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2016年1月30日 (土)

2016年冬ドラマ…その3 「家族ノカタチ」

 「第1回目を見て」 という時期じゃなくなってきたのでタイトルを若干変えまして(笑)。 今回の俎上は 「家族ノカタチ」(TBS日曜夜9時) でございます。

 「39歳の独身貴族(香取慎吾クン)と32歳バツイチ(上野樹里チャン)が問いかける結婚と家族のありかた」 みたいな前宣伝に正直あまり期待していなかったのですが、第2回までを見た印象では結構面白く、先がどうなるのか気になる感じに仕上がっています。

 とはいうものの、香取クンと樹里チャンのふたりの主役、さらっと簡単に言ってしまえば 「スゲーヤナヤツ」(笑)。 香取クンはかつて阿部寛サンが演じた 「結婚できない男」 のキャラから、「偏屈すぎてそれが却って笑える」 というドラマとしての緩衝ポイントを除外しているため、見ていてとても嫌な気分になるタイプの男にパワーアップしています。

 自分が結婚しない理由も、あのドラマからさらに堅固になっているようで(笑)、「他人に干渉されたくない」 というその姿勢はまるで 「自分の大好物を独り占めしている子供」 のようにも見える。

 「結婚できない男」 ではまだ 「人間嫌い」 レベルにとどまっていて、「オレたち年金でなんか暮らしていけないから、老後のために計画的に人生を設計してる」 みたいな 「長期的な視野」 はなかったように思うんですよ。
 つまり、「晩婚化」 という中で増えつつあった 「結婚できない男」 の時代から、「結婚しない、という選択」 をライフスタイル、というスパンで考えざるを得ない時代に、現実は進行している、ということになる。
 その 「長期的視野」 というレールには無味乾燥さがついてまわるのですが、主人公の男はそれを、自分の趣味に満足を埋没させることで、埋め合わせようとしています。 これは、「家族という形で自分の生活を維持できない世代の、ひとつの答えである」、とも言える。

 しかしドラマにおける彼の描き方はそれに反して、かなり否定的です。

 言ってみれば、今回の香取クンは、「街ですれ違う、冷たい顔をした他人」 を表象化している。
 そりゃ、どんな人にも家族がいて、どんな人にも人としての情愛がある、とは思うのですが、街をひとり歩くときにそういう顔を人って、しないもんじゃないですか。 しかしその 「よそ行き顔」 が、彼の性格を、そのまま支配している、という 「うすら寒さ」。
 彼の冷たさをもうひとつ例えれば、ネットで自分の顔を見せずに1行や2行の 「冷静で笑えるコメント」 を吐き捨てていく2ちゃんねらーみたいな、「頭でっかちで的確な冷たさ」。
 そういう、「いちばん冴えたやりかた」「功利主義的な生き方」 ばかりを追求していった末に出来上がった 「自分御大切」 な 「こども大人」 であるがゆえに、彼はスゲーヤナヤツに見えてしまうんですよ。

 私は最初、香取クンのこの演技が 「ヘタクソ」 なのではないか、という気持ちで見ていました。 しかし第2回まで見て、そうじゃないことに気付いた。

 この主人公のその冷たい心の奥底には、パンドラの匣の 「希望」 のように、わずかな 「人としての情」 がぽつんと残っているんですよ。
 これを演じる香取クンは、だからかなりやりにくいのではないか、という気がします。 そして彼は、それをきちんと演じきっている。 一歩間違えると 「香取慎吾は演技がヘタクソだ」 という巷間の評価に惑わされた感想を持ってしまいがちだけれど、このドラマでの香取クンは違うように感じる。

