« 「真田丸」 第3回 「飽きさせない」 ための技術 | トップページ | 「真田丸」 第5回 「ゴシップ」 目線で見た本能寺 »

2016年2月 6日 (土)

「真田丸」 第4回 カマの掛け合い化かし合い

 今年の大河ドラマで好感が持てるのは、「それ以上でもそれ以下でもない語り口」 のような気がします。
 主人公の真田家は信州の小さな地域を束ねる戦国武将であり、けっして戦国時代を中心で動かしているわけではない。 また、主役の信繁(堺雅人サン)はあくまで真田の次男坊としての立場を失わず、軍議にも出なければ立ち聞きもせず歴史の重要場面に立ち合うなんてこともまったくない。

 何でもかんでも主人公たちの手柄にしてしまう昨今の大河ドラマとは、ここが大きく異なります。 そもそもそうした 「必要以上の主人公アゲ」、という時点で大河の資格すらないと思うんですが(キビシーっ)。

 しかし彼らの人生の中では、彼らが主人公(byさだまさし)。 「キビシー戦国時代を生き延びるためにオレタチも必死なんじゃ」 というところが分かればよろしい。 そして曲がりなりにも地域を引っ張っているのですからその物語は、一般人以上に面白くなるのが道理なのです(暗に去年の批判してる?)。 

 しかもこのドラマ、もともとはスケールが小さくても、ラストステージには日本の行く末を決定するキャスティングボードを握る、という華が控えている。 ここが伊達政宗とか山内一豊、直江兼続などとは違う点です。
 さらになんだかんだ言って、真田家は末代まで存続する。 「生き残るための戦術」 という点でも、見応えがある。

 そのラストステージに向かうロールプレイングとして、序盤では信繁にスライムとか大ナメクジ…いや違った(笑)、薪取り合戦で村人レベルで戦わせてるし。 ドラクエで言えばレベル1から4くらいまでの戦いですよね、アレ(笑)。

 で。

 「それ以上にもそれ以下にもならない語り口」 は第4回ラストおいてさらに、NHK戦国大河ではほとんど 「お約束」 と化していた本能寺の変を、ほぼバッサリ切った。
 こういうのはいいな。
 「功名が辻」 でも 「天地人」 でも、大々的にやってたでしょう。

 これってもしかして次の回であらためてやるのかな? でもいくら戦国の大ニュースでも、真田は当事者じゃないから。
 まあひょっとすると作り手には、「ぼくちゃんの大河では本能寺やらないよ、ね、ね、すごいでしょ?」 というのは、あったかもしれないけど(笑)。

 だから信長役の吉田鋼太郎サンも、出たかと思たらあっという間の退場。 ミスキャストでは?と思っていた吉田サンでしたが、こうなるともうインパクトだけがひたすら強い。
 その料理の方法も三谷流。
 もったいつけて現れて静かな第一印象だったのが、信繁が次に見たのは、明智光秀を狂ったようにボコる姿だった。

 これを昌幸(草刈正雄サン)も信幸(大泉洋サン)も見たわけではなく、信繁だけが見た、という設定に三谷サンがしたのは、結構重要な気がします。

 信長の権力者としての狂気を見せつけられたそのホントに直後に、信繁は本能寺を知るわけですからね。 それで 「戦国時代、一寸先は闇、なんでもありなんだなァ」 と真田家のなかでいちばん感じたことになる。
 物語の説得力を増す手段として、のちに信繁が父と共に豊臣方につくのも、そうした 「時代の不確定性」 を真田家のなかで誰よりも強烈に刷り込まれたからだ、という理由づけをする。 それを三谷サンは鮮やかに見せた。

 しかし話はそれますがこの明智を演じた岩下尚史というかた。 役者が本業ではないらしいですね。 学者さんとか? それがまあ、シロート感を漂わせてですよ(笑)、信長に打ち据えられながらニタニタ笑うんだなあ。 これってト書きなのか演出家の意図なのか。

