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2016年1月10日 (日)

「真田丸」 第1回 NHK 「真田モノ」 の遺伝子

 今年51歳になるハシモトのテレビ鑑賞史のなかで(オーゲサ)、戦国武将の真田家との付き合いはいずれもNHK絡みになります。 まずはその、オッサンの長~い昔話を本年の大河ドラマの1発目にしていこうと思う。

 ハシモトが真田幸村と最初に出会ったのは、NHK人形劇の傑作 「新八犬伝」 の後番組として放送された 「真田十勇士」(1975-77年)。
 「新八犬伝」 は今は亡き坂本九サンが黒子として番組進行役を務め、玉梓が怨霊などのキャラも立っていた超面白い人形劇でしたが、そのあとを受けた 「真田十勇士」 はそれに比べるとかなり地味めな渋い人形劇だった覚えがあります。 私も途中まではフォローしていたんですが、なんか最後まで見た、という記憶がない。
 ただ覚えているのは、徳川家康がスゲエ悪者で(笑)そのワルモノにいいように滅びの道を余儀なくされる豊臣方に、ものすごい感情移入した、ということ。
 原作の柴田錬三郎サンの本も買いましたよ。 確かNHK出版ではなかったかと(うろ覚え)。 人形担当の辻村ジュサブロー氏が本の挿絵も描いておりましてですね。 その絵が、巻を追うごとにヘタクソになっていく(笑)のと話への情熱が醒めていくのとが同時だった気がする(笑)。 5巻くらいまでは買ってたかな~。

 その 「真田十勇士」。 基本的な主人公は幸村に仕える忍者の猿飛佐助だったと思うのですが、この造形がですね、今で言うとAAAのなんとかゆう人みたいな(誰だっての)、とてもかっこよくて。
 今回の 「真田丸」 にも、「佐助」 というのが出てましたね。 藤井隆サン。 これは幸村の父である昌幸に仕えている、という設定のようですが、「真田十勇士」 では確か、武田勝頼の隠し子だったような?(シーマセン、よく覚えていない)

 でもそういう設定だったせいか、「真田十勇士」 では物語の発端が、武田勝頼の最期だった。 戦国武将の雄、武田家の滅亡を物語の最初に据えている、という点で、今回の 「真田丸」 はその遺伝子を受け継いでいる。
 つまり主役の幸村(ここでは本来の呼び名である信繁)が堺雅人サンで最初から出てくるんですよ。 子役を使ったりしない。 ここはちょっと意外でしたが、しかし物語を第1回から全開で正々堂々と突っ走ろう、とする脚本の三谷サンの意気込みが感じられて好印象でした。

 その潔さはオープニングタイトルにも如実に表れていた気がします。 ここ数作の大河ドラマではもう恒例となって、「もうネタ切れなんじゃないか」 と思われていたCGを、最小限に抑えた実写に頼った作り。 まさに正面突破(…と思ったけど、あらためて見たら結構CG使ってた…訂正!)。

 そして第1回で滅びの道に迷いこむ武田勝頼を、平岳大サンが演じる、というのも、NHK大河を見続けてきた者にとっては感慨を禁じ得ません。
 平岳大サンは名優・平幹二朗サンの御子息でいらっしゃるのですが、平幹サンと言えば1988年の大河 「武田信玄」 で、信玄の父親である信虎を演じた経緯がある。 この信虎、もう狂気の乱れ打ちで、冷静沈着な息子晴信(のちの信玄)役の中井貴一サンととても対照的な、記憶に残る役だった。
 それを一代置いて、平岳大サンですからね。 これは意図的なキャスティングなのかな?

