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2016年6月12日 (日)

「真田丸」 第16-22回 三谷脚本の 「引き算」 的手法

 大坂入りした信繁を待っていたのは、アブナイ連中による危うい権力構造でした。 秀吉、茶々、加藤清正、この誰ともお付き合いしたくないようなエキセントリックさで(笑)。 こうした構造で豊臣政権のギクシャク感を表現しようとする三谷脚本のキャラ設定は見事です。

 信繁が馬廻り衆(警護役)として秀吉に仕えてしばらくしてから、三谷サンは豊臣秀長に 「みんなあっという間にエラクなり過ぎて、身の丈を超えた地位に溺れかけてる」 と政権の危うさの本質を鋭く解説させた。 いわばここが、第16回での結論なわけです。 その結論に向かって三谷サンは物語を構築している。

 結論がまずあり、それに向かって引き算をしていって、どういう話を初めに持っていくかを決める。
 この第16回だけでなく、「真田丸」 はこの引き算的な手法で話が展開しているような気がしてなりません。

 つまりこの物語の大きな結論としては、「豊臣家は徳川家康に滅亡させられる」「真田信繁は豊臣と心中する」 ということがある。 そこに至るまでに 「どうして信繁は豊臣方についたのか」 という 「引き算」 がまずあり、「だいたい人望のない石田三成なんかになぜ味方しようと思ったのか」 という 「引き算」 がまたある。

 だから 「真田丸」 という物語は、まず石田三成という男について、複雑怪奇なプログラミングをしているように見える。 そのことによって信繁が石田三成という男に興味を持ち、同心し、共闘していこうという過程を描こうとしているように見える。

 第22回まで見て思うのは、三成が執拗に 「戦を回避しようとしている」 という姿勢を貫こうとしている部分です。 ただその根幹にあるものは第22回の時点まではまだ見えてこない。
 推測されるのは三成が秀吉の天下(つまり権力の圧倒的優位状態)を実現させようとするために大名どうしの諍いにプレッシャーをかけコントロールしようとしている、ということ。 さらに経済的な負担を憂慮している、という側面も考えられる。
 しかしドラマ的な因果法則としてはまだ弱い気がする。 まあ安っぽく 「幼いときのトラウマ」 とか使ってほしくはないんですけど(笑)。

 肝心なのは、三成が 「戦の徹底的回避」 を実現するために秀吉の影に徹して 「憎まれ役を買って出ている」、ということ。 信繁はその様子を、大坂入りした直後からつぶさに観察しているのです。

 そして三成がその業務を嫌々ながらこなしているわけではなく、自らの 「ツマンネ~奴」 というもともとの性格を利用して遂行している、という部分。
 つまり三成は、自分がつまんないヤツ、という自覚をすでに持っていて、それが自らのコンプレックスとなっている。 そのコンプレックスを 「憎まれ役を買って出る」 という部分で昇華させようとしている。

 その複雑な三成の精神構造を、信繁だけはつかんでいるはずなんですよね。 いや、秀吉もじゅうぶん理解している。 だから人望がなくとも第一の家来として重用している。
 もうひとり三成の人格を理解しているのは、大谷刑部だと思いますね。 だから刑部の娘がのちに信繁の正室になるのは、三成という人物を介して同じ思いを共有しているという部分が大きかったから、という必然性がある。 三谷サンの目的はそこにあるのではないか。

 のちに三成が西軍の大将として立つときでも、多くの武将は 「ツマンネ~」 三成に同調したのではなく 「家康の理不尽に対する反発」「豊臣への大義名分」 を第一に掲げたように思うのですが、このドラマ、この時点では真田信繁と大谷刑部だけはすでにここで異質の動機を抱えている。

