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2019年8月

2019年8月11日 (日)

2018年ビートルズ関連、怒濤の出費ラッシュ(その3…了)

 生来のナマケモノの性格が災いして、「ホワイト・アルバム」 50周年盤の批評アップをグズグズ先延ばしする前に、「アビイ・ロード」 50周年盤の発売告知がなされてしまった。
 考えてみれば、ポール・マッカートニーが新しい曲をリリースする最近のペースに比べれば、まあ当然だが、ビートルズのリリーススピードはムチャクチャ速い。 要するに、50年前の出来事として考えた場合、去年(1968年)の11月に 「ホワイト・アルバム」 がリリースされたと思ったら、もう今年(1969年)9月末には 「アビイ・ロード」 がリリースされていたわけで、ビートルズはその間にも1月の寒い時期に 「レット・イット・ビー」 のギグをやり、その間に映画 「イエロー・サブマリン」 のサントラ盤をリリースしていたわけだ。 あり得ない話だがもし 「レット・イット・ビー」「イエロー・サブマリン」 の50周年盤がこのペースで発売されていたら、小生の財布にはさらに打撃が走っていたことだろう(笑…まあ順当に言って 「レット・イット・ビー」 50周年盤は来年の5月に発売されるだろう、新しい映画の封切りやその他諸々とともに)(しかしアルバム 「レット・イット・ビー」 に関しては、もうすでに 「ネイキッド」 という改訂版も発売されているし、どうなるのだろう)(イヤ出すね、金ヅルだから)。


「ホワイト・アルバム50周年記念バージョン」 のリミックスがクソな点について


 そもそも、「50周年記念バージョン」 なるものは、「サージェント・ペバーズ50周年バージョン」 から始まっている。 その最も根本的な目的は、これまでのステレオバージョンで固定してきた楽器の配置を変えたりする 「リミックス」 を行なうことだから、やろうと思えばデビュー・アルバムの 「プリーズ・プリーズ・ミー」 から出来たわけだが。
 だから遅かれ早かれ、ヘッドホンで音楽を聴くのが当たり前になっている現在において、かなり違和感のある従来のステレオミックスはこの先随時再構築されていくに違いない(ビートルズ以外ではこんな商売は成り立たない)。

 ただし、「リミックスの意義」 といったものを考えた場合、「ホワイト・アルバム」 以降はさほど意味がないのではないか。 「ホワイト・アルバム」 からビートルズは8トラックの録音機材使用を本格的に始めている。 だから 「音の分離」 という観点からいけばもうじゅうぶんなのだし、音の配置にしたって、前期の極端な配置に比べれば違和感などないのだ。

 この一連のリミックスを手がけているのは、ビートルズのプロデューサーであったジョージ・マーティンの息子である、ジャイルズ・マーティンである。 ジャイルズによる 「サージェント」 のリミックス・バージョンの出来には、私も最大の賞賛を送った。 当ブログでも興奮気味にそれをレビューしたものだ。
 それは従来の4トラックに詰め込まれた音を、詰め込まれる前の世代まで遡って音に磨きをかけ、その効果が最大限に発揮されたものだったからだ。

 「サージェント・ペパーズ」 のリミックスにはもうひとつ、「従来のモノラルバージョンをステレオに置き換える」 という大きな意義があった。 細かい説明はほかに譲るが、ここにさらにジャイルズは 「低音を強調した現代の音にグレードアップさせる」 ことを目論んだ、と考えていい。 そしてそれはほぼ完璧な形で達成されたとみていいだろう。

 ところが 「ホワイト・アルバム」 の場合、これらの意義に必然性があまり見られない。 「そもそもやる意味がない」、ということなのだが、ジャイルズはここで、「ビートルズがスタジオで聴いていた音を再現する」、などという 「どうでもいい目的」 を設定してしまった。 私はこの、最初に掲げられた大目的からして大ハズレだった、と断言したい。

 また、「低音を強調した現代の音にグレードアップさせる」 という 「サージェント」 で効果を上げたリミックスの目的をここでも設置してしまったことも、重大なミスだ。 「低音を強調する」 ということは即ち、「ポールのベースの音を上げる」 ことに他ならないのだが、「サージェント」 でも 「ベースギターの音像」 というものは正直なところ比較的ぼやけてしまっていた。 だが 「サージェント」 は、様々な楽器のアンサンブルで主要部分が成り立っているアルバムであるが故に、それが気にならなかったに過ぎないのだ。 「サージェント」 に比べてバンドの音が主体である 「ホワイト・アルバム」 に、この手法は馴染まない。 全体的に言って 「ポールのベースがうるさい」 印象になってしまった。 ここから 「ポールに媚びを売っている」 という、要らない憶測も生じる。

 低音の強調が最も裏目に出たのは 「アイ・ウィル」 であろう。
 この曲の低音は、ポールが自らの声で行なっている。 つまりマウス・ベースということだが、「ドゥン、ドゥン」 というポールのベース・スキャットは時折若干の揺らぎを生じ、それがこの曲のひとつの味として成立しているのだ。 それがジャイルズのリミックスによってきれいに消失してしまった。 低音が強調されすぎてベース音の個性がなくなった端的な例だ。

 また、「ビートルズがスタジオで聴いていた音を再現する」 というジャイルズの目的に沿ったものかどうかも不明な、「やってはいけないこと」、まで、ジャイルズはやらかしている。

 「今まで聞こえていた音の絞り、またはカット」 だ。

 これは、ビートルズの意図に反した重大な反則、といっていい。

 存命中のポールやリンゴがこのリミックスに異議を唱えなかったからといって、そんなものは言い訳にもならない。
 なぜなら彼らは、自分たちのアルバムを自分たちのアルバムの世界中の聞き手よりも熱心に聞いていないからだ。 この事実はもっとリミックススタッフは認識する必要がある。 本人たちが了承したからいい、なんてのは、愚の骨頂なのだ。

 ジャイルズが音を絞った、またはカットした、という例は枚挙に暇がないが、聴いていてどうにも我慢ならないほんの一例を挙げよう。

 ・「バック・イン・ザUSSR」 の間奏直前、ポールの雄叫び 「オ!カモーン!」。 この声が遠くで聞こえると間奏自体がノレない。

 ・「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」 イントロの拍手が1拍だかカットされている。 なんなんだよもう。 こんなことしていいのかよ。

 ・「バンガロー・ビル」 の直前に挿入されるスパニッシュ・ギター。 メロトロンのサンプル音楽だから別になくてもいいくらいだとでも思ったのか? かなりガクッとくる。

 ・「アイム・ソー・タイアード」 のイントロ、そして中間のギターの音。 この音絞ってどうすんだよ。 アホか。 今すぐ元に戻せ(無理)。

 ・「ホワイ・ドント・ウィ・ドウ・イット…」 イントロの手拍子、その他、とにかくこの曲のバランスは異常に悪い! 「バースデイ」 も同様。

 ・「エヴリバティ・ガット・サムシング…」 終盤、「カモカモカモカモカモカモ」 の前に一発あるジョンの 「ヘイ!」 の雄叫び。 絞る神経がわからない。 ロック心というものを分かっとらんよこのジャイルズという男は。

 ・「セクシー・サディ」 エンディング部分のジョンの声も相当遠い。 ああ~どうして絞るの! イライラすんなモオっ。

 ・「ヘルター・スケルター」 最後のリンゴの雄叫び。 絞るなよっての。 ここキモチイイポイントだろうが!

 ・「レボリューション1」 イントロ、最近亡くなったジェフ・エメリックの 「I think TAKE2?」 ジョンの 「OK」 の呼応も、まあ気にはならないレベルだがちょっとモヤモヤする。

 以上、どうしても我慢ならない部分だけを思いつくまま挙げてみたが、それ以外にも 「静かな曲の音量がヤケに大きい」 というクソ改変も同時に行なっている。
 これによってアルバム全体のバランスがかなり壊滅的になったと言えるだろう。

 それで気づいたのだが、やはりこのアルバムはアナログで考えて、A面B面C面D面、1面につき1曲、全4楽章から成り立つ意図によって構成されていたのではないか、ということ。 アナログレコードを見ればわかるが、このLPには普通ある曲と曲との溝がない。 ここには1曲1曲を独立したものとして考えていないビートルズの意図が感じられる。
 大体分かると思うが、A面ではビートルズのバラエティぶり、B面はバラード、C面はロック、D面はさらにバラエティの先にあるもの、という区分がなされているこのアルバム。
 しかしながら同じ面でも、最初から最後までバラードだったりロックだったりはしていない。 それぞれの楽章の中で、大きな音と小さな音のメリハリをつけているわけだ。
 ジャイルズはこの均衡を崩しまくっている。 ビートルズの音楽をきちんと聴いていない証拠だ。 そのくせ自分の父親の仕事であるストリングスはヤケにしつこく前面に出してくる。 これはまあいいけど。 ストリングスの異様さが前より聞こえるようになったから(一番の成功例は 「グラス・オニオン」 あたりか)。 親父思いなのは結構なことだ(笑)。

 とりあえず、ジャイルズのこれら仕業はビートルズに対する過干渉と言っていい。 我々リスナーは、これまで聞こえなかった音が聞こえることは歓迎だが、これまで聞こえていたものを聞こえなくするのには、あくまで反対なのだ。


「アビイ・ロード」 50周年盤に寄せる不安と期待


 であるから、この9月に発売されることがアナウンスされた 「アビイ・ロード」 50周年盤に対しても、私は同様の危惧を隠すことが出来ない。 とは言えもうとっくに予約してしまったが(笑)。

 ただ、「アビイ・ロード」 をもっと真空管的なワイルドな音に変貌させることが出来たら、このリミックスは成功だと言えるかもしれない。

 「アビイ・ロード」 というアルバムは、8トラックが完全に採用されたアルバムとして音の分離もよく、「いい音」 の見本みたいに言われてきたアルバムだ。 だが私は昔から、このアルバムの音はヤケに行儀がよすぎるように感じていた。 これはビートルズが最後に録音したアルバムだから、それで音自体が何かよそよそしいのかな、と長年思っていたが、最近読んだジェフ・エメリックの証言でそのモヤモヤに終止符を打つことが出来た。

 それは、このアルバムがトランジスタ方式(のミキシング・コンソール)で初めて録音されたアルバムだった、という証言だ(「ミュージック・ライフ ホワイト・アルバム・エディション」80ページ)。
 ここでエメリックは、録音開始からすぐ、ドラムやギターの音に迫力がなくなったことに気づいた、と証言している。
 もしこの問題を克服できたとしたら、「アビイ・ロード」 のリミックスにも大きな意義があると言える(公式サイトのダイジェスト版を聴く限り、その望みは薄い。 しかもリミックスの意味も分からない)。
 ともあれ私たちは、「小手先の改変」 など望んでいない。 「グレードアップ」、それだけだ。 「これは別物だから」、などという聞き手の感想は、リミックススタッフにとって 「敗北」 であると認識してもらわねばならないのだ。

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BOOKS

  • マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下

    マーク・ルイソン: ザ・ビートルズ史 下
     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ紹介記事より抜粋)。 本書下巻では、1962年のレコードデビューまでが書かれています。

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     1600ページも費やして、この上下巻はまだ彼らのデビューまでしか書かれていない。 3部作計6巻のうち2巻に過ぎないのだ。 なんと気の遠くなるような作業なのだろう。  本書はビートルズを語るうえで孤高の一作となるはずだ。 虚飾をすっかり剥ぎ取った、20世紀最大の奇跡に潜む真実が、これを読めば理解されるはずである(当ブログ記事より抜粋)。 この上巻ではビートルズの祖先から遡ってリバプールで人気に火が付き始めたところまでが書いてあります。

  • ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白

    ポール・デュ・ノイヤー: ポール・マッカートニー 告白
    まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。  本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。

  • : レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]

    レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
    全200ページ程度のボリュームのなかで、キャンディーズに関する特集記事は50ページ。 ただし、これが濃い。 全シングル曲、ほぼほとんどのアルバムの解説は当然として、彼女たちの芸能界における歴史から見た考察、コメディエンヌとしての彼女たち、DVD解説など多岐にわたり、キャンディーズが分析されています。 特に圧巻は、レア音源に関する記述。 ここまで調べている読み物には、個人的にはお目にかかったことはありません。 700円。

MUSIC

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
    ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5.1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!

  • 山口 百恵 -

    山口 百恵: ゴールデン☆アイドル 山口百恵(完全生産限定盤)
    全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

  • デイヴ・グルーシン&リー・リトナー -

    デイヴ・グルーシン&リー・リトナー: Two Worlds / Grusin & Ritenour
    NHK朝ドラ 「花子とアン」 で美人のスコット先生が夜な夜な歌い、チビはなチャンがすっかり覚えてしまったイギリス民謡、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド(流れは広く)」。 このアルバムでルネ・フレミングが歌っていたのを思い出しました。 ルネのソプラノはけっして大袈裟でなく上品で、私のとてもお気に入りのソプラノ歌手ですね。 このアルバム自体は全体的にクラシックにギターのリー・リトナーが絡むフュージョンぽいものなのですが、故・黒田恭一サン評するところの、「大人が聴く音楽」。 胸を締め付けるような哀しみと、すべてを包み込むようないたわりに満ちていて、私の人生のなかでも最上位に位置する愛聴盤です。

  • 桜田淳子 -

    桜田淳子: ゴールデン☆ベスト 桜田淳子~シングル・コレクション
    彼女の活動期に発売されたシングルをすべて網羅したベスト盤。 確かに後年のものほど馴染みがありませんが、選曲漏れがないので、彼女の存在とは何だったのか自体に思いが至るベスト盤です。 音も楽器の音像がよくてなかなかいいマスタリングをしている気がします。 2600円程度で推移しています。

  • ザ・ビートルズ -

    ザ・ビートルズ: ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)
    パソコンにUSB端子があり(たいていついてると思います)、パソコンで音楽が聴ける環境をお持ちの人ならば、聴くことができます。 現在のテクノロジーで最もいい音質で聴ける、ビートルズの音楽です。 ただし国内版にもかかわらず、訳詞とか一切なし。 ジャケットもブックレットもパソコンデータ。 純粋に音楽だけ楽しみたい人向けです。 また、曲間にコンマ何秒かのブランクが入ります。 「アビイ・ロード」 のメドレーも同様です。 しかし、音はさすがに、すごい。 大きな音量であればある程、目の前にビートルズが迫ってくる勢いです。 ツヤが違います。

  • The Beatles -

    The Beatles: The Beatles [USB]
    こちら上記の海外版。 内容的には国内版とほぼ一緒なので、値段が安いこちらのほうがいいでしょう。

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