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2017年1月15日 (日)

「逃げるは恥だが役に立つ」 ―「ふたり」 を阻む、肥大した 「ひとり」 の壁

 2016年10-12月期のドラマは豊作だった。 なかでも火曜日のTBS 「逃げるは恥だが役に立つ」 の新垣結衣、水曜日の日テレ 「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」 の石原さとみ、木曜日のフジ 「chef~三つ星の給食~」 の天海祐希は、三者三様の 「女優のうまい使い方」 の見本を見せられているようで、ドラマ好きには至福の3日間だったように思う。

 内容的に見ると石原さとみと天海祐希の役柄は 「元気印の女」 という、これまでのドラマでは使い古されたポジション。 しかしながらポジティヴの 「権化度」 が従来に比べハンパではなく、かなり楽しめた。
 このふたつのドラマは、キャラクターがこれまでの踏襲である以上、毎回の展開も定型的にならざるを得ない弱みがあった(特にフジの 「chef」)が、主人公の生き方はそれをなぎ倒すほどに前向き。 それに引きずられる形で多少の誤謬をものともせず、強引にドラマ自体が展開し、その痛快さは見ていて飽きることがなかった。

 特に石原さとみ。 彼女の押しの強い演技は私の個人的な印象で言えばこれまで、ドラマのなかでどうも 「浮いて」 しまっていたように思う。 この人は抑えた演技のほうが味が出ていいと思っていたのだが、今回の 「地味にスゴイ!」 ではこの、彼女のダメパターンを逆に突き詰めて徹底的にウザくさせ、問題を浄化してしまった気がする。 この 「元気の使い方」 を見抜いた作り手は 「スゴイ!」。
 いっぽう天海祐希の 「元気印」 はすでに安定の域に達していて、鉄壁の感すらある。 それは彼女の原点である、タカラヅカ男役特有の安定感であることは言うまでもない。
 

 それに比べると 「逃げ恥」 の新垣結衣演じる 「みくり」 は自分のことを 「小賢しい」 と思い込んでいる点で前者ふたりとは対象的だ。
 彼女は派遣社員をクビになるたびに自信がなくなっていく状態にさいなまれている。
 いきおいドラマの空気も前者とは決定的に違って、登場人物の 「自分にダメ出し」 モノローグが中心を占めるのだが、それをこのドラマはみくりが 「情熱大陸」 や 「NEWS23」 の登場人物になるという妄想を使い 「既存番組のパロディ」 をすることで、暗くなりかける空気の入れ替えを図った。

 この、主人公みくりの自虐的な思考の行ったり来たりが、新垣結衣の新たな魅力を引き出すことに成功した。
 新垣結衣という人は、徹底的な 「カワイイ」 イメージで生き残ってきた人だと思う。 出てきたときからもう10年くらいになる気がするけれど、そのイメージが持続していることは驚異的だ。 彼女の透明で清純なイメージは、地であるという印象がとてもある。 これがほんとうなのか戦略なのかは女性を見る目がない私には見当がつかないのだが、芸能界の浮ついた雰囲気についていけない不器用さ、というものは見ていて思う。

 みくりの不器用さというのは、そのガッキーの不器用なイメージと絶妙にリンクしている。

 彼女の印象的な役、というと、近年では 「リーガル・ハイ」 が思い出されるのだが、こちらの彼女はおよそ現実とはかけ離れたところにある不器用さを兼ね備えていた。
 ところが 「逃げ恥」 の不器用な彼女は、あくまで現代女性の等身大を体現している。 よりリアルなのだ。

 その現実的なキャラクターがテレビドラマというおとぎの国の世界に放り込まれたとき、彼女はよりリアルになった自分の妄想を楽しみながら、「契約結婚」 という非現実的な選択を選んでしまう。 もうじきアラサーの声を聞くことになる 「カワイイ」 ガッキーはそこに、自らの新しい可能性を見い出した。