 まあ確かに、彼のナレーションはうまい、とは言えない気も同時にするんですが(笑)。

 そしてもうひとりの主役である上野樹里チャン。
 彼女の生き方も 「ひとりでいること」 の実利主義的なスパイラルから抜け出せない、という点で、香取クンの生き方と奇妙に合致するのですが、ふたりとも 「自分」 というものが中心なだけに、「ある部分ではとても気持ちを共有できるのだが、共感できないとまったく反りが合わない」。
 その彼女の考えに潜む彼との決定的な違いは、彼女がいったん結婚をしていた、という部分なのだろう、と思うのだけれど、この 「気がとても合い、同時に気がまったく合わない」 という奇妙な関係が、このドラマを引っ張るいちばん面白い部分なのではないか、という気がします。

 そしてその奇妙な関係を引っ張り出す、というか沈殿していた澱をひっかき回してしまうのが、香取クンの父親役である西田敏行サン。 樹里チャンの母親役である風吹ジュンサンと一緒に、「世代間に横たわる結婚観の違い」 を鮮明に浮き立たせる重要なポジションを担っています。

 「家」 であるとか、「お墓(=お寺との関係)」 であるとか、そういう縛りというものが急速に意味を失っていって、そこに長期化した不景気の産物である 「おひとりさま」 の価値観が入り込んでいく。
 このドラマは、そんな時代のドラマであろう、という気がするのです。

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テレビ」カテゴリの記事

コメント

リウ様お久しぶりです。いまだ真田丸撮り貯め中(汗・・・スミマセン)で未見なのに、家族ノカタチは観ております。

やっぱりここでも西田敏行サンがいい味出てますねぇ。でも役柄が、何となく昔やってた「うぬぼれ刑事」に似てるなーと思ったのは私だけでしょうか?

冬ドラはこれと、「お義父さんと呼ばせて」を観ておます、あとドラマではないですが、NHKBSプレミアムで始まった、「覆面リサーチ ボス潜入」が何気に面白い。ウチの会社役員連中に見せたい…

まほろ様
コメント下さり、ありがとうございます。

私は古くなりますが、西田サンに 「池中玄太」 の面影を見ております(笑)。 死んだ妻の連れ子にいろいろと干渉してくるオヤジ。 '79年当時でも 「こういう暑苦しいのはちょっとなぁ」 と思っていたのですが、その  「家族ってそんなもんじゃないだろう」 という池中玄太のアンチテーゼが、2016年にどのような化学反応を起こしていくかに興味があります。

「お義父さん」 は、残念ですがリタイアいたしました~(ハハ)。 私と同年代なんですが遠藤サンも渡辺サンも。 ちょっと共感できなかった。

「覆面リサーチ」 はチラ見ですが、「よくまわりの社員が気付かねえな~」 というか(笑)。

覆面リサーチ、確かに中小企業ならバレそうですけどねっ。
あれだけ大企業だと社長や役員の顔知らない社員はいそうですから。それこそパートやアルバイトだと。

あの番組観てると、つくづく「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」って事ですよ。

おっとドラマの話ですが私、ホームドラマが好きなんですょ。。
前クールの釣りバカ日誌は最高に笑わせてもらったなぁ…(映画と同じ朝原監督と知って納得)

お義父さんと呼ばせては、脚本が林宏司氏なので外れないかなと…エンケンさんと渡部篤郎サンの絡みがもっとみたい。

まほろ様
コメント下さり、ありがとうございます。

あ、大企業なんですね(笑)。 大企業じゃ分
っかんねェだろうなぁ~(前世紀のギャグ)。

まあだいたい、現場の苦労、不満というものは上には分かんないものですよね。 分かんないところをどうやって緩衝していくかが、会社の生命力を高めたりするんですが。

「釣りバカ」 は、そうだレビューしたかったんだ(笑)。 2015年秋ドラマの総括として。 ちょっと言及いたしますと、「こうなったらこうなる、というのが分かりきっている、ドリフのお笑いを継承していた」、ということでしょうか。 今どきこんなベタな笑いを誰もやらなくなっているけれど、たまに見るとすごい新鮮だし、すごい笑えることに、遅まきながら気付きました。