 これ、結構深読みさせますよ。
 衆人環視の中で信長に辱められるわけですからね。

 光秀にしてみれば、ここは深刻な顔をしたり反抗的な目つきをしたらますますリンチがエスカレートするからそれを避けねばならないし、まわりに 「いやいや大したことじゃないですよ」 というアピールもせねばならない。 だっていっぱしの戦国大名ですから。
 そしてそのニタニタのなかで、憎悪が増殖する。 シロートさんがやってヘタレ感も出てるから、それまでの大河ドラマでさんざん見てきたような、明智光秀の 「悲壮な決意」 というものを、作り手がここで完全に否定にかかっている気もするんですよ。 こうしたヘタレが、憎しみが募ったあげくにもののはずみでやっちゃった、みたいな。
 この演出は深い。 ドラマって、こうでなくちゃ。

 しかしこの第4回の白眉は、やはり信長に拝謁に上がった昌幸と、その前座にましました徳川家康(内野聖陽サン)とのやりとりでしょう。

 その前段階で昌幸と家康との間に横たわるかつての浅からぬ因縁をさらっと説明する流れがまず見事。
 昌幸はかつて武田方として家康を追い詰めまくったという昔話をするのですが、それはたぶん三方が原の戦いのことでしょう。 あれって家康にとってはスンゲー負け戦で、逃げる途中でアレをお漏らしして、それを忘れないために帰って来たとき負けた自分の絵を描かせた、くらいの生涯最高の屈辱だったやつでしょう。
 そのとき昌幸が信玄から賜った名前が(蛇足ですが、昌幸が信玄公の名前を口にするとき、いつも少し頭を垂れるのが好印象)、武藤喜兵衛だった。
 物語はその、武藤喜兵衛をキーワードとして腹の探り合いに突入するのです。 この話の作りかたはやはりさすがですね。

 そして家康というのは、この物語にとって(真田信繁にとって)やはりラスボスなんですが(笑)、そのラスボスとレベル1から4くらいのゆうしゃが、ばったり出会っちゃった面白さも加味している(笑)。 あ~もう、仕掛けだらけだ。
 ゆうしゃはそれが家康とも知らないで、無礼な口を聞きまくり(笑)。

 それはそうと、やはりこの、家康と昌幸のやり取りの発端となるのは、やはり昌幸が息子の信幸を騙してまで仕掛けた、上杉へのニセの書状なんですが、これを家康がいぶかしがるところからカマの掛け合い化かし合いが始まる。
 昌幸は信州のライバル国衆である室賀(西村雅彦サン)を利用してまで織田方を騙すことに念を入れたのですから、書状の真偽はフツーに考えればまず見破られないところです。
 でもそこに疑念を持つことで、家康のタダ者ではないところと同類としての嗅覚を表現できる。
 歴史的にはこのふたりが 「タヌキ型」 であることは通説なので、やはりそのふたりが腹を探り合うのはドラマとして最高に面白いんですよ。

 家康は上杉方の直江兼続が奥の間にいるからそれに訊けば一発でこの書状の真偽が分かるであろう、とカマをかけるのですが、昌幸はそれを見破ります。
 その見破りかたがまた、どことなく 「まあ、そのときはそのときだ」 という破れかぶれが入っているようで、「よし、分かった!」(by加藤武サン)という明快な演出ではないところがまたいい。
 昌幸の度胸と飄々さが同時に味わえるのが、ドラマとしての醍醐味になっているんですね。

 そして武藤喜兵衛という名前を 「忘れた」「覚えている」 というやりとりでさらに家康の心の深層も見えてくる。 真田よ、こちらは何もかも見透かしているぞ、という警告ですね。

 ここで感心するのは、やはりこのシーンが息が詰まるほどの緊張を強いてくると同時に、どことなくユーモアを漂わせている、という見せ方でしょうか。 ヘンな空気の抜けかた。 それが三谷脚本のひとつの味でもある気がするのです。