 ただしドラマの展開に、少しも不満ではなかったわけでもない。
 まずみくりが契約結婚を提案する相手 「平匡(ひらまさ)」 に、みくりがかなり早い段階から好意を抱いてしまっている点。
 星野源演じるこの平匡は、いわゆる 「絶食系男子」 というもので、30有余年異性との関係がなかった人畜無害の男。 しかも星野源だし(なんだソレ)。

 星野源という人を私が初めて見たのは、「ゲゲゲの女房」(2010年) で主人公の松下奈緒の弟役をやったとき。 と思ったのだがウィキを見たらずいぶん前から無意識的に見ていたみたいだ。
 とりあえずその 「ゲゲゲの女房」 では早くに亡くなってしまう役で、その後すぐに病気を発症したのもあって、私のなかでは儚げな印象がずっとあった。 「ゲゲゲ」 のとき多少興味を持って彼が歌を歌うこともそのとき知ったのだが、昔は自省的ないい曲歌ってた。 最近よく曲が売れるようになって聞く機会も増えたのだが、ずいぶん派手な印象になりましたね。 「逃げ恥」 のエンディング曲 「恋」 もその路線。

 それはいいとして、近作の 「コウノドリ」(TBS)での冷たい医師の印象も強い星野源が絶食系男子なのだから、間違っても間違わない、というか。 みくりにとって平匡というのは事務的な契約関係に最適な、手なずけやすいかなりの安全ゾーン男なのである。

 しかしそのみくりが、「カワイすぎて腹が立つ」 レベルで平匡に恋していく、というのは、これはルール違反だろ、というか(正直モテない男の僻みだ)。 平匡が 「俺物語!!」 みたいのだったら話が成立するのか?みたいな。

 ところがドラマ的な求心力からいくと、こうしたシンデレラストーリーを兼ね備えた少女マンガ的展開はいったんハマると徹底的にハマる。 実際このドラマは同クールのドラマの中ではいちばん社会現象化した。

 少女マンガに出てくる男というのは、ブ男では成立しない(ただしフツーであれば可)。 さらに清潔感がないと受け入れられない。 「ハグで~す!」 と言ってふたりがハグしても、一緒のベッドで眠れなくなっても、そこにはまったくギラギラとしたものが存在しないのだ。
 あまりにギラギラしなさ過ぎてみくりのほうが却ってイライラする始末なのだが、女性たちにとってこうした淡白な男のほうがいいのは、実は楽だからなのではないか、と思う時がある。

 それはそれとしてドラマ的展開でいくと、みくりが平匡に早い段階で恋してしまうことで、「契約結婚」 というドラマの社会的な構成要素が隠されてしまったような気もする。
 そこで定型的になりそうなドラマを救ったのがみくりの叔母である石田ゆり子なのだが、こちらも少女マンガ的な願望の上に成立しているキャラであると言える。 彼女はアラフィフの設定であるのだが、「いや違うだろみくりの姉だろ」 という設定でもいいくらいアラフィフに見えない。 だから石田ゆり子がこのドラマのなかで恋してしまう設定も、「アラフィフ女の臆病」というリアルを扱いながら、少女マンガ的な空想のカテゴリのなかに収まってしまうのだ。 これがそれなりに老けてるアラフィフだったら話が成立しない。

 しかし、契約結婚という枠のなかで互いに行ったり来たりすれ違いをする胸キュンの話が進行する中で、驚いたのは最終コーナーを回ったオーラス2回の話の展開だった。 ここで 「契約結婚」 の社会的要素が一気に噴出した。

 つまり、平匡がリストラされたのを契機にみくりに対して従来の普通の結婚形態にしようと提案を申し出たのに対して、「それは 『好きの搾取』 です」 とみくりが異を唱えたのだ。
 ここで私は、ドラマから 「従来の結婚」 について考える契機を突きつけられた気がした。

