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2017年10月 8日 (日)

「わろてんか」 と 「トットちゃん!」 開始1週間を見て

 今年4月から始まった、NHKとテレビ朝日の 「連ドラ対決」。 1週間分をまとめて見ると両方とも1時間を超えるため、ドラマウォッチャーとしてはかなりしんどい、と以前に書いた。
 で、この10月から始まった第2ラウンド。 1週間で判断するのはかなり時期尚早とも思えるが、もしかすると片方は脱落するかもしれない。 そうなると楽なのだが(笑)。

 まずNHKの朝ドラ 「わろてんか」。 大阪放送局のドラマだが、大阪制作の朝ドラを(ほぼ)ここ数年見てきた私が思うのは、「東京制作の朝ドラに比べて気合が入ってる、野心作が多い、生真面目な作りが多い」。
 大阪制作のものに比べると東京制作の朝ドラは 「日本の朝に元気と安心を提供する」 みたいな、肩の凝らないものが多い気がする。 大阪制作のものは、ともすれば芸術祭に出品するような意気込みを感じることがよくある。

 だからかもしれないが、大阪制作の朝ドラで笑いがドッカンドッカン、というのはあまり記憶にない。 笑いの本場である関西圏のドラマとしては意外な感じだ。

 だが、今回のヒロインのモデルは、かの吉本興業の創業者。 朝ドラでは過去、「心はいつもラムネ色」(1984年)で同じ吉本の文芸部長がモデルになったときもあったが、今回は創業者。 ついに奥の手が出てきたか、という感じ。 そして物語のスタートは、明治の後期。 100年以上前のドラマゆうたら衣装もセットも予算使いまくり必至で、さらに気合入りまくりの大阪局の青筋が見えるというものだ。
 さらに注目に値するのはキャスティングで、開始1週間だけだが主人公てんの少女時代を演じたのは、「おんな城主 直虎」 で直虎の少女時代を演じた新井美羽。 てんの父に遠藤憲一、母に鈴木保奈美、祖母が竹下景子でそのほか、松坂桃李や濱田岳、さらに近作 「おんな城主 直虎」 での壮絶な最期も記憶に新しい高橋一生が控えている。 個人的であるが見たい役者が揃っている。 ちなみに主人公のてんを演じる葵わかなは、前回大阪制作の 「べっぴんさん」(あまり思い出したくない…笑)のヒロイン芳根京子とは、「表参道高校合唱部!」 つながりだ(転校前の高校で親友同士、という役柄)。

 しかし。

 ヒロインの本丸がほぼ出てこない開始1週間を見て早すぎる感想を申し上げれば、「ドラマの体裁としてちょっと」。

 ちょっととは何なのか。

 まず主人公のてんは 「ゲラてん」 と呼ばれるほどの笑い上戸、らしいのだが、そもそもそんなにゲラゲラ笑ってないんじゃないの、というか。
 第1回目でそのゲラが祟ってドイツ人のゲストを激怒させてしまうのだが、そこに至る演出の仕方もまた見る側を納得させるに足る説得力に欠けている。 このシーンのどこが面白いのか、というと、ドイツ人の頭にチョウチョが2匹、リボンのように止まってしまうのをてんが笑いをこらえられなくなって粗相をしてしまう、という部分。 チョウチョがCGだということに見る側の注意が行ってしまうのは仕方ない。 しかし、そこに至るてんの 「笑いをこらえる」 という見せ方や、粗相でどうしてドイツ人の持ってきた薬の瓶が倒れちゃうのかとか、かなり演出が雑なのだ。
 その結果、見る側には 「あ~あ、この娘、笑ってしまってこうなるんだろうな~」 という予測がついてしまい、笑えなくなる。 ここの演出には、「笑いをこらえる」 という見せ方に工夫をする必要が、どうしてもあるのだ。

 そのほか、演出のせいであるのか脚本のせいであるのか判然としないが(たぶん両方だろう)、笑わそうとしている場面でこのドラマ、笑えないことがとても多い。 「わろてんか」 と題名で煽ってるのだから、笑わせてくれないと困る(笑)。 いや、第1週目のサブタイトルは 「わろてんか」 なのに 「笑ろたらアカン」。 「笑ろたらアカン」 で 「笑えない」 ていうんじゃ、なんかホントに笑えないぞ。

