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2015年8月12日 (水)

「美女と男子」 売ろうとする以上は、自分の売りたいものを売る

 実は第3回まで見ていて、リタイアしていたこのドラマ。 当ブログにコメントをお寄せくださるかたの熱い要望で、第16回 「新しいパートナー」 から第17回 「ツインソウル」 第18回 「リベンジ大作戦」 まで視聴いたしました。

 なぜこのドラマを見るのをリタイアしたのか、というのはコメント欄でさんざん書かせていただきましたが、あらためて書かせていただくと、まずなんと言っても全20回、と回数があまりにも多い、ということ。 これって2クール、つまり半年近いでしょ。 「赤いシリーズ」 などかつてのテレビドラマのスタンダードは2クール、26~28回くらいでありましたが、いまは1クール10回が普通。 20回なんて、ダラダラしちゃってそんなに見てらんないって。

 それともうひとつの理由で最大だったのが、脚本家が田渕久美子サンだった、ということ。
 このヒト当ブログではまあ、あまり評判が芳しくない脚本家さんでして(笑)。
 歴代大河ドラマのなかでもものすっご評判の悪い 「江」 から端を発して(笑)去年HDDの容量の関係上見ざるを得なかった(爆)「同窓生」 に至るまで、当ブログではもう、大根おろしをするような感じでコキおろしまくり(笑)。 「どうせ結果ロクなものにはならんものを20回も見る必要はなかろう」、と(笑)。

 まあ、あとジョン・カビラサンのナレーションがウザかったのも少々(笑)。 で、リタイアいたしました。 いまにして思うと、3回もよく見たな、という感じですが(笑)。

 しかし当ブログには、このドラマを評価するかたが同時多発的にコメントをお寄せになりまして。
 あらためてネットでの評価(まあヤフー!ですけど)を見たところ予想をはるかに上回って評判がいい(まあヤフー!感想欄はかなり恣意的に感想が推移することが多いですが)。 なんなんだコレ、ということで。

 当ブログにおいては田渕女史のドラマで出来がいい場合は 「ゴーストライター」 を使っている、という意見が大勢を占めるのですが(笑)、その憶測が当たらずとも遠からず、という可能性が捨てきれないなか、考えられるのはこのドラマの題材が芸能界、ということが大きい、ということ。

 田渕女史に関しては 「江」 の頃さんざんウォッチしてまいりましたので、彼女が異常なほどのイケメンフェチであること、そしてこの業界に対して大きな興味がおありなんだろうな、というのはなんとなく察しがつきます。
 要するに芸能界とかドラマ制作とかに対して興味がなければここまで長尺の物語を紡げないだろう、と。 好きこそものの上手なれ、なのだろう、と。

 同時に興味がある、ということは、芸能界やドラマ制作に対して、評価分析する能力に長けている、ということです。
 第16回 「新しいパートナー」 では、主人公の沢渡一子(仲間由紀恵サン)が発掘した新人俳優である向坂遼(町田啓太サン)が、一子の手を離れて主演を務める映画の中で、ベテラン俳優の名高達男サンとのあいだで 「演技とはなにか」 という問題にぶち当たります。
 そこでものを言ったのが、「気持ちをしっかり持って、役に入り込んで、心を使って演技をする」 という一子の言葉。
 このセリフ自体は特に取り立てて目の覚めるような性格を帯びていない。 彼女はフツーの人の感覚で、自分の今売り出そうとしている新人女優に語りかけているだけに過ぎない。 しかしそれをそばで聞いていた向坂の心にそれが響き、「演じる」 ということからその役の人の心になりきる、ということを向坂はつかむ。

 これは役者の演技について田渕女史がどう考えているか、ということを表明している部分なのではないか、と私は感じるのです。
 と同時に、穿った見方をすれば(笑)「脚本に書いてある以上のことを、役者は自分の心で引き出さなければならないのよ」 という、自分の脚本のまずさを役者に転嫁する言い訳のよーにも聞こえる(笑)。
 すぐれた映像作品を作るうえで最も大事なのは、脚本ではない(事実この、向坂が演技の本質をつかむ追加シーンの追加脚本は、ペラペラの紙一枚、スンゲーテキトーなプロットだった…笑)。 その現場にいる者すべてが、どうしたらよりよいもの、もっともよいものを作り上げるかにいかに腐心するか、という心構えにかかっている。