 みくりは町内の活性化に向けてアドバイザーを請け負ったのだが、ここで労働対価の搾取を主張したことが前フリだった。
 ここでみくりはその仕事の内容と対価が合わないことにいら立ち始めたのだが、こういう齟齬は、仕事をしている人間なら大なり小なり感じていることだ。 その齟齬が大きくなれば人は転職を考えたり実行に移すわけだが、たいていの人はある程度の妥協を胸に抱えながら、仕事を続けるはずだ。

 平匡からの提案をみくりが拒絶するに至って、実は結婚も、そうした妥協のもとに成立する関係なのではないか、という問題提起がドラマから投げかけられた。
 ふたりの関係は途端にぎくしゃくしだす。 食事も掃除も洗濯も、線引きが曖昧になればお互いがそれを補っていかなければならなくなり、心理的な負担が増大していくのである。

 それは 「愛とは無償のものだから」 というキレイゴトが廃された、相対的関係としての結婚の現実だ。
 みくりと平匡は互いの義務の範囲を話し合いで探っていくのだが、星野源も出演していた 「真田丸」 のパロディを導入して暗くなる方向性を緩和したものの、みくりは自分のわがままさと小賢しさにどんどん打ちのめされ、しまいには風呂場に引きこもってしまう。

 ドラマは周囲の状況に合わせてなんとなくハッピーエンドの方向に収束していくのだが、よくよく考えるとなんか、みくりと平匡に関してはきちんと解決していない。 問題は孕まれたまま、結局 「大好き!」 という感情的な結論で押し切ってしまうのだ。

 しかしそれが却ってリアルに感じる。 絵に描いたようなハッピーエンディングなんて、結婚には存在しない。 お互いが 「ふたりであること」 を学んでいく場が結婚なのだ、という結論が、そこに導き出されている。

 逆に言えば、現代の人々が結婚できない理由というのが、どこまでも肥大化していく 「自分」 というものに自分自身が対処できなくなっているからなのではないか、ということも見えてくる気がする。

 つまり、「校閲ガール」 や 「chef」 のように、自分の夢を追おうとすると他人が入ってくる隙間がそこに無くなってしまう。 結局石原さとみが演じた河野悦子もカレシとの真剣な交際を先送りしてしまうし、天海祐希が演じた星野光子も夫と子供を捨てることでしか自分の夢を追えなくなっていた。

 ネットの発達などで世の中には、「別に知らなくても生きていける」 情報があふれかえっている(自分もその発信者か…)。 通勤の行き帰りにスマホを歩きながらでも見ない限りそれにおっつけない。 24時間じゃ対処しきれない。 一生かかってもコンテンツを見倒せない。

 そんな現状のなかで、パートナーがいて子供を育てて、なんていうヒマなんかあるのか。
 お互いの距離が分からなくて切ないストーリーが展開される 「逃げ恥」 は、そのなかの現象のひとつであるかもしれないのだ。

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コメント

リウ様
おはようございます。

「逃げ恥」脚本の野木亜紀子さん(前々クールの「重版出来!」の脚本家でもあります)は、ガッキーとの相性がいいようで、他にも「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」なども手掛けておられます。
そういえば、「空飛ぶ広報室」のガッキーも、青臭い使命感から抜け出せず、自衛隊の密着取材という本人にとっては不本意な仕事を振られてしまう不器用なTVディレクターの役でした。ガッキーの不器用成分を、今、最も魅力的に描き出すことのできる脚本家なのかもしれません。

今作は、1クール全体を通しての構成が本当に巧みでした。「重版出来!」も、そうでしたが、初めはどちらかと言えば、マッタリ始まり、回を追うごとに徐々にエピソードが絡み合い、キャラが立ってきて引き込まれていくというもの。ただ、待ったが効かない昨今の視聴者は、1話目でちょっとかったるかったら、「次から観ない」となるところを、ガッキーの絶対的カワイさと、「情熱大陸」パロなどの遊びで上手く引き止めた感じ。逆に言えば、「重版出来!」が作品の出来と裏腹に視聴率が今一つ振るわなかったのは、1話目にこうしたフックの要素が無かった、要は、物凄く真面目に作られていたからじゃないかと思います。