 まあ、小山田茂誠を匿うための一連の流れは、どこか空気が抜けまくってましたが(笑)。 でもその緩急が、いいんですよ。

« 「真田丸」 第3回 「飽きさせない」 ための技術 | トップページ | 「真田丸」 第5回 「ゴシップ」 目線で見た本能寺 »

テレビ」カテゴリの記事

コメント

もう、視聴率下降でどうのこうのと言われ始めましたが、そんなの関係ない本能寺の変です。(笑)
昌幸父ちゃんにとっては一大事だろうけど。(笑)
魔王信長!出るまでさんざん焦らして退場も鮮やか。(笑)光秀を折檻してたのも史実らしいけど、あの光秀の、殴られて恍惚とした表情というのも意味深でしたね。自分に酔ってるようで。あれは、武田攻略について、自分の手柄だと言った光秀に対して、信長が、お前が何をした!と激昂したと伝えられております。目撃者が真田信繁(笑)
父ちゃんと家康の丁々発止。タヌキの腹の探り合い。でも、かつての家康の負けっぷりを知ってる父ちゃんに精神的に利があったような。兼続。妻夫木くんが出てくるか!サプライズで!とちょっと期待しました。映画では妻夫木くんは三谷ファミリーだから。兼続にしれーっと武田と当家は姻戚ですから、武田の家臣が困っていたら助けるのも当然でしょう。って言って貰いたいとも思いましたけど、妻夫木くんはキャスティングされてないものね。三谷さん流の妻夫木くんへのフォローだと思っています。
小山田さんはこれで昌幸パパの家臣になるのかな?信長死んじゃったし、安土の人質業務は終了ですから。
真田丸の波乱の航海はまだまだ続く!だって、秀吉、まだ帰ってきてないもの、本能寺の変!(笑)昌幸父ちゃん、秀吉なら気が合いそうだけど、どうでしょうか。(笑)辛気臭い家康のお相手を今後しなきゃいけない信幸、こっちは大変でしょうね。(笑)

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

記事中で 「本能寺」 をちーともやんなかった、アッパレみたいなことを書いたのですが、なんか今日ラテ欄でタイトル見たら 「本能寺」 とか(笑)。 やんのかなやっぱし(笑)。 やんなくていいっスよ、もう見飽きたから(笑)。

まあ、面白ければ視聴率なんてどーでもよろしくて、レビューを書く気がどんどん生まれれば何の問題もございません。
ただ女性陣の部分の軽さがちょっと前面に出過ぎているかな、という気はいたします。
現代語でも何でもいいんですけどね。 長澤まさみチャンや木村佳乃サンの演技をどうこういう人もいますけど、いいじゃないかと思います。

ただ、小山田茂誠を人質の木村サンのお付きとしている展開って、どーなのかな~という気はします。
この人って史実ではどうなのかな。 もしかすると三谷サンは、この茂誠を歴史の傍観者みたいに使っていくつもりなのかもしれないですね。