 さてその粗相のせいでてんは父親から 「笑ろたらアカン」 という罰を与えられるのであるが(まあこれが、第1週サブタイトルのゆえんだ)、この罰の適用範囲が極めて曖昧なのも見ていてモヤモヤする一因だ。
 いつダメなのか、常にダメなのか。
 父親の前でだけダメなのか、それとも誰の前でもダメなのか。
 それが分からないから、第1週のラストで父親から 「笑ってよし」、という制裁解除(どこぞの国みたいだな)を受けても、あまり問題解決の爽快感に至らない。 罰の適用範囲が曖昧なことで物語の展開に必然性がなくなり、メリハリがつかないのだ。

 さらに気になったのは、てんがまだ幼女段階なのに相手役の松坂が、この週から登板していること(松坂大輔ではない、って当たり前か)。

 この週の脚本での松坂の役どころを考えた場合、彼はまだ少年時代でいなければならないと強く感じる。 しかしNHKは松坂を第1週から出演させた。
 これは邪推の域に入るが、NHKは最近特に、視聴率を気にしたようなキャスティングが目立つ。 それは 「イケメン枠」 と呼ばれる枠に顕著で、「イケメンが常時出てないと視聴率が悪くなる」、という呪縛にかかっているかのようだ。 そのイケメンを、やたらとハダカにさせたがるし。

 松坂の役どころは旅役者一座のいちばん下っ端らしく、てんの前で文字通り見得を切って 「自分は日本一の旅役者」 と見栄を張るのだが、それがウソだと早々にバレてしまう。
 そのバレるきっかけである 「自分の出番を間違えた」、というくだりであるが、見たところ赤穂浪士の義士についてのコントをやっててその 「義士」 を 「猪(シシ)」 と間違えた、別の舞台でのイノシシ役である松坂が出番を間違え、舞台に 「ブキキキキーッ」 と飛び出してしまう、というからくり。 それを見た観客が、「何やってんだすっ込めバカヤロー」、と怒り出してしまう、という展開なのだが、この展開の仕方にも大きな疑問符がつく。

 つまり観客はこういうハプニングを、本来なら笑ってしまうのではないか、という点においてだ。 観客は笑いたくてこの場に集っているのだろう。
 私は見てて笑ってしまったのだが、怒り出す観客を見て、「どうして怒るの?」 と思ってしまった。

 これは脚本の見立ての悪さに起因している。 もし観客が怒り出すのだ、とすれば、その必然性をドラマは描かなければならない。 ハプニングを笑う、というのは私の勝手な考察だと 「オレたちひょうきん族」 あたりから派生した比較的新しい部類の笑いに入る。 でもコント55号でも欽ちゃんのエキセントリックなツッコミに二郎サンがアタフタするのもいわばハプニング的な笑いの走りだったし、「ハプニングを笑う」、という気風が大衆に昔からなかったわけではない、と私は思うのだ。

 そしてその失敗で落ち込んでしまう松坂。 松坂の歳でこういう初歩的なミスを犯すって、旅芸人として生きていくには既に遅すぎる、と私は思う。 少年時代の子役を、面倒でもひとりあてがうべきだった、と感じる。
 しかも相手のてんは、まだ子役なのだ。 「あさが来た」 の玉木宏もそうだったが、主人公の女の子がまだ子役なのに相手役が大人で出てきてしまうと、どうしてもアンバランスを感じてしまう。

 そのほか、てんの父親が酒に依存してしまいそうになっていたのを解消するために家じゅうの酒を全部ドボドボ捨ててしまうところとか、「どうしてそうなってしまうんだ」、という話の展開がとても多かった。 こうなるともう、明治時代のセット力とかキャスティングの魅力などはすっかり消え失せて、ただただ残念なドラマになってしまう危険性がとても高い今回の作品だ、ということは強く感じる。 だからてんが子役だったこの1週間で、時期尚早な結論が早くも見え始めた気がするのだ。
 だが物語の本番はこれからであり、てんがどのように吉本興業を立ち上げていくのか、ということに興味は尽きない。 ドラマ自体が体裁悪くとも、見てしまう危険性(笑)はある。