実際、私のこのドラマの楽しみ方も、前半は、「家に帰りを待ってくれているエプロン姿のガッキー」という妄想を愛で、かなり攻めているパロディに笑い、中盤は、「ヒラマサ~、分かるよ~。でも、そらじゃアカンやろ~」と感情移入し、ラスト2回は、リウ様も書かれていた問いかけに考え入るという感じでした。

このドラマが提起した「結婚」というもののかたち。考えてみれば20年ほど前までは、結婚することが、1つの社会的ポジションを獲得することでもあり(男は所帯を持って一人前!だとか)、また、適齢期の男女がいれば取りあえず結婚させようという世間的な圧力がまだ有効な時代でもありました。
その「世間の力」が、社会構造や価値観の変化でほぼ無力化した現在、それでも結婚するとしたらどこに意味を見出すのかという、深すぎて誰も正解を持ちようのない問いかけを、あのラスト2回で真正面からしていました。これは、スゴイことだと思います。

そういう意味じゃ、ラストの「フレンドパーク」のルーレットのパロディはこのドラマらしい遊びで締めくくったように見せながら、かなり的を得てるのではないかと。ステイタスなんか関係ない、ましてや「愛」みたいなあやふやなものを当てにはできない。ただ、目の前の人と、とりえあえずどんな生活を作っていくか、その「とりあえず」を積み重ね、二人でどんな人生を生きてくのか(あるいは、別々の道に行っちゃうのか)。決して正解はないんですけどね。ええ歳したオッサンも、つい立ち止まって考えてしまうラストだったと思います。

Zai-Chen様
コメント下さり、ありがとうございます。

このドラマについて、オーラス2回を見るまではレビューする気が起きませんでした。 要するにすれ違いの恋愛ドラマの変形じゃん、みたいな感じで。 それを契約結婚と絶食系男子とカワイイガッキーをまぶした話にしてるだけ、と、かように考えておったのですよ。

これはrabi様への返信にも書いたのですが、途中までの段階でこのドラマのレビューをしていたらディスりまくりだったでしょうね(笑)。 つまり、視聴率が良くて 「恋ダンス」 が流行って、人気ばかりが先行してることに、少々「ヘッ」 という気持ちで。

この脚本の野木サン、というかたは、「重版出来!」 も作ったということでかなり期待していたので、その反動というものもあったかもしれません。 ちなみに私の去年2016年のベストドラマ、ナンバー1は 「重版出来!」 です。 もうネタバレしたから 「ベストテン」 は書かなくてもいいかな?(笑)

このドラマがたたみかけたパロディ、という手法。

これは近年、とても難しくなってきている手法のように感じます。

つまり、パロディというものは元ネタを 「みんな知ってる」 という大前提があるわけですが、この多様化の時代、そういうコンテンツはかなり限られてきている。

にもかかわらず、このドラマはそれを押し切ったわけです。 正直なところ私自身、「情熱大陸」 なんか数回しか見たことがないし、「NEWS23」 に至ってはまったく…。 筑紫サンの時代はよく見てたんですけどね(そう言えば異論反論オブジェクションのパロディもあったような…ガッキーいつの時代だよみたいな)。

それでも東京フレンドパークは私もよく見てたからなァ。 あのセット、わざわざ作ったんじゃなくて 「A LIFE」 用の特番があったんですね(笑)。 それを使い回すなんて、さすがだと思いました(笑)。 ただ関口サンとかホンジャマカとか出てくれば完璧だった(笑)。

