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2015年4月

2015年4月 5日 (日)

2015年春ドラマ、どれ見るの(またレビューは第1回目だけか?…笑)

 冬ドラマの総括もようやってへんのに、もう春ドラマの見立てでございます(笑)。

 まず目を引くのは、TBS日曜劇場の 「天皇の料理番」 でしょうか。 つーても私なんかの年代では、1980年に堺正章サン主演で放送されたドラマ化第1作目の印象が相当強烈で(同じTBSでしたが当時は日曜劇場が1話完結方式だったので大河ドラマの時間帯、日曜8時に堂々とぶつけていた)、「これに敵うもんはそうそう作れねェだろう」 という気がするのですが、それにあえて挑戦する気概やよし。
 まあ35年も前のドラマだから脳内補完が進んですごかったと思ってるだけで、今に比べりゃ見劣りするかもしれませんけどね。 今回は 「JIN-仁-」 の森下佳子サン脚本をはじめとしてスタッフも再集結してるらしいから、それなりのものを見せていただける気がします。
 1980年版で印象的だったのは、料理長の財津一郎サン。 この人、当時の私からいうと 「キビシーーっ!」 の人だったから、こういう性格が 「キビシーーっ!」 役を演じているのが結構ショックで(笑)。 あとは明石家さんまサンをきちんと見たのが、これが最初だったこと。 もうすでに当時、大阪じゃ活躍してたみたいだけど、私の記憶では明星かなんかに載ってた 「小林繁投手の形態模写」 というのを読んだのが最初で、「天皇の料理番」 ではなんか、とても情けない男の役をしていたのが、とても印象に残っていたものです。

 と、昔話をしだすと止まらないのが老害ですね。 もしレビューするとしたら、の話ですが、その時までとっときましょう。 4月26日スタート。

 次は、結構面白いコンテンツが続いている日テレ水10ドラマ枠。 主演の堺雅人サンが 「半沢直樹」 を蹴って(?…笑)大河ドラマ入り直前のドラマに選んだ 「Dr.倫太郎」。 「花子とアン」 の中園ミホサン脚本…つーか、この人の医療モノと言うと、私は見てませんが 「ドクターX」 つーことになりますか。 どうも私、最近堺雅人サンに関しては、「作品に厳しくなるあまり、なんか気難しくなってません?」 という印象があるので、作品でその印象をひっくり返していただきたい心境です。 「新選組!」 で山南やってた頃が懐かしい。 4月15日スタート。

 NHKでは土曜ドラマの 「64(ロクヨン)」。 まあ私のあまり得意でない 「事件モノ」 ですけどね。 ピエール瀧サンが主演って、…冒険するなァNHK(笑)。 「このミステリーがすごい!」 で1等賞になったのが原作、というなら面白そうだ、という単純な理由による(笑)。 4月18日スタート。

 同じ傾向で 「刑事モノ」 で面白そうなのは、日テレ土曜の 「ドS刑事」。 題名がまず笑える(ハハ)。 そのドS刑事が多部未華子チャンというのがい~な~(笑)。 タベチャンにどつかれたい(Mかオマエ)。 4月11日スタート。

 なんとなく気になるのは、ホントに滅多に見ないテレ朝ドラマですが、「アイムホーム」(木曜21時)。  木村拓哉サン主演、というのだけで物議がわき起こりそうなんですけど(笑)、内容が面白そう。
 原作は石坂啓サンのマンガ。 事故で記憶が曖昧になったサラリーマン(木村クン)が、資産家の妻(上戸彩サン)と子供の顔が仮面に見えるようになり、愛情があるかどうかも分からないのに、前の妻子のことはよく覚えている、とか。 なんかミステリーだな~。 4月16日スタート。

 私は見てなかったけど、「最後から二番目の恋」 コンビの岡田惠和サン脚本、宮本理江子サン演出によるフジテレビ水曜22時ドラマ、「心がポキッとね」。 なんとなく気になるから見てみます。 阿部サダヲサン主演。 4月8日スタート。

 マンガの影響でかなり人気のある戦国武将なのに、NHKの大河ドラマではまことに軽い扱いしかされない前田慶次。 今回もNHK木曜時代劇枠で、しかも老境に差し掛かった時期をやる、というちょっと 「外した」 扱いで 「かぶき者 慶次」 を放送します。 藤竜也サン主演。 4月9日スタート。

 あとはまた、テキトーに全部第1回目だけは録画します。 アニメでは 「攻殻機動隊」 のアーリーバージョンで、すでに映画化されたものをテレビアニメとして再編集、というのをやるんだけど、東京MXテレビとか放送される局が限定されているので、詳しくは公式サイトをどうぞ→ http://kokaku-a.jp/tv/

 さて、どんだけレビューしたいと思わせてくれるドラマに出会えるんでしょうか(まあ、しても第1回目だけだけど、最近…)。

「まれ」 第1週 特に可もなく不可もなく

 久々に現代ドラマ(正確には20年ほど前)に戻ってきた今回の朝ドラ。 題材的にはヒロインが自立するさまを描く朝ドラの王道と言っていい内容なのですが、どうも引き付けるものが弱い気がします。

 王道とはすなわち、悪い言い方をすれば、手垢がついた、ということ。 このドラマの売りというのは、「花子とアン」 で主人公の妹をやった人がヒロイン、ということくらいで、ほかにはちょっと思いつかない。

 そう考えると、ここ数作の朝ドラは、その出来はともかくとして、題材的にこちらを惹きつける強い力が備わっていたと思います。 「花子とアン」「マッサン」 についてはモデルがきちんと存在し、その描き方に耳目が集まった。 そのモデルは主人公以外も含めて興味を惹かれたし、しかも 「マッサン」 では朝ドラ初の外国人ヒロイン。 物見遊山ではないですが、注目されないわけがありません。
 「ごちそうさん」 では特にモデルがありませんでしたが、…これってどこが面白かったのかな(笑)。 途中リタイアなので視聴率よかった原因が分かりませんが、屁理屈に長けてたのかな(失礼)。

 「あまちゃん」 がここ数年では最後の朝ドラ現代ものだったですが、これはクドカンの朝ドラに対するオマージュとパロディ精神、1980年代アイドルに対する思い入れやAKBの揶揄などが満載され、そこに 「東日本大震災」 という重いテーマが横たわっていた、「ひっくり返されたおもちゃ箱」 だった気がします。 極論すれば、ここ数作の朝ドラ視聴率の好調は、ここが源流であると言っていい気がする。 たしかに 「ゲゲゲの女房」 とかそれ以前にもヒットした朝ドラはいろいろあったけど、ここ数作の 「あまちゃん」 が作った流れとはまた別、という気がするんですよ。

 そういった視点で今回の 「まれ」 を見ると、「あまちゃん」 以前のゆる~い朝ドラが帰ってきたような感覚。 だから、内容に関しても、突っ込む気が起きてこない(笑)。 ながら見でも飛ばし見でも、じゅうぶんついていけそうな感覚。 ツッコミ甲斐がないというのはどうにもつまらんものです(笑)。

 逆に言うと、「変にこだわらずに安心して泣いたり笑ったりできるかな」。 このドラマの安心感というのは、「きちんと演技が出来る人」 が脇にちゃんと控えている、ということ。 主人公の母親役の常盤貴子サンをはじめとして、能登でお世話になる老夫婦に田中裕子サンと田中珉サン。 特に田中珉サンの存在感はすごい。 あえてチャラい言い方をすると、「パネェ」(笑)。 主人公の父親は、まあよくあるダメオヤジですが、大泉洋サンはちょっと憎めないそんな父親をうまく演じている気がします。
 …ん~まあ、なんか登場人物紹介にも 「どーでもいい」 感が漂ってるなァ(笑)。

 ちょっと見ていてイライラするのは(笑)、せっかくナレーションが戸田恵子サンだというのに、「声を作ってること」(アンパンマン、とはちょっと、だいぶ違うが…笑)。 主人公が人生で忘れられない誕生日になった日にバースデーケーキにちょこんと父親が乗せた魔女の人形(魔女姫)がナレーションをしているという設定で、ん~まあ、どーでもいいと思えばイライラもせんか(笑)。

 すごくリタイアしそうです(笑)。 なんかこちらを引き付けるストーリーが待ってるのかなァ…。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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