昌幸が家康のカマかけを見破ったのは、やはり 「もし妻夫木クンがきてるんなら、最初からこの場にいるはずだ」 と、まあ思い切ったんでしょうね。

wikiによると、小山田さんは、史実では昌幸の家臣になって、ゆくゆくは信幸の家臣です。(笑)つまり嫡男の弟の家臣になるので、生き残り組です。お姉さんも家臣の妻になれば、もう、人質に行かなくても済むんじゃないかしら?
どう三谷さんは料理するんでしょうね。今日は本能寺の変ですか?今、イッテQを見てます。
ベッキーがまだ出演しています。私は不倫を肯定はしないけど、ベッキーより、奥様を裏切った相手の男がもっと悪いと思います。なのに、ペナルティはベッキーの方が重い。ゲスの極み、そのまんまです。あの男が九州人と思うと本当に腹が立ちます。アホか!あいつは!です。
でも、ネットではベッキー叩きが凄いですよね。一生の恋をしたら相手は既婚者だったわけで、不倫ではあるけど、他人は傍観してたらいいのじゃないかしら?奥様以外迷惑受けていないのだから。まあ、スポンサーさんは別ですけど。奥様に同情とか、奥様もいい迷惑だと思いますよ。
恋愛と結婚は同意義ではないと思っています。
真田丸で女性陣がコメディタッチなのは、重厚場面だけだと辛くなるからじゃあないですかね。魔王信長に欄干に打ち据えられる光秀とか、ひえ〜!ですもの。コメディが苦手な方は、トイレタイムと思えばいいんですよ。(笑)私は、結構楽しんで見てます。猿芝居を!みんな、信幸と同じで真面目なんですね。
というか、演劇で一番難しいのは喜劇。そこも諦めていない三谷さんに、私は共感しています。笑いは軽く扱われがちだけど、本当は泣きの芝居より難しい。と思います。

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

このドラマの状況からいくと、「ハラキリやむなし」 という展開なのに、小山田茂誠はよく生き延びましたよね。 この茂誠を見ていると、もしかすると三谷サンは一昨年の 「軍師官兵衛」 での荒木村重みたいな使い方をするんじゃないのかな、という気がするんですよ。

それでなくとも茂誠を演じる高木渉サンは、数年前やってたNHK人形劇 「三銃士」 や 「シャーロック・ホームズ」 といった三谷作品に声で出てましたから。 傍観者になるのか、マスコットになるのか(笑)。

ベッキーの件ですが(笑)、ほかの記事のコメントで言及したように、私どうも、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの件で免疫がつき過ぎているせいか、擁護派でありんすよ(笑)。

恋愛は、戦争だ!(再出…笑)。 ユーミンも、ラヴ・ウォーズと歌っておりましたがね(笑)。

しかし私も今は岸洋子サンの 「恋心」 みたいな感じでしょうか(笑)。

♪恋なんて~ むなしいものね~

恋なんて~ なんにな~る~の~

ハハ、ハハ、ハハ、…。

小山田さんは、信幸の家老になるらしいです。ドラマではどうかなあ?
第5回も見ました。本能寺の変はバッサリ。信長の人生50年の舞とか切腹とか、濃姫と一緒に戦うとか森蘭丸とか一切なし。
歴史の一大イベントをバッサリ。清々しいくらいです。なので、ドラマの内容は、リウ様、ゆっくりご堪能下さいませね。今回も誰かの必死さに笑えますよ。まだ豊臣は出てきません。でも上杉景勝と、滝川一益。二人ともいい役です。滝川一益に泣かされるとはね。と思った第5回でした。

>日本の行く末を決定するキャスティングボードを握る、という華が控えている。 
>ここが伊達政宗とか山内一豊、直江兼続などとは違う点。
そうですねー。同時に上記に挙げた作品の中で本作と「政宗」にだけ
共通しているのは天下人と敵対して潰されたり吸収されたりする
リスクを背負いながら真向、渡り合うハラハラ感がある。
大企業に対する中小企業(伊達家が中小なら真田家は零細だよなぁ…)
「主人公のおかげで天下人は天下がとれた。一目置いた」
じゃ、緊張感に乏しい。
この辺りは「黄金の日日」がルーツかも。

「風林火山」の内野氏演じる家康の成長を並行して描くのは
「純情きらり」の宮崎あおいが現在、「あさが来た」に出るのに近い?

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

あ、マヌケなレビューにならずに済みました(笑)。
いや、とするとですよ、NHKにしちゃ思い切ったもんだ、と思います。
その昔、高橋幸治サンの信長による本能寺から始まって、もう本能寺って、大河スタッフがどのようにほかの大河と差別化を図るか、という競い合いの場になっていたような気がするんですよ。 しかも 「大河における本能寺の変遷」 をひとつ番組として成立させちゃったりしている(大まかに言えばの話ですが)。
それだけNHKって、「本能寺スゲーやりたがり」 の印象が強かったんですよ、個人的に。

最後は本能寺を爆破までしてたな(どの大河だったっけな?爆破までしたくらいだからたいした内容の大河じゃなかった気がしますが…笑)。 「軍師官兵衛」 だったかな?(笑)。 爆破されたのは最近のような気がします(笑)。

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

私も内野家康を見ながら、「ああこの家康も、まだ発育途上だな」 と感じました(発育って…笑)。 なにしろウジウジ考えすぎる(笑)。

しかしのちに、その家康に昌幸は信幸を人質に出してしまうんですから、この第4回での腹の探り合いは、ひょっとすると家康と昌幸のあいだに 「なにか通じるもの」 を感じさせる契機となった、という三谷サンの見せ方だったのかもしれません。

しかし零細企業が一矢報いるとは、「下町ロケット」 のようだ…(いや、阿部サンの会社は零細じゃなかったよな…笑)。

本能寺は吉川さんが爆破したんですよ(笑)紅白で何かを燃やしちゃった吉川さんへのNHKからの報復だった(吉川氏談)そうです。
第5回の家康くんは見応えあります。ほとんど主役!乞うご期待あれ。花燃ゆやら天地人やらしっかり、三谷さん、料理の調味料にしちゃってる(笑)ついでに下町ロケットも。
主役パートが本格化したら、信繁に土下座する人が続出するかも(笑)さすがに無いだろうけど。


ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

ウィキでも見れば一発で分かったんですが、レビューを書く時も結構名前などの資料で頼りっきりのウィキペディア(番組HPより役に立つ)、時々出てくる募金のお願いには一切応じたことがない(笑)。

そうか~、本能寺は、爆発だ!は「天地人」 だったか~(笑)。

「下町ロケット」 は話のネタに出しておきながら、第1回の途中まで見たきり、ちーとも見てません(まあいろいろと個人的心情が…笑)。

下町ロケットは、もちろん全部はみてないです。話が濃すぎて。毎回同じパターンは疲れるもの。(笑)でも、神君家康公が、目下、零細企業の社長並ってのが。このドラマ、生き残り、サバイバルがテーマの一つなんです。女達のキャピキャピも、誰が信繁の妻になるかだしね。家康くんの怖いランキングってのが、笑えて、いじましくて。
第5回を見ればわかります。家康くんにとっての帝国重工は本能寺で会長社長、殺されましたが、次に待ってるのがガウディ小日向秀吉(笑)小日向さん相手に内野さん、大変だわ(笑)それだけで笑えます。これまでにこんなに笑顔が怖い秀吉、想像できないもの.。素直に笑ってるだけなんでしょうか?出てこないのでなんともですが。清盛でのダメ朝父ちゃん、でも、躊躇する義朝に「わしのクビを斬れ!」って優しく言った為朝。秀吉でカムバックするんだ!それだけで、胸が厚くなります。(笑)
これだけ、芝居の出来る役者を揃えるって、やっぱり三谷さんならでは。視聴率なんて、関係無い!と、阿茶の局にダイブした家康くんは思ってると思います。(笑)生き残れればいいんだって。(笑)


ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

あ~、秀吉は、小日向サンか~(ほとんどマジメに見ておらんつーことですよね)。 吉田信長のインパクト強くて秀吉が誰だったか、忘れてました。

今日は仕事がお休みなので、第5回目を、見れたら見て(笑)、レビューも書けたら書きます(イーカゲン)。
ただしそのほかのドラマもたまりにたまっているので、そっちを見てしまうかもしれません。

なにしろ最近このブログ、「真田丸」 に特化してますから(笑)。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521783/63171674

この記事へのトラックバック一覧です: 「真田丸」 第4回 カマの掛け合い化かし合い:

« 「真田丸」 第3回 「飽きさせない」 ための技術 | トップページ | 「真田丸」 第5回 「ゴシップ」 目線で見た本能寺 »

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 上
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

無料ブログはココログ