そうだ、「A LIFE」 をこれから見なければ…(笑)。

内容のない返信で申し訳ございません(本文とエライ違いだ…)。

リウ様

すっかり遅くなりました。あけましておめでとうございます。
新春とともにリウ様の復活で嬉しゅうございます。happy01

「逃げ恥」レビュー拝見しました。すっごい力作でしたね〜。
ディスるかも?というリウ様の予告でしたが、若干ベクトルが変わったのですね〜。
最後の方、よかったでしょ?
パロディも秀逸だったしね。

今回の秋のクールは、なかなかの出来で久しぶりに楽しめました。


「ひとりの肥大化」・・・
なるほど、そういう表現もありかもしれないですね。
「個の社会」と言われるようになって久しいですが、他者への関心が薄れてしまった現代社会において、「結婚」へ踏み出さない若者が増えているの当然のなりゆきかもしれません。
Zai-Chen様の「世間の力」の無力化という視点からも言えることですが・・・

そういう中で、この番組(脚本)が「逃げ恥」という一大ブームを起こして、「結婚」への問題提示をしたという功績は大きいと思います。
ただ、若者がどれだけそういう問題について、考えることができるかということとは別問題でしょうけれど・・・。
むしろ単なるダンスブームで終わってしまうことが、虚しいような気もしています。

さてさて昨夜、「A LIFE」見ました。
木村くん頑張ってたと思います。話もまずまずの出来なのですが、1回目からなんとなく展開が読めてしまう気がして、今後、どうなるのかな というワクワク感に欠ける気がしています。
でも、必ず最後まで見続けるつもりでいます。
リウ様がレビューされる気持ちになっているかどうか??

冬クールのリウ様のレビューも、ゆっくりお待ちしておりますので、今年もよろしくお願いしま〜す。note

rabi様
お住まいの地域、雪はいかがでしょうか。 お見舞い申し上げます。 本年もこの 「息も絶え絶え」 ブログに付き合って下さり、お礼申し上げます。

なにしろガッキーから 「それは好きの搾取ですっ!」 と言われてから 「いや、事務的に婚姻関係を考えたら全部そーなるぞ」 と反駁し(笑)「だいたいお互いに妥協するからうまくいくんじゃないか、日本だって妥協してんだから韓国も妥協しろよ」 みたいなヘンなことまで考えてしまいまして(爆)。

まあ、こうした思索を喚起させるのが、社会派の社会派たるべき部分で。

ただし結婚とか子供とか、出来ないのは経済的要因が大きい。
でも昔のほうがビンボーだったのにベビーブームはあったじゃない、とも思えますが、いや、昔はスマホとかなかったし、とか、いや、昔は会社の社会保障とか福利厚生が充実してたし、とか、いろんな要因が思いつくわけです。
そうしたもろもろはみんな経済的要因に帰結するんですね。

それは自分が、自分のことに精一杯で、他人に対して何かをシェアしよう、他人のために何かをしよう、という心の余裕を失ってしまったからなのではないか、という。 結局人のために何かをしている、というのは、自分がしている仕事の上だけになってしまう。

そうしたニュアンスまで本文には込めたのですが、どうもうまく表現できてないようです。

「A LIFe」、私も見ました。

木村クンの演技には、なにか人を惹きつける、注目させてしまうものがある、と強く感じました。 つまり、過去にいろいろあるけど何も言えない、言うつもりもない、という状況に置かれている主人公が、SMAPに対する木村クン自身のスタンスとダブって見えるんですよ。

でも冷静になってドラマの内容をおさらいしてみると、「なんか前にどっかで見たぞ?」 みたいな部分が多い医療ドラマではありました。 利益重視の病院経営に風穴を開ける天才外科医とか。 ライバルが不倫してるとか。

まあ、見ちゃうんでしょうね。 しかしヤフー感想欄ではボロクソですね(笑)。 SMAP解散の元凶のひとりみたいに思われてますからね。 一番メリー、二番木村みたいな感じで。 何やってもキムタクとか、もうワンパターンのことしか言えない精神の貧困も感じます。