 意図的である、と言えば、もっとも分かりやすいのが、今回幸村の父親昌幸を演じる草刈正雄サン。 草刈サンは番宣でさんざん紹介されていたように、大河ドラマではないがそれに准じた時代劇としてNHKがかつて放送していた水曜時代劇 「真田太平記」(1985-86年)で、真田幸村を演じていました。
 「真田太平記」 には、ハマりましたよ私、当時。

 この 「真田太平記」 の前は 「宮本武蔵」。 役所広司サンが武蔵役で、お通が古手川祐子サン。 これもすごい傑作でした~。 本チャンの大河でいまの市川海老蔵サンがやった 「武蔵MUSASHI」 などとは比べ物にならないほど面白かった~。 吉川英治の原作も、貪るように読みましたよ。 止まんないんだ、面白くて(笑)。
 で、「真田太平記」 の後番組が 「武蔵坊弁慶」 で(あ~止まらない)、弁慶を中村吉右衛門サンがやって。 これも後発の大河ドラマ 「義経」 なんかより数倍面白かった~(笑)。
 つまりNHK水曜時代劇は傑作揃いだったんですよ当時。 大河が迷走していた時期だったからかな~。

 31年前に幸村を演じていた草刈サンが、その31年前に丹波哲郎サンが演じていた、父昌幸を演じる。 これほどのリスペクトがございましょうか。
 丹波サンの昌幸は実にうまくて、のらりくらりと一筋縄ではいかないクセ者を見事に演じておりました。 今回、その遺伝子は草刈サンにも流れていて(まあ同じ人物だから同じにはなるんでしょうけど)「武田は滅びる!」 と息子たちに言っていた舌の根も乾かぬうちに武田の軍議では 「武田は盤石です!」(笑)。 草刈サンも、「美の壺」 で肩の力を抜いたご主人をなさってますから、その 「いい加減さ」 がうまく今回のキャラにも作用している、と言えましょう。

 ただまあ、昔は私も、「草刈サンの演技はどお~もクセがある」 と、あまりいい評価はしてなかったんですけどね。 でもなんか、どこか憎めない演技をする人でした。 歳を重ねて、これが名優と呼ばれる境地に達しつつある、というのはすごいことです。

 そして 「真田太平記」 では渡瀬恒彦サンが演じていた幸村の兄・信之。 これを今回、大泉洋サンが演じるのですが、「まれ」 のお父さん役であるとか、今まで軽い役どころが多かったのに、大丈夫なのかな?というのが最初の感想でした。 なにしろこの信之は、徳川方に人質に出されて関が原では東軍、豊臣滅亡後は幸村のせいで(笑)かなり苦境に立たされる人物(真田に関しては結構詳しいぞ…笑)。 だけど 「真田丸」 は幸村が死んで終わるみたいだからい~のか?(笑)。 ただ初回を見た限りでは、大泉サンの真面目なキャラがよく出ていた気がします。

 そして、脚本の三谷幸喜サン。

 「富士山や浅間山が噴火でもしない限り武田は安泰」 としゃべった直後に浅間山を噴火させてボー然(笑)みたいな、コメディの片鱗は垣間見えたのですが、どうも率直に申し上げて、この人、「ピークは過ぎたんじゃないか?」 と思ったりしてるんですよね。 こないだ映画の 「清須会議」 がテレビでやってたので見たんですが、つまんなくて15分でリタイアしちゃったし。
 初回の感想も、私自身の思い入れを別とすれば、「武田勝頼の悲哀はとてもよく表現されていた、だけど主役はあれでい~のか?」 みたいな感じで(笑)。

 まあ、幸村もとい信繁も、最初はオチャラケているけどそのうちにすごい人物になっていくんだろうなー、ということで。今後に期待…。

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テレビ」カテゴリの記事

コメント

娘の成人式の日だったので、録画しておいたのですが、1日娘のお付きをしてたせいで疲れはて、当日は見られず。(笑)
昨日は、仕事帰りに、デビッドボウイの死亡のニュースを聞いて、凄く落ち込んで、特にファンだったわけじゃないけど、ショックで、真田丸を見るテンションになれませんでした。
今日も仕事で残業したのと、娘の着物を片付けしていたら途中で、座骨神経痛で右足が、ビリビリ痛くなりまして、未だにしゃがむとか正座とか出来ないんですよね。(笑)
平幹二朗の域に至るには、息子さんはまだまだだと思います。かつて7歳の女の子を虜にしたパパと同列にはできないんです。(笑)でも、DNAとして、お母様の佐久間良子さんの分も彼には入ってるわけじゃないですか。正統派というか、ノーブルというか、平幹二朗ののめり込む芝居とは違う色が彼にはありますね。でもパパの方が断然好きです。
草刈さんを見たい!堺さんを見たい。早く真田丸に乗船したいです。(笑)