 それに比べて、テレ朝の 「トットちゃん!」。

 脚本はNHK朝ドラでも何作か手掛けたことのある大石静。 やはりドラマの組み立て方がうまい、と感じる。 ちょっと現実離れした話でも、必然性を必ず用意して、見る側を納得させてしまうのだ。

 こちらのドラマも前作 「やすらぎの郷」 に続いてキャスティングにお金をかけている印象が強い。 さらに第1週ではオーケストラやコーラスなど、エキストラもかなりの数。 セットだって昭和初期だからそれなりにお金をかけているだろう。 ただし全景的なセットはミニチュアでコストカットしているようだが、作りがいいので気にならない。

 ここで原案者黒柳徹子サンの父親を演じるのは山本耕史。 山本は現在NHKで植木等を演じているが、黒柳サンの父親のほうがよほどしっくりしている。 彼の凄いところは、いくらNHKのキャスティングミスで植木等を演じることになろうとも、きちっと植木等になりきろうという努力が垣間見えるところだ。
 ただ今回の役どころのような、少々常軌を逸したような生真面目で厳しい男を演じると、その魅力は最大限にまで膨らむ。 土方歳三がいい例だった。

 さらに黒柳サンの母親、朝(ちょう、チョッちゃん)を演じる松下奈緒。
 彼女は 「ゲゲゲの女房」 のときもそうだったが、極めて連ドラに向いている女優なのではないだろうか。 彼女は週イチのドラマに出てるとあまり魅力を感じないのだが(失礼)、毎日レベルで顔を突き合わせた場合、心理的な葛藤であるとか頑張りであるとか、セリフがなくともその大きな眼で訴える情報量が非常に多いことに気付く。
 そのうえに彼女は、自分を前面に出そうとする現代の女性より、活動的でもどこかにつつましさを有している昔の女性のほうが魅力を引き出せる、という強みがある。
 今回脚本の大石静は、そこに彼女の特徴である、「やたらデカイ」 ということも必須事項として脚本に盛り込んでいる、そんな気がする。 実際のチョッちゃんが大きかったという情報は私にはないが、背が大きいことを脚本に盛り込めば、松下が 「コンプレックスのある人間」 として視聴者の共感を得やすくなることを、大石は本能で知っているのだ。

 大石はのちに芸能界に出てゆくことになる黒柳徹子というパーソナリティの原点に、「厳格」 を絵にかいたような朝の北海道の実家を描くことで、物語のダイナミクスを浮かび上がらせることに成功した。 蛇足だが、朝の北海道の実家で黒柳サンの祖父である佐藤B作の妻に、NHK朝ドラでその昔、「チョッちゃん」 を演じた古村比呂を起用する、というリスペクトもテレ朝は忘れない。
 自分の娘を取り戻しに来た佐藤B作に対し、ふたりの愛の巣である乃木坂倶楽部の住人である高岡早紀は、芸術家たちの住む 「こちらの世界」 と、佐藤のような昔堅気の古い価値観に凝り固まった 「そちらの世界」 に住む住人たちとの区別を声高らかに宣言する。
 このドラマの思想的な原点をここに設定した大石の力量には、脱帽する。

 「こちらの世界」 と 「そちらの世界」 の境界線をしっかりと引いたからこそ、山本が佐藤の横暴な行為にもちっとも取り合わない、という反応の仕方をするのも理解が出来るし、山本が松下を軟禁状態にしてしまう、ということも松下がベランダを乗り越えようとしてしまうのも、普通ではあり得ないことが見る側に受け入れられていく。

 これが 「わろてんか」 と 「トットちゃん!」 の差であろう。 脚本家の力量が、違いすぎるのだ。

 かなりキツイことを書いたので、関係者各位にはここであらかじめ謝ります。 「わろてんか」 の今後には、期待します(と言いつつリタイアをどこかで期待している自分であった)。

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コメント

>「わろてんか」
主人公は「心はいつもラムネ色」にも登場した
らしく大河ならともかく朝ドラでは珍しい。
ただ始まる前から「ラムネ色」と「走らんか」を
足して二で割って女性主人公にした印象で
京都名家が舞台とか「あさが来た」にも被る。
(OPも似てるかな?)