リウさんこんばんは。やっと全部のドラマを見たんですね。リウさんのとりあげたドラマワタクシも楽しく見てました。逃げ恥じのガッキーは確かにかわいいのですが「女を見る目?」のあるワタクシには石原や天海のようにバラエティーに出た時の「素」と「演技」の両面が楽しめる役者に魅力を感じます。しかし今回の逃げブームは「ガッキーだったから」ですよね。ダンスの表情なんてほんとにもう・・・。だがしかしそれを上回るお方があらわれまして。そうです!山本美月ちゃんが草ナギの「嘘の」に登場!、と勝手に盛り上がっております。ドラマのストーリーもよく一番楽しみにしています。見る暇あります?がんばってごらんください。 

リウ様

雪はほどほど降っておりましたが、もうほとんどなくなりました。でも、明日からまた雪という予報ですけど。まぁ、1月の最終週は雪のピークの時期ですから当然といえば当然。積雪量は今のところ、平年に比べると少ない方なのでホッとしてます。

昔の方が貧乏だったけど、子供はたくさんいましたよね。産めよ増やせよの時代で、戦後の人口減をリカバリーするための国策だったのでしょうけど。 でも、世の中の人が互いに助け合ってましたよね。生きるのが大変でしたけど、何かしら助けてくれる人がいたような気がします。
 以前、NHK さださんの「ちゃんぽん食べたか」のドラマ見てて、そういう良き時代を思い出したりしてました。

 木村くん、相変わらずバッシングされてますね。今回のドラマ、今後どうなるかわかんないですけど、木村くんは何を言われても頑張っていく人だと思うので、見守っていくだけですね。

冬クールのドラマ、視聴されてますか?
リウ様のおすすめありますか?
「カルテット」「タラレバ娘」次回も見ようかなと思いました。
そうそう、明日は「精霊の守り人」があるので忘れないで見なくっちゃと思ってます。

こちらの方で「勇者ヨシヒコ・・」が深夜枠で放送され始めました。意外に?面白かったです。ゲーム好きの人にはたまらないでしょうね。

ではでは、また


ドラマ大すきおやじ51才 様
コメント下さり、ありがとうございます。

見るヒマないです(笑)。 今のところ見たのは 「A LIFE」「大貧乏」 のみ。 去年の秋ドラマをようやく全部見て、年始にやった 「釣りバカ」 がまだ視聴途中、といったところです。

ガッキーはこのままの透明感を持続すると、吉永小百合サンみたいな 「菩薩空域」 に突入するような気がしてます。 でもベッキーが不倫するような女だと見抜けなかった私ですから(笑)。

山本美月チャン、というと、こないだ商社ガールやってたコかな。 こういう清楚で地味なのはあまり大ブレイクはしない気はするんですよね(ハハ)。

rabi様
コメント下さり、ありかとうございます。

え?雪もうないんですか? 関東以北はすごいことになっとるみたいなニュースばかり見てたんで、rabi様お住まいの地域もさぞかし…と案じておりましたのに。

「勇者ヨシヒコ」 はもうかなりシーズンを重ねていますんで、そろそろ金属疲労かな、という感じもするのですが、まだまだがんばりますね。 大地真央サンが大阪のおばちゃん役で出てきたのには腹抱えて笑いました。 「アメチャンあげる」 とか(思い出しただけでまた…)。 あとイケメンばかり出てくるゲーム、「ファイナルファンタジー」 のディスり方とか(笑)。

このドラマでいちばんの出世頭は 「役に立たない魔法ばかり習得する」 ムロツヨシサン、でしょうかね。 「おんな城主 政虎」 で名前のない、しかもあとあと重要になってきそうな役で出てましたよね(笑)。

おやじ様の返信にも書いたのですが、今年のドラマ、まだ2本しか見てなくて、論評までに至らないです。 フジの日曜21時ドラマは、当たり外れの度が激しい気がするのですが、今回は当たらずとも遠からず?みたいな。 小雪サン、好き嫌いが別れるタイプの女優サンですが、旦那の出てるドラマよりはこっちのほうが面白い気がします(ただこっちも子役の設定が…)。

もう始まっちゃってるのが多いので、もはや鮮度の悪い情報なんですが(笑)私が注目してるのは、「腐っても鯛」?の坂元サンの 「カルテット」、「タラレバ」、「スーパーサラリーマン」 とか深キョンとか? まだ見てないからお話になりませんです。

リウ様

冬クールの番組、あんまり見られてないんですね。まだまだこれからですものね。
存在が危ぶまれている月9も来週からだし。

「スーパーサラリーマン」1回目は見逃しちゃいました。今日、見る予定です。そして今夜は「精霊の守り人」もあるはず。

「大貧乏」は初回見ましたけど、2回目は「A LIFE」優先しちゃったので見てないんですよ。
金曜のNHK「お母さん、娘やめていいですか」を見ようと思いつつ2回目も見逃し、再放送でも録画しようかなと思ってます。

「下克上受験」も2回目まで見ました。まずまずのスタートでしょうか。小林薫さんも出演されてるんですけど、なんか勿体無い使い方?されてるなぁって感じましたね。

山本美月ちゃん、草彅くんの「嘘の戦争」に出てますね。私も結構、好きです。
ムロツヨシさん、大河ドラマに出てきてビックリ。このホームレスのおじさん、誰?と思ったら、ムロさんでした。相変わらず、ユニークな存在ですね。

「べっぴんさん」も録画して見てるんですけど、最近 主役の「すみれ」さんと「さくら」さん役の女優さんが、親子なのに、親子に見えないという点で、違和感ありありです。話の展開も、なんだかなぁ・・・ 
と言いつつも、毎日見てるんですけどね。
ひょっとして、これが朝ドラの真髄?

冬クール、一番オシはこれと言ったものがまだないので、今後に期待ですね。

ではでは


rabi様
コメント下さり、ありがとうございます。

月9はいちおうチェックの対象にはなっております(笑)。 スマスマの後番組は別にいいですが、スマスマの最終回、まだ1時間弱しか見てない。 でもそこまで見て、森クンの脱退とか中居クンの大晦日スペシャル大遅刻とか、単なるVTRの羅列とは思えないほど、彼らとの同時代性を今更ながら思い知らされています。

特に 「夜空ノムコウ」 は小田サンの 「クリスマスの約束」 でも歌われたくらい、私にとっても重要な歌だということに気付かされました。 「世界にひとつだけの花」 なんかよりもずっとですね。

「あれから僕たちは、なにかを信じてこれたのかなぁ」。

SMAPにとって、SMAPという存在って、信じ続けてこれたのかなぁ?

信じられなくなったからこそ、SMAPという容れものが必要じゃなくなったんだろうな、と。

「大貧乏」 ですが、子役の男の子が大貧乏になってしまったのは自分のせい、という自覚を持っていながら、またわがままで母親の小雪サンを困らせてしまう、という自語相違がとても気になる。 それがなければチビノリダーが良くやってます、で済むんだけど、感想が。

ムロサンは大河ドラマじゃまだ力不足、という気もいたしますが(笑)子役の女の子のレベルと同じだから今のところ気にならない(どうも別項でもワタシ、大河の子役には苦言を呈しまくりなのですが)。

朝ドラでヒロインとその娘の違和感というのは毎度のことですよね。 「カーネーション」 で尾野真千子サンと娘三人とのバトル、という点で同じ土俵上に立っている、というコンセプトが表現されていたのとは異質です。 直近では 「マッサン」 以外はヒロイン、みんな若過ぎですから、その娘となるとかなり人選が難しい気がします。

ここに書いていないドラマではほかに 「忠臣蔵の恋」「ブシメシ!」「雲霧任左衛門」 などをチェックしております。 まだ見落としあるかなァ?

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  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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