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2015年6月 6日 (土)

「Dr.倫太郎」 多重人格なのは夢乃なのか脚本なのか(笑)

 堺雅人サンが来年の大河クランクイン前、という時間制限のもと 「半沢直樹」 の続編を蹴っぽって決めた、と推測される(笑)「Dr.倫太郎」。
 先が気になって結構毎週きちんと見てしまうのですが、当初 「花子とアン」「ドクターX」 の作者である中園ミホサンが脚本をやっていた、それに途中から別の人が加わっていますよね。

 それに気付いた頃からかな、なんか話がちゃんとつながってないぞ、という気がしてきたのは。

 このドラマで中核になる、芸者の夢乃=明良(蒼井優チャン)という多重人格の患者さんがいるんですが、その子に診察に来るときはその置き屋の母親代わりである余貴美子サンと一緒に来るよう、主人公である精神科医の日野倫太郎(堺雅人サン)は申し渡していたはずなのに、次の回になるともうシレッとひとりで診察室に来ていたり、1000万円必要だ、と泣きついてた夢乃の実の母親である高畑淳子サンが次の回になるとそのこと忘れてるようだったり。 倫太郎の悩み相談をしている同じ精神科医のエンケンサンも、倫太郎の後釜になるなんてことを裏で承知していながら倫太郎と何事もないようにフランクに付き合ってるし。
 ほかにも、明良は芸者の仕事なんか向いてないのに、どうして芸者の時間になると都合よく夢乃に人格交代できるのかが説明されていない。 これってあとで解明する予定もないでしょう。 これって細かいことだけれど重要だと思うけどな。

 こんなことは論ずる以前の問題なんですが、このドラマを見ていて感じるのは、「どうして堺サンはこういう、話の筋書きに不用心なドラマに出演しようと決めたのか」、ということです。

 ドラマの批評サイトでは、時々役者さんに同情し気を遣ったような論調が見受けられます。 いわく、「このようなひどいドラマに出ている○○サンがかわいそう、気の毒だ」、というような。 けっしてあなたのせいじゃない、悪いのは制作だ、脚本だ。
 でもまあ、その役者さんにとっては仕事ですし(笑)。 どんなひどいドラマでも、そこで全力を尽くすというものが、それが生業、というものだと思うんですよ。 役者でなくてもどんな仕事でも、同じですよね。 「その仕事、つまんないからやらない」 と言えるのは、よほど生活に困らない人だけが出来る所業だ。

 でも、堺サンには 「半沢直樹」 の完結編、という大仕事があったはずですよね。 来年大河クランク前にこれを決めとかないと、もう来年の秋クール(10-12月期)まで待たなきゃならないですからね。

 私の推測ですが、堺サンは 「半沢直樹」 を前作と同じような路線ならば、もうやりたくないんじゃないかな、と。
 だってあのドラマからですよね、世の中、やたらと土下座がブームになってしまったのって。
 コンビニの店員に難癖つけて、土下座させてそれをネットに公開する。
 「半沢直樹」 は私、あまりにも人気が出てしまったせいで見る気が失せ(笑)、確か今年に入ってから最後まできちんと見たのですが、このドラマ、香川照之サンに堺サンが土下座をさせるまでの、ほぼ一直線のドラマなんですよね。 それをこれでもか、これでもか、というくらい大げさな、それこそシェークスピアの大悲劇とか歌舞伎の見得とかに通じる顔芸的な演出であおりに煽りまくったあげくの。
 だからこそ、そのあと土下座が、いわゆる 「よくない流行」 としてかなり尾を引いてしまった。
 堺サンはその悪しき流行に、拒絶反応を起こしたのではないか。

 で、堺サンが出演を決めたこのドラマ、最初の数回は比較的バランスがよかったのですが、ここに来て些細な部分ですが話はつながんないし、とてもグダグダになってきた感が強い。 たぶん堺サンも、最初の数回だけ出来上がっていた脚本を読んで決めんたんでしょうけど。

 でも、このような脚本でも、役者さんたちは一生懸命熱演しています。 特に二重人格、という、少し間違えれば誤解を生んでしまうような難しい役どころを、蒼井優サンはうまく演じている、と感じます。
 そしてもうひとり、その母親役の高畑淳子サン。 あまりに過激で、画面から不快感がプンプンと臭ってくるような過剰な演技です。 それで毎週見る気になるようなところもある。

 だからでしょう、私がこのドラマを見ていていちばん強く感じるのは、「夢乃の二重人格なんかより、倫太郎はまず、この母親を優先して治療したほうがいい」 ということなのです(笑)。 彼女絶対、精神を病んでますよ。 ギャンブル依存だけじゃない。 彼女こそ、なんとかすべきです。 倫太郎は自分の母親を侮辱されたからそのことを意識的に回避している気がしますね。

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コメント

私も堺さんは意図的に半沢直樹の復活に出演するのを避けてると思います。(邪推だけど)
大河ドラマに一年拘束される前に、ヘビーなお仕事はしんどいかと推察いたします。なにせ、二匹目のドジョウへの期待が強すぎるし(笑)
だからって日テレのドラマがお気楽とは思えないけど、リーガルハイは好き勝手やってましたよね。
花燃ゆにほとんど期待出来ない現状では、堺さんに起死回生の真田丸を演じてもらいたいと思っております。
半沢直樹は高視聴率という重たい枷が、演じる側の意欲を削いでいるのではないでしょうか。(笑)だって、堺さんは単純キャラより、それこそ多重人格をさらりとやっちゃう演技派ですから。堺さんのほんわか笑顔の裏に、何かあるのじゃないのかと未だに勘ぐりたくなります。
でも、この時間に堺さんの演技を日テレで見られるのは貴重だと思います。ドラマの出来不出来はさておいても。

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

ついに 「花燃ゆ」 へのコメントをスルーいたしましたか(笑)。 感想が出てまいりませんものね(笑)。 昨日放送分はまだ未視聴ですが、これから大奥編とか、よー分からんのですが(笑)。 「女の来るところではない!帰れ!」 とか言われて、文が帰らざるを得ないのは仕方ないですが、帰った後に現場で起こっていることをきちんとやらないから、結局ことの本質が見えてこない。

と、今回は 「花燃ゆ」 の話じゃなかった(笑)。

今回の堺サンは(さっきまで堺正章サンの話を書いてたからちょっと頭の切り替えが…笑)裏とかまったくなし、だと思いますよ(笑)。

このドラマ、サイドストーリーがちょっと詰め不足というか。

サヴァン症候群の男の子の回も、それまでコミュニケーションが全くとれなかったのに、突然男の子がボードを出して来て5分かそれ以上、言いたいことを延々とやって…とか、どうもトートツすぎる。
松重サンが視力をなくしたという回でも、あれだけ派手にアッチャコッチャぶつかってたら手術以前の問題でしょ(笑)。 積み重ねるべきエピソードの詰めが甘すぎるんですよ。

結局、サイドストーリーなんて不要で、夢乃のことだけやっとりゃいい、と思いたくなっちゃう(笑)。

そこを役者の演技力でカバーしまくっている印象。 日テレ水曜10時ドラマって、途中からグダグダになるケース、多い気がしますね。

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    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

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    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

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