「あさが来た」も当初は
初の幕末スタートや宮崎あおいの準主役抜擢など
制作側に攻めの意識を感じましたが
後半は「カーネーション」や「マッサン」の
焼き直し展開が増えてきて「ぺっぴんさん」は
言うに及ばずと、あの頃から大阪NHKも
視聴率を意識しすぎて守りに入ってきたような…。

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

「あさが来た」 の後半は、正直な感想を申せば 「息切れ」 ではないかと感じます。 「カーネ」 は脚本家の力量で何とか乗り切ったけれど、夏木マリサンへのチェンジとか、そこには相当な制作上の葛藤があったのではないかな、という気がします。 どうも息切れし始めると、主人公の娘とか次の世代に話の重心が移ってしまうような感じがしますね。

まあ、次の世代に何を残していくか、というのもひとりの人間の人生として重要なことではあるのですが。 それが娘たちと同じ土俵だったからこそ、「カーネ」 は火花を散らしたのですが、仕事もしない段階で娘たちが親に反発したりするのは、特に私のようなオッサンにとってはどうでもいいことです。 「子供が反抗期で困ってるの」 という母親たちには切実な問題なのでしょうけれど。

リウ様
こんばんは。

「わろてんか」というタイトルのドラマを観ながら、人を笑わすことの難しさを痛感するとは思いませんでした。
 
 やはり「笑い」にはセンスと本気が必要なんやなあ、と。「あまちゃん」にしろ「ちりとてちん」にしろ、笑かす場面では、それぞれ、本気で笑かしにかかっていたし、何よりクドカンや藤本友紀さんという、「笑い」に対する感受性が非常に高い作家が脚本を書いていましたものね。今作を観るにつけ、ああ、笑いというのは朝ドラ(に限らないかもしれませんが)にとって、取扱要注意物件なんやなあと思うことしきりです。

 桂南光師匠の「ちりとてちん」でドラマが始まった時まではよかったんですがねぇ・・・・普通考えたら、松坂桃李クンの出番間違えより、噺家さんが、これから一番面白くなるところを喋ってるのに訳の分からん子供が乱入して高座をぶち壊しにする方が、よっぽど客は怒ると思うのですが、そのときは何故か大ウケで。要は、「笑い」をストーリー進行上のツールとしか考えてない。これじゃあ、誰も笑わんと思います。

 ちなみに、以前、吉本新喜劇のお約束ギャグの1つに、ストーリーと全く無関係な赤フン男が舞台に出現するというのがありました。そう考えると桃李くんのやらかしたことは方向性としては間違ってない筈なんですがね(まあ、赤フンではなく着ぐるみでしたが)。

 一応、「笑い」が中心のテーマという触れ込みなだけに、残念な限りです。

リウさんこんばんわ。
わたしはあの笑わない父親にわろてんかと
てんが奮闘してから話が展開していくのかと
思ってました。いまのとこ面白くなる気配は
ありませんね。その点、とっとちゃんはいい。
リウさんの考え、わたしもそう思います。

あと最近よくドラマ見てますね。あとはの
レビューしたくなるドラマがあるかが問題。
わたしは「この声をきみに」が一番のお気に入り。
相変わらずヤフーさんにかまってもらってます。
あと自分のとこのホームページに
「ドラマを見て思ったこと」をおまけみたいに
書き込んでます。何人かは見てくれているので
ちょっと楽しいです。たいした内容ではないので
恥ずかしいと思ってますが文章が少しでも
うまくなるならいいなと。ではまた。

Zai-Chen様
コメント下さり、ありがとうございます。

私の分かりにくい文章より、この週のポイントを的確に解析していただいたZai-Chen様に脱帽です。 そうなんですよ、てんと丁稚どんが南光サンの舞台に上がってしまったときのほうが、よほど観客は怒り出すべきなんですよね。 しかもこの場面、ご丁寧にこの週2回出てくるのですが、第1回冒頭でそのシーンを出してから、実は話が少々遡っているんですよね。

けれどもそれが、まったくというほど見る側に伝わっていない。

これってナレーションの責任ではなく、話の冒頭から、「それって逆だろ」 みたいな納得しかねる話を、これも逆な松坂クン乱入の話と併せてやるから混乱が起こるんだと思うのです。 こういう時系列の複雑化はいただけません。 これはもう、脚本のせいである、というしかない。 そういう脚本では、てんが葵わかなサンに代わっても、大した好転は望めない、ということです。