 刑部はこのあと家康とも仲が良くなっていく予定のはずですが(笑)過去の大河で頭巾をかぶった異形の者として出ていた印象のあるこの人。 今年の大河でもそんな展開になるのかどうかは不明ですが、今のところ三谷サンが設定している刑部の性格は 「極めて冷静」、という部分のみ。 「人間の本質」 を深く追及しているためにかなり瑣末な登場人物にも細かい性格設定をしている三谷サンですが、この刑部の性格だけは未だにつかめないところがある。 三谷サンが必要ない、と考えているのかオイシイところは後にとっといてるのかは分かりませんが、個人的には 「謎めいた人物」 刑部に対する興味がいまのところ高じている、といったところです。

 さらに 「引き算」 的な手法を感じる部分として、真田昌幸が結局徳川の配下に置かれてしまう、という、昌幸にとっては人生最大とも呼べる屈辱に対して、行方不明になっていた松の生還、という緩衝剤を用意していたことが挙げられます。
 この緩衝役の効用を高めるために三谷サンは、松を記憶喪失にさせた。 そして信繁と再会させるために出雲の阿国の劇団(じゃねーか…笑)に入らせ秀吉の御前で踊らせた。
 松が記憶喪失なために信繁ときりは大変な苦労をするのですが、そこがドラマ的に見ている側をやきもきさせる。 うまいなぁ、と感じます。

 そして松が、記憶を取り戻してもけっして全部の視界が良好になったわけでなくまだらな記憶回復にとどまったこともドラマ的には効果的。
 だから秀吉から 「家康の配下になれ」 と命じられ失意のどん底にある昌幸が娘の松と再会できたときの喜びも複雑なものになり、複雑であるがゆえにリアルを伴ってくることとなる。 松が行方不明になった時点で三谷サンは、松との再会をここに持ってこよう、としていたフシがうかがわれるのですが、これも 「引き算」 的だなあ、と感じるのです。

 茶々(のちの淀)に関してもそうですね。 彼女もかなりエキセントリックなのですが、それを 「悲しむのをやめた」 という大きな動機を掲げることで信繁のシンパシーを引きだそうとしている。 茶々に対してシンパシーがなければ三成の死後に大坂夏の陣まで信繁が豊臣に味方する動機が薄れる。 これも 「引き算的」 手法のひとつだろうと思うのです。

 「引き算的」 であるがゆえに、物語が理路整然としている。
 ここ数年の大河では 「これ、どこをゴールにしようとしてるのかな」 と思うことが多かった気がするのですが、今年の大河はそんな杞憂がない。
 誰もが結末を知っている物語を引っ張っていく、三谷サンの才能を見る思いがするのです。

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テレビ」カテゴリの記事

コメント

リウさんこんにちは。
書いたの見つけるのは早いが
たいしたこと書かないワタクシですが、一言だけ。
大谷吉継は、ハンセン病におかされた体で
三成側についた。茶会で自分の鼻汁が入った茶碗を三成だけ気にせず飲み干したことへの信義のために。
とある本に書いてあったので、あの愛之助が
どう熱演してくれるのか、まあいまのところ
リウさんと同じくわかりませんが。
三成も家康の画策に対し正義の義戦であると
関が原の合戦をしたとも書いてありました。
諸説あるでしょうがそのへんが
どう描かれるのか楽しみです。
しかし大河は理解するのが難しい。
リウさんのまねで字幕設定してんだけど・・・。

投稿: ドラマ大すきおやじ50才 | 2016年6月12日 (日) 15時33分

ドラマ大すきおやじ50才 様
コメント下さり、ありがとうございます。

「字幕設定」 はワタクシ、耳がとて~も遠いもんで(笑)。 イヤホンして聴いてても分かんないときもありますし(それは役者の責任か…笑)。 宮崎駿氏の 「風立ちぬ」 なんか、映画館で見たんですが、主人公の言ってることが要所要所で分かんなくてスゲー腹立った(爆)。 これは庵野の責任ですよ(いや庵野をキャスティングした駿の責任だ…笑笑)。

大谷刑部のそのエピソードはどっかで見聞きしたと思うんですが、鼻水じゃなくて膿だったような気も(だとすると相当覚悟が要ります)。

この 「真田丸」 はかなり分かりやすい大河だと思いますよ。 私の解説が力不足で難解なだけで…(笑)。 最近でいちばん難解…いや、奥が深かったのは 「平清盛」 でしょうね。

投稿: リウ | 2016年6月13日 (月) 07時13分

石田三成、今作では不器用な人ですね。頭の切れる人かもしれないけど、馬鹿への気配りを無駄とやらないところとか、とっても不器用だと思います。器用な人は馬鹿でも、ちゃんと使うから。
彼は陣立は出来ても実戦が出来ない。そこからこういう三成が。昨日の回では、上杉や真田が落とせない忍城を自分なら4日で落とすと息巻いて、出来ない。(笑)そして焦る。(笑)おかげで腹の調子が悪くなる。(笑)
こんな奴だから関ヶ原でも、駄目だったんだよな〜〜。って感じです。でも、刑部はこの欠点を承知のようです。多分、この欠点が故に、三成が好きなのかも。
茶々は小田原に呼ばれて、小田原城がどうなるのか、気にかけて見つめていました。それは、彼女が初めて勝者側から敵の落城を迎えようとしている居心地の悪さか、明日は我が身なのからか。
官兵衛は交渉に行きませんでした。三成を馬鹿にしにも来ません。今回は信繁が氏政に会いに行きます。主役特権。(笑)官兵衛はきっとどこかに紛れて見落としているのでしょう。真田丸のホームページに直江城の朗読動画があります。今作の直江兼続のいい声で聞かせてくれます。本当にいい声だわ。昨日、武田信玄も見ました。若尾文子さん、尼さん姿でもお美しかったです。今宵はここまでに致しとうございます。懐かしかったです。

投稿: ささ | 2016年6月13日 (月) 07時53分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

「武田信玄」 はよーやっと柴田謙信が出てまいりましたね。 この大河で私がいちばん時代を感じるのは冒頭のトピックス。 ワイプの使い方とかCGとか、とにかく古臭い(笑)。 「柔らか頭のNHK」 が標榜され始めた時期だったように感じます。 しかし昔のNHK、いくら若ぶっても若者に媚びても真面目さがついてまわってどこかぎこちなかった。 バラエティなんてバカにしていたもんです。 ところが今じゃ(いや、まだまだですが、タモリとか鶴瓶とかの使い方がとてもうまい)。

「武田信玄」 のCGに比べると 「真田丸」 はオープニングタイトルからドラマ内での説明用地図まで、とにかく洗練されている気がします。 「クロ現」 に出た伊集院光サンが 「どーでもいいところにCG使ってる」 と驚いてましたが、NHK受信料を潤沢に使い過ぎてるんじゃなかろうか。

そ~いや北条がバンバン出てるのに軍師官兵衛はどこに行ったのやら…。 恨みでもあんのかレベルの完全無視状態ですね(爆)。 いや、2年前のだからって分かるけど、それにしちゃ無視しすぎじゃないのか?(笑) 官兵衛の人生でいちばんの見せ場も信繁にくれちゃって(笑)。

今週の 「真田丸」 で三成が戦を回避したがる理由が次から次から出てきましたね(笑)。 つまり 「ヘタレだから」(爆)。 三谷サンらしいや。

投稿: リウ | 2016年6月14日 (火) 07時06分

ヘタレで、腹がチクチク痛くなる三成を見ていると、嫌な奴だなあ〜〜って気持ちが軽減されるから不思議です。(笑)
上杉主従と真田親子を前に、自分なら4日で、水攻めで落とすと言った時の全員の呆れ顔(笑)兼続、三成じゃなきゃ、切り捨てましょうかを発動していたはず。(笑)
不良物件を押し付けるいいチャンスと思ったかもね。水攻め、戦の素人、三成に出来るわけがない。何しろ、秀吉の水攻め、軍師官兵衛の手腕あってこそ(笑)by一昨年の大河。
官兵衛の出番はなかったけど、水攻めの言葉に、官兵衛の存在を感じました。薄っすらとですが。
武田信玄に謙信、出てきましたね。信玄も謙信もお若い。(笑)無駄に仰々しい世界で、渡辺リーダーのお芝居が白ける。(笑)
でも、楽しかったです。NHKはドキュメンタリーでもそうですが、最新技術を使うのが大好き。しかも、NHK独自の!って自慢付き(笑)です。
微笑ましいと思うかはなにつくと思うか。
そうかと思えばCGをなるべく使わないという時もあったり。作り手のポリシー次第って事なんでしょうね。

投稿: ささ | 2016年6月14日 (火) 07時58分

>軍師官兵衛と秀吉
「清須会議」ではあの人とあの人のキャスティング。
このコンビは今回、
「北条に連絡つけて秀吉やっつけようか?」
のシーンだったりして(笑。

投稿: | 2016年6月14日 (火) 09時12分

↑上に追記。

>上杉主従と真田親子
徳川と並んでいる場面の軍議とか
序盤の展開から数年での様変わりが感慨深いです。
成り上がった秀吉に頭下げて家を護った者同士、
シンパジーを感じる。三成はダシにされる。

投稿: 巨炎 | 2016年6月14日 (火) 09時17分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

「ええかっこしい」 だけど 「ヘタレ」。 それを昌幸も景勝も 「ケッ」 と思ってる。 はたから見りゃどうしたって印象悪いんですよこの三成という男は。

それを 「カワイイ」 と思ってしまえるのは、やはりそばでつぶさに見てないとそういう境地に達しない。 信繁は三成の性格の悪いのを 「不器用だから」 という、ささ様のお考えになっている境地にまで達している、と考えます。

不器用だから、助けてやりたくなる。 これから家康は特に秀吉の死後、豊臣滅亡のためにあの手この手の策を弄してくる予定ですが(笑)、それは三成の 「不器用」 とは対極の位置にあるんですね。 家康の場合、生い立ちから苦労続きで培われたと言えなくもないんですが、とにかく手練手管老獪狡猾(笑)。 このドラマは今後その対極で見せていくでありましょう。 信繁はこのドラマ的には 「不器用」 な三成をフォローしようとした、という結論でよろしいでしょうかね。

はぁ~眠い(笑)。 ひと眠りしたら 「ラヴソング」 の最終回でも見ましょうかsleepy

投稿: リウ | 2016年6月15日 (水) 07時48分

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

あ、秀吉は知ってたとして、官兵衛が寺島進サンだったわけですね(映画版は15分未満でリタイアだったのでよ~分からん…笑)。

しかし今回はアレ触った手のなすりつけ合い、という下品な回でしたが(笑)「チチクリ合い」 で胸をモミモミというのが大炎上している某朝ドラとは下品の格が違う(なんだソレ)。

投稿: リウ | 2016年6月15日 (水) 08時07分

何故ここに来て、三成ラブリー作戦に三谷さんがチェンジしたのかわかりませんが、戦国時代に戦は反対!三成としては戦は無駄だ!という、ほぼ昨今の大河では必ず出てくる戦無き世!とお題目を唱えている風潮を斜めから見ると滑稽でもあるよという事でしょうか。
裁定での北条のお坊さんが、ここで言い争う事で戦をしなくてもいいというのは、なかなか意味深。三成の希求している世の中は、現実の戦争をせずに評定で済ませられる世界かなあ。だったら、三成の戦下手も露見しないし、でも目論み大外れの散々な三成の北条攻めでの現実(笑)
実は昨日、モップがけで転倒しまして、右手を骨折しまして、コメント書くのがもどかしい。(笑)でも書きたい(笑)
ラブリー三成を後方支援してるのが歌舞伎界のラブリー、愛之助扮する刑部。しかも刑部はとっても冷静。お前だって、実戦はダメだろう、官僚タイプなんだから。と三成の戦下手を説明している刑部に笑いました。三成の苦手なのをばらしておけば、後々の三成のダメージをなるべく少なくできるという深謀遠慮なんでしょうか?(笑)
ではこの辺で。これからギブスをしてもらいに病院に行きます。

投稿: ささ | 2016年6月17日 (金) 07時45分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

ゲッ!coldsweats02 骨折?!bearing そんなんで文字入力なんかできるんですか(キーボードなら大変だと思うけど)。 気を付けて下さいよ~sad。 あまりご無理なさらないように。 回復を祈っております。

三成の不戦論の柱というのは、今のところささ様ご指摘のように、昨今の大河の反戦論調の思想的な浅さに対するアイロニーでしかないように思います。

三谷サンはそれで済ませるつもりかな。 「私は無駄が大嫌いなのだ」 って。 無駄がいやだから政権移譲に伴う混乱も避けたい、という感じ? なんか都政を見ているような(笑)。

今回は景勝の態度の変容にも注目しました。 なんかこう、イライラしてる感じ。 まあこのあとの成り行きを考えると、久しぶりに見た景勝の変容というのは気になるけれど、その具体的な不満の内容がつかめないのが今回見た限りではもどかしい。

そしてけっして、三谷脚本は一件落着、の部分で話を終わらせない。 その回のメインになる部分は解決しても、すぐにまた火種となる展開が用意されている。 だから見ていて飽きないし気が引き締まるんですよ。

ともあれ、体はお大事になさってください。 昔みたいな感覚で動いてると、ハッとする時がありますもんね。

投稿: リウ | 2016年6月18日 (土) 08時28分

滅亡、見ました。北条の滅亡が豊臣政権の滅亡の始まり。滅亡とは、その地位が磐石になった時、始まるのね。怖いわあ。舛添さんの退任とバッチリ重なったし。(笑)
舛添さんは辞めたので、ボーナスと退職金付き。おまけに追求も武士の情けとやらで手打ち👏
北条の滅亡は見所がありました。熟年の役者さん達、達者だわ。きっちりお芝居。氏政、家康、景勝、昌幸。もののふだった。でも、そこが、成り上りの秀吉にとって気に入らない所でしょうね。(笑)
政宗のずんだ餅による接待も楽しかったです。ただ政宗だと渡辺謙なので。スケールダウンは否めないです。もう誰がやっても、あの政宗を上書きできないです。今回は主役じゃないしね。(笑)
いつまでも戦国乱世の野望を持ち続ける困った真田パパ。でも忍城を卑怯な手で攻略してみせたり。家康の与力を外され、豊臣側に引き寄せられた事で、だんだん西軍になっていくんでしょう。怖いわあ。(笑)

投稿: ささ | 2016年6月20日 (月) 19時06分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

あ~あ、読んじゃったよささ様の(爆)。 これでもう今週分見る必要がなくなった(爆爆)。

悔しいのでマスゾエのことを書きましょうか…いや、もう飽きた(笑)。 腹立つのは 「参議院選挙と同じ日に知事選もやらんか~~い!」 ということ(笑)。 チョーメンド臭いぞ。

渡辺政宗は、白装束の上に巨大な十字架背負ってましたもんね(笑)。 あんなことやったら 「真田丸」 なのに主役が伊達政宗になってしまう(爆)。

でもね。

みんな個性強くていーんじゃないかという気はしますね、戦国時代なんだから。 伊達政宗は渡辺謙、直江兼続は妻夫木聡、江は出番ないけど(ホントねえな今年…爆)のだめとか(のだめ?)。

投稿: リウ | 2016年6月21日 (火) 07時38分

ごめんなさいね〜〜!
骨折したので、目下、休業中。(笑)時間があるのよ〜〜。申し訳ありません。平謝りしま〜〜す。許してたもれ。(我ながら誠実さが感じられないですね。すいません。舛添さんも、一生懸命謝っていたんだけど、時すでに遅しだったり、ちーっとも悪いって思っていなさそうだったり。という事はこれから、傲岸不遜の事は舛添るとなるかもしれません。(笑))
まあ、北条氏政の怪演以外、たいして見るべきものもなかったような。義兄の小山田さんと、利休の武器商人ぶりくらい。今回の利休は芸術家っという側面より、何でも屋の武器商人って所がミソ。わびさびと、商売人の欲。両方持っているんですね。茶仙人じゃない俗物ぶりが斬新です。それでも、ちゃんと茶仙人にも見えるし。女の子大好きの亀仙人に近い?(笑)
政宗は何しろ、政宗主役の時の独眼竜政宗でのパフォーマンスが凄すぎて。渡辺謙、偉大だわ!今作の役者さんも悪くないんですけどね。それに家臣の片倉さんの、我が殿のお守りも大変なんですよ〜〜みたいなのも面白かった。どこの殿も家臣にとっちゃ、お守りが大変。でも、みんな殿大事。それがうまく表現されていたと思います。
真田のパパのお守りが一番大変だわ、お兄ちゃん。(笑)
最初、高嶋氏政が出てきた時は志村けんのばか殿かあ!と笑いそうになったのだけれど、それが逆に哀しい。実に怪演でした。
ではでは、この辺で。

投稿: ささ | 2016年6月23日 (木) 08時03分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

私の文章で(笑)とか(爆)とか付いている場合は9割9分がた冗談ですからお気になさらないでください(あとの1分は皮肉とか拗ねたりいじけたりですんで)。

ただ返信した通りまだ今週分は見てません(笑)。 つーか夜勤から帰ってきて 「おはよう日本」 しか見てない。 月末になると忙しくなる、という勤め人でございます。

しかし先週のラスト近くで出てきた小山田、いったい何をしとったんじゃ今まで(今週分見りゃわかるか…笑)。 以前のコメント返信でワタシ 「小山田は今後この物語のキーマンになる」 みたいな予想をしたのに完全に当てが外れて(笑)、今頃のこのこ出てくんな、つーか(笑)。

しかし文枝もとい利休が女好きというのは今回あまりシャレにならない設定のような(笑)。 同じようなことをした円楽は冗談でかわして、「笑点」 への悪影響を消滅したどころか 「笑点」 の視聴率アップに貢献しているというのに(笑)、文枝は対応を誤りましたね。

もともと噺家なんてぇものはですな、昔から呑む打つ買うと相場が決まってんだ(急に江戸っ子)。 不倫だなんだとうるせえったらありゃしねえや、無粋だねえ、てえげえにしろってんだ畜生め(笑)。

片倉小十郎…だったっけなー、西郷輝彦サン。 もうひとりの子分が三浦友和サン。 最近大河でとんと見ないけど、出しやがれってんだNHK(べらんめえになっとる…笑)。

投稿: リウ | 2016年6月24日 (金) 07時13分

三枝さんの利休、女好きってわけじゃないけど、そこまで想像もできるかも。その俗物で聖人ぶりがどっちかっていうと三成にとってむかつくんじゃないかしら。だから、急に侘び寂びって言われると秀吉もむかつくかも。金色の茶室だって、喜んで作りかねない(笑)営業してますもの。
芸の為なら女房も泣かす、それがどうした文句があるか!噺家さんはそうなの。(笑)
芸術家に人間性の高潔さを求めるのは変!社会ルール守って迷惑かけてないなら、他人、特に知ったかぶりのネット民が偉そーに言うなよって言いたい!ピカソに何人女がいたか知らんのか!ダリだって!
三枝改め文枝師匠の醜聞は女の売名だと思います。言っちゃえば、師匠は反論できない。認めるしかない。迷惑料金を奥様が払ってくれるでしょう。(笑)でもまあ、女房を泣かしてなんぼのもんじゃい!って世界ですから、それで終わり。女の浅はかさですけど、爪痕はつけられたからいいのでは?おかげで俗物利休にリアル感があります。三谷さん、文枝さんと仕組んだんじゃないの(笑)
小山田の兄さんは史実でも北条に身を寄せていた事があるみたい。でも、あんな劇的再会があるなんて。あのドッキリの為に源次郎、使者にされたんじゃないの(笑)
でも、憎めない小山田さんです。早く松さんとの再会が見たい!もしかして松さん、覚えてないかも?覚えているかな?それだけでも、笑えるでしょう。(笑)

投稿: ささ | 2016年6月24日 (金) 08時38分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。 具合はいかがですか…って、骨折が簡単に直るとは思えませんが。

「潔癖すぎる世論」 というのは息が詰まります。 私はなにも、不倫がいい、と言ってるわけじゃなくて、それを絶対に許さない、としか考えられなくなってしまう精神の硬直状態を問題にしているわけです。

マスゾエにしたって同じ。 絶対に許さない、辞任しかないって、どうしてもっと柔軟になれないのか。 そらあの悪人ヅラ見てたら分かるけど、なんでもう一回のチャンスを与える気持ちの余裕がないのか。

そんなとこです(このあとものすごくいろいろ書いたんですけど、問題がありそうなので削除しました…笑)。

投稿: リウ | 2016年6月25日 (土) 07時54分

24回観ました。以前、リウ様が昌幸を
「豪胆そうに見えて臆病な一面があり、自分の信じたい事を自分に言い聞かせている」
と評されましたが、正にそんな感じ。この逆が家康なのでは。
始まった時には臆病な性格を隠そうともしていなかった。
人質経験のためか、虚勢をはる必要性を感じていない。
昌幸が「秀吉の天下は長くは無い」と大声で口にする一方、
今回、豊臣以上に徳川が嫌いで、その家来の任を解かれると大はしゃぎ。家康は同じ事を考えていても安易に口に出していなかったし自分に面白くない方向に事態が動いていなくても今更、一喜一憂はしない。

>舛添
私的には正直、今更。元々、選民意識丸出しの言動に二言目には「オリンピック」、最後は任期途中で丸投げした自分の過去を棚に上げて批判する側に回った旧都知事なんぞに10年以上も都民が票を入れてきたのだから都政のタガも緩みますわ。「なら俺も」と思うのが人の心理。イラク戦争の邦人人質事件の時にコイツが声高に「自己責任」を唱えるのを支持しているのを見て、こりゃ10年20年先にツケが来るなと思ってましたし。
有権者には「批判する権利」と「選ぶ責任」がある。大阪の二都構想は実現しなかったし、それの是非は判断が難しいですが有権者により多く考える機会を与えました。

旧政権の延長か、反動か、反省かで新政権の寿命がきまる。
これは歴史を見ても同じでは。
「平清盛」でも頼朝は清盛の失敗に学んだ。
家康も関東から豊臣政権の暴走が良く見えたでしょう。
秀吉は自らが農民出身故に「検地」「刀狩り」等で
農民の反乱を抑え統制するシステムを考えたが
戦国のエネルギーを持て余す諸侯のはけ口を国外にむけた。
武家出身の家康は各大名の力を削いで統制下に置いた訳で。

投稿: 巨炎 | 2016年6月25日 (土) 22時50分

リウ様、お忙しいんでしょうね。
昨日の真田丸、大河の王道を愛する人たちには、あまり宜しくないと思うんですが、私には面白かったです。是非、見て下さい。
ネタバレしちゃうと恨まれそうなので。
ではこの辺で。お仕事頑張って下さい。

投稿: ささ | 2016年6月27日 (月) 23時57分

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。 なんかこのブログの運営側であるココログがシステム障害とかで、返信できない状態になっておりました。 返信が遅れ申し訳ございません。

さて、マスゾエばかりでなく前の猪瀬、石原に票を入れ続けてきた私にとっては、少々耳の痛い巨炎様のコメントでありました。

票を入れてきた側の理由を述べさせていただくと、まず消去法、というのがございます。 その心理の根底には、「知事なんてのはただのお飾りに過ぎぬ」 という意識があることは否めません。 東京都の職員は 「優秀」 だから、いかな無能が知事をやろうとも東京都の業務は回る、と考えている部分がある。

そのうえで候補者たちを知事選の都度見渡すと、正直申しまして、「ロクなヤツがいない」「まともなヤツがいない」。 なら一番無難なところを選ぼう、という気持ちが働いています、少なくとも私の場合。

以前に美濃部という知事が(私が有権者になるだいぶ前の知事ですが)革新系で東京都の交通網がほとんど整備されなかった記憶から、都知事にはどちらかというと実行力や統率力、強制力のある人物がなったほうがいいだろう、という気持ちが強い。 石原サンに入れたのはそういう判断が働いていたわけです。 確かに言動が極右でそういう点は苦々しく感じていましたが、思想が都政に反映されるわけでもなかったと私は考えています(尖閣諸島の件を除けば)。 排ガス規制とか、強制力がなければ実現はしなかっただろう、と思います。 末期にはもうだいぶイカン、とは思ってましたが、もう任期満了だし、という感じで。

で、猪瀬氏は石原サンと違ってだいぶ行政能力があると感じました。 これも候補者の中ではいちばんマシ、という基準が働いてます。 マスゾエも同じ。 私はどちらも、あんなヘマさえしなければきちんと都知事が出来た人物なのに、という気持は未だに持っています。

都知事選だけでなく、選挙というものの性格を考えた場合、我々はその人物が言っていることがちゃんとしているか、ということをまず見ます。 そしてその政策が実現可能なのか、それが出来るだけの力をその人物が有しているかを次に見ます。 言ってることが立派だから、という理由だけで選ぶととんでもないことになるからです。 その立派な政策が、どのように周囲とうまく折り合いをつけながら実現可能なのかを知らなくてはなりません。 しかし選挙の時点でそれを形に出来る候補者というのはまずいない。 実際に行政システムのなかに自分が放り込まれたとき、「こりゃ無理だ」 じゃいかにも無責任なんですが、だいたい政治家ってみんなそうじゃないですか。 特に野党の人たちなんかは言ってることが立派なのに実際に任せてみるともう傍若無人であっちこっちの部署をひっかきまわしただけ、というケースばかりな気がする。 行政を本質的につかさどっているのが官僚とか公務員たちだから、政治家の広げた風呂敷なんか、すぐにたたんじまわれるわけですよ。

いっぽう与党側は力をつけ過ぎるとすぐにつけあがる、という悪いクセがどうしても抜けない。 与野党の勢力というのは拮抗していないと、いい政治が形成されないと思うのです。

「選挙」、という問題にたちかえると、我々は自分の判断で候補者を選ぶことができるのだけれど、その候補者が当選した途端、自分たちの責任の外に行ってしまうことが多過ぎます。 だから有権者は政治家や知事たちを常に監視していなくてはならない。

でも自分たちが生きるのに忙しいのに、そこまでできるとはあまり思えません。 マスコミの存在意義はそこにあるんだと思う。 週刊文春はマスゾエの記事を連発して大いに世論の啓蒙を行なったと言えるでしょうね。

人の上に立って動く者たちは、実は人の底辺で泥水を舐めながら人のために働くしかない。 エラくなると既得権益があまりにおいしすぎてそこんところをみんな忘れちゃうんでしょう。 いや、忘れるどころか最初からそういう意識もないのだろう。 だからただエラクなりたいだけなのだろう。

それは戦国や平安時代以前から、もう人類が上下関係を作ってからすぐに始まっている 「業(ごう)」なのじゃないでしょうか?

投稿: リウ | 2016年6月28日 (火) 08時14分

ささ様
コメント下さり、ありがとうございます。

ココログのシステム障害とかで、閲覧は出来るけど文字入力とかできない状態でして、昨日は早々にPCを切り上げましてございます。 忙しい時期は過ぎましたsmile

で、「真田丸」 は今週分もちゃんと見ましたが、なんかすごかったですねー。 終日夜で(笑)。 あんなに最初から最後まで画面が暗い大河というのは初めて見た気がする(笑)。 画期的だ。 しかしそれがいいんです。 その気になったら今週の 「真田丸」 のすごさを書きたいと思いますが、その前に 「このココログブログホントに大丈夫かな?」 というトラウマが…(笑)。

私スゲーこのブログにいろいろ書いているんですが、それがブログの運営会社の都合で全部ポシャっちゃったらどうしよう、という恐怖にさいなまれています(笑)。 なんかバックアップしとかんといかんが、記事数がもう2000近くあるし…(笑)。

投稿: リウ | 2016年6月28日 (火) 08時20分

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