 …勝手な脚本家だよまったく(笑)。

 しかし実際、この追加シーンのプロットというのは、劇中映画のプロットとは逆に、よく練り込まれている(笑)。
 仲間サンが現在推している新人女優というのがですね、「あまちゃん」 で沖縄のGMTだった蔵下穂波チャン。 これが今度は秋田出身の女の子を演じているのですが、沖縄出身のクセに秋田弁も結構うまい(笑)。 この子が名高サンと向坂が飲み屋で呑む追加シーンの中で名高サンと同郷の店員として割って入ってくるのですが、このシーンは先に述べたように簡単なプロットしかないために、すべてがいわば、アドリブで展開していく。 そこでこの蔵下穂波チャン(役名、田中幸子)が、秋田音頭を踊り出してしまうんですよ。 それを見ていた仲間サンは、もう気が気じゃない。

 しかしその突飛なアドリブが、功を奏していくさま。 一子はシロートだからオタオタするのですが、名高サンも監督も、してやったり、という表情なのです。 向坂を巻き込んで踊りは続き、倒れ込んだ名高サンはこれまた、アドリブだらけの自分の身の上を向坂に語り、向坂はそれを見て、素直に自分の感情を出していく。

 おそらく一子は向坂に惹かれているのだと思うのですが(そりゃまあ見てれば分かるか)、そこで向坂が演技者として脱皮していく様子を、うれしくもあり、どこかせつない表情で見守る。 その仲間サンの演技が、物語にかなり効果的な深みを与えている、と感じるのです。
 そしてそれを引き出している土台に、田中幸子のキャラ構成が深く関わっている。 この秋田弁丸出しで自信過剰、「このドラマの中で」 どこか光るものを持っている、と周囲に評価されている田中幸子の存在がなかったら、このシーンの特異性が引き出されることがなかった。 蔵下穂波チャン、「このドラマの中」 だけでなく、結構 「使える」 女優さんなのではないか、と感じましたね。
 名高サンが演じている 「ベテラン俳優」 が、この徹頭徹尾アドリブの状況の中で、秋田音頭まで踊る、という状況にも注目します。 コレ、自分が秋田出身の人間になりきって、徹底的に調べていなければ、ここまで出来ませんよ。 そうした土台にある設定がすべて生きて、このシーンが感動を呼ぶものに昇華していたのではないでしょうか。

 だからゴーストライター説が出るのだ(爆)。

 続く第17回 「ツインソウル」。
 ここで主題となる同名のテレビドラマのタイトルのコンセプトは、もともとひとつだったふたつの別れた魂が互いに強くひき寄せあう、という、霊能力者の江原啓之サンあたりが提唱しそうな(笑)オカルトチックなスピリチュアル理論に基づいています。 江原サンのスピリチュアル理論って、前世で一緒だった人が今世でまた一緒に巡り合うとか、人の情緒に深く訴えかけるものがあるんだよなー。 
 これ、こーゆーの、田渕女史、好きそ~~っ(笑)。

 しかし肝心なのは、この設定が劇中ドラマだけでなく、向坂と一子の関係にリンクしていく、という絡ませ方をしていく点です。 しかもこの回では、向坂の劇中映画のいちばん肝心なシーンの撮影日と、「ツインソウル」 の主題歌の締め切り、真野響子サンが 「ツインソウル」 に出る日と、その3つの出来事を 「1週間後」 という同じ日に設定している。 こうすることでドラマは緊迫性を帯びたものになり、見る側を惹きつける大きな要素となる。

 こうしたダブルミーニング、トリプルミーニングなどの、複数の要因を複雑に絡ませる、という手法って、頭脳が冴えてなければ出来ないと思いますよ。 ますますゴーストライターが…(笑)。

 そしてそのドラマ主題歌を依頼されたのが、一子の会社であるひのでプロモーションの一発屋シンガー、たどころ晋也(高橋ジョージサン)。

 このドラマの魅力のひとつって、こうした、「現実とリンクしている」 部分なのではないか、という気もします。 そのなかでも高橋ジョージサンが演じるこの役は、もっともシャレにならない類のもので(爆)、「ヒットが1曲だけ」「女房子供に逃げられた」、と、「高橋サンそのまんまじゃねーか」 という…(笑)。

 そして高橋サンは番組プロデューサーにダメ出しをされながらも、一子と向坂の関係を見て、ドラマ主題歌の大きなヒントをつかむわけですが、その出来上がった曲 「ふたり」 が、意外なことに(失礼)曲として結構いい出来なんだなコレが。
 いい曲だからこそ、それが出来上がったときの感動が増していく。

 これは向坂がドラマの中で主演している 「リ・ターン」 という映画にしても同様で、この劇中作品の出来が、そこそこいい線いっている、ということにも通じている気がします。 やはり 「ドラマのなかのものだから」 という気で作られるとどうしたって手抜き感が感動の足を引っ張ってしまう。
 逆に、その劇中映画がよく出来ているからこそ、向坂が役に没頭していく様に説得力が生じるし、ドラマ主題歌がよく出来ているからこそ、一子がそれを必死になって売り出そう、という気持に見る側が感情移入することが出来る。

 このドラマが大勢の共感を得ているのは、向坂と一子の切ない恋愛(なんか三角関係っぽいですが)が魅力的なことは言うまでもなく、バーニングプロとか(しがらみないからこういうのもバンバン書けちゃいます)現実の芸能界を彷彿とさせるエピソードに事欠かないこともさることながら、「自分たちが納得するまで粘り強く介入し、売りたいと思わなければ、その商品を売ることは出来ない」、という 「お仕事」 の原理にこのドラマが迫っているからなのではないか、という気がします。

 その 「商品」 というのは、ことこのドラマにおいてはタレント、「才能=人材」 なのですが、どんな会社であれ、「こんなもの売ってどーすんだよ」 みたいな気持じゃセールスなんかできませんよね。
 それをどうやって、自分たちの納得できる商品に仕上げていくか。
 そして自分たちが納得したとき、それをどうやって売り出していくか。
 第18回の 「リベンジ大作戦」 では、そこのところをクローズアップさせたストーリー展開でした。
 自分たちが必死で作り上げた商品だからこそ、「視聴率」 というまあ、はたから見ればとっくに価値崩壊しているような数字に一喜一憂する。 業界の人がどうしてそこまで視聴率にこだわるのかが、なんとなく納得できる気がしてくる。

 これも芸能界のなんたるかに興味津々そうな田渕女史なら作れそうな話だ(笑)。

 たどころ晋也の 「ふたり」 を売り出そうと、この回で一子はたどころを街なかに引きずり出してストリートライヴを敢行、ネットで動画を配信するのですが、冷静に考えるとこのやり方というのは一発屋のたどころを更にネット住民の前に晒し者にする逆効果を生む性格が強い気がする。 ネット動画でのコメント欄をこのドラマでは無視していましたが、そのコメント欄の評価が悪いと致命的なものですよ。
 そこでドラマはその効果以上に、テレビ番組を通じた口コミを主題歌ヒットの最大の武器にする。
 こうした発想が出るのも、やはり田渕女史がその筋に興味がおありだろうから。
 まあ、「SONGS」 とかに出れたらもうヒット間違いなしなんだろうけど(笑)。

 途中の視聴がごっそり抜けているので、欠かさずご覧になっているかたには大変的外れな批評であったかと思いますが、なにとぞご了承くださいまし。

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コメント

おおお~「美女と男子」のレビューがUPされているー!!!
リウ様ありがとう~~~!!!
(思い出のメロディーより先に記事UPの心やさしいお気遣いにも感謝!)

美女と男子、16・17・18回の3つの回がとーっても良かったので、まとめて観てレビューしていただけて(しかも長い!)、ホンットにうれしいです♪
もいっかい、ありがとう~~!!!
えるく様も読まれてるかな♪

田中幸子役の蔵下穂波ちゃん、ホントいいですよねっ(*^^*)
田んぼの中の幸せな子(笑) も 蔵下穂波ちゃん自身も、どちらもとってもオチャメでチャーミングな女優さん。
あまちゃんの時はそれほど惹かれるものは感じなかったのですが、このドラマの中の役柄が彼女の魅力をしっかり引き出しているようにも感じます。
うーん、やっぱり、ゴーストライター説濃厚~? ( ̄∇ ̄;)

でも、とにかく、見ていて単純に面白くて楽しくて♪
しかも、物語が進むにつれて、リウ様も書かれているように、様々なことが緻密に練られていることに気づかされて、へぇ~と感心しながら見ています。
でも、笑わせながら、ホロッとさせながら、それが自然に展開していくので、50分があっという間。次の回がまた楽しみで♪

私、田渕久美子さんのドラマは随分前に、鈴木京香さんと内藤剛志さんの「彼女たちの結婚」と、和久井映見さんと吹越満さんの「殴る女」を見たことがあって、それはどちらも好印象だった記憶があるんですよね。
このドラマのように登場人物の心の動きや成長がきちんと描かれていて、生きることや自分にとってかけがえのない一生の仕事など、大事なことにしっかり向き合ってたドラマだったような気がするんですけど、んー、昔すぎてあんまり覚えてないので、違うかも、です。。
いい加減なこと書いててすみません(殴る女は途中でリタイアしたような気も…??)
でも、その頃も脚本は共同で書いていたようなので、どうなんでしょうね・・・
リウ様はご覧になっていませんでした?

でも、最近夢中になれるドラマが少ない中で「あー今日だ♪」と夜を楽しみに待てる日があるのはうれしいことです。
リウ様も元気が出ていたらうれしいな~
(長いレビューでバテてますよね ^^;)

「思い出のメロディー」もすごく長くて熱いレビューで(笑)、番組を見ていなかったことが悔やまれました。
再放送されないでしょうか。 高田みずえさんと石川ひとみさん見てみたかった~

ほとりん様
コメント下さり、ありがとうございます。

ほとりん様こそ、このクソ暑い中(笑)しかもお盆休みというさなかにこだに長いコメントを寄こしてくださり、お疲れ様でございます(この 「お疲れ様」、なんか最近 「上から目線」 という議論がネットで起こっているのですが他意はございません…笑)。

実は数日前、「思い出のメロディー」 の記事のほうを先にアップしていたのですが、「これでは『美女男』の記事をお約束していたほとりん様に対して不誠実だろ」 と思ったので、数日の間いったん引っこめていました。 どうにも面目ございません。

私の田渕ドラマ体験は 「篤姫」 が最初でしたね。 このときは原作つきだったからたぶんボロが露呈しなかった(笑)。 この成功にNHK側がスケベ心を出してオリジナル脚本の 「江」 を依頼したのがそもそもの間違いの始まりであって…(笑)。

このとき共同脚本でお兄様の名前が出てきたりしましたが、その迷走ぶりは今年の大河に引き継がれている気がします(脚本家の入れ食いshock)。

前にウィキで経歴を見たことがあるのですが、田渕サンって共同脚本のパターンが多い。 そういう人がなぜ、朝ドラや大河の脚本を依頼されたのか、その経緯がよく分かりません。

ただ田渕サンのイケメン趣味というのは今回もご健在のようで(笑)「花アン」 で鈴木亮平サンの弟をやってた町田啓太サンを、毎回パンツいっちょにしてますよね(爆)。

町田啓太サンを調べたら、なんか体育大学かなんかのご出身だそうで、こりゃ好都合ということで水泳映画を挿入させたのではないか、という…(笑)。

私も昨日から今週末までお盆休みに入りましたが、暑くてどこも行く気がしないのでおそらく近場の買い物だけで終わりそうな気がいたします。 たまった録画を見倒さないと…(笑)。

リウ様

「美女男」のupありがとうございます。
みなさまからのリクエストというかオススメが根底にあるので視聴するのは気が重いのではと思ってましたが、リウ様のロングレビュー thank youです。happy01

>「花アン」 で鈴木亮平サンの弟をやってた町田啓太サン
町田さんは「花アン」に出てらしたのですね。そう言われればそうだったかもというくらいの感じでした。でも、美女男の主役?準主役を上手にこなしていますよね。
もちろん、仲間さんが秀逸なのですけど。

高橋さんもこのドラマで美味しい役どころです。これからのご自分の人生にとっても・・・

>ダブルミーニング、トリプルミーニングなどの、複数の要因を複雑に絡ませる、という手法って、頭脳が冴えてなければ出来ないと思いますよ。 ますますゴーストライターが…(笑)。

構成がしっかりしていて、すごく見応えがあります。ほんとにゴーストライターさん優秀です。(笑)

一子の夫婦関係、家族関係の問題、認知症のお父さんがなにげなく発する一言とか。実際の映画撮影のシーンもきちんと作り込んでいて、おざなりにしていないのがいいですね。
今のドラマは1クールの回数が減らされて省略されてしまうので脚本家さんは大変だと思います。 さすがに20回は長いかなと思いますが、15回くらいが1クールになれば、もうちょっと見応えのあるドラマが作れるのかもしれないですね。
(でも時代の流れなのか、スポンサーとの兼ね合いなのか、こういうご時勢なのでしょうね)

暑さもやっとピークを過ぎた様な気がします。残暑が厳しくならないことを祈りつつ。。。


rabi様
コメント下さり、ありがとうごぞいます。

「赤い疑惑」 のときは28回とかやってた記憶がありますが、これって百恵チャンを死なさないで!という投書が殺到したために2、3回延ばした、という経緯があったと記憶しています。 だから本来3月いっぱいで終わるのに4月の中頃までやってたような…。

ただ急性骨髄性白血病は治ったのに、確か肺炎を併発したかなんかで、結局死なせてしまった、という感じだった気がします。 VHSに録ってあるのですがビデオデッキをしまっているために(使用可能)見るのがメンド臭い、という理由にて確認できません(笑)。

なんの話をしとるのだ(笑)。 昔はドラマが長かった、という話ですね(笑)。 確か1クールになった時も、13回がスタンダードだったと思います。 まるでLPの片面に昔は7、8曲入っていたのに末期になると5曲とかひどい時は4曲しか入らなくなったときみたい(例えがおかしい…笑)。

あちらのドラマになっちゃいますが、「冬ソナ」 なんかは20回くらいでしたよ。 しかも韓国のドラマは1回が70分くらいあるので、実質的には30回くらいのボリュームだった? 韓国ドラマの饒舌さは、見習ってもらいたいような気がします。

ただ 「赤い疑惑」 なんかを見てると、昨日は光夫が秘密を知ってしまった、今日は相良教授に秘密がバレた、明日は幸子が秘密を知ってしまったとか、ずいぶん同じことの繰り返しをやってた記憶がございます(笑)。 そういうのより中身が濃いほうがいいのかな~(笑)。

>たどころ晋也
こういうキャラをしっかり使える所が
ゴーストライター説が出る所以。

>現実とのリンク
これ、本当に感じます。
本作は三部構成で現在、再建された
ひのでプロが第一部では一度、潰されてます。
同時に一子自身は偶然、入り込んだ、この世界で
本気でやっていく覚悟を固め離婚しました。
で、第二部では現在は部下になっている(笑)
石野サンの会社で働いていたのですが
第一部の頃は遼一人を売り込んでいれば良かったのが
複数のタレントの面倒をみる事になって
逆にお母さんっぽくなっていました。
で、強引な所もあるけど頼りがいもある石野が
大門に会社を乗っ取られてしまいました。
つまり仕事でコケた旦那が現在は自分の部下みたいで
家でも一子は父が無くなって家長になり~と(笑。

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

田渕センセイは朝ドラもやってたくらいだから、もともとサブキャラの構築なんかもうまいのかもしれません(それでもなおゴーストライター説はぬぐえず…笑)(朝ドラでもその手を使ってたのかも…)。

途中スッ飛ばして見ているせいか、よく知らない石野サンなどは、どうしても向坂と一子の引き立て役に見えてしまいます。 でもこの人のネットでの評判が大変よろしくて。 おそらく途中も見ていれば、互いに惹かれあっている一子と高坂に、石野が割って入る可能性も信じながら見ることが出来るのでしょう。

今後はオープニングテーマを歌う浜崎あゆみサンと、劇中ドラマ主題歌を歌う高橋ジョージサンの紅白出場が注目、なのかな? 本チャンのドラマでも紅白が題材にされるようですが。 紅白ってのも、田渕センセイが好きそうな題材だ…(笑)。

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BOOKS

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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

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    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
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    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

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    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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