投稿: ささ | 2016年1月12日 (火) 23時26分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

娘さんの成人式、お祝い申し上げます。 これで子育てからは無罪放免…や、まだまだですよね(笑)。

見てないんですね、まだ 「真田丸」(笑)。

是非見てください、いちばんいいのが平岳大サンですから(まあ、話に助けられた感はあるが…笑)。 今まででいちばんいい岳大サンではなかったかな、と感じます。

まあ 「樅の木」 の原田甲斐の域にはまだまだまだまだ…なのでしょうがcoldsweats01

デヴィッド・ボウイに関しては、んー、いちおうショックであります(なんだか歯切れが悪い)。
「スーパースター」 レベルのスターでしたし、なにしろ最新アルバムが出たばかりでしたから。

ただ私の場合、あまりこの人の歌を 「好きだ」 とは思ったことがないんですよね(世界中のボウイファンから袋叩きにされそうですが)。 「スターマン」 などはいい曲だと感じていましたが、私が大学時代のときに一世を風靡した 「レッツ・ダンス」 ではグラム・ロック時代と歌いかたが激変、その歌いかたが好きじゃなかったんですよ。 なのにそれが大ヒット。 好きじゃないのに大ヒットすると、かなりねじけるものです。 当時は私が好きだったクイーンとコラボもしてましたが、その曲 「アンダー・プレッシャー」 もクイーンらしからぬ難解で茫洋とした曲で、あまり好きじゃなかったなー。

最新アルバムの 「★」(ブラックスター、というタイトルです)も、プログレみたいで(イエスとかのプログレ、好きじゃないんですよね…笑) 「どうもなぁ…」、と思っていた矢先の訃報。

でも、私がいいな、と思った曲が皆無、というわけではないので、やはりショックはショックです。 好きではないけど、その動向はいつも見ていたロックスターですから。

この内容を本チャンの記事にするのは炎上の恐れがあるのでここにとどめておきます。

いや、書き過ぎました。 どうも書き始めると、ブレーキが利かない状態です。 ヘンに躁状態になってしまう。

ともあれ、寒くなりました、どうぞご自愛ください。 やはり 「痛散湯」 でしょうか…(アレ、効くのかな?)

投稿: リウ | 2016年1月13日 (水) 08時19分

SMAP解散騒動のショックにもめげず、ついに初回、船出を見ました。
平幹二朗さんの息子に哀しさを見出せるとは、いい脚本だわ。彼の個性に合わせて、優しく哀しい勝頼を描いた三谷さん、さすが、役者を大事にする脚本家です。
武田信玄の跡継ぎ。でも側室の子なのよね。勝頼は。家臣が次々裏切って行く。それを、達観している。あの勝頼は、穴山梅雪の裏切りも、最後の温水さんの裏切りも、分かっていたように思います。
しかし、信玄公はもう亡くなっているのだから、義理立てして滅亡に向かわなくても!と初回で言った人が、豊臣秀吉が亡くなった後、その跡継ぎの為に、滅びの負け戦と分かってる戦に向かう運命。凄い船出です。
草刈さんの昌幸は霊界の丹波さんを彷彿させるものでした。毛皮を着てるのもユニーク。
堺さんは、お茶目。でも、さすがに芝居は上手。
大泉洋さんは多分、渡瀬さんとは違う、信幸を見せてくれると期待しています。番宣で言ってたように、今までで一番堅い役。期待しています。棟梁である父上の言う事を聞いていればいいという真面目な信幸が、どうやって、徳川方に分かれて行くのか。
しかし、最初、馬で逃げ、最後も走って逃げる!
堪能しました。
で、SMAPに戻るんですが、事務所の人事のゴタゴタで、彼らが解散の危機になるって、理不尽だとおもいます。事務所に忠ならんとすれば、育ててくれたマネージャーさんに孝ならず。
彼らも年齢的にアイドルでいるのはきついとは思いますが、こういうのって、芸能界の悪癖だと思うのです。せっかくの、日本が誇る、最高のアイドル!彼らの輝きをこういう形で潰すのか。残念です。ここが本当のマネージメントの見せ所。
私のようにファンでなくてもショックなんですからファンはもっとでしょう。きっとましゃロスより大変かも。SMAP問題を上手に切り抜けないと、ジャニーズ、危ないですよ。(笑)是非、SMAPとして存続可能なようにしてほしいものです。
真田丸は毎週録画にしてあります。平さんと堺さんは以前も主従、あの時は堺さんが主人(笑)。
とても高貴で優しくて哀しい勝頼、頑張ってました。パパがやった信玄公の父親、滅茶苦茶好きでした。あの時は信玄は上杉と雌雄を決する前に父親に殺されるんじゃないかと。あの狂気に魅了されていましたね。
その孫を息子がやるんですから、心憎い配役です。

投稿: ささ | 2016年1月13日 (水) 22時00分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

いや、岳大サンに関しては、「こういう使いかたがこの役者のもっともツボだったんだな~」 と思うと同時に、「実に残酷な使い方だ」 とも思ったんですよね。

つまり今回って、「偉大すぎる父親を乗り越えられない凡庸な後継ぎ」、という立ち位置ですよね。

これは三谷サンのかなりキツイ冗談でもある(叱咤も含まれているのかもしれませんが、平幹を超えるなぞ、香川照之クラスでも難しいですから)。

で、

SMAP解散、するんですかねホントに?

去年ある週刊誌で(文春っス)メリー喜多川サンのロングインタビュー記事を読んだのですが、そのときからもう、今回話題となっているSMAPの育ての親のマネージャーサン?が記者の目の前でメリーサンからパワハラ受けてましたからね。 「こりゃこの人、ジャニーズにいたんじゃ針のムシロだな、飛び出すのは時間の問題だろう」 と思っていたのが今回そうなった、ということで。

ただまあ、件の記事でメリーサンなんかはSMAPを 「踊りも歌もできない」 とクサしまくってましたから、ジャニーズ事務所にしてみれば 「SMAPなんか好きなようにすれば」、みたいな感覚なのかもしれません。

ただ今回意外だったのは、木村クンがジャニーズに残る、という選択肢を取った、ということで(概要をネットで読んだだけなのでよく分かりませんが)。

しかしSMAPはSMAPでいることに意義があるのである、と私は思うんですよ。 だいたいジャニーズ事務所のアイドルって、年取って人気がなくなると事務所サイドはもはや見向きもしない感じじゃないですか。 んで自分の子供のDNAがどうとかやったりして(誰とは申しませんが分かりやすすぎですか)。 事務所を自分から離れればすごい逆風が吹きまくりますし(トシちゃんを見れば分かる)。

そんななかでジャニーズで40を超えてもアイドルとして、しかも全員がドラマや司会で活躍中、なんてのはもう、日本のアイドル史にとって稀有な存在ですよ。 壮年隊になりつつある少年隊なんかグループで活動してないも同然だし(笑)。 Kinkiは息が長いですかね(笑)。

ただ、男の旅路ごっこをしようとすれば、独り立ちなんてのはロマンあふれる、「オトコの人生の選択」 ではありますね。

…なんか下らないことをべらべらしゃべってる感じがするので、このへんにしときます(どうもブレーキがきかない感じです)。

投稿: リウ | 2016年1月14日 (木) 07時43分

残酷な使い方。そうなのかな?
息子さんは、多分、社会人になってから、芸能界に入ったと思ったのですが、その時点で、平幹二朗と佐久間良子を越えるのは、無理だと悟っているとおもうのです。でもね、寺尾聡さんのような場合もあります。偉大な役者を親に持つ二世には、親から引き継いだ品格があるんですよ。後はご本人の努力ですが。
勝頼って、4男でしかも庶子。正妻の子は長男が謀反で処刑され、次男が盲目でお坊さん、三男は夭逝。で、諏訪御前の息子に跡継ぎが回って来たわけで、そういう面でも、信玄以後の求心力に欠けていたと思います。
平幹二朗の息子ってだけじゃ役者は務まらないのを、これまで、さんざん経験してきた平さんには、うってつけの役ですよね。でもこれって残酷というより、三谷さんなりの叱咤激励だと思います。恵まれたDNAを受け継いで、たいして下積みせずに役者をされてる息子さんへ。残酷かもしれないけど。などと思うほど、初回は勝頼がメインの回でしたね。

投稿: ささ | 2016年1月14日 (木) 08時04分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

私もやはりこれまで、岳大サンのいろんな演技を見てきてるので、残酷だと思っちゃうんでしょうね。 だからこそ 「偉大な父を乗り越えられぬ達観」 を彼の演技のなかに見てしまう。

これが、「信長のシェフ」 で信玄役(今回は北条…)だった高嶋政伸クンだったら 「息子の岳大のほうが上…」 と思ったかもしれません(ハハ)。 この第1回でチョロッと出てまいりましたが、政伸クンが出てくるとなんか 「信長のシェフ」 並みに画面がグレードダウンしてしまうのはなぜ?などと思ったり(笑)。

あと、今回の信長とか家康とか、どうもキャスティングミスのよーな気が…。

投稿: リウ | 2016年1月14日 (木) 08時45分

リウ様

私も「真田丸」のキャストに関しては、確かに家康、信長はどうもね。といった感があります。

佐藤浩市さん、唐沢寿明さん、香川照之さん、中井貴一さんあたりキャスティングできなかったのでしょうか?
まぁ、スケジュールの関係もあるかもですが
「真田家」がメインのはずですから、それほど出演シーンは多くないと考えられますよね。何かイメージと違います・・

投稿: rabi | 2016年1月14日 (木) 17時30分

でも、名俳優平幹二朗の息子であると共に、大女優佐久間良子の息子さんですからね。(笑)どっちも、大河の主役を張ってる!もう、恵まれてると達観するしかない!親を越えようという野望を同じ道で果たすのは、困難極まりない。でも、彼だって、名俳優と大女優の親を越えたい欲求を隠し持っているのかも。
だからこそ、信玄の威光を失った勝頼の悲哀を優しさで演じられたのかもしれません。
彼は人質を解放した。それは、勝頼自身が信玄から解放されたから。家臣から裏切られ落ちのびる先もなくなっても、「わからぬ」と一言で、馬で駆けていく様は気品がありました。
以前は平幹二朗の息子にしては、大根だったけど、今回は、随分味が滲み出るようになったようにお見かけしました。彼なりに、親の威光から自由になりつつあるのではないでしょうか。それゆえ叱咤激励と私は思うのです。(笑)

投稿: ささ | 2016年1月14日 (木) 19時27分

信長と家康。信長役の方は舞台の名優だったはずですが。それに、織田信長の真田幸村とシンクロする期間は短いですし。(笑)
内野さんの家康、面白いと思うのですが。(笑)どんな家康を作ってくるか、楽しみですが、私は、JIN の龍馬より蟬しぐれの内野さんが好きなものですから、是非、上品な、器の大きな家康であって欲しいけど、以外とネチネチ家康もうまくやりそう。(笑)
高嶋政伸さんが出るとグレードダウン(笑)太平記で足利尊氏の弟役を演じた時は、輝いていたけど。あの頃が彼の絶頂期だったのかしら?(笑)
でも高嶋政伸さんの場合、乗り越える壁が、平さんよりは楽だったような気がします。その分、今になって輝きがなくなってきてるのではないでしょうか。
乗り越えるには高過ぎる壁というのは、それも二枚!常に挑戦者でいられるという恵まれた立場でもあるんですよ。きっと。(笑)

投稿: ささ | 2016年1月14日 (木) 21時09分

rabi様
コメント下さり、ありがとうございます。

信長の吉田サンは、モロに 「花アン」 のご褒美、といった感じですよね(笑)。 でも少々トシいっちゃってるのでは? あれじゃ70くらいに見える、というか(笑)。

まあ、家康のほうは幸村の兄信之とかなり顔つき合わせると思うので、清濁演じきれる内野サンで見応えを作ろう、といったところなんでしょうが、こちらもなんというか、もっと存在が重そうな人のほうがよかった気がします。 なにしろ真田兄弟に立ちふさがる巨大な壁、なのですから。

投稿: リウ | 2016年1月15日 (金) 07時09分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

なんか政伸クンは(ご近所で小さい頃から見てきたのでどうしてもクン付けになってしまいます…笑)「信長のシェフ」 で 「ヘンな癖」 がついてしまったのではないか?と思ってしまいました(一瞬しか出なかったけど)。 「オーバーな演技」、という…(笑)。 イカンですな、安っぽい時代劇に出ると(いや、これは軽口でした)。

確かに真田サンの弟を(アレッ、名前が出てこない!ア広之だ)やったときには近づくと火薬のにおいがしそうな危ない空気を漂わせていました。 あの弟がいたから 「太平記」 は見応えがあった。

まあ、ヘンな人と一回結婚してしまったために(笑)ちょっとヨレちゃったのかもしれません(関係ないか)(どうも言葉が不用心です)。 いずれにせよこちらはモノホンの大河なのですから、かつての自分の、大河の演技を呼び戻してもらいたいものです(大河で 「信長のシェフ」 の演技、というのもインパクトがあるかもしれません…笑)。

岳大サンは確か、サラリーマンから俳優に転職、だったかな(違ってたらスミマセン)。 そういう、「最初はする気なかった」 みたいのがちょっと私の頭の中にあるのかもしれませんね。 いや、先にも書きましたが、「真田丸」 第1回でいちばんよかったのは、岳大サンでしたから! 言ってみれば、草刈サンや、堺サンまでもが、勝頼の引き立て役だった、というような。

投稿: リウ | 2016年1月15日 (金) 07時30分

高嶋政伸さんの北条というのは、おとぼけでいいのでは?(笑)
岳大さんは、確かアメリカに渡って、あっちの大学を出て、就職して、エリートだったはずです。俳優になるのには、お母さんは大反対されていたと聞いています。でも、元夫婦が離婚後初めて舞台共演する時が、彼の初舞台。お母さんも最後は大人なんだから好きにしたらと許したみたいですが。お母さんが平幹二朗さんに凄〜く申し訳なさそうにしていた記憶が。平さんは、自分の人生なんだからご自由にって考えだったというか、息子が、自分の方に近付いてきてくれてちょっと嬉しそうだったような。初舞台は鹿鳴館ですよ。(笑)
でも岳大さんも随分、お上手になりましたよ。私にとっては、平幹二朗と比べる対象にはまだなってないですが。パパの演技は人間国宝級です。生ける世界遺産です。
寺尾聡さんから時々宇野重吉さんの雰囲気を感じる事がありますが、岳大さんもやがてそうなるのでしょうか。
この際、両親に継いで、大河の主役を張れるようになるといいけど、まだ、一年中見続けるには、研鑽を積んでいただきたい。いつか、彼の両親が平幹二朗と佐久間良子なんだと、私達が感慨にふける日が来るでしょうか。未来は誰にもわかりません。

投稿: ささ | 2016年1月15日 (金) 21時36分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

事情通でいらっしゃいますねー。

寺尾サンの場合、お父上はどちらか、と言うと舞台の人でしたよね。 ステージが違う気もするんですが、それこそ同じ、「テレビドラマの役者」 としてだと余計に、自分が望まなくてもどうしても比較されてしまう、そんな重荷を背負わざるを得なくなる。

ましてや名優の二代目ともなればプレッシャーは余計にかかります。 岳大サンの場合、どうも最初からあきらめているような気が(笑)。 それは今まで見てきたいろんなドラマでの岳大サンの演技を見ての、私の正直な感想です(つまり私の見るドラマに、それだけよく出てくる、つーことなんですが…笑)。

でも今回の勝頼役は、ちょっとばかり株をあげた気がします。 チョイ役はそろそろ卒業しなければ…。

投稿: リウ | 2016年1月16日 (土) 07時30分

私、初めて岳大さんのwikiを見ました。(笑)
そしたら、平幹二朗の演出した舞台に最初の頃出演している。親子であって、先生と生徒ですよ。
親でもあり師でもある人を乗り越えるより、教えを請い、そこから羽ばたく道を選んでるのかなあと思います。歌舞伎では60歳で一人前?それ以下ははなたれ小僧。演劇の世界はゆっくり成長させ、大器になればいいのかもしれません。あくまでも舞台ですが。TVは画面に映りますから、若く美しいものがもてはやされますが。でも岳大さんは、端正なお顔をされていて、やっと演技が追いついてきたので、本当にちょい役から卒業して欲しいですね。
ジャニーズ事務所の副社長さんのSMAPは踊れない発言に、我が家の娘はそこがSMAPの長所なのに!と笑っておりました。SMAPはお笑いができるよ!(笑)ですって。踊りだって、中居君は上手だし。(笑)私がジャニーズ事務所で気になるのは、所属タレントを商品としてしか見ていない事。派遣社員のような扱いじゃないですか。
自分自身が育てようと他人が育てようと、自社の所属タレントである事に変わりない。
まあ、あそこは上場企業じゃないし、一族経営だから、非常識もまかりとおるんでしょうけど。
SMAPが踊れないというのは、賞味期限切れって言ってるようなものでしょう。
時代を作ってきたアイドルには、ひどい仕打ちだと思います。光GENJIの時もそうだったけど、結局置いてきぼりになるのはファンでしょうね。(笑)
ただ、SMAP問題、事務所のせいで(世間的には)解散となったら、他の所属タレントに対してのイメージも悪化しますよ。嵐とかにも。
まあ、ジャニーズのゴリ推しで、ドラマの主役を取られるって現象がなくなれば、歓迎ですけど。(笑)

投稿: ささ | 2016年1月16日 (土) 08時09分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

岳大サン、この冬ドラマで 「フラジャイル」 に、まあまた(笑)チョイ役で出ていたのですが、こちらはまた、私がこれまで見続けてきた岳大サンでした。 というより、「きちんとした演技をさせてもらう役ではなかった」。

二番手三番手の役者たちは、こういう立ち位置の役で存在感を見せつけなければなかなか上にのし上がっていけない、という現実もあるでしょう。

ただ、「そこで出しゃばっては、主役たちが引き立っていかない」、という 「ドラマ全体を見渡すバランス」 というもの必要とされるところで、それを私なんかのシロートがどう評価していくのか、というのは非常に難しいところです。

願わくば、今回の 「真田丸」 で岳大サンの 「役者としての使い道」 を見い出してくれるドラマ制作者があらわれますよう。

SMAPに関しては、なんだかどこまでが事実なのか分からないくらい情報が錯綜してまいりました。 ですのでどこまで言及してよいものか判断できないところですが、ひとつだけ言えるのは、そういう情報をマスコミにリークする人たち、というのは、どこまで事実のなかに潜んでいる 「真実」 を理解できているのかな、という疑念です。

例えば中居クンが木村クンと確執がある。 といううわさ。

それは本人は、ネタのつもりでしゃべっているのかもしれないが、そこに本音が隠されている、と勘繰りたくなるのが人間だ、ということなのです。

また、その本音を冗談ぽくしゃべることで、角が立たない状態で相手に真意が伝わっている、という場合もある。

その、本音の部分だけを抜き出して他人が判断してしまうと、本人がせっかくぼやかしていた 「角」 がまた立ってしまう。

まあ世の中の情報、なんてものは、たいていがそんな形なんだろうと思うし、「角が立った状態」 で広まったほうがよほど 「情報としての価値」 が上がるのでしょう。

そこを見極めていかないと、メリーサンやジュリーサンに対する正しい評価、というのも私たちには出来ないんじゃないか、という気は、いたします。

投稿: リウ | 2016年1月17日 (日) 04時06分

お久しぶりです。

>NHK水曜時代劇は傑作揃いだったんですよ当時。
>大河が迷走していた時期だったからかな~。
え、そうだったんですか(笑。
確かに大河は一通りやり尽して近代大河三部作の
頃ですが先の「花燃ゆ」等とは比べ物にならない。
基盤となる原作小説があったり、庶民視点で
激動の時代を描くため敢えて主役をオリキャラに
したりで「良いドラマ作り」が優先されていました。
「観光の経済効果」とか
「現政権へのゴマすり」とか
「看板女優への箔付け」とか、
そういう不純物を感じないのが良かった。

「真田丸」はそれに近いものを「平清盛」以来に
感じますが、リウ様の御指摘にもあったように
三谷脚本が昨年の映画等も評判イマイチですね。
草刈さんが退場した後で真価を問われそう。

追記:
SMAP騒動とか、あまり関心が無くて
中村梅之助さんの死去の方がショックです。
週末には「花神」DVDを観ていようかな…。

投稿: 巨炎 | 2016年1月20日 (水) 16時49分

巨炎様、smapと中村梅之助さんでは天と地ほど差があります。梅之助さんは花神様ですから。演劇界でも、重鎮。smapは比べれば、まだ、雑巾掛けってのが判明したわけです。
遠山の金さんも、花神の蔵六さんも遠くなってしまいましたね。でも去年が超つまらない長州大河だったので、花神の価値は更に上がりました。
八重の桜で、若き会津公に藩主を譲る前藩主として出演されたのがTVでお見かけした最後だったかもしれません。
いつまでも、あのひたむきな、村田蔵六、大村益次郎の姿は色褪せる事はありません。ご冥福をお祈りします。

投稿: ささ | 2016年1月21日 (木) 07時53分

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。 ご無沙汰でございます。

中村梅之助サン、と言えば、私も 「花神」 であります。 なにしろガキで全然ワケ分かんないなりに、初めて見た大河ですから。 あのテーマ曲がたまに頭を反芻して困る時があります。

しかし記事にはいたしませんが、去年から大物のかたがたが次々亡くなられて、ちょっと時代の真空地帯にでも突入してしまったような気がいたします。

熊倉一雄サン、橘家圓蔵サン(月の家円鏡サン、のほうが耳馴染みがある)、これらのかたがたについては、途中まで記事を書いたのですが、当方ものっぴきならぬ状態でございまして(笑)。 書きかけのまま放置してございます。

そして先日はイーグルスのグレン・フライ。

水曜時代劇当時の大河ドラマをいまウィキで調べてみたんですが、「山河燃ゆ」「春の波濤」「いのち」 でございました。

ちっとも迷走してないじゃないの!(笑)

いや、昨今の大河ドラマの質と比べりゃ、という話でしょうか(笑)。 「山河燃ゆ」 はご承知の通り、大河で初めて昭和史を扱い、しかも登場人物が架空(まあそれまでも 「三姉妹」 とかあったけど)。 「春の波濤」 は私自身は面白く見ましたが、なんか当時はいろいろ批判されてたよーな気が(記憶違いならゴメンナサイ)。 それで 「いのち」、これはもう完全に現代舞台でフィクションでしたから、それまでの大河ドラマの流れからすれば、「最初の迷走期」 だった気もいたします。

ただ、大河ドラマって、ヒット作もあったけど、かなりの昔から視聴率とは無縁、という印象は、あるんですよね。 だから私に言わせりゃ、「NHKが視聴率気にしすぎてしばしば勝手に迷走している」、という感じでしょうか(笑)。

投稿: リウ | 2016年1月21日 (木) 07時57分

伊勢谷さんがsmap騒動について、あほくさとツィートしちゃったそうで、確かに世の中にはもっと他に目を向けなきゃいけない事もある。正論ですが、叩かれなきゃいいですけどね。(笑)
真田丸第2回、見ました。明日は仕事だから録画です。とにかく草刈正雄さんが、かっこいい!ショーンコネリーのようだ。京のお姫様も嫁にできるわ。(笑)
そのうちリウ様がレビューしてくれるでしょうから、このあたりで。勝頼の最後も良かったです。ちょい役卒業できるといいですね。(笑)

投稿: ささ | 2016年1月23日 (土) 15時55分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

せっつかれたので、第2回のレビューを急いで書きました(笑)。

伊勢谷サンの件、誰が何を言おうと、いいじゃないかと思うんですけどねcoldsweats01
ただ、それはその反応をネットで大量に読むから、そう感じてしまうだけのことで。
ひとりひとりの意見は、そりゃ1行とか2行とか、まことに小さいものだけれど、大量に集まれば、それは人の心を動かしていく巨大にうねりとなるわけです。

ネットを始めた頃はそこんところの道理をきちんと押さえていたはずなんですが、どうも慣らされちゃうんですかね。

投稿: リウ | 2016年1月24日 (日) 10時36分

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