ただひとつの光明が見えないこともなかった。 少年時代は無理に笑ったり、盗み食いまくりで遊び好きの使えない丁稚だった子が濱田岳クンに交代したとき、濱田クンの 「笑いに対する解釈、反応の瞬発力がすごくいい」、と思ったことです。 さすが 「釣りバカ」 で鍛えられている。 濱田クンがこの、笑いのツボを知らない脚本と演出に、風穴を開けてくれることを期待しているのです。

ドラマ大すきおやじ様
コメント下さり、ありがとうございます。

おやじ様のご指摘のように私も途中で、「わろてんか」、というタイトルは、視聴者を笑わせることが目的のタイトルではなく、劇中の人たちを笑わせよう、と奮闘するドラマ、という意味なのでは、と思ったこともありました。 それならこちらも笑う準備をしなくて済みますよね(笑)。

「この声をきみに」 はレビュー書きかけですが(ハハ)どうも考えがまとまらない、というか。 結構見ているときは複雑なことを考えながら見てるんですよ。
「アシガール」 もレビュー書きかけです。 こちらはあまり難解な文章にはなっていない感じですが、さてさて、これらの書きかけの文章、アップされる日は来るのでしょうか(笑)。 ダメだったときはゴメンナサイ。

今週あたりから秋ドラマがガンガン出始めるので、ちょっと身構えてる感じのハシモトです(笑)。

「トットちゃん!」はいよいよ今週から徹子登場ですが子役が本当に仕草から何から徹底していますな。

黒柳家はNHK作品で朝ドラ「チョッちゃん」と「トットてれび」があったので両者を掛け合わせた近代ドラマを今になって民放でやれるのは凄い事かも。

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

徹子サンの青春時代が満島ひかりサンではないことは、仕方がないけどちょっと残念な気もします。 あれは憑依、という感じでしたからね。

やはり 「徹子の部屋」 の功労的なところもあってテレ朝なのでしょうが、徹子サンのこういう集大成的なことはやはりNHKが率先してやるべきだって思うんですけどね。

橋本様
 
 さすらい人のおばさんが、ちょっと留守にしてる間に秋ドラが始まったようで・・・。「やすらぎの郷」の後もずっと録画モードにしてたので「トットちゃん」をまとめ視聴したところです。朝ドラより朝ドラっぽい展開・・・厳しいお父さん、変わり者のお父さんにちょっとハラハラさせられたり、イライラさせられたりしながらも、合間に登場するジオラマ?って言うのかな、模型のお家やともえ学園がとってもかわいいく、ほんわかさせられます。視聴の予定はなかったのですが、もう少し見てみるか・・というところです。大石脚本、結構面白いと思ってますし、子役さん上手いし、ともえ学園の教育にも関心あるので。
(やすらぎの郷は案外反響ないんですね・・・淋しいな)
 残念ながら朝ドラは2週間近く見ておらず、進行具合がいまいちつかめないのですが「ま、いいか」と言うところ。

 「この声を君に」も録画で見てるのですが、竹ノ内さん、声がとてもいいので、先生と生徒、逆にになってもいいのに・・と思ったり。先生役の女優さん、コマーシャルでの「エヘヘ」の笑い方が妙にインパクト強く(笑)上品なお顔なのに、雑な笑い方するな~と言う印象強いんですよね・・困ったもんじゃ。

 年のせいか、おばさんはあまりドラマを楽しめないようで・・・でも、橋本さんのレビューは読んでいてホッとしたり、気づかされたりすることもあり、楽しく読ませて頂いております。只今、「コウノトリ」と言うドラマが放送中、人気あるようですが、初めて見てますし(テレビに背を向けているので声だけですが)、綾瀬はるかのドラマも、可愛いなと思いつつチラ見して終わり。楽しめないなと思うこの頃・・・あ、先日、宮崎あおいの「北斎の娘」は色彩豊かでけっこう面白く見ました。

 そうそう、綾瀬さんの前のドラマの原作者さん、カズオ イシグロさんがノーベル文学賞という事で・・橋本様はこの方の本をお読みになりましたか?おばさんは読んで見たいと思っているのですが田舎では、まだ見つけられずにいます。
 