「お義父さん」 は、主役のおふたりが結構いい地位にいる、というのが共感できないポイントだったりして(笑)。 というより、どうして蓮佛サンが遠藤サンを好きになってるのかが、よく分かんなかったところでしょうか(リタイアせずに見てたら分かったかもしれないのに…笑)。

釣りバカ日誌の総括ありがとうございます。
ドリフの継承とは新たな発見でした。ドリフ子供の頃観てた記憶あります。

(日本昔ばなし→クイズダービー→全員集合→Gメン75→ウィークエンダー)確かウチの家族の土曜ローテ。ただGメンのオープニングの終わると寝かされたなぁ(笑)

昨年から不定期にNHKで放送してる「となりのシムラ」あの上質なコントは素晴らしいですね。
波瑠さんとの珈琲ショップでのやり取り良かった。志村けんがやる、だいじょうぶだぁ〜 は志村のお兄さんの奥様(ウチの嫁さんとほぼ一緒の出身)の実家に行った際、そこで話されたのをコントに使った様で、なんかシンパシーを感じます。

なんだか話が脱線してしまいスミマセンでした。最後に蓮佛サンがエンケンをどうして好きになったか謎なの私も同感。ちょっと掘り下げ方が足りませんね…

まほろ様
コメント下さり、ありがとうございます。

私の場合土曜のローテは 「昔話」 の代わりに 「はじめ人間ギャートルズ」、と、その前にもう5時くらいから見てましてですね(笑)マエタケのなんとかとかいうのとか(タイトル忘れた)6時からは芳村真理サンと西川きよしサンの 「料理天国」(久米宏サンがペーペーのアシスタントかなんかやってた)、イヤなんかもっとあった気がするぞ…(当時の新聞収縮版を図書館行って見てみますか…笑)。 それと 「クイズダービー」 の前の 「お笑い頭の体操」。 ほぼTBSで推移していた気がしますね(ギャートルズはNET、今のテレ朝だったですが)。

「となりのシムラ」 は志村サンが目指すコメディの次のステージとしては最適だ、と思います。 ただNHKで行儀が良すぎるのも志村サンにとっては窮屈かもしれない。 私はちょっと疲れていたせいか、見ていて寝ちゃいましたけど。 テンポが自分と合わなかったかもしれません。

>「お義父さん」。 私みたいな50男がどうしたら娘みたいな年の女の子にモテるのか、私の興味はそこですから(爆)。

今、いつかこの恋を思い出して泣いてしまう?これで合ってる?な月9を見ました。最終回で初めて。(笑)
有村架純ちゃんの可愛さを堪能しました。お話は単調で、高良健吾がひたすら有村架純ちゃんにしゃべりかけてるんだけど、去年の高杉よりはマシよ。彼のしゃべりより有村架純ちゃんの可愛いお顔で十分 な気がしました。
AAAの西島くんとか、高畑充希さんとか群像劇でもあったのかな。
まあ、良くわからないけど、若者の恋愛ものとしては、宜しい気が。有村架純ちゃんは本当に可愛かったです。でも、一部の人にはキュンとくる、本来の月9ドラマのような気がしました。(笑)

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

「いつ恋」 は第2回目の冒頭で、リタイアいたしましたcoldsweats01。 忌憚なく言わせてもらうと、坂元サンの脚本力はもうピークを過ぎたかな、という感じがします。 つーか、一時期狂い咲きしていた印象の方が強いです。 こういうことって、あるんですね。

つーか、この冬ドラマ、ほとんど見進めてないです(「真田丸」 しか見てない感じ…笑)。 なんか、「時間の無駄」 みたいに思ってしまうんですよ。 いちばん見なければいけないのが 「ちかえもん」 で、第1回を見て、「こりゃ傑作だ」、と。 でもレビューが億劫で以降見てない(笑)。

「主人公に共感できる」 というドラマが極端に少ないのが原因かな。 いちばん安心して見られたのが深キョンですが、これもドラマのテンポが悪くて、2倍速以上で見たくなる(笑)。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
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  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

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    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

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    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

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    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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