして、そのアンバランスさが私にとっては魅力だったんですけどね。

今回の2時間スペシャルは、その基本形をそのまま拡大し、増量した時間と予算に当てはめようとしている。そこが、観ていてどこか落ちつかなかった原因だったのかな、と思ったりもしました。
だって、玉森君、何回言ってました?「戦国のキュイジーヌ」って。水戸黄門だって、拡大版になれば、将軍家を狙う陰謀話を絡めたりして、それなりに重厚な作りにするのですよ。少なくとも、助さん角さんが何回も「控えおろう~!」と、叫ばなければいけない話には持って行かない。

作る側からすれば、サービスのつもりなんでしょうけど、私としてはちょっと的外れに感じましたね。だって、ラーメンを、お洒落な内装でBGMにジャズ等がかかっているような店で、落ち着いて食べようなんて思いませんもの。

Zai-Chen様
コメント下さり、ありがとうございます。 返信が遅れ、そのうえ新しい記事アップを優先までしてしまい、重ねて失礼をいたしました。

ラーメン屋の例えはなかなかのスグレモノです。
ただ小生、あまりラーメン屋には行かないので実感には乏しいのですが(笑)。

玉森クンの演技には、ちょっと辛辣なようですが、あまり期待していません。
期待していないから、「なかなかこの子は演技力あるな」、なんて思ってしまいます(褒めてんのかけなしてんのか)。
「ぴんとこな」 のときもそうでしたが(注リタイア済み…笑)、マジメに役をやっている、というのがとても見える男の子だと思うんですよ。
このドラマでの主人公は、風貌が幼いクセに、やたらと頼もしいのも、意外性の一部だったりします(原作のほうは若者っぽくなかったような気がしますが)。

深夜枠で見ていた人は、ゴールデンには仕事から帰ってこれないので録画予約だ、と思うんですが、ゴールデンでやる以上、新規のお客様にも楽しんでいただかなければならない。
でも猿之助サンとか高野サンの演技って、ゴールデンでやるスタンダードなレベルだ、と思うんですよ。
これで当たり前、という。

そこで私が懸念しているのは、記事中にも書いた志田未来チャンとか、あとゴリサンとか。 ゴリサン、前シリーズでは結構出しゃばっていたような気がするけど、第1回ではあまり存在感なかったですよねー。 ゴローチャンも、出てくるとちょっとガクッ、という感じになっちゃうし(笑)。
ゴールデンのレベルじゃないんですよ。

かなり忌憚なく書いてしまいましたが、プロットとしてはゴールデンの視聴レベルに耐えうる構造を失っていない、と感じます。 今後に期待です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 「花子とアン」 第10-13週 本当のことを言わない人々 | トップページ | 「同窓生~人は、三度、恋をする~」 第1回 柴門ふみ氏と田渕久美子氏の共通点 »

2019年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

無料ブログはココログ