 と、またまた取り留めないことを並べましたが、次はどんな番組をレビューされるか楽しみにしておりますので、無理ないように頑張ってくださいませませ。

 日曜日は、何だか解らなくなってきた選挙の投票日ですね。誰にしようかな?と言うのが正直なところですが、しっかり投票するつもりです~。

おばさん 様
コメント下さり、ありがとうございます。

さすらい人なのですか、おばさん様(笑)。 私の場合さすらい人といえば子守歌ですが(あ、ご存じですよね)。

「わろてんか」「トットちゃん」 とも、第1週以来まったく見ていない体たらく(笑)。 今週はちょっといろいろありまして、「直虎」 しか見ていない状況です。 これから 「監獄のお姫様」 とかいろいろ見てレビューするかどうか決めます。

「コウノドリ」 は産科のドラマなので出産経験の有無にかかわらず女性には共感度高い、と感じます。 第1シーズンでは、結構泣いた覚えがあります。 やはり出産シーンは、妊婦役の女優さんの一生懸命が垣間見ることが出来てとてもいいですね。 続編ということは意識しないで見ることが出来ると思います。

先週忙しくないときに見たドラマで意外と面白かったのは、私の嫌いな刑事モノですが 「刑事ゆがみ」。 浅野忠信サンと神木隆之介クンのコンビ(最近じゃバディとか言うらしいですが)がいい味出してます。

その癖 「相棒」 とかテレ朝のドラマをまったく無視してるんですけどね、相変わらず(笑)。

「この声をきみに」 は、正直なところ見るといろんなことを考えすぎるので、第3回くらいまでしか見ていません。 あまり考えすぎて、考えがまとまらずレビューになりにくいドラマです。

カズオ・イシグロ氏に関わらず、最近の小説ってまったく読まないんですよね。 たまに読むのは漱石とか芥川とか(笑)。 前に読んだものでも構わず。 明治や大正の雰囲気を味わいたいので読む、という感覚でしょうか。 私の愛読書は、常にビートルズ関係であります(笑)。

選挙の日に台風とか、投票するほうも大変だけれども、当日のテレビ画面(特にNHK)はどうなっちゃうんでしょうね(笑)。 選挙速報と台風情報で画面がワヤになりそうだ(笑)。

「トットちゃん」はいよいよ少女時代。
子役が良かっただけにプレッシャーがかかりそう。

戦争で幸せのピースがどんどん抜けて落ちていく中、
チョッちゃんとトットちゃんの母娘は
疎開先で自分たちの居場所をしっかり作り、
さすが母親は元朝ドラ主役。キャラも中の人も(笑。

戦争が終わって3年ですが疎開先の青森に定着。
お父様はやはり亡くなってしまったのか。
機雷が危なかった津軽海峡を越えて
北海道の実家にはいかないのか。
終戦直後の津軽海峡といえば、やっぱり
とっても怖い「飢餓海峡」ですが。

巨炎様
コメント下さり、ありがとうございます。

「飢餓海峡」…。 もう40年も前にテレビで白黒の映画を見たっきりだったので、話の筋とかすっかり忘れています。 しかも中学生だったので理解しながら見ていたとも思えない。 ただ三國連太郎サンが百恵ちゃんのドラマで見たときよりずっとハンサムだったのと、伴順サンがこれまでコミカルな役しか見てなかったのにすごくシリアスな役をやっていたのだけが印象に残っています。 「役によってイメージが違う」、ということを初めて学んだ作品だったかもしれない。

こちらはようやく第2週までを見た状態ですが、「トットちゃん!」 は展開が早いっ!(笑) まるでダイジェスト版を見ているような感覚です。 このスピードだと脚本家はやりやすいだろうなー、とか(笑)。 今週のヤツは1回だけリアルタイムで見たのですが、やはりテンポが速い。 疎開先で浮いた存在になっているのに、その重苦しさがあっさりとしていて。 朝ドラでやったらかなり見ているほうもキツイパートだ、と思いましたね。

「わろてんか」 も、ヤフー感想欄でボロクソ叩かれている先入観で見ると、脚本家の力の抜け具合に、ひとつのクセがあることに気付きます。 これも第2週を見たばかりの状態ですが、なにしろこの時点では濱田岳クンだけでもっている感じ。 伊能栞の登場の仕方とかおとうちゃんの首吊り騒ぎとかお兄ちゃんのいきなり死ぬとことか、確信的に行なっている気がします。

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